いつの時代も、年寄りや先輩に、若者・新人がいじめられるのは変わりない。

石原慎太郎さんの本を読んでいた。 私の世代からすると、この人は、パーフェクトなおじいちゃんであり、東京都知事だったイメージが強いが、元々は作家である。そして何より、その息子たちの活躍が凄い、家系が凄いというイメージ。 氏の著書を読んでいた。 さすが、芥川賞作家、と唸らされた部分があった。   私は、活字ジャンキー、また、仰々しい言い方をすれば文士として身を立ててきたから、感じることはある。 「これは・・・・」と考えさせられる書き味。 やはり流石である。   少し前のこと。 前任の都知事として、責任を問う、というような感じでウォーキング中の氏をマスコミが追いかける姿を、病院の待合のテレビかなんかを通して見たことがある。   そして、スタジオで、 「この悪態はどうなんだ?」 というような意見もいろいろあった。   ボケ老人とか、なんとか。  

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