東京の夜景にレイプされた。お金が無きゃ、この街では何もできない。

最近知り合った、美容部員のお姉さんがこんなことを言っていた。 『東京住んどったら、地元の友達がきて、東京紹介して〜〜とか言うんだけど、別に何も無い。というか、お金が無いと何もできない。』   すごくわかる。俺も同じことを、若い時に思った。   一度、終電を逃して、夜のオフィス街を、一人でぶらついてたことがある。 たぶん、ハタチぐらいの時だったと思うんだけど、なんていうか、そこには自分が太刀打ちできないようなどデカイ何かが感じられた。 東京は大きくて深いと思った。   それはなんとなく、街の景色から抽象的に感じる感情的な何かだったのだけど。 それを裏付けるかのように、自分の脇をフェラーリが轟音立てて駆け抜けていった。 走る不動産。たぶん、東京だと、地方に比べて異常な頻度で見かける。 そこには、途方も無い値段がついていて、その値段を現実のこととして受け入れきれない

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