生涯独身男性のメリットとは!? デメリットとは!?

生涯独身男性のメリットとは何でしょう?

考えてみました。

まず、結婚したら何が禁じられるのか考えると、配偶者以外との性交渉です。まぁ、世間一般ではバンバン不倫が横行していますが(世の女の子に聴いてみてください、女の子の方が女の不倫情報をたくさん握っています)、基本的には不倫は離婚事由になりますし、色々と責任問題になります。

ところが、結婚しなければ、いくらでも不特定多数とセックスできるでしょう。

男性の性欲はおそらく20代後半あたりから緩やかに低減していくでしょうが、話を聞くところによると、スケベ心はおじいちゃんになっても消えないそうです。

 

それから、無責任ヒーローな生き方もできるでしょう。

ナイチンゲール、マザーテレサ、ヘレンケラーは生涯独身だったそうです。他にも、偉人と呼ばれる人たちには独身者が多いのですが、これは、何らかの偉業を達成しようとエネルギーを仕事に投じることで、家庭がどうしても疎かになってしまいがちという理由でしょう。

アインシュタインが、妻を家政婦のように扱ったと推測できる妻への契約書であったり、漫画家の手塚治虫氏が月に1度しか妻と顔を合わせて食事しなかった話であったり、世の中の偉人には「家庭を顧みなかったストーリー」がめちゃめちゃあります。著名な事業家には、「仕事中心で生きていくんだ」という覚悟があり、その中心を支えられる相手を、恋愛結婚とは程遠い形で絡め取っていたりします。また、有名企業の創業家で育った人の本を読むと、やはり事業というか、社会に向けた活動が中心となって回っていることが読み取れます。

意外と、恋愛結婚というのは庶民の喜びなのかもしれません。

無茶苦茶なことがしたいという人、リスキーなことがしたいという人、いろんなことがしたいという人には、独身のメリットはあるかもしれませんね。「俺は結婚しねぇ」と腹を括った男の人に世間体もクソも無いでしょうから、思い切ったことができると思います。最高に自由人ライフを楽しんでいると思われる高城剛さんも沢尻エリカさんと別れてから、確か独身ですね。

結婚にあたって、お金の支出がどうこうはあまり関係ないでしょう。

支出が出ることよりも、責任やプレッシャーなどで、大幅に可能性が制限されることに問題があるのでは無いでしょうか。わかりやすくいうと、できる仕事や生き方が限られてくるということですね。

もちろん、する相手や形によって変わるでしょうけれど。

重要なポイントは、結婚生活を歩んでいくとなると、基本的には、ある程度、義務というか、毎月安定した稼ぎをもたらさなければならないというプレッシャー、責任のようなものがついて回ります。もちろん、理解があるパターンや、逆に支えてもらうパターンもあるかもしれません。

私はアメリカの自己啓発本をたくさん読みましたが、家賃や水道光熱費が払えなくなり、家族を引き連れて友人の家の地下に住まわせてもらった人の話や、車移動型のホームレスになった夫婦の話など、たくさんの苦労エピソードがありましたが、一般的な結婚スタイルではこれは許容されないでしょう。周りからの目線というか、意見もかなり厳しくなるはずです。

極論、一人なら、好きなように好き勝手生きることは可能です。

というか、様々なチャレンジができるわけですね。

 

私の友人に、「男は結婚さえしなければ人生、何とでもなる」という謎の発言をしている人がいるのですが、これもまた一抹の真実かと思います。面白い生き方をしたい、自分の可能性を極限まで探ってみたい、冒険がしたい、やりたいことがある、人生を賭けてみたいことがあるという場合、フットワークが軽いことは有利だと思います。

 

それから、人間関係に拘束されない、というのもあるのではないでしょうか。結婚をすると、当然のことながら当事者のカップルのことばかりではなくて、相手方の家族との関わりも出てきます。これからは絶対に逃げられないはずです。相手の家族の中で起こった事情は、必ず、いろいろとグルグルして、回ってくるはず。

親戚付き合いというのは、誰もが生まれた時点で持っているものですが、結婚をすることによってこれが2乗になります。今の世の中では、介護の問題もありますが、これも2乗になるかもしれません。上流階級同士の結婚であれば良いでしょうが、もし、結婚相手の家系に何かしらの問題があるとか、経済的に難があるとなればこれもやはり何かしらの影響があるはずです。

もちろん、自分自身の家系に問題がある場合にも、それを連鎖させないという意味で有効的かもしれません。自分の家の問題を、内々にとどめておく。他人や次の世代に受け継がないという選択ですね。

 

それと、結婚の価値観の変化、というのもあるかもしれません。

インターネットの書き込みで、こんなものがありました。

よくがんばってきましたね。
29歳って生まれてからほぼずっと不景気ですもんね、おそらく。
バブル世代の私が自分の車を最初に持ったのは大学生でした。ほんとすみません。
大きな子供がふたりいる働く主婦ですが、今ほど既婚の男が幸せそうに見えない時代はないと思うわー。
女がひどすぎる、皆わがままで自分勝手です。
働きたくないけど家事もしたくない、義理の親とは付き合いたくない、でしょ。
なので一生独身でもなんら困らないどころか、むしろ無駄なストレスがないと思う。
でも結婚でラッキーもないではないので、選ばれる男になる努力はしてもいいんじゃない。
美人で料理のうまい資産家の娘さんと結婚したらそりゃ色々いいことあるよー。(2017)

ほうほう。なるほど。

これが本当かどうかはさておき、少し年代がズレている人の意見は参考になるかもしれません。時代によって、結婚の価値観は違います。たいていの人が結婚について焦る場合というのは、同級生が結婚した、人の結婚式に参加した、グループラインで一人だけ取り残されたとかそういうものでしょうけれど、言ってみればそれは、結婚適齢期の中で、周りが幸せの最高瞬間風速をビュンビュン達成している段階であるわけです。しかし、一回り上の人、二回り上の人なんかを見たり、話したりするとまた別の視点が持てるかもしれません。結婚とは何ですか?ということを、90代、80代、70代、60代、50代、40代、30代、20代・・・・と聴いて回ってみるのは面白いかもしれません。日本の経済史と照らし合わせながら。

私のお友達にアラフォーの女性がいて、とっても良くしてもらってるんですけれど、

最近の20代の女は何考えてんの?

みたいな感じで、めちゃめちゃ根掘り葉掘り聞いてきます。ちなみに彼女のアドバイスとしては、「結婚で当たりが引ける確率はとっても少ない。女の私が言うのもあれだけれど、周りを見る限り、結婚したら大抵女がロクデモナイ感じになっている。結婚したいのなら、とにかく粘って粘って、最後の最後にいい歳になってからしなさい。」という謎のアドバイスをよくもらいます。

私個人の結婚に対するスタンスは、「どうでもいい」「大して考えたことがない」という感じで、そもそも「ナニソレ」ぐらいのテキトーな感覚ですが、時代性、というのは一つ、大きいかもしれませんね。昔であれば、「して当たり前!」「絶対!」みたいな空気があったわけです。つまり、自分がどうこうというよりも、社会がどうなのか、そして世の中の人がどう考えているのか、ってのは大きなポイントでしょう。この背景には、世の中のテクノロジーとか、時代情勢・経済情勢とか、そういうものもあると思います。そもそも、結婚なんてものは自分一人でどうこうなる問題ではなくて、ある程度、自分以外のものが関係してくる世界です。それを拡大すれば、社会情勢や時代性にも翻弄されるもの、では無いのでしょうか。

自分がついている仕事が何か、自分の行動範囲はどうなっているのか、自分の周りにどんな人がいるのかによっても、どういう縁が転がってくるのか、どういう考えに至るのかというのは変わると思います。

 

私個人の見解としては、やはり、サラリーマンの場合は結婚した方が良いという風潮があると思います。というのは、会社側が結婚させたがるのです。独身者と比べて、既婚者は簡単に逃げませんからね。家族がいるため、逃げずに働くのです。また、管理職に人を引き上げる際、部下のマネジメントを考えた上では、独身よりも既婚者の方がマネジメントに向いているという判断もあると聴きます。

そもそも論、ネットの書き込みなどを見てもわかるように、若い世代を中心に上を見上げて、「独身はかわいそう」「独身は何か問題あり」というような空気があるかもしれません。会社員の場合は、結婚しているのが普通という感じの空気はあります。それは何となくわかります。サラリーマン生活の場合、結婚でもしないと毎日やりがいがないというか、面白みが無いのでは。毎月安定した給与があるメリットの代わりに、様々なつまらないことを受け入れているのですから、せめて家庭と接続した方が、幸福になりそうな気はします。私は昔から思っているのですが、サラリーマンは結婚向きの進路だと思います。

 

では、デメリットについて考えて見ましょう。

まず真っ先に考えられるのが、偏見があるということです。間違いなく、何かしらの偏見の目で見られることになるはずです。特殊な職業をしていたり、大都市圏に住んでいたり、特別な人として見られていたら別でしょうけれども、既婚者がわんさかいるサラリーマン世界で、独身としてポツリとしていたら、そりゃー、何かしらそういう目で見られてもおかしくは無いかもしれません。やっぱり、どの世代でも、独身者に対する偏見はあるものです。それを取り除くためにわざわざ結婚してみる人もいるぐらいですから。

それから、「経験を失う」ということです。素晴らしい経験を失うということですね。やってみないとわからないことはたくさんあります。特別な体験ができることは間違いないでしょうからね。結婚をすることで人として成長できることもあるはずです。

それから、よく言われるのが孤独、というやつです。寂しくて結婚する人が多いわけですから、老後のことなどを考えれば、やはり、独り身というのはその点で悲しくなるかもしれません。周りが、家庭に関して幸せな話題で持ちきりの中、疎外感を感じることでしょう。ふと、年老いていった時に、すっかり心と体が弱くなった自分が、過去の判断を後悔することはあり得ます。ああ、しておけばよかった、と。

あと、子供ですね。子供を持つというのは素晴らしい体験でしょう。素晴らしいことでしょう。これが無い人生というのは、あまりに寂しいものであり、空虚なものなのかもしれません。温かい家族を持つ、家族のために頑張るという日常は、それはそれは輝かしいものだと思います。

何より、一度やってみればいいものを、やらないことによって後悔するリスクを抱えて歳をとってしまうという問題があります。一度やってみて、ダメだと思えば別れてしまえば良い。しかし、それをやらずして結婚をしないということは未知のものを未知のままほったらかしにすることです。せめて、同棲とかは経験しておくと良いかもしれません。女性向けの結婚コンテンツに、「同棲を長くするとナァナァになって結婚できなくなってしまう!」というものがありますが、見方を変えれば、同棲を経験することによって擬似的な結婚生活体験ができるということです。それから、兄弟姉妹がいる人は、甥っ子・姪っ子の世話でもしてみると良いでしょう。兄弟姉妹から話を聞いて、どんなものなのかというのを体験できると思います。

最近、スポーツ用品店に行ったのですが、そこでふと思いました。スポーツ大好きな人は、子供にスポーツをさせたい、一緒にスポーツをしたいと思う人が多いです。いつの時代も、男は子供とキャッチボールがしたいみたいな夢を描く人が多いですね。子供がいれば、子供と一緒に何かができるわけです。そこにはまた、特別な体験があります。一般的に男性は、子供が言葉を使って話すようになったり、知性を持つようになって初めて、子育ての喜びを知ると言われています。子供が大きくなって、一緒にできることが増えていき、たくさん遊んでいっぱい思い出を作っていくというのは、とっても感動的だと思います。子供とスポーツ、子供とレジャー、子供とゲーム、素晴らしいじゃないですか。勉強を教えたり、応援したり、支えたりというのも特別な体験だと思います。

 

さて。

ここまで色々と述べてきましたが、私は、結婚というのは、

  • 自分のDNAを継ぐ
  • 自分の家系を連鎖させる(自分の親が結婚相手や子供にとっての関係者になる)
  • 新しい家族が増える
  • 生まれも育ちも考えも違う相手と一緒になる

という意味で、自分の意志以外の要素に翻弄されるものでもあると思います。そして、何より経済情勢・国家情勢です。経済がどうあるのか、国家がどうあるのか、そして地域行政がどうあるのかも大きな影響があると思います。自分が育ってきた数十年と、これからの数十年は違うわけです。

忘れがちですが、私たちは、「運命」に翻弄されている存在でもあると思います。

成るように成るという言葉がありますが、意外と、結婚の類のことは、運命的なことなのかもしれません。自然の流れというか、成り行きが関係しているものなのかもしれません。それは、自分という人間を特別に好んだ相手によって大きく(自分の思想も含めて)左右されるようなことに出会うかもしれない、という意味でですね。人生は出会いと別れの連続ですし、どこで何があるのかもわかりません。

 

あんまり考えない、あんまり悩まない、運命に身を委ねる、というスタンスでいても面白いと思います。

どうしてもしたい人は、若いうちから計画にします。時に、ブルドーザーのような強引さで事を進めます。早い人は早いうちから相手を見つけて、早いうちに結婚します。21歳ぐらいで結婚してるのはゴロゴロいるわけです。10代後半で結婚している人もいます。する人は学生結婚でもなんでもします。強烈なモチベーションが無いという場合は、それもそれで事実なのですから、それを受け止めて生きてみてはどうでしょうか。

恋愛を続ける過程で、いろんな人と出会い、恋をして、考えが変わっていく事もあると思います。

今の世の中では、恋愛結婚が主流ですから、結婚のメリット・デメリットを考える前に、まずは恋愛をする事、相手を見つけることが大事かもしれません。相手というか、具体的な人を前にしない段階で、メリット・デメリットを考えることは無意味かもしれません。

 


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。