石売ってフェラーリ乗れるようになるっていう話

私ね、古今東西の商売事情を調べるのが好きなんですけど、世の中、本当に面白い事例があって。

知ってます?石売ってフェラーリ乗るレベルの金持ちになった人とかいるんですよ、国内に!(まぁ、フェラーリはサラリーマンでも買えるんですけど、でもすごくないですか??)

宝石とかじゃなくて、普通に、安価なアクセサリー用の石ですね。

昔の話とかじゃなくて、現代の話。今の話。

関西の方だと技術系の企業、関東の方だと名だたる大企業とかが有名だったりしますが、地方の方だと本当に面白いユニークなビジネス事例があったりしていつも驚かされます。大資本、大手が手を出さない領域ですね。こういう情報って、ちゃんとリサーチしていかないと見つからないです、なかなか。

 

占いで財を築いた人、マジシャン稼業・大道芸人で稼ぐ人、アクセサリー・雑貨ビジネスで稼ぐ人、倹約コンサルタント、自分でつくった服をオンライン直販で売る人、心理カウンセラー、セラピスト、語学講師、家庭教師、ペットのしつけノウハウコーチ、楽器演奏のノウハウ販売・・・・世の中には、そういうジャンルでコッソリ大きく稼いでいる人が結構います。

私の知人で、百貨店の店員がいるんですけど、(本当は部外者に教えちゃダメらしいんですが)驚くべきものが、驚くべき価格で、驚くべき数量売れた話とか教えてくれるんですが、いつもビックリします。えー、そんなものがそれだけ売れるの!みたいな。

 

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あ、余談ですけどそういう意味わからない事例を知りたいならこの本、オススメ。

酸素売るとか、動物の糞で出来たナンちゃらを売るとか、謎な事例が載ってて面白かったですよ。非常識なものが非常識な値段で売れる世界の話が色々と。

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服屋さんとかも、店長さんと仲良くなると商品別の売り上げ傾向とかコッソリ聞けちゃったりするんですが(こういうのは本当はマーケティング的にコンフィデンシャルな情報なので秘匿性が高いんですけど)、ビビります、意外すぎて。

 

昔、10代だった頃、30代のキャバクラのお姉さんに、

30過ぎるとお花のプレゼントが嬉しくなる

っていう話を聞いたことがあります。彼女いわく、昔は「お花なんかもらってどうするんだよ〜(ブランド物のバックくれよ〜)」とか思ってた頃があったそうです。でも、歳を重ねるにつれ、お花が本当に嬉しくなるんだそうです。逆にバッグとか服とかそういう割と実用的なものへの喜びが薄くなる、、、、、と。

確かに、私も昔思ってましたもん。プレゼントの花ってどこに需要あんの?もらうだけ困らない?ってね。

でも、歳を重ねるに連れて、なんとなくその気持ちがわかる境地に達しました。

 

日本の若い女性に大輪の花を渡しても「へ?」ってなるかもしれませんが、これが30代とかになって来ると話は別ですよ〜、きっと。人によるけど。加齢によって価値認識が変わるってのは結構、面白い話だと思いませんか。

(30代になると好みの男性のタイプについて、「ギャンブルしない男」とか「美味しそうにたくさん食べる人」とか「思いやりがある人」とかリアルなこと言い出す人増えますからね。笑。20代前半とかだと「イケメン!」とか「大人な人!」とか「金持ち!」とかだったりしますけど。笑。こういう話も面白い。)

 

20代半ばを折り返して、姉とか妹とかが結婚して出産して、その子供を溺愛している人とかいますよね。もう、若くして、完全に叔母ちゃん精神発揮している人。早い人だと、23歳、24歳ぐらいから顔が「THE・叔母さんの笑顔」になっている人とかいますけど、甥と姪に超お金を使っている人とかいます。まだまだ若いのに、発想様式が完全に親戚のおばちゃんになっているヤングガールとかいますよね。

 

甥と姪にお金を貢ぐのが生きがい、とか言って、自分の稼ぎの大半をそこに使って、自分自身は週末の夜に男漁りに出かけるわけでもなく、テレビの前であぐらかいて、高校時代の部活着着て、ピーナッツかじりつつ温めたゆず酒とか呑んでいる23歳とかいますからね。老け込むの早くね?みたいな。

 

人って面白い。

タイプの違いはありますが、貢ぐことで幸せを感じている人って老若男女結構いると思いますよ。

 

歳を重ねるに連れ、趣味趣向が変わる経験って誰もが持っていると思うんです。昔良いなぁと思って買った服があんまり価値を感じないようになったり、昔は意味がわからなかった創作物の意味がわかるようになって感動し、どハマりするようになったり。

自分自身でさえ、時間の流れにより「何に価値を見出すのか」は移ろうのだから、他人と自分の差異なんて大きく存在して当然だと思いません?

自分の五感で、他人の価値感性がパーフェクトに理解できるなんてことはあり得ませんよ。

 

私はアイドルに貢いだ経験がそれほど無いのですが(これからハマるかもしれません)、アイドルのパフォーマンス目当てに群がっている男女ってたくさんいて、莫大なマネーが動いています。実際、知人・友人にそういう人います。お気に入りのアイドルにすごいお金を使っている人たち。ファンクラブ、グッズ、ライブにすごいお金を使う人たち。

 

他人と接して、何にお金をかけているのか、聞いてみてください。何にお金と時間を使っているのかを聞くと、非常に興味深い情報が得られる。

釣りのアイテムにすごい金かける人、ゴルフにお金かける人、玩具にお金をかける人、カメラにお金をかける人、アウトドア用品にお金かける人、めちゃめちゃ風俗行く人、ぬいぐるみとかシルバニアファミリーとか集める人、超洋服買っちゃう人、おいしいものに金を使いまくる人、習い事マニア、資格マニア、車マニア、バイクマニア・・・・・・・

本当にいろんな人がいる。

 

他人から影響を受ける、教育されるパターンもありますよね。

女性にスイーツの店を誘われ、連れまわされて、「おいしいでしょ?」とか「これよくね?」みたいな感じでグリグリとセールスされるわけです。すると、そのうち自分も「いいかも」って思い始めてしまう。結構、人の趣味趣向ってこんな感じで伝染しますよね。女なのに、男勝りの趣味とか趣向持っている人って元彼の影響を受けていたりしますから。

思えば私も、今の今に至ってやたらお金を使っていることとか、興味・情熱が向いていることって人からの伝染だったりしますね。

 

さて。私、

大学生の男女が、電車に間に合わせるために笑顔で一生懸命走る姿

を見て、ちょっとウルっと来ちゃうことがあります。そこに、青春を感じてしまうんです。もう、自分には絶対手に入れることができない、若さのようなものを感じて、いいなぁ、羨ましいなぁ、と。そして、そこにすごく価値を感じる。

 

この前、自販機で飲み物を買おうとしたら、大学生とおぼしき爽やかなカップルが自販機の前にいて、

「どうぞどうぞ!」

って笑顔で譲ってくれたんですよね。それで、私、「え!?」って思って、

「いやいや、どうぞどうぞ!」

ってやったら、

「あ、今考えているんで、大丈夫なんですよ!すいません!!」

みたいな感じで、非常に丁寧に譲ってくれたんですが、この二人がすっごい幸せそうにニッコニコしてたんですよね。何飲む〜?みたいな会話をこの二人、のほほんとしてるんですが、超微笑ましくて。

この二人がなんというか、同じような空気を醸し出していて、良い一体感なんですね。育ちの良さそうないい感じのお若い男女。相当お似合いなカップルなんですよ。

超好印象な感じ。

誰からも応援されそうな雰囲気を出している若々しいカップル。

なんかめちゃめちゃ幸せな気分をもらった

んですけど、この逸話を最近、23歳の女の子にしたら「時々思うんだけど、おじいちゃんみたいなこと言うよね?大して歳変わらないでしょ?大丈夫?」って心配されました。

もちろん、そんな感情は数年前までは無かったんですけど、これも一種の変化でしょうね、自分の中で。

多分、こういう心境を持っているおじさん・おばさんが、ノスタルジックな気分に浸るために青春アニメ、映画、ジブリ作品、青春の投影であるバイク・復刻版の車とかを消費するんだと思うんですよね。あるいはJDのパパ(シュガーダディ的な)になったり。女子大生に身体を求めずただただ話相手になってもらうためにお小遣い渡しているおじさんとかいるでしょ。

風俗嬢とかに話を聞くと、口説き目的とか一切なしで、マジで指一本触れずに話だけ聞いて欲しくて来る人とかいるらしいですからね。もう、もはや、人が何に価値を感じてどういうお金の使い方をするのか・・・・なんてのはカオスです。

 

知人が、若い世代を応援するVC(ベンチャーキャピタリスト)の心理と、ダメンズに金を貢ぐ女性の心理は近いという謎な持論を話していたのですが、確かにそれは無視できないお話で、世の中には自分の欲をダイレクトに満たすというより他者を通して満たすみたいな心境に至っている人っていたりするんです。球団とかサッカーチームの熱狂的サポーターなんかはまさにソレだったりします。

 

商売の奥の深さとはすなわち、人間の面白さでもあるんです。

世の中、良い意味で意味わからない謎な人間とかいっぱいいるんですから、それに応じて意味わからない謎な商売がいっぱいあるのは当然といえるでしょう。

 

成熟した経済下では、必需品なんかは行き渡っていて、だからこそ売れているものとかって旧来的な常識では考えられない「謎なもの」とか本当多いですからね!謎なイベント、謎な体験、謎な人、謎なサービス、謎な場・・・・・・・・本当に、変なものが売れている。

遊びみたいな仕事もたくさんあるでしょう。

 

たくさん恋してみましょう。

ハマってみましょう。

熱狂してみましょう。

好きになってみましょう。

欲望をビンビンに駆り立てられてみましょう。

 

そういう経験があればあるほど、視野は広がります。ヒントがあるはずです。

人生の質とは感情の質ですが、感情が色鮮やかになる体験、商品、サービスっていうのは世の中に存在します。そして、そういうのは大体、熱狂的な支持を受けているものです。人の人生を豊かにしている。元気にしている。

そして、世の中には変な人間がいっぱいいます。個性が溢れている人間がいっぱいいます。すると、その分だけ、面白い世界観がこの世界に存在しているということになるのです。

 


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。