社会インフラとしてのクレジットカードの歴史

第二次世界大戦後。 1950年代のアメリカは消費ブームに沸いていた。 多くの信販会社が生まれ、消費者は月賦で物を買うということに関わりを強くしていった。 ただし、多くの別個の信販カードと、毎月送られている大量の請求書が消費者側の利便性を損ねていた。 そこで、汎用性の高い一括型の「クレジットカード」が必要とされるようになったというわけ。   50年にダイナーズクラブがニューヨークでスタートさせて以来、十数の銀行がクレカ事業に参入。しかしどこもうまくいっておらず、バンク・オブ・アメリカの参入が最初の大規模参入だった。   バンク・オブ・アメリカは、初期はコケます。滞納者の予想は4%であったのに対して実際は22%にものぼり、大量のクレジットカード詐欺に見舞われて720億円の損失を計上。 ひゃー。   クレジットカードも最初は大変だったのね。 まぁ、当たり前か。 &n

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

既存ユーザのログイン
   
新規ユーザー登録
*必須項目