西園寺の情報商材論 ④ 出版業は都会人が田舎者を啓発している。情報商材は田舎者が田舎者を啓発していた。現代の情報商材は都会人が都会人を啓発している。

西園寺の情報商材論 ④ 出版業は都会人が田舎者を啓発している。情報商材は田舎者が田舎者を啓発していた。現代の情報商材は都会人が都会人を啓発している。

 

 

出版社は異常なほどに神保町に集積している。

小学館、集英社、有斐閣、中央経済社あたりは同じ景色の中に入る距離にある。

 

メディアは、都会に集積する。

 

 

出版は、基本的に、都会人が田舎者・地方民を啓発していた。いわば、強者が弱者を啓発していたのだ。ビジネス書はプロフィールを見ればわかるけど、たいていが有名大学卒業者が書いている。

これに対して、情報商材というのは、田舎者・地方民が、同じような人種を啓発していた。弱者が弱者を啓発する構図だ。よって、インターネットでは、「あなたと同じ立場だった私が今となっては・・・・」というのがテンプレのようなフォーマットになった。これがネットでレスポンスが取れる型なのである。

 

 

しかし、現在、

情報商材はより都会的・強者的になった。

 

在京イケメンナンパ師が、ただイケメンなだけの同世代をnoteで励ましている。

在京高学歴エリートの成功者が、在京高学歴エリートで将来性がある人間をサロンで励ましている。

 

 

そして出版業は全体的に傾いている。

 

 

今、地方民・田舎者・弱者はどこに行ったかというと、SNS・youtubeに行った。そしてこれは、「無料を求める現象」となった。アテンションさえ集めれば金になる構造が生まれてしまった。逆に、課金構造は、「それなりの相手にそれなりの相手が販売する」というものになった。教育は格差拡大装置、というのは福沢諭吉の言であり慶應はそれを体現しているといえるが、これに近いものになりつつある。

 

 

今、きっと、

田舎者、弱者が希望を見出せるオポチュニティが枯渇している。

今、絶好のタイミング。

 

 

マグマは溜まっている。

次、何か、ここを起点に広がっていくバーチャルなビジネスがあるはずだ。

ただし、それは中央集権的なものではなくなるかもしれない。各々がネットを通してインフルエンサーもどきになり、エロを売り、特別なターゲットにパパ活をしてみたり、その延長でコンテンツを販売してみたり。あるいは「闇バイト」的な現象も新しい兆候の一つで、やがて鬱憤が溜まっている層や下層に沈殿している層を人材として活用するような新しい動きが生まれてくるかもしれない。

 

そういうベクトルを見極めて、それに類似するような発信者を見つけて、フォローしておく。すると新しい未来が見えてくるかもしれない。

 

「弱者ブランディング」をして、奢られて生きている人だったり、投げ銭で生きているタイプも新種だと思う。

「ネタになりさえすれば良い」「バズりさえすれば良い」「投げ銭したいと思われる振る舞いさえできれば良い」という動きはどう考えても新しい。

 

今後、世の中は、

「意識高いビジネス書」

を読むのではなく、

「意識低いビジネス書」

を読むひろゆき的な現象を通り越して、むしろ、

ネットで自分と同じか、自分の下を見て安心したがる。

 

おじさんの普通の暮らしとか、

ダメな婚活負け組おばさんの実態とか、

死にそうな社畜の動画を見て、心を癒し、つながる。

 

そういうものを求めていく。

 

 

 

痴態や弱みを晒したもの勝ちだ。

弱者の時代が来ている。

 

 


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。