@4 300円を100万人に売るか、100万円を300人に売るか

あいつを見返してやりたい。

そういう気持ちを持つのは大事だ。

でも、見返すのなら、相応の実力をつけて見返したいところ。

あなたには、見返してやりたい人がいる?

 

 

 

【お金】

お金の話。

だんだん、本格的な話になってきた。

 

さぁ、今回からいよいよ、具体的になってくる。

ズバリ、

「300円を100万人に売る商売か?」

それとも、

「100万円を300人に売る商売か?」

だ。

 

あなたは、どっちが難しいと思う・・・・・?

 

考えてみて欲しい。

私は、基本的にどちらも「難易度は同じ」だと思う。原理としては、どうやってニーズを捉えていくかでしかない。

ただ、やりやすさとしては、後者だと思っている。

 

資本主義社会では、ゼロイチを越えることが重要だ。

イチとは、換金すること。

 

つまり、「有料」でものを売れないのなら、生きるのが難しくなってくる。

無料でやります!なら、誰でもある程度集客に成功するだろう。

(無料でばらまいても人を呼べないのはかなり辛い・・・・)

 

自分がやりやすいスタイルを考えてみて欲しい。

基本的には、

「安い」

ほど、売る難易度は低くなると思う。

 

日本人は1億2000万人ぐらいいる。

だから、全員から1円集めれば1億円は超えてしまう。

 

10円玉は、子供でもお年寄りでも誰でも持っている。

これを100万人から集めたら1000万円になってしまう。

 

さぁ。考えてみよう。

 

一般的働き方は、稼ぎをシェアする人が多すぎるから限界があるんだ。

独立する人が稼げるのは、取り分を独り占めできるか、配分を決められるからだ。

だから吉本芸人は薄給で、武井壮はリッチなんだ。

 

集金の経験を何歳でするか?で人生観は変わる。

 

例えばリア充の大学生は、

イベントなどを主催し、一人3000円を徴収して100人集め、

ドリンク・フードと、出会いの機会、パフォーマンス・イベントをセッティングしたりする。

 

こういうことをしている子は全国各地にいると思う。

私の同級生にもいた。

 

一人あたり、1000円をピンハネすれば、

「1000円×100人=10万円」を得ることができる。

 

商才のある学生は、

これを月2回やるだけで、

「遊びながら月20万円」の収入を得てしまう。

 

ポイントは、月2回、少し働く(しかも遊びの延長)だけで良いってことだ。

おまけに時間もたっぷり余ってしまう。

だから、勉強も効率的にできてしまう・・・・、っていうカラクリ。

 

テイク&ギヴニーズの野尻社長なんかは学生起業の経験者だ。

元大阪市長の橋下さんも、
学生時代に革ジャンの転売をしている。

不渡り手形を摑まされたことをきっかけに
商法・手形法の勉強をした。それが司法試験の勉強にも繋がった。

つまり、入り口がそもそも「商人」なんだ。

後の経済的成功は説明する必要ないと思う。

 

余談。弁護士に関しては、受かる人間の中でもエリート中のエリートが大手法律事務所に行く。そこで大企業が絡む大きな案件を扱う。つまり、ビッグマネーの世界。

それ以外の人たちは?

離婚とか揉め事系。でも大きなマネーが動くわけではないと思う。そもそもすでに先行者がガッチリ基盤を築いているであろう。

アディーレなんかは、商才のある創業者がマーケティングと、オペレーションの仕組み化を武器にしてどんどん肥大化したビジネスだった。

よく、医者とか弁護士が「儲かる職業」だと言われているけれど、平均値を引き上げているのは、医者なら開業医、ビッグマネー案件を扱う人たちだと思う。

 

つまり、どこ行っても商魂は試されるんだ。

 

外資系コンサルティングファームなども、コンサルとしての実務技量・ワークレベルが問われるのはある程度の階層までて、上位層は「客が呼べるかどうか?」だと言われている。

つまり、ご指名客がいるか。太客がいるかどうか。

 

民間の世界で生きようとする限り、そこからは避けられない。

稼ぐ。

その経験値を得ることが大事だと思う。

 

日本では、どうしても、「商魂」が毛嫌いされてしまう。

でも、海外なんかは、たくましい。

東南アジアの商店で、巧みなセールスを食らったことがある人は少なくないと思う。

 

スペインのバルセロナなんかは、路上パフォーマンスで、お金をもらおうとしている人で溢れてる。

バルセロナはアートの街だ。

リフティングやギターの演奏、ジャグリングなどで日銭を稼ぐ人がゴロゴロいる。何かあっても、芸で食えば良いという感覚の人は少なくない。

 

日本は、アートや芸を無料だと思う人で溢れている。

コンテンツや情報、知的財産、サービスにリスペクトしない人が少なくない。

 

アリとキリギリスという話がある。

 

キリギリスは夏にバカンスして、ギター弾いて、遊び呆けていた。

その横で、アリはせっせと餌を溜め込んでいた。

 

冬になって、食料に困ったアリは死にました・・・・・。

ちゃんちゃん。

 

日本人はこの話が大好きだ。

国民的に愛されていると言っていい。

国民の琴線に触れる話だ。

 

・・・・・・現実をお教えしよう。

 

一般には、

「遊ばずせっせと貯金したアリが最後に報われました」

という話で知られている。

 

日本人はこのストーリーを信じている。

このストーリー的生き方を信じている。

だから、皆、「アリ」のように生きている。

 

ところが、このストーリーには一般に知られていないオチがあるんだ。

実は、キリギリスは散々遊んでいた時に身につけた経験・スキルを用いて、パフォーマーに転身したんだ。すると、たくさんのお客さんが寄ってきて、マネタイズに成功してしまった、という話。

 

一瞬にして、アリはキリギリスに抜かされたんだよ。

実は、これが真実。

 

「眠れる森の美女」も、キスで起こされたんじゃない。

レイプされて起こされたんだ。

 

桃太郎も桃から生まれたんじゃない。

桃を食って若返ったおばあさんとおじいさんが、発情してセックスし、できた子供が桃太郎。

 

・・・・・・。

 

(いや、冗談じゃなくて、本当にそうなんだ)

 

 

・・・・一生懸命勉強し、いい学校に行き、いい会社に行け。

上司に叱られながら仕事を覚え、昇進し、結婚し、子供を産み、退職金をもらって豊かな老後を送れ。

 

・・・・・・間違っていません。

 

ただ、私はそれ以外が「あってもいい」と思った。

特に自分の人生には。

 

 

 

【時間】

 

世の中には目立たない起業をしている人たちがいる。

つまり、商魂たくましく生きている人たちだ。

 

当たり前だけれど、引かれたレールを外れれば、自分で稼ぐ他、道は無い。

日本の戦後の動乱期には、闇市が栄えたという。

ソフトバンクの孫社長は、戸籍の無い「無番地」出身で、親は密造酒製造をしていたらしい。

 

日本は規制でがんじがらめになっている領域が多い。

だから、時折、商魂たくましい人はつまづいてしまう。

 

とはいえ、稼ぐという精神は大事。

 

少し学歴がある学生で、商才がある人は、
雇われではなくフリーの家庭教師として上手な営業活動を行ったりする。

例えば成城なんかで、個別指導する優良客を掴み、
短期間でサクッと稼いだりする。

おまけにご飯なんかも奢ってもらえる。

 

大切なのはコミュニケーション能力と営業能力だね。

 

商魂と商才がある人は、大学に行かないか、大学に入っても廃人化している人が多い。著名な起業家たちには輝かしい学歴が並ぶけれど、あれは目立つ起業だけ。

実は、商才がある人間には共通点がある。

 

学校教育にオサラバ、しているということ。

そもそも、日本の学校教育は労働者になるための思想教育が混入しているように思う。それと、学徒のお作法は現実社会で致命的だ。ディベートなんか実社会でやれば嫌われるだけ。人との会話において、「エビデンス」「客観性」「懐疑主義」「批判主義」みたいなものを持ち込んで、「質問」を「問題文」と勘違いするようになれば、ちと苦しい。

特に、勉強しすぎると、女の子の言葉が問題文に思えるけれど、
まず翻訳かけるところからスタートしないといけない。

脱がせている時に、「いやっ////ダメっ///」って言われたら、
本当に止まるようになるとやっていけない。

 

だから、部活やれと大人はうるさいのだろう。

顧問の先生に、

「帰れ!!!!!!!!」

と言われたら、

「うーん、マジで帰ったら余計に殺されるよね・・・・」

とか悩んだ経験が思いの外、役に立っている。

 

モンスターペアレント問題とか、よくわからない。

モンスターティーチャーしか見てきてないぞ、俺は。

小3の担任は、校長の文句を言いながら黒板を殴ってたからな。

「死ねクソ校長!!」って言いながら。

(えっ、、、やばく無い?俺たち殺されない、、、?って休憩時間にヒソヒソ話を友達とした)

中学の先生はマイクで人の頭殴ってたぞ。俺何回殴られたかな、、、、1、、、、2、、、、3、、、、、4、、、、、

 

ガッコの先生、理不尽な暴君しか見て来てないけど・・・・。笑

 

議論しろと煽られるのは大学だけ。

人心をテーマにした営業本には「議論するな」と書いてある。

 

少しバイトでもすれば、
ヒッチハイクでもすれば、
ナンパでもすればわかってしまう。

 

つまり、こう。

大学に入って廃人化したら、
とりあえずバイトをする。

お金を稼ぐために社会に揉まれる。

バイトしたり、ナンパしたり、ヒッチハイクをしたりする中で、コミュニケーションを学ぶ。

 

大学に行かず、高校・中学でドロップアウトして、

後に成功する人も結局、社会で揉まれている。

 

コミュニケーションしてる。

 

ちなみに私は。

 

同級生が、「微分・積分・いい気分」している間、

何をしていたのかというと、飲食の経営を教えてもらっていた。

お偉いさんが水商売にも一枚噛んでたから、そこらへんについても教えてもらってた。

 

飲食は末端で働くと辛い。

でも、「ビジネス」としては実は、トップクラスに難易度が高い。

 

それを、若くして一代で成功させ、ある程度チェーン店化させた
地方の飲食ベンチャー。

そこで、お偉いさんに揉まれながら、いろんなことを教えてもらった。

 

かなり良いことたくさん聞いたと思う。

 

「客単価上げろ」という命令を受けて、
現場レベルでどうしたら客単価が上がるのか、
というのを考えていた。

飲食の注文なんてノリとテンション。

極端な話、ちょっとしたことで売上は跳ねる。

メニュー表とか。

注文のビッグデータに基づくレコメンドとか。

現場レベルの些細な所作で跳ねる。

 

もし貴方が、大学とか行けるお金なくて、
飲食で働いているようなフリーターなら希望を持って欲しい。

どこでもやれることはあるはずだ。

 

ーーーー

「マックジョブ」とか「コンビニ店員」とかって揶揄されがちだけれど、マクドナルドや日本のコンビニエンスストアは、神がかった経営・オペレーションがなされている。

私がマック店員、コンビニ店員になったら、メモ帳持って走り回るだろう。

ノウハウの宝庫=金儲けの宝庫である。

あなたがどこかでお勤めをしているのならば、そこはお金儲け情報の宝庫である。

ーーーー

 

 

飲食に関して。超大手なら話は別だけれど、
オーナーカリスマ経営者の手腕で大きくなってる、
「ちょっとオシャレ系飲食チェーン」とかなら、
学ぶことが超ある。

そもそも、飲食には、ドップリ浸かれば

  • 労働者として働くならスーパーブラック労働環境とは何かを学べる
  • 長時間労働とはまさにこれだ!というのを学べる
  • 客に頭下げるスピリッツを学べる
  • 怖い上司にしごかれる経験が積める
  • 職場いじめとセクハラ、仕事で鬱になるとはどういうことかを学べる
  • 居酒屋甲子園まがいの洗脳的イベントに参加させられそうになったり、それに感化されたお偉いさんの方針で、職場で謎の体育祭テンションに洗脳させられる経験が味わえる
  • 経営としては、非常に激しい競争環境を体験できる
  • 外食産業なんて、同じカテゴリーだけではなく、他の外食はもちろん、中食、内食とも競争してて、景気の影響をモロに受ける上に景気の影響もモロに食らうために「常軌を逸した競争」を体感できる
  • 質の悪い客から質の良い客までいろんなパターンが見れる(多種のチェーン展開している会社なら)
  • 業態開発、店舗企画、商品企画、内装や外装の作り方(インテリアデザイン系)から、不動産のノウハウ、仕入れ業者との関係性、棚卸しの管理、ブランド力など、「商売のイロハ」は全部学べる
  • 原価と利益の商品別構造を学べる
  • 頻出注文、ロングテールなど商品・商材の出方が学べる
  • 店のコンセプト力が強いと、建築とか木材、カラーコーディネートとか、看板、ガラス、畳、障子、和服、伝統工芸、壺、焼き物、陶芸、甲冑、刀、噴水、ユニフォーム製造、などの関連知識がボンボン入ってくる
  • ホ●ザキやN●Cなど、関係がある設備の大手業者、卸業者などから他業種情報がバンバン入ってくる
  • 輸入食材もあるので、海外情勢の話も入ってくる
  • 「食中毒」「異物混入」など、「これが発生したら即終了」的なものへの危機感や緊張感を味わえる
  • 窃盗、食い逃げ、強盗など、不正な行為が起こった際の「怖い対処法」などが知れて大人の怖さを知れる
  • 芸能人から、銀行員、教師、警察・消防、有名企業会社員、キャバ嬢、ホスト、経営者、ファミリー層、士業、とにかくほとんど全ての職業の人間がくるので情報収集に最適
  • 様々な職業の夜の痴態を止むを得ず見聞きしてしまう、仕事の話が聞こえてくる、仲良くなったらいろんなこと教えてもらえる
  • 表のイメージとは裏腹に一番なんの職業が、「職場実態」「人間性の実態」がひどいのかがわかる
  • 様々な店舗をまわって見ていたら、地域・客層の関係がわかる(エリアマーケティングがわかる)
  • 客別の金払いの良さがわかる=「誰が、どんな職業が、どんな会社が、どういう人がお金があるのかがわかる」
  • 未成年と成人を見分ける方法を習得できる(人の外見から年齢を正確に推測する方法を習得できる)
  • 接待、商談などを見聞きしてしまうために、「どこの会社とどこの会社が関係がある」「どこの会社の何さんとどこの会社の何さんが関係がある」などが見えてしまう

・・・・・・・・といったようなことが学べる機会が与えられる。

ドップリやれば。

 

私が「微分・積分・いい気分」しないことで、失ったものの代償に得たのはそのような事柄だった。だいぶ学べた。もちろん、まだまだある。

(書ききれない)

 

どんな職業においても、仕事さえ(人より)頑張れば・できれば、現場から管理、経営へと引き上げられる(ストレスも増加する)。

すると勝手に、いろんなことが学べる。

いろんな付き合いがある。

 

私の10代は、社会勉強に充てられた。

ビジネス・自己啓発系の読書は16歳ぐらいからハマり始めた。

そして、18からようやく「学識の補充」に向かう。と同時に、並行して「自分で銭を稼ぐ」ということについて試行錯誤を始める。

そして、20歳頃から「実践的な起業」について学び始める。

 

私は、高校も大学も受験していない。

(世の中には受験せずに4大卒になれるコースがある)

塾にもほとんど通っていない。

だから、点数を取るためのペーパーテストに参加した覚えがほとんど無い。

高校は赤点、白紙回答、遅刻、無断欠勤、途中退出、授業放棄がデフォルト。

それと18歳までに女、酒、ギャンブル、バイク等々、ハマり倒したので、大学生期にサークル活動などをほとんど体験していない(その頃は真面目に働き、真面目に学んでいた)。18からガリ勉に転身した。本を持って眼鏡をかけ、図書館によく通い、髪の毛のセットや服を買うのをやめて、「ひどいルックス」になった。

 

それと高校3年間のうち、ほとんど実家に帰っていない。

交際していた女性の家にほぼ同居だった。

 

学生らしかったのは14歳まで(中学生)までであった。

ちなみにランドセルは小2で捨てた。

卒業までの4年間、教師と毎年のように「ランドセル」をテーマに話し合いになっていた。

 

あんまり荷物が入らないし、肩が痛いし、

「アメリカ人はランドセルが無い」という情報をなぜか知っていて、

なぜだろうと思っていた。

授業はちゃんと受けて点数取っているのに、と。

 

今考えれば、アホである。

 

きっと、人はどこかの段階で敷かれたレールに反発する。

 

親に反抗するのかもしれない。

グレるのかもしれない。

廃人大学生になるのかもしれない。

会社を出ようと思うのかもしれない。

 

反発には気をつけた方が良いと思う。

 

「はい、俺の人生終わりー。皆と比べて、俺は負け組ー。」

「はい、俺の人生どん底ー。今ニート。全国民の敵ー。最下層ー。」

「はい、ど貧乏ー。クリスマスとかなんですか?」

「はい、あの役人さん、痛い目で見てるー。はい、俺、負け組ー。」

 

・・・・みたいな経験があるから言える。

 

ちと、辛い。

 

私と同じようにランドセルを拒否した人間は、中学でグレていた。高校は辞めた。風の噂だとちょっとおかしなことになってるらしい。

高校の時によく連んでいた落ちこぼれ仲間は貧乏になってるらしい。

 

誰もが必ず、反発の時期が来ると思う。

多分、過激系のブロガーやらアフィリエイターになって騒いでいる人を、「遅れてきた反抗期だな」と思って冷笑している、元外れた系サラリーマンは多いはずだ。

私が見る限り、「社畜」として邁進している人には、10代の頃に散々、外れた人が少なく無い。つまり、怖い人が多い。

 

そもそも、日本人の男性の80%〜90%は、私と同様、有名大学を出ていない。

有名大学を出ていない男の、「ちょいグレたことある率」は非常に高い。

みんな何かしら、おかしいことをやっている。

(私の友人で、今真面目にサラリーマンをやっている人間は、中学の時に人ん家の布団にロケット花火を打っていた奴とか、小学生の時にセミを空気銃で殺すのが趣味だった奴とかゴロゴロいる。やばすぎる。男は大抵やばい。)

 

はっきり言おう。サラリーマンには怖い人が多い。

特に地方はそうだ。私も地方出身だからわかる。

 

だからこそ、向上意欲とルサンチマンで頑張っている人が多い。

 

私のように、ブログに「社畜社畜」とか書かない方が良い。

遅れて来た反抗期だなと思われる。

 

社畜というのは、パッとしない学生時代、パッとしない会社員生活・・・・・。

という人間が大半というのは嘘である。

過半数は、もともとオラオラしてたやばい人間である。もしくは部活で暴れまわっていた人間、元気一杯だった人間である。

 

男の大多数は元気である。笑

 

そもそも、ネットに言説をばらまこうと考える人間は、少しリテラシー高めのおとなしい人が多い。

ところが、読んでる人間はだいたいやばい奴か元やばい奴だと思っておいた方が良い。

私も昔、自由人ゆるふわブロガーみたいなものをパッと読んだ時に、

「くそ●ね」

と思ったものである。

 

ブログマネタイズに失敗しやすい理由は、男の競争意識にある。

  • 「こいつ、俺より学歴下じゃん」
  • 「こいつ、遅れて来た反抗期だな、うざい」
  • 「こいつ、ただ社会から漏れただけ」
  • 「こいつ、クソガリ勉、ファック」

などという心理が渦巻き、人はネットを見ている。

ましてや、「ビジネス」とか「仕事」「お金」のように、(男なら)誰もが一家言を持っている分野に参入すると本当に難しい。

 

だいたい、インターネットの情報については、「アウトサイダーに興味がある人」が見る。

属性的にオラオラしている人も多い。

男なんて、20代は大抵、オラオラしているんじゃないか。

冷静さがなく、火がついたら止まらないようなタイプだ。

(むしろ、20代で落ち着いているのは珍しいタイプである)

 

基本的には、ウェブ情報はムカつかれる。情報発信をして、儲からなくて当然だ。

 

もちろん、普通のハタチ以上の人間は、落ち着いてお行儀が良い。

これが普通。それが社会的マナーだからね。

だけれど、人間の本音は侮れない。

 

「こいつムカつくまじで、ファック」

という感情にさせたら、売れない。

 

私が見る限り、

  • 若い頃に反発 → 貧乏コース、危ないコース、ごく稀に大成功
  • ある程度の年齢になって反発 → 貧乏コース、ニートコース
  • 反発しない → 安泰コース

という感じがする。

 

若いうちに反発すると、キャリアが詰まる。稀にラッパーなど、成功するタイプもいるがごくわずかである。ただ、知識や社会経験が無いまま、感情・精神的に散々反発するから、結果的に心が落ち着き、そのうちお金に迎合して、大人しく仕事に励んでいくタイプは少なくない。すると、順当に出世する。私が10代の頃に勤めていた会社のお偉いさんは皆こんな感じだった。私の親戚には取締役まで這い上がった人がいるが若い頃、暴走族である。

ある程度の年齢から反発するコースだと、さすがに暴走族とかヤンチャをするわけにはいかない。しかも、ある程度、学識、世界に対する知識がある状態での反発である。このパターンの反発は、知識や一定の人生経験に強化された「外部が絶対悪い」という姿勢がなかなか崩れない。インテリヤンキーである。こうなると、「社会革命」とか「過激活動派」とか、あるいは「ニート(かなり強靭な意志)」になったりする。

 

一番無難なのは、「反発しない」である。

それが良いのは説明するまでもない。

 

もし、反発する、もしくは道を外れるのであれば、

  • お金は稼ぐ
  • 女の子にはモテるようにする
  • (オフラインでは)笑顔、挨拶、丁寧な日本語、ご機嫌な印象
  • (オフラインでは)人様に笑顔と低姿勢で接する
  • 同級生に会ったら自慢ではなくて謙遜、常歩、低姿勢
  • 税金は払う

を守った方が良いかもしれない。

 

基本的に、大人の男は、ぱっと見の印象で

大人しそうに見えても、

若い頃「やばめ」だった人が多い。

 

オラついている男はやばめで、そうじゃない男はそうじゃない、は違う。

 

基本的に皆、やばい。メラメラメラメラしている。

 

ただ、これだけは言える。

社会に出て、大人の男になってしまえば、

あらゆる角度から見られている。

 

そして、何かのタイミングで、「キレて止まらない男」は、絶対に信頼を失うと思う。

プッツンキレるなら、静かにキレよう。そして、それは辞表(退職願)を出す時で十分だ。

 

仕事中に大人しくしていても、少し砕けた飲みの場や、無礼講という雰囲気が多少ある飲みの場で、ハメを外しすぎて、どうしようもなくなった人間を何度か見たことある。

そもそも、生きていて、キレるようなことがあるのなら、転職した方が良いと思う。

 

キレるというのは、

相当ストレスが溜まっているか、

あまりにも手詰まりすぎてそうなる。

 

しかも、その時の間違った一手で、どうしようもない状況に追い込まれることにもなる。

 

いい事教えよう。

シャバで生きていると、どうしようも無く追い詰められる時がある。

特に経済的に困窮しているとそうだ。

(サラリーマン以外の生き方をしている人間なら、だいたいが一度くらいそういうことを経験している)

その時は、散歩するか、走るか、一人で泣くか、音楽を聴くか、した方が良い。

 

たいていの問題は民事である。

しかし、冷静さを失って刑事事件になってしまえばなかなか詰む。

酒癖が悪い人なんかは、ホント、気をつけた方が良い。

 

もう、何年もキレてない。

 

いくら借金を背負おうが、寝れば良い話。

女の子にフラれようがなんだろうが、次に行けば良い話。

お金が無くなったら、稼げば良い話。

 

お金の問題は、良い意味でも悪い意味でも、誰もが直視しておいた方が良い。

 

貧乏や借金、自分で稼ぐという経験をしたことが無い人間に限って、
ちょっとお金でつまづくとパニックになり、おかしな一手を打つ。

日本の学校教育はここら辺を教えない。

いくら借金を背負っても死なない。

差し押さえられても、それでなんだ、という話である。

カードが止まっても、それでなんだ、という話である。

(ブラックリストになっても、後からゴールドカードとか持てるようになる。永久アウトでは無い。)

自己破産してもそうだ。

 

もしすっからかんになって、借金を背負って、どこかで働いたとしても、日本の法律上、給与債権の差し押さえは限度がある。

つまり、最低限の生活は大丈夫なのである。

 

無い袖は振れない。

そこまでといえば、そこまでだ。

 

もし、私がすっからかんになって、借金を抱えた(マイナス)としても、ケロッとしているだろう。

 

書店で、「借金●●●円から再起した・・・」系の本がある。テレビでも聞くかもしれない。普通なら、「なんでそんな額の借金から這い上がれるの?」と思うだろう。理由は簡単だ。彼らは事業をやるから再起できるのである。

サラリーマンなら何年もかかるようなものが、事業が当たるとすぐに返せてしまうのである。

(もちろん、サラリーマンでも、不動産営業、保険営業など稼ぎやすい職種で稼ぐという手もある)

 

商売をやっているような人間は、だいたい、借金がある。

経験済みである。

 

ここだけの話、事業経験者は借金経験をドヤ顔で語る人が多い。

すごく苦労したように聞こえると思う。

 

でも、ぶっちゃけた話をすると、商売が当たるとお金の入り方がサラリーマンの比では無いので、割と簡単に返せてしまうのだ。そもそも、大きな借金を作るような時点で、商売人として生きていく相応の覚悟がある。あるいは、他に逃げ道が無くなっている。だから、時間をかけて商売を続ける。衣替えをしたりする。すると、そのうち、うまくなっていくのである。

勘所がわかってくる。

 

私が時間をかけて学んできたこと。

それは、「楽しく穏やかに生きる方法」かもしれない。

まー、入ってくる時は入ってくるしなー、というマインドがどれだけ、私の心を軽くしていることか。

 

この辺り、また、次回以降、詳説していこうと思う。

心が軽くなるはずだ。

 

 

 

【遊び】

21歳で旅行に150万円使った(1年で)、18歳でアイドルに60万円使った(半年で)、22歳で習い事に50万円使った(半年で)、23歳で歯並び矯正に80万円使った・・・・という話を聞いてどう思うだろうか?

100万円のテレビを買おうと悩んでいる21歳・・・・

自己啓発セミナーで200万円の借金を作る22歳・・・・

10万円のプレゼントをもらい不満で怒る女子大生・・・・

100万円の指輪をもらったけれど、「うーん?高いのかな?安いのかな?」と本気で迷っている人、ティファニーのプレゼントをもらって「高校生のプレゼントみたいで複雑・・・・」と思っている人たち、毎月10万円を風俗に使うサラリーマン、ランチ2000円が常態化している人たち、スタバに行きまくる人たち、手持ちのものがアップル製品だらけじゃないと気が済まない人たち。

これらは、割とたくさんいる例である。かなり、絶妙なポイントをついていると思う(実際に彼ら・彼女らの顔を頭に浮かべて話をしている)。

 

前の話だけれど、遊び半分で美容整形外科に行った。

別に、用事は無いのだけれど(ただ行くのは怪しいので小さな黒子を取って見た)、私はこうやって「遊び」に行く。理由は社会勉強だ。

女性が本当にたくさんいて、料金表やら何やらを見ながら、「面白いことになっているな・・・・」と思った。大盛況である。

私の知人友人には、ネイリスト、ヨガインストラクター、ジムインストラクター、バー店員、キャバ嬢、風俗嬢、百貨店の店員・・・・など色々いるが、皆面白い話を聞かせてくれる。面白いお客さんの話である。というより、金払いが良い人たちの話だね。

 

私は割と服に無頓着なんだけれど、たまたま百貨店をフラッとしている時に見かけた「変わったお店」に立ち寄り、見ているうちに気に入ってしまい、散々迷った挙句、数万円を使った。すると、気に入ってしまって、さらにガンガン買い込んで使ったことがある。金額は言わないでおく・・・・・。

私は、そんなに服好きでは無いから、「ほーー」と思った。自分で感動したのである。でも、こんなのは普通の話で、私の友人なんか、上京したばかりの時、東京の魅力的な服のラインナップに魅了され、80万円くらいを使ったと言っていた。その時、彼は18歳だったらしい。

重要なことは、「必需品」を「真剣に考え込んで」買った話ではない、ということだ。

ちなみに、私は人に会ったら何にお金を使っているのか、何に時間を使っているのか、趣味は何か、今までで一番大きな買い物は何か・・・・などを聞くようにしている。

 

皆の話を聞いてみると、面白い。何かにふとした拍子でハマって、そこにガンガンお金をつぎ込んだという経験を皆持っている。セミナー、習い事、スクール、旅行、車、バッグ・・・・・。

「実家暮らしでフリーター」(というといかにも貧乏そうだけれど)みたいな人が、普通にブランド物の財布、バッグ、服、靴を買い込んでいる。国民年金を払わず、国保は親の扶養に入っているのに、20万円する変な小物を買う人とかゴロゴロいる。

世の中には、私みたいに、3ヶ月で平気で引っ越しちゃう人もいる。あちこちフラフラする人がいる。結構なお金が飛ぶ。

 

今、こうしている間にも、世間ではお金が動いている。

びっくりするぐらい動いている。

 

あんまり給料高くないけれど、既婚者で、子供がいて・・・・

みたいな人を除けば、皆、お金をバンバン使っていると思う。

私が言うまでもなく、外に出れば体験できる。

銀座、六本木、麻布、渋谷、原宿、表参道、梅田、札幌、仙台、天神、梅田、神戸、京都、川崎、横浜、鎌倉、浜松、名古屋、芦屋、恩納村・・・・・

そのあたりをフラついたりしていればわかる。

そのあたりの人間と接していれば、皆、普通に思うことだと思う。

そして、田舎と呼ばれる方であっても、バーーンと大きな屋敷を持っている家がある。高そうな盆栽(?)、銅像が立っている家もある。農業、漁業、林業で成功している家もたくさんあるだろう。

 

皆、年収が高いと言っているわけではない。

皆、お金を使っているという話だ。

お金は確かに動いている。

 

もちろん、そういう表にならないところでのお金の溶かし方もある。バイナリーオプション、FX、株、競馬、競艇、パチンコ、海外カジノにハマっている人もいる。

 

実家暮らし、親の支援あり、親の所有不動産に住んでいる、結婚相手の実家が支援してくれる、家業の手伝いをしている、公務員をしながらデリヘルドライバーをしている、成績連動型のボーナスがある・・・・・

など、各々の事情はあるだろう。

パブリックビューイングでも、アーティストのライブでも、アイドルのライブでも、高級車ディーラーでも、バイクショップでも、何でも良い。とにかく、外に出て、お金の動きを追ってみれば良い。

 

大学に全く学費をかけないまま、社会に出て、本を全く買わない・・・・という人がいる一方で、数百万円、1000万円以上の学費をかけて社会に出る人もいる。1500円の本を悩む人がいれば、2万円の本を即決で買う人がいる。

留学している人もいるし、留学した先の生活費まで親に払ってもらう人だっている。親に買ってもらった自分専用の高級車で通学する大学生、親に4000万円の学費を払ってもらう医学部生・・・・。

 

日本全国、「中心地」となっている場所があって、その近辺に宿泊・定住すれば、活発な経済活動を目の当たりにできる。あるいは、リゾート地・観光地に行っても、お金の動きが見える。

「郊外」や「駅から離れた場所」に住み、電車で勤務先に通い、終わったらまたそのルートを辿る・・・・ということをしていると、同じ景色ばかりが目に入るかもしれない。

でも、外を見ると、本当にお金が動いている。

嘘じゃない。街を見渡せばたくさん高級車が走っている。大学生だってブランド物の袋をひっさげて歩いている。ちょっと地味目な幼い女の子だって、高校生かなと思ってよくよく見たら普通にヴィトンの鞄を肩にかけているし、レストラン、スタバ、どこもかしこもいっぱいだ。

街に出て、歩いて確かめてみると良い。

高級スーツ店からは若い男が大きな袋を持って出てくるし、百貨店なんかには占いとかストレッチとかマッサージが入っていて、たくさん埋まっている。

ホテルとかも行ってみれば良い。ホテルディナーでもランチでも良いし、宿泊でも良い。私は暇人だから、その時間帯に平気でホテルランチとか行けるのだけれど、周り見渡して、「え?皆、仕事は?どうしてんの?」と思ってしまう。あらあら、世の中の人って、いつの間にか自由が当たり前になったのですか、と。空港に行っても思う。平日の昼間には空港に、たくさんの人がいて、皆、楽しそうに飯を食っている。ラウンジでぶらついていても、日本って豊かだねーと思ってしまう。

風俗に行ってもそうだ。

 

遊んでいると良いことは、

「お金って動いているんですねー」

「皆、お金使っているんですねー」

っていうのが、肌身を持って感じられること。

 

これは、お金持ちの話では無い、というのがポイント。

そこらへんに割とたくさんいる人たちの話だ。

 

友達の話を聞くのも良い。

皆、たくさん遊んでいることと思う。

 

お金はたっぷりあるし、実際に動いている。

 

もし、あなたがニートだとして、ニートをやっている人とお友達になったとする。ニート4人でつるむ。すると、この4人での感覚が当たり前になる。自販機で飲み物を買うのを恐れ、種銭を作るために働きに行くことを恐れ、外食を怖がり、本を買うのにビクつく。でも、それが当たり前で、仲間がいるから安心できる・・・・・。

みたいな輪っかにいれば、それが常識になる。普通になる。

外で嫌なことや、「これおかしい!」と思うことがあれば、ニート仲間の所に行き、その愚痴を共有し合う。そこで安心感を得る。

 

こうやって見てみると人がコミュニティの生き物だとわかる。

 

だからこそ、外を見ないといけない。

今この瞬間にも、お金はグルグル回っているのである。

お金は人体で言う所の血だ。

血が止まると壊死する。

 

お金が使われていないワケが無い。

この瞬間も、グルグルグルと回っている。

 

たとえ、自分の財布の中身がどれだけすっからかんでも。

この瞬間に、お金はグルグル回っている。

グルグル。

 

おまけに、それが、服、バッグ、旅行、ピアノ、テレビ、高級ヘッドフォン、ジュエリー、・・・・・・

だったりする。

 

この経済の下で、お金が稼げないワケが無い。

この豊かさマインドは大事である。

 

テレビやネットというのは基本、「無料情報」である。

無料情報が好きな層というのは、いつも決まっている。

お金が無い人か、お金を使わない人。

少しだけ、そうじゃ無い人も混じっているけれど。

 

芸能人なんか、お金があるくせに、わざと庶民風なリアクションをする。特にお昼の番組なんかはそう。

こういうものではなくて、実際に、五感で情報を集めに行く。すると見えてくるものがある。結構、お金はグルグル回ってる。多分、稼いでいる人って忙しいからテレビを見ないし、私みたいに意図的に遮断している人もいると思う。社会人になって、そんなにテレビを観ていない人も少なく無いはず。

自分のコミュニティから情報を得る。

実際に五感で感じる。

そういう人も多いはず。

 

ただでさえ、オフラインは弱くなってきて、オンラインでお金が動くようになってきたと言われているのに、オフラインでは活況だ。

いや、むしろお金がある人ほどオフラインなのかもしれない。

 

とにかく、お金は動いている。

お金の流れはある。

 

あんまり、難しいことを考えない方が良いかもしれない。

あなたは売らなければならない。だけれど、「売らなければならない」という観念に囚われすぎないでほしい。売れまくっている、というのが事実なのだ。世の中では、いろんなものが売れまくっている。しかも飛ぶように、である。

 

 

PS

お金が無い人にも手に取れる100円〜数千円のものが、webで売り捌けない筈は無いと思う。

きっと、あなたもできる。

あまり難しく考えない方が良い。


===

西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。