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ダイレクト広告 VS ブランド広告

ブランドイメージ向上が売上に与える影響を定量化するのは難しいですが、既存の研究をもとにおおよその範囲を推定することは可能です。 1. 広告の売上弾力性を参考にする 広告の効果に関するメタアナリシスを活用すると、広告投資が売上に与える影響はおおむね次のようになります。 広告の売上弾力性(Sethuraman et al., 2011) 平均 0.12(広告費を10%増やすと売上は1.2%増加) ただ (さらに…)

ダンケネディが否定するブランド広告への投資価値はある?

1. ブランド価値と財務指標の因果関係 日経リサーチの分析によれば、ブランド価値の向上が財務指標の改善に与える影響は大きいことが示唆されています。 ​日経リサーチ 広告宣伝費の効果:​売上高の約5.6%程度の広告宣伝費投入が、ROA(総資産利益率)を最大化するとの結果が出ています。​ただし、過剰な広告・宣伝活動は効果の減衰や逆効果をもたらす「摩耗効果」が見られることも指摘されています。​日経リサー (さらに…)

ブランドイメージとブランドエクイティの怪しすぎるエビデンス

ブランドイメージが売上に影響を与えるエビデンスは多くの研究で示されています。代表的なものをいくつか挙げます。 1. 価格プレミアム(Price Premium) ブランドの強さが、同等の製品でも高い価格で売れる要因になることが示されています。たとえば、Interbrand の「Best Global Brands」レポートでは、ブランド価値が高い企業ほど価格プレミアムを享受しているとされています。 (さらに…)

ブランドイメージの怪しすぎるエビデンス

1. Think Differentキャンペーンは効果がなかった? Appleの1997年「Think Different」キャンペーンは、ブランドイメージ向上を目的としたものですが、直接的に売上を伸ばした証拠はありません。 実際、Appleの売上回復は、スティーブ・ジョブズの復帰、新しい製品ライン(iMacなど)、事業整理など他の要因が大きかったと言われています。 データ: 1997年9月「Th (さらに…)

アップストリーム(看板など)は変えずに、ダウンストリームは変えるんだよ。これを逆にすると、「何をやってるかわからない一貫性のない人」に映るだけだよ。

  アップストリーム(看板など)は変えずに、ダウンストリームは変えるんだよ。これを逆にすると、「何をやってるかわからない一貫性のない人」に映るだけだよ。 そして、そうなってしまうと、リピーター・ファンはつかなくなるからね。 何をやってるかわからないから。   ここがちゃんとできていないから、多くの人はブランディングに失敗するのさ。 ブランドが構築されないんだ。   だ (さらに…)

クリエイティブ広告は、ダイレクトレスポンスへのカウンター。しかし、これには問題がある。

  クリエイティブ広告は、ダイレクトレスポンスへのカウンター。しかし、これには問題がある。 それは、 広告なんてどうでもいい ということである。   大半の消費者にとって、広告はどうでもいいのだ。 まれに、神的なものもあるが。   https://youtu.be/dBydqMqMb8Y?si=vYgK33MendcXtExD   ジャンルにより、 クリエイ (さらに…)

浦浦浦ちゃんのエモいマックtiktok広告と、過剰反応するアメリカポリコレ社会

トランスジェンダーとかトランスエイジとか世も末だ いいなぁ この俺ですら、「結婚の良さとはこういうことだよ」ということが染みるくらいとても良い広告   === @西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男     "make you feel, make you think."   SGT&BD (Saionji General Trading &a (さらに…)