お前はすぐに騙される、と言われ続ける人生

人生で騙された経験を数えてみる。

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止まらない。

え、何回騙されたの。騙されたって何。騙されたの定義がわからない。でも、昨日行った風俗でも騙されたぁって感じたし、マクドナルド行くたび広告詐欺にあってる気がするし。

 

うーん。資本主義は騙しが前提なのか?

そういや、今日かかって来た、使ってないカード会社のリボ払い営業。「今現在、リボ払いに関するキャンペーンを行っております・・・・・今からご説明頂く点についてご同意頂くだけで、600ポイントが付与されます・・・・お客様にご自由に決めて頂けるもので・・・・・」とかよくわからない営業だった。要点をまとめると、いかに巧妙にリボ払いに「勝手にシフトさせるか」という営業だった。気付かずにカードを使えば、知らぬ間にリボ払いにさせられて、無駄な利息を支払わされるというカラクリ!ワオ!それアリかよ!!

「おたくのカードの設定をこちらが勝手にリボにします、あなたはそれを知らないまま、カードを使っていたら勝手にリボ残高・利息膨らんでますよ」

って要点をまとめて伝えてくれはしない。

銀行の窓口でも、似たような口八丁手八丁の金融商品販売を見かけた。有料であることを告げずに勝手にオプションを提示して来て購入の直前で価格を暴露する衣料品店員、ぼったくりBAR、ネット回線の解約規定に関するごまかし・・・・・・・・・ふー、やれやれ。

 

多分、田舎で実家暮らしをしていると、わからないと思う。

都会に出て、一人暮らしをすれば、すぐにわかる。街中に巧妙な販売手法が溢れかえっている。そして、それがスタンダードだ。

この騙しの感覚は、若いうちに都会に出ていかないと矯正されないだろう。割と、いろんな騙しのスタンダードがまかり通っている。わーきゃー騒いでいる人には田舎者が多い気がする。私もそうだった。私は田舎から都会に出てまず真っ先に感じたのは、販売手口の巧妙さだ。

こんなのアリかよ!!って。

っていうか、大手携帯会社のやり口だってヤバイからね!!大手にもヤバイところ、いっぱいあるんだから!!

昔のパケット制度とか、実質ゼロ円とか、キャッシュバック詐欺とかヤベーヨ。もうワケわかんねーよ。

 

たまに、警察や行政に摘発される、グレーな販売手法を使った会社ってある。定期的に出てくる。真面目な人は、ああいうのを指差して「だから全うに生きた方が良いんだ」と思う。私もそうだった。ところがどうだろう。ああやって、ギリギリのラインを攻めている奴らに限って、知恵がある。そして、そういう奴らに限って、お金にそんなに苦労していない。思えば、ジョブズとウォズのコンビだって、違法の電話を売りさばいていて、銃を向けられ殺されそうになっている。マネーの虎、南原さんも高級車転売をやっていた時代に、海外で銃を向けられたことが何度もあるそうだ。それに比べて西園寺さんはどうだろう?そんなに危ない橋を渡ったことがない。麻薬でラリった外国人に、夜の道で襲撃されたぐらいの経験しかない。

民間の最前線。

民間の泥臭い営業の最前線では、人の頭脳をすり抜けるような巧妙な販売手法が生み出され続けているんだ。

 

でも、ある時気付いたんだ。

「騙される」って言葉は、おかしいって。

 

考えてみればわかるけれど、人間は、本来なら騙されようが無いのである。理由は単純で、情報のシャットダウンや取捨選別ができれば良いのだ。情報を取らなきゃ良い。情報を目にしても、それをどう受け取るかは受け手の自由に任せられている。騙されない人は本当に騙されない。これは、自分以外の人間と触れ合って、彼らが普段からどういう情報処理をしているかを知れば、すぐにわかる。

騙されやすい人の特徴。簡単だ。その人の、情報選択や認識が、歪んでいるからだ。簡単にいうと、自分に都合の良い情報しか取らない。自分にとって都合の良い情報しか受け取らない。都合の良い受け取り方をするんだ。

 

自分にとって、究極に都合の悪い情報は何だろう。

「お前は生きている価値が無い」「お前に存在価値はない」「お前の人生に意味はない」

みたいなのだと思う。そして、冷静に考えると、これらは全部自分に当てはまっていると思えてしまう。でも、これを否定したいのが人間の性だ。少なくとも、これを誰かに言われたら否定したくなる。すごい人に言われたらしっくりくるけど、友達なんかに言われたら最悪だ。

だから、この瞬間に歪む。歪んでくる。

冷静に考えりゃ、自分になんか、価値も存在意義も意味も無いような気はしてくる。だけれど、それを思うと、悲しい。どこか悲しい。だからそう考えないようにする。

うわ。

この時点で嘘が始まっている。

 

嘘をつく。ついた方が悪いのか。それともその嘘を受け取った方が悪いのか。共犯なのか。このテーマはかなり深いと思う。コミュニケーションを真剣に勉強した人はわかる。一方通行では、コミュニケーションは成り立たない。共同作業だ。つまり、嘘が生まれた時に、その嘘はかなりの確率で、いや、100%、受け手も積極的に加担していると言えるんだ。

今日はこんな嘘を受け取った。

「好きなことをやろう」

「努力は叶う」

「結婚は幸せだ」

嘘だ。そんなの嘘だ。でも、その嘘に共犯したい人は沢山いる。


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。