数字の分析と数字をつくることは違う

経済学者が『結果的に嘘つき』になってしまうのは、経済事象を理数系的ロジックで分析しようとしてしまうからです。幸か不幸か、経済社会を数学的フレームワークにあてはめ分析しようとする人間は『何の数字もつくれず、そして何も見えない』という一種のパラドックスに陥ってしまいます。 起業家の世界も同じです。ビジネスを数字の分析と捉えてしまうと大変な地獄に陥ります。ところが、世間的に、できるビジネスパーソンのイメージというのは分析家です。都心の小綺麗なオフィスで専門用語と数字を駆使し、熱い議論をたたかわせる…。成功した起業家、経営者、投資家のイメージがそんな感じなのです。 知ってる人は知ってると思いますが、成功した投資家、起業家、投資家というのは実のところ数字のプロというより人間心理のプロです。でも、よく考えれば当たり前です。『数字をつくる』ためには結局人間心理に精通していなければならないからです。 起業

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