サラリーマンに優秀な人はいない、という意見がある。
例えば、学部学歴のトップティアである、理3、京医、阪医はそもそも、産業界に降りてこない、医師になってしまう。
東大理1、東大理2も、
- 塾講師
- 学者、研究者コース
に行ってしまう、という話がある。
もちろん、ゴールドマンサックスや、マッキンゼー組は優秀だろう。でもそれは、セカンドティアではないか、という話がある。
産業エリートを、
- 起業組
- GS、マック系
- GAFAM系・ITメガテック系
- P&G、ディズニー、コカコーラ系
- CIA、NSA、FBI系
とランク付けする考え方もある。アメリカだと、おおよそこの序列になっているという。
また、アメリカでも医師はエリートである。研究者も同様だ。
アメリカの国策である、金融・医療・製薬・学術研究へのフォーカスを考えると必然だ。
ただし、ゴールドマンサックスは、芸能人美女と結婚してしまう例からわかるように、ちょっと特殊である。
石原さとみと結婚してしまうサラリーマンは普通なのだろうか。
マッキンゼーあたりだと芸能美女はあまり無いだろうが、ゴールドマンだと話はよく出てくる。つまりゴールドマンは特殊である。
ホリエモンは、
社長はみんなバカ
とよく言っているが、一方で彼は、エリサラについては認めている。
自著の中で、
エリサラ集団と、社長集団、どっちを選ぶかと言ったら間違いなく社長集団。バカしかいない
と言っていた。
また、ホリエモンは、理3については
一生かけてもワンチャン受かるかどうか
という話をしていた。
つまり、ホリエモンが言う社長はみんなバカ説は、上澄みの話をしていないだろう。
彼は、リアルバリューで、
「桜蔭→慶應」
に行った経沢香保子を”落ちこぼれ”と罵った。
彼のいう
サラリーマンは無能
というのは、少なくとも、早慶レベルを出て、普通に就職することは認めていないということだろう。それはその辺によくいるタイプだ、ということだ。ホリエモンの言うエリサラは、もっと上積みだろう。
つまりこうだ。
名前のよく知られていない大学、企業で、
ずっと勤め続けている人で、
優秀な人はまずいない。
これは上から俯瞰すると、概ね事実だろう。
もし本当に能力があれば、独立したりしているだろう。
どんな世界でも、
上澄は優秀だ。
東大文系の落ちこぼれより、早慶理工のトップの方が賢い、ということはもちろんあり得るのである。
これは、「集団における序列」と「個体における真の実力」のギャップの話でもある。
例えば、東大に入ったからといって、すべての東大生が天才かと言えば、そうではない。東大の底辺層と、早慶の上位層が交差しているゾーンは確実にあるし、むしろ「組織に属することでブランドバリューを得たが、その実力は凡庸」という人間は山ほどいる。
逆に、無名大学や中堅企業から突出する人間も、極めてまれにだが存在する。だがそれは「統計的には無視できる誤差」程度の頻度でしか起こらない。誤解を恐れずに言えば、「レアすぎて例外扱い」される存在だ。
上澄みとは、「適切な競争環境」と「ふるい」にかけられた末に残るものを指す。
だからこそ、組織や看板を捨てて、個人で勝負して成功している人間こそ、本当に優秀なのかもしれない。
たとえば、GAFAやゴールドマンサックスでエースを張っていたような人間が、30代でスピンアウトして起業し、ベンチャーで数百億の資金を動かしている、というケースがそれに当たる。
あるいは、官僚→外資戦略→起業という経歴を辿り、最後に「思想家」として影響力を持つ人物もいる。
このような「知性をキャリアと思想の両面で昇華させた人間」は、日本には極めて少ない。
サラリーマンとは何か。
言い換えれば、「意思決定の裁量がなく、他人のルールの中で生きること」を受け入れた人々の総称である。
つまり、「自由」よりも「安定」を選んだ者たちである。
もちろんそこに優秀な人がいてもおかしくはないが、少なくとも「リスクを取って世界を変えるような行動」はしない、という前提がある。
ホリエモンが「社長はバカばかり」と言うとき、それは「地頭は良くないが、意思決定の責任を取る胆力を持った人々」というニュアンスであろう。
逆に「エリサラ」は、地頭は良く、処理能力も高く、従順さもある。しかし、自ら世界を変えようとはしない。
【1】■ 学歴 × 進路構造
理Ⅲ・京医・阪医 ⇒ 医師(産業界に降りない)
理Ⅰ・理Ⅱ ⇒ 研究者、塾講師、学術系
文Ⅰ ⇒ 官僚・法曹コース(一部マスコミ)
理Ⅲ>理Ⅰ>文Ⅰ>理Ⅱ というような 地頭偏差値構造が存在
優秀層はそもそも「企業で働く」という選択肢をとらない
【2】■ 産業界のヒエラルキー
▷ 上澄みとしての「産業エリート」
起業家(独立系)
GS、マッキンゼー、ベイン(金融・戦略)
GAFAM・メガテック
消費財グローバルブランド(P&G・ディズニー・コカ)
CIA、NSA、FBI(国家の頭脳機関)
※この中に「普通の大企業サラリーマン」は基本入らない。
【3】■ 才能の三軸モデル:誰が本当に優秀か
知性(地頭):認知負荷への処理能力(例:理Ⅲ・オリンピック金メダル級)
胆力(リスクテイク):社長に多い、学歴より行動力
想像力(ビジョン・創造):アーティストや思想家的資質
→サラリーマンは「地頭」のみ高く、あとの2軸が欠けがち。
【4】■ なぜ優秀な人は会社にいないのか(構造的要因)
上位層は競争に勝てるだけの能力があるため、組織の必要性が低い
組織とは「中間層を効率的に動かすための仕組み」
サラリーマンとは、「裁量のない労働者」であり、優秀者は裁量を欲する
結果、上位者は 研究者・起業家・思想家・投資家 に散る
【5】■ 社会的エリート幻想の分解
「大企業=優秀」は、高度経済成長期の幻想
今は「GAFAに入れないからトヨタに行く」みたいな相対的選択
本当に優秀な人間は、企業や職種で測れない軸で生きている
【6】■ ホリエモン発言の真意
「社長はバカ」=低学歴・勢い型起業家批判(論理的ではない)
ただし彼自身、理Ⅲを「ワンチャン一生受けても無理」と認めており、知性をベースにしたエリサラは一定のリスペクトあり
経沢香保子(桜蔭→慶應)を“落ちこぼれ”扱いすることで、真の上澄みはもっと高いという価値観を示す
【7】■ 「普通のサラリーマン」が優秀ではない理由
名前の知られていない大学・企業でずっと留まるのは、競争から降りた証拠
本当に優秀であれば、独立か上位転職で「動き」が起きる
無名企業で優秀であることは「事実として可能」だが、統計的には誤差レベル
【8】■ 「優秀」の定義問題:抽象 vs 実効
東大理Ⅲ=知能偏差値における上位0.1%
起業家=資本主義的競争で生き残った生存者
投資家・思想家=空間・時間・文脈を俯瞰できる存在
→「優秀」は、知能、実行、持続、ビジョンの統合関数で決まる
【9】■ 反証としての「一流サラリーマン」
ゴールドマン、マッキンゼー、GAFAMのトップ層は確かに優秀
しかし彼らも30代後半には抜ける
「超一流サラリーマン」は、サラリーマンであり続けない
→つまり、エリートサラリーマンでさえ、最終的には「卒業」する
【10】■ 出口偏差値の視点
学歴偏差値 ≠ 出口偏差値(年収・裁量・影響力)
早慶文系 → 一流商社(初任給高いが裁量なし)
灘→医→開業→年収2000万 → 地方で囲い込み、再投資ゼロ
→「勝ち組」でも、成長が止まる構造はある
【11】■ 組織構造の重力
優秀な人間も、組織に入れば評価者の視野に支配される
サラリーマンである限り、「自分の意思」で動ける領域は狭い
成長が評価者の知性以下で制限される=思考のガラス天井
【12】■ 中央集権 vs 自律分散
サラリーマンは中央集権型(トップダウン、命令系統)
優秀な人間ほど自律分散的なシステムを求める
DAOや起業が選ばれるのは、「分散性=自由×創造力」のため
【13】■ 同調圧力と摩擦コスト
優秀な人間ほど、群れに馴染めない
集団で浮く → 孤立 → 調整コストが爆増
→ 結果的に独立する
(例:内向的な天才は「場の空気」で損をする)
【14】■ 内発的動機 vs 外発的報酬
サラリーマンは基本「報酬条件」で動く
優秀層は「構造や課題そのもの」に魅力を感じる
→ 意味のないKPIや会議に耐えられない
→ 結果として脱落=自律へ向かう
【15】■ 情報の非対称性とブランドの力
「一流企業の肩書き」がバリューを持つのは情報の非対称性ゆえ
本当に優秀な人間は、「自分の価値を他人のブランドで証明しようとしない」
→ それ自体がサラリーマン的ではない
【16】■ 進化論的視点:サラリーマンとは「群れの従順者」
人類の進化において、群れに従う=生存確率UP
従順性+勤勉性=長期的生存の戦略
だから人口の大半は「従属型」
→ 逆に、独立するのは「変異型」「エラー個体」
(だが、時に革命を起こすのもこの種)
【17】■ 効率性 vs 美意識
サラリーマンは「効率性(KPI・短期成果)」に生きる
優秀な人間は「構造美・理論美・最適解の洗練」に欲望が向かう
→ だからExcel芸や上司の顔色に疲弊して去っていく
【18】■ 自己責任領域の違い
サラリーマンは「命令された範囲」でしか責任を取らない
優秀な人間ほど「全体設計に責任を持ちたがる」
→ 結果:自分でやった方が速い・正確・美しい
【19】■ リターン構造の非線形性
サラリーマン:年功序列=リターンが線形(努力に比例)
起業家・投資家:リターンが非線形(爆発 or ゼロ)
→ 優秀な人間は線形成長に耐えられない
→ 見合ったレバレッジを求めて外へ出る
【20】■ キャリアゲームの種目選択ミス
優秀な人間ほど、「正解を探してしまう」傾向
→ 若くして「受験は勝てるゲーム」と勘違い
→ 就職でも「上位企業こそ勝ち」と誤認
→ 社会に出て初めて、競技の種目そのものが間違っていたと気づく
【21】■ 人脈資本 vs 頭脳資本
サラリーマン社会は「人間関係」「根回し」「飲み会」などの人脈資本ゲーム
優秀層は「思考資本」で勝負しようとするため、ゲームルールに合わない
→ 結果:疎外 → 離脱 → 独立 → 独自生態系で再生
【22】■ フィードバックループの精度差
サラリーマンは「年1回の人事評価」など、低精度なフィードバックで動く
優秀層は、ミリ秒単位で自分にフィードバックを返して改善する
→ 「自分でPDCAを回せる人間」が、組織の鈍さに絶望する
【23】■ サラリーマンとは“制度の利用者”
国家・企業・年金・福利厚生など、他人が設計した制度を使う生き方
優秀層は「制度そのものを作る側」に回りたがる
→ ロジックの設計者 ⇄ ルールの利用者
→ 違う種族
総括
「優秀な人間は、組織の中では長く留まらない」
なぜなら、
能力があるから裁量を求める
時間が有限であると知っている
競争環境を自分で設計できる
そして、
自由は最上位の価値であり、サラリーマンはそれを手放した存在である。
===
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。