人生疲れた

 

『人生疲れた』

 

そう思う時ってありますよね。誰だってあります。私だってあります。でも人生疲れたと感じるときは人生の転機かもしれません。人生には時々ターニングポイントが訪れます。人はどんな時に人生疲れたと感じるのでしょうか。

 

実は、人間が疲れたと感じる時、肉体的に疲れているケースはほとんど少ないそうです。疲れたと言う気持ちのほとんどは感情的なものです。精神的なものなのです。

 

人間は肉体的にはあまり疲れない

 

私は旅が好きです。旅というのは当然歩きがセットになります。見たことも無い景色にうっとりして、ひたすら歩いていると体を酷使することになるのですが、体を酷使していることに気づかず、ある段階から背筋がやられて屈むとぎっくり腰のような形になって歩けなくなる時が訪れます。その時限界まで歩いたことを悟り、ホテルに帰らざるをえなくなります。

肉体的限界と言うのは、精神的な疲労が伴っていない限りは、自覚症状がないのです。本当に肉体的に疲れた時、精神は元気なのですが、体がついてきません。体が動かないのです。

 

逆に精神的な疲弊はわかりやすいです。疲れた、、、、、とやる気が起きなくなります。

最初にソリューションを提示しておくと、私の経験から言って、精神的に疲弊したときにそれをごまかすようなエンターテイメントに逃げたりする事は症状を悪化させます。エンターテイメントや楽しい事に逃げると、落差が大きくなって、余計に沈みがひどくなります。躁鬱のような状態になりやすくなります。恋愛とかドラマとか旅行とかお酒とかそういうものは一時的に逃げられるだけで、むしろ感情的・精神的な疲弊を悪化させると思います。それをわかっていてどうしても辛いときに一時的に逃げるのはありだと思います。

 

結論から言いましょう。

 

なぜ疲弊するのか。

 

それはどこかで見返りを期待してしまっているからです。見込みとか、期待とかそういうものが裏切られたとき人は悲しくなります。何をやっていたんだという気持ちにさせられます。

じゃぁ期待しなかったら良いのか。そういうわけにはいきません。期待0だと人は多分動けなくなるのです。

 

私は人生をマーケティングから学びました。

 

例えば予想と予測の違いです。我々は普段から予想という事をしますが、ここには期待や願望が込められていたりします。そうなると当然ですが予想は裏切られます。現実は予想はるかに下回ってくることが多くなります。理想と現実のギャップというのもたいていのケースはこれです。

逆に予測とは何なのかと言うと、基本的には、過去に実際に起きた事の延長線上に未来を見るやり方です。もちろんこれは完璧ではありません。予測が可能にするのはあくまで直近の過去データをもとに、直近の未来を暗示することです。

 

たとえば、二十歳の時の自分が今の自分のうちの一つと考える気持ちが強い25歳と、ハタチの自分は別人のようなものと考える気持ちが強い25歳ではものの見方が変わってきます。

タイムリーなデータを追う。タイムリーなレスポンスを追う。3ヶ月前は黒歴史くらいの感覚で生きる。

 

あなたは昔の成功体験に縛られていませんか?

あなたの成功体験は賞味期限が切れていませんか。

 

一般に、ダイレクトマーケティングの世界では、商品サイクルにもよりますが、2年間購買がない顧客はもう既に顧客ではありません。この感覚は恋愛にも応用できると思います。

3年目の浮気

という言葉がありますが、これは脳内の恋愛麻薬であるPEAの賞味期限です。セックスフレンド関係にあった男女も、2年間連絡を取らなかったり、交わりがなかったりすると再度昔と同じように戻ることが難しかったりします。

 

2年以上昔の話は昔の話なのです。

2年以上前の事にしがみついている人は、ある意味過去の囚われです。

 

2年以上も通っていないお店の店主は、たとえあなたが相当のリピーターだったとしてももうあなたのことを覚えていません。2年以上連絡を取っていない異性は、あなたのことをほとんど忘れています。あなたが自分でコンプレックスに思っていたり、恥ずかしいと思っていることも2年経てばそれを知っている人はもう覚えていません。

 

特に、これは若い世代に顕著です。

高齢世代は10年前が最近の話です。若者は一年前は昔話です。

 

2年前の出来事は、たとえ自分がやってきた出来事だったとしても、関係ないと思ってしまいましょう。いやと言うよりは、2年前のデータを使って未来を予測するのはやめましょう。

例えば今この記事を書いている時点では、2年前はコロナがありませんでした。もう別世界でしょう?

 

転職活動において実績と言うのは非常に大事で、例えば5年・10年以上前の学歴だったり職歴実績が大いに響いてくることありますし、30歳ニートと、30歳エリートでは10年の積分が違うということで差がついたりします。そういう意味で人生は5年前10年前の出来事によって大差がついているようにも思えますが、基本的に過去のトラックレコードというのはその人の今とこれからの実力を証明するための証拠資料に過ぎないのであって、過去はあくまで過去なのです。未来に対するエビデンスとして過去が機能しているに過ぎません。30歳ニートとかあまり受け入れられないのは、過去30年そうだったのだから今後30年もそうだろうと思われがちだからです。

 

過去は、証拠資料として参照されるだけ。

あくまで、人は今と未来を求める。

 

過去に達した大きな成果成功と言うのも、それを実現したメカニズムだったり、それを実現した自分の実力と言うもので経験値がなければ、2年以上昔の話はもう終わったことであります。それがたとえどれだけ大きなことだったとしてもです。

だからこそ大きなことを達成した人は、そのニュース性に便乗して有名人になりたがります。再現できないことほど、有名人になったメリットが大きいのです。そのニュースに便乗して有名人という地位を築いておけばその後の人生が有利だからです。

 

 

多分私たちの人生は、昔の出来事による自信、期待、そういうもので大部分が作られている。

まずはそれを手放してみること。

 

モノを捨てるとかが効果的なのもそういうことです。

 

特にこの意味で大事な事は貯金病です。貯金というのは過去2年、3年、5年、10年の蓄積だったりします。貯金癖がつくと、今に生きることが難しくなります。過去に引きずられやすくなります。

時はどんどん流れている、変わっていく今と直近の未来に合わせて自分をカスタマイズしていかなければなりません。そのために貯金を使っていくべきです。

 

人は3ヶ月で習慣が作られると言いますが逆に言えば、3ヶ月経ってしまうと人は全く違うシステムやプログラムを自分の中にインストールしてしまいます。新しい職場・環境に慣れてしまうしまうのも3ヶ月だったりします。

恋愛なんかもそうですが、3ヶ月前の脈あり感触は、もう賞味期限が切れていたりします。

気分に関して言えば3ヶ月前の気分はもう終わった気分なのです。

 

3ヶ月で気分が変わり、3年で全て変わり、30年でもはや過去と今の自分の人生の同一性が無くなる。50歳の人の20歳のときのことを50歳の今と紐付けで捉えてくれる人は誰もいません。結婚も30年経てば、なぜ結婚したのかわからなくなります。

 

将来に対するモチベーションだったり、自信や期待というのは、新鮮な情報や、レスポンス、嬉しい体験などに根差すものです。それを拾い集めて行かない限り直近の未来に向けてのデータは集まらないのです。

そしてそのデータ集めにはお金も時間もかかります。なぜなら今この瞬間を生きるためにお金を使っていくからです。

 

 

それから過去繰り返し起こった事はこれから先も起こるのかについてですが、いいことについても悪い事についても私たちは頻繁に起こった事はまた起こるだろうと考えますが、これも消費期限・賞味期限があります。

過去繰り返し起こったからといって、2年間起こらなければもう起こらない可能性が高いです。過去の成功体験、失敗体験は、それが発生のメカニズムを丁寧に検証するべきです。そのメカニズムが発生した場合のみ感覚の空いた出来事が再現されるでしょう。

 

直近1年の範囲の自分を振り返ってみてください。

それが自分の全てだと思ってみてください。

 

人によっては空っぽに感じるかもしれないし、人によっては自信を取り戻すかもしれない。

良くも悪くも今に生きることになると思います。

 

元気がないのは、今に生きていないから、明日に生きていないからかもしれない。

過去はもう自分とは関係ない位の勢いで割り切ってしまった方が楽かもしれない。

 

 


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。