転職・キャリア

年収700万円を捨てて職種転換してよい条件――高年収会社員のキャリア再配置

年収700万円の会社員が、「AIでこの仕事は危ないかもしれない」と考えたとする。 そこで調べてみると、 「電気工事士は人手不足」 「介護は2040年まで需要が増える」 「国家資格はAIに強い」 「物流はなくならない」 といった情報が出てくる。 では、年収700万円を捨て、年収400万円の未経験職へ移るべきなのか。 ここで多くのキャリア論が間違える。 将来有望な職業を見つけることと、今の職業を捨てて (さらに…)

AI時代、ホワイトカラーに残るべき人・転職すべき人

厚生労働省の職業情報サイトで「電気工事士」を調べると、関連する職業分類の年収として628.1万円が表示される。一方、同じページに掲載されているハローワークの求人賃金は月額28.4万円だ。前者は2025年の賃金調査、後者は2025年度の求人統計に基づいている。 この数字を見て、「電気工事士に転職すれば600万円以上稼げる」と考えるのも、「月額28.4万円だから大して稼げない」と考えるのも早い。働いて (さらに…)

AI時代は資格を取るべき?AIスキルと国家資格、10年後の期待値を比較

AI武装と資格取得、10年後の期待値はどちらが高いか 「これからはAIを使える人が勝つ」 一方では、 「AI時代だからこそ国家資格を取った方がいい」 とも言われる。 では、30代の会社員がこれから500時間、1000時間、2000時間という時間を使うなら、ChatGPTや生成AIを徹底的に使いこなせるようになるべきなのか。それとも、司法書士、電気工事士、看護師、社会保険労務士、宅建士など、何らかの (さらに…)

ホワイトカラーに残るべき人、出るべき人。判断基準は「今の年収」ではなく、10年後の職業資本だ

「AIでホワイトカラーは終わる。今すぐ会社を辞めて、ブルーカラーへ行け」 そんな単純な話ではありません。 反対に、 「AIは人間を補助するだけだから、今までどおり会社員を続けていればいい」 という話でもありません。 重要なのは、ホワイトカラー全体が消えるかどうかではない。 あなたが現在持っている職業資本が、AI・人口減少・人手不足の中で値上がりするのか、値下がりするのか。 見るべきなのはここです。 (さらに…)

東京からホワイトカラーは消えない。むしろ、ますます選抜が加速する。ただし、リーマンショックみたいなことがホワイトカラーで起こる。

上澄みホワイトカラーは東京へさらに集中する可能性がある。 2025年にも東京圏は12万3,534人の転入超過、東京都単体でも6万5,219人の国内転入超過。東京圏は日本人について30年連続転入超過です。さらに2025年国勢調査では東京圏だけで全国人口の30.1%を占めています。 だから将来像は、 東京ホワイトカラー → 消滅 ではなく、 東京のホワイトカラーの「選抜」が厳しくなる の方が近いと思う (さらに…)

中小出版社編集者の女性が、風俗で働く時代が来ると思う

  税務署署員の女性が、風俗で働いてました 学校の先生が、風俗で働いてました みたいなニュースがある。   今度は、中小出版社編集者の女性だと思う。   東京で編集者をやって、雑誌の仕事をする。そんな仕事に憧れて、田舎から上京して食らいついている30代以上の女性はちらほらいる。   でも、今後は辛い。   なぜなら、生活コストは東京価格なのに、自分 (さらに…)

年収が上がったのではない。「逃げられなくなった代金」をもらっているだけかもしれない

昇進した。 年収が上がった。 1000万円。 1500万円。 2000万円。 普通は、 自分の市場価値が上がった と考えます。 もちろん、本当にそういう場合もあります。 しかし、 高所得会社員を見ていると、 別の現象も起きています。 年収が上がるにつれて、 なぜか、 会社を辞めにくくなっている。 20代の頃は、 会社が嫌なら辞めればよかった。 独身。 家賃も安い。 肩書きも大したことない。 年収も (さらに…)

年収3000万円でも、「あなた自身の市場価値」は誰にも分からない。

よく、 「市場価値を上げろ」 と言われます。 年収500万円より1000万円。 1000万円より2000万円。 さらに転職市場から引く手あまたなら、 「自分の市場価値は高い」 と思うでしょう。 でも、これ、かなり怪しい話です。 なぜなら、 会社員の給料は「あなた単体の値段」ではないからです。 例えば、 あなたが大企業で年収2000万円をもらっているとします。 その2000万円を生み出しているのは、 (さらに…)

年収を下げて転職すると後悔する?――内定通知の「720万円」を見て、電卓を閉じた夜

Gmailを開く。 件名は、 「選考結果およびオファー条件のご案内」 面接はうまくいった。 仕事も面白そうだった。 上司になる人とも話が合った。 会社の成長性も悪くない。 勤務地も近い。 PDFを開く。 想定年収720万円。 今は980万円。 260万円下がる。 さっきまで「ここで働きたい」と思っていたのに、数字を見た瞬間、急に部屋が静かになります。 260万円。 月に直せば約21万7000円。 (さらに…)

大企業を辞めたい40代へ―社員食堂の430円カレーが、なぜあなたを会社に残すのか

昼12時11分。 社員証をピッとかざす。 トレーにカレーを載せる。 430円。 東京のオフィス街で、430円です。 味噌汁まで付いている。 窓の外には、昼飯に1500円くらい払いそうな人たちが歩いている。 大企業に20年いると、こういう小さな異常が日常になります。 会社の食堂。 団体保険。 企業型DC。 持株会。 住宅関連の制度。 健康診断。 人間ドック補助。 出張精算。 社内システム。 有給休暇 (さらに…)