二級ボイラー|過去5回・全誤答116件を仕組みから教え直す文章
対象:2026年10月31日までに取得した過去問ドットコムの5回・200問。作成:2026年10月31日。
読み方
これは答えの暗記表ではなく、物の形、そこで起きる動き、その結果、問題文への当てはめを順に説明する文章です。返事や確認問題を挟まず、一人で続けて読めます。同じ仕組みの誤答はまとめ、最後に116件すべての選択・正答・説明箇所を付けました。問題番号を検索して、その箇所から読むこともできます。
対象記号:A=令和8年4月公表、B=令和7年10月公表、C=令和7年4月公表、D=令和6年10月公表、E=令和6年4月公表。例えばE4は令和6年4月公表の問4です。
解答履歴は、Aが11/40、Bが14/40、Cが17/40、Dが22/40、Eが20/40。合計84/200正答、116件誤答です。以前のCは39問まででしたが、ここでは完了後の40問で数えています。年度ごとに問題が違うため、点差だけから能力の増減は断定しません。
解答の理由は履歴には残っていません。「選んだ肢」を本人の確定した信念とは扱いません。本文は、実際の選択と正答の違いを説明するもので、あなたの心理を断定するものではありません。また、この会話で「分かった」と確認した内容も収録していますが、初回答の誤答を正答へ書き換えてはいません。
数字には二種類あります。物理から導ける関係は途中から説明します。法令の指定値や規格の仕様は、目的と適用条件を示した上で、指定として明記します。理由らしい話を作って、すべての数値が自然に導けるようには書きません。
本書は対象公表問題の学習用解説です。実設備の運転・復旧は、その機種の手順によります。法令説明は問題の対象・除外条件と一緒に読みます。
目次
01 ボイラー全体の姿を先に置く
02 熱い水を作る熱と、水を蒸気に変える熱
03 熱伝導・熱伝達・放射と「接触伝熱面」の正体
04 自然循環は「圧力の高さ」ではなく「左右の重さの差」で回る
05 引張・圧縮と、周方向が軸方向の2倍になる理由
06 鏡板・ステー・ブリージングスペースを一つの構造として見る
07 穴は「人が入る」「掃除する」「見る」で大きさと形を分ける
08 温水ボイラーは、膨らんだ水の行き場を用意する
09 蒸気トラップは、蒸気を残して、戻った水を抜く
10 弁の名前より、流路がどう曲がるかを見る
11 安全弁のばね、漏れ、揚程式と全量式
12 水面計は外から中の水位を見る窓。つながりと見える範囲が大切
13 計器の赤い目印は、今の値と比べるための基準
14 制御は、何を見て、何を動かすか
15 水位検出器は、電気が通るか、浮きが上がるかを見る
16 炎を見張る装置は「何の光・電気を見ているか」で分ける
17 流量計は、カップを数えるか、圧力差を見るか
18 給水ポンプは、水をつかんで押す装置
19 キャリオーバは、気体にしたい水が液体のまま出ること
20 低水位で危ないのは、金属を冷やす水がなくなること
21 点火は「燃料をためない」「冷たい金属を急に伸ばさない」
22 吹出しは、冷却水も一緒に減らす操作
23 通常停止・排水・休止保存を、危険が消える順に並べる
24 内面清掃は水側。すすはガス側
25 水処理その1:硬度を入口で取る、漏れてきた分を泥にする
26 水処理その2:酸素を抜くことと、アルカリ性を保つこと
27 燃料の基本:蒸発、引火、自着火、発熱量、分析は別の問い
28 重油は温めればよいのではなく、流して霧にできる粘りにする
29 燃料供給は、備蓄・安定供給・ごみ取り・粘度調整の分業
30 油バーナは、何の力で油を細かくするか
31 ガス燃焼は、燃料と空気を混ぜる場所で違いが出る
32 空気は、足りなくても、多すぎても困る
33 燃え切る時間と、NOxが増える時間を混ぜない
34 燃焼室熱負荷は、火力を部屋の容積で割ったもの
35 通風は、入口で押すか、出口で吸うか
36 法定伝熱面積は、熱を受ける物を全部足した面積ではない
37 検査は「何が起きたから、何を確かめるか」で分ける
38 ボイラー室の数字は、どこからどこまでの距離かを先に決める
39 過熱器の安全弁は、出口から蒸気を逃がす
40 定期自主検査は、頻度と装置の所属を分ける
41 取扱資格は、種類を決めてから、その種類の上限を当てる
42 給水設備をまとめられても、水位の調節まで一つにはできない
第01章 ボイラー全体の姿を先に置く
対象誤答:全章共通の前提
ボイラーは、燃料の熱を水へ渡して、温水や蒸気を作る装置です。まず「燃える場所」と「水がある場所」を別々に想像します。両者の間には金属の壁があります。熱はその金属を通りますが、正常な状態では燃焼ガスと水が混ざるわけではありません。
炉筒煙管ボイラーなら、大きな水入りの容器の中を、火や燃焼ガスが通る筒が貫いています。太い火の通り道が炉筒、細いガスの通り道が煙管です。煙管の内側はガス、その外側は水です。水管ボイラーは反対に、管の中が水で、管の外を炎や燃焼ガスが熱します。名前を読むときは「管の中を何が通るか」を見ます。
大きな外側の円筒が胴、その両端のふたが鏡板です。多数の管の端を取り付ける板が管板。水管を束ねて水を配ったり集めたりする太い部分が管寄せです。ドラムは水と蒸気をため、分ける容器です。この文章では、部品が出てくるたびに、その部品が水・蒸気・燃焼ガスのどれを扱うかを添えます。
水の通り道では、給水ポンプが水を押し込み、水が加熱されて蒸気になり、蒸気出口から使用先へ出ます。燃焼ガスの通り道では、バーナから入った燃料が空気と燃え、熱を水側へ渡し、残ったガスが煙道と煙突から出ます。ポンプは水を動かし、ファンは空気やガスを動かします。この二つを重ねないことが、以下の土台です。
第02章 熱い水を作る熱と、水を蒸気に変える熱
対象誤答:A1、B1、C1
やかんの水を温めると、最初は水温が上がります。しかし一定の圧力で沸騰している間は、火を入れ続けても、水温が同じ調子で上がり続けるわけではありません。熱は、水を液体から気体へ変えるために使われます。
温度を上げる分の熱を顕熱、状態を変える分を潜熱といいます。水を蒸気にする潜熱は蒸発熱です。「潜」は、熱を加えているのに温度上昇として現れない、と考えるとつながります。飽和水は、その圧力で沸騰する温度まで来た水です。乾き飽和蒸気は、液体の水滴を含まない飽和状態の蒸気です。
試験の基準に沿えば、飽和水が持つ比エンタルピーは顕熱に当たり、乾き飽和蒸気の比エンタルピーは、その顕熱に蒸発熱を加えたものです。「比」は1kg当たり。エンタルピーは、この問題では水や蒸気のエネルギーの持ち分を数える量、と捉えて先へ進めます。単位kJ/kgは、1kgが何kJ持つか、という意味です。
ボイラー効率では、燃料から投入した熱のうち、水・蒸気へ新しく渡せた分を比べます。例えば給水が既に100のエネルギーを持ち、出ていく蒸気が500持つなら、ボイラーが足したのは400です。500全部を成果に数えると、入口から持ち込んだ100まで二重に数えます。したがって、実際の蒸発量×(蒸気の比エンタルピー-給水の比エンタルピー)を、燃料消費量×低発熱量で割ります。量と熱の時間単位はそろえます。
換算蒸発量は、条件の違う蒸気作りを「100℃の水を100℃の蒸気にする仕事なら何kg分か」へ換算した量です。既に仕事量を標準化してあるので、それに掛けるのは標準の蒸発熱約2257kJ/kgです。発生蒸気の比エンタルピーをそのまま掛けるのではありません。A1の誤りはこの組合せでした。
温度の℃とKは、物差しの出発点が違います。0℃は273.15Kなので、℃からKへは足し、Kから℃へは引きます。100Kなら約-173℃です。温度差1℃と1Kの大きさは同じです。B1の「t=T+273」は符号が逆でした。
圧力にも出発点の違いがあります。普通の圧力計は、外の大気圧と同じなら0を示すゲージ圧です。真空を0とする絶対圧力へ直すには大気圧を足します。ゲージ0.30MPaなら、大気圧を約0.10MPaとして絶対圧力は約0.40MPaです。1Paは1m²を1Nで押す圧力。1m²には1mm²が100万個あるので、1MPa=100万Pa=1N/mm²となります。単位換算の正しい文を、見慣れないという理由だけで排除しないための説明です。
第03章 熱伝導・熱伝達・放射と「接触伝熱面」の正体
対象誤答:E1、E2
熱いスープに金属のスプーンを入れます。スープからスプーンの表面へ熱が渡るところが熱伝達。スプーンの先から持ち手へ、金属の中を熱が伝わるところが熱伝導です。今回E1の「物体内部を順次伝わる」は後者なのに、熱伝達という名前を付けていました。
ボイラーなら、高温ガスから金属表面へ熱伝達、金属内部を熱伝導、反対側の金属表面から水へ熱伝達、という経路があります。この壁越しの全工程をまとめて熱貫流、または熱通過と呼びます。新しい第四の細かな現象を追加したのではなく、一連の受渡し全体に付けた名前です。
放射は、たき火に直接触れなくても顔が暖かくなる伝わり方です。赤外線などの電磁波で熱が届きます。炎などから金属へ放射で熱が届いた場合も、その後は金属内部の熱伝導、水への熱伝達が続きます。
ここから、引っかかった「放射形ボイラーでは、蒸発部の接触伝熱面が少ない」を読みます。蒸発部とは、水を沸かして蒸気にする部分です。加熱する場所を二つに分けます。第一は、炎がある部屋を囲む壁の水管。第二は、その部屋を出た後の熱いガスの通路に置いた水管群です。
第一の水管は、炎などから強い放射を受けます。第二の水管は、周囲を流れる高温ガスから主に対流によって熱をもらいます。この第二の管の表面を、ここでは接触伝熱面と呼んでいます。「水と金属が接触する面」という意味ではありません。
放射形は、第一の壁の水管で蒸発の仕事を大きく受け持つ形式です。その分、第二のガス通路で蒸発させる仕事を小さくでき、そこに必要な伝熱面積を少なくできます。仮に全体の仕事100のうち、壁で80受け持てば、後方に残るのは20です。数字は説明用で、実際の比率ではありません。伝熱面全体が不要になるのでも、管の中に水がなくなるのでもありません。
炎を囲む水管は、中を流れる水が熱を持ち去るため、金属自身の過熱を抑えられます。水から見れば加熱、金属から見れば冷却です。この壁の構造を水冷壁と呼びます。水冷壁は冷たい壁ではなく、水で冷やしながら熱を回収する壁です。E2で選んだ放射形の説明は、この構造を述べた正しい肢でした。
第04章 自然循環は「圧力の高さ」ではなく「左右の重さの差」で回る
対象誤答:D2、E2
上下でつながった二本の縦管を想像します。一方は水だけ、もう一方は熱せられて蒸気の泡を含んだ水です。同じ太さ・同じ高さなら、泡を含んだ側の中身は軽くなります。重い水の側が下で強く押すので、軽い側が押し上がり、水が輪になって回ります。これが自然循環です。
泡のある水が上昇し、上で蒸気が分かれ、水が下降する。水を回すと、熱い管へ水が供給され続け、金属から熱を持ち去れます。流れが悪く気泡が滞留すると、金属を十分に冷やせず、焼損や膨れにつながります。
高圧になると、気体の蒸気は同じ体積に多くの分子が詰まるようになります。先をふさいだ注射器の空気を押し縮める姿です。同じ大きさの泡を比べれば、高圧の蒸気の方が重い。そのため、水の一部を泡に置き換えても、軽くなる効果が小さくなります。
説明用に、同体積の水を10、蒸気を1の重さとすれば、置き換えると9軽くなります。蒸気が4になれば、6しか軽くなりません。実際の密度ではなく、差が縮まることを示す数字です。さらに飽和水側の密度も圧力に伴う飽和温度の上昇で変わり、水と蒸気の密度差は高圧ほど小さくなります。循環を動かす差が縮むので、自然循環力は弱まります。
「全体の圧力が高い」ことは「一方向へ回す力が強い」ことと同じではありません。両側へ同じようにかかる圧力の高さではなく、両側の重さの差を見るのです。D2ではこの正しい説明を誤りとして選び、E2では密度差が大きくなるという逆の文を見逃していました。
自然に回る力をポンプで補う方式が強制循環です。また、貫流式は給水ポンプで水を管へ送り、通過する間に蒸気にする形式で、ドラムに戻る循環とは違います。炉筒を持つボイラーでは、上昇流と下降流を作りやすくするため炉筒を偏心配置します。中央に置けば左右対称で常に循環に有利、とは限りません。D2で本当に誤っていたのは中央配置の説明でした。
第05章 引張・圧縮と、周方向が軸方向の2倍になる理由
対象誤答:E4
金属の棒を二枚の丈夫な壁の間に挟んで熱します。棒は長く伸びたいのに、両端を壁に止められます。棒が壁を押すと、壁も棒を押し返します。そのため棒の内部には押し縮める力、圧縮応力が生じます。炉筒の両端を鏡板で拘束して加熱する場合も、この方向です。E4の「引張応力が生じる」が誤りでした。
一方、外側の円筒である胴は、内部圧力で膨らもうとします。風船のゴムのように、胴板は引き伸ばされる方向の力を受けます。これが引張応力です。熱膨張を止められた炉筒の話と、内圧を受ける胴の話を一緒にしません。
胴が太く膨らもうとするのを耐えるのが周方向。左右のふたが押し離され、胴が長くなるのを耐えるのが軸方向です。応力とは、耐える金属の断面積1当たりに、どれだけ力がかかるかです。同じ力でも、細い断面で耐えれば応力は大きくなります。
なぜ2倍か。直径D、厚さtの薄い円筒を考えます。内圧をpとします。まず軸方向では、圧力が押すのは円形のふたです。その面積はπD²/4。ふたをつなぎ止める胴の断面は、円周πDに厚さtを掛けた薄い輪なのでπDtです。力を耐える断面積で割ると、p×(πD²/4)÷(πDt)=pD/(4t)になります。
次に周方向では、円筒を長さ方向に二つ割りにし、上半分と下半分を引き離す力を考えます。圧力の上下方向の成分を合計すると、直径D×長さLの長方形を押す力pDLになります。耐える金属は、左右二本の切り口です。それぞれ厚さt×長さLなので合計2tL。応力はpDL÷2tL=pD/(2t)です。
同じp・D・tなら、周方向pD/(2t)は、軸方向pD/(4t)の2倍です。式を丸ごと覚える必要はありません。「圧力が押す面」と「金属が耐える断面」の組合せから出る比率です。これは薄肉円筒の内圧による基本比較であり、熱応力や穴の周辺の局所的な応力まで全部2倍という意味ではありません。
波形炉筒は、筒に波状の凹凸を設けた構造です。蛇腹が変形を受け持つように熱による伸縮を吸収しやすく、平らな筒より外圧にも強くできます。炉筒は外側のボイラー水から圧力を受けるため、胴が内側から膨らむ場合と荷重の向きも違います。
第06章 鏡板・ステー・ブリージングスペースを一つの構造として見る
対象誤答:A4、B4、C5、D5
円筒の胴は、輪の形で圧力に耐えられます。しかし端の平らなふたである鏡板は、圧力で外へ膨らみやすい。そこで、ふたを棒や板で支えます。この補強材がステーです。両端の鏡板を棒で結ぶものが長手ステー、鏡板と胴を斜めにつなぐものが斜めステーです。板状のガセットを使うものがガセットステーです。
強く支えればよさそうですが、炉筒は火に近く、他の部分より熱くなって伸びます。鏡板を隅々まで動けなくすると、伸びを受け止める場所がなくなり、大きな熱応力が生じます。そこで、鏡板の一部に、補強で拘束しない変形の余地を残します。これがブリージングスペースです。外へ空気を通す穴でも、胴に設ける空洞でもありません。A4とB4は、設ける場所を胴・胴板とした点が誤りです。
この2問であなたが選んだ「炉筒煙管は圧力変動が小さい」は正しい説明でした。大量の水を抱えていると、その水全体が熱の蓄えになります。少量の湯を入れたカップより、大きな風呂の湯の方が温度を変えるのに多くの熱を要するのと同じで、蒸気使用量が変わった影響も急激には現れにくい。反面、冷えた状態から温めるには時間がかかります。
溶接は、どの板へ取り付けるかを分けます。ガセット板を鏡板へ直接付ける場合は、T継手の完全溶込み溶接。板の接合部の奥まで溶け込ませてつなぐ方式です。胴へ直接付ける場合は、T継手の両側すみ肉溶接。T字の両側の隅に溶接金属を置く方式です。C5は鏡板に両側すみ肉とした点、D5は胴に片側すみ肉とした点が違います。「強そうだから」の推測では、この仕様の境界は決められません。
管ステーは鋼管を用いる補強で、管板へ溶接またはねじ込みで取り付けます。火炎に触れる部分へねじ込むとき、端部を縁曲げする説明は正しいものです。縁曲げとは、管の先端の縁を折り広げる加工です。C5・D5では、補強そのものの正しい加工説明を誤りと判断していました。
第07章 穴は「人が入る」「掃除する」「見る」で大きさと形を分ける
対象誤答:A7
ボイラーの内部を見るには、外から中へアクセスする穴が必要です。しかし穴を開けると、その分だけ圧力を支える金属が減ります。したがって、目的を満たす大きさにし、必要な補強を施します。
マンホールは人が内部へ出入りする穴です。人の身体を通すので大きく、だ円形または円形です。対象問題での寸法は、だ円なら長径375mm以上・短径275mm以上、円なら直径375mm以上。この肢は正しいものでした。検査穴は内部を点検するための穴で、一般に円形です。A7の誤りは、検査穴を一般にだ円形とした点です。掃除穴はだ円形または円形です。
胴にだ円穴を設ける場合、短い直径を胴の軸方向に置きます。長い円筒を横に描いたなら、だ円穴の短径も横向きです。胴の周方向の引張応力が大きいので、その力に耐える金属を不利に切り欠かない向きが問題になります。穴を設けた部分には、強め材やフランジなどで失われた強度を補います。
形状の理屈は「必要なアクセスを確保しながら、圧力を支える金属を残す」です。ただし、人が通れる具体寸法は規格の指定値です。375と275を物理から自力で導く必要はなく、マンホールという用途に結び付けて覚える部分です。
第08章 温水ボイラーは、膨らんだ水の行き場を用意する
対象誤答:A8、B8、B38、A40
水を温めると体積が増えます。満水の容器と配管を全部閉じたまま温めると、増えた分が逃げる場所がなく、圧力が上がります。温水設備には、その膨張分を受け止める仕組みが必要です。
高い場所に、大気へ開いた膨張タンクを置き、ボイラーから管でつなぐ方式では、膨らんだ水がタンク側へ移れます。この経路が逃がし管です。途中を閉じれば逃げ道がなくなるので、その役割を失わせる止め弁を設けません。A8・B8の設問では、接続先を「密閉形」に置き換えた文が誤りでした。密閉式膨張タンクという製品が存在しないわけではありません。問題が扱っている開放経路の方式を読む必要があります。
逃がし弁は別の方式です。水圧が設定した値に達すると弁が開き、水を放出して圧力上昇を抑えます。常に通じている管と、必要時に開く弁を分けます。B8で選んだ逃がし弁の説明は、この正常な動作でした。
水高計は、圧力を水柱の高さに換算して示す計器です。高い水槽の底ほど、水の重みで圧力が大きくなることを思い浮かべます。「この圧力は何mの水柱に相当するか」を示すため、水高という名前です。ボイラーの現在水位を直接見る水面計とは違います。
鋳鉄製温水ボイラーは、お湯の温度を管理するので温度計が必要です。B38ではガラス水面計を選びましたが、温水の問題へ蒸気ボイラーの水位監視をそのまま持ち込んでいました。鋳鉄製で、圧力のある水源から給水する管を取り付ける先は返り管です。返り管は、暖房などで使った水が戻る管。戻り水の側へ給水を合流させる構成を思い浮かべます。A40の対象は鋳鉄製だけで、炉筒煙管や熱媒へ一律に広げる規定ではありません。
第09章 蒸気トラップは、蒸気を残して、戻った水を抜く
対象誤答:A9
蒸気を配管で運ぶと、途中で熱を失った一部が液体の水へ戻ります。この水がドレンです。たまったドレンは熱の利用や流れを妨げるので出したい。しかし出口を開きっぱなしにすると、使いたい蒸気まで逃げます。そこで、蒸気とドレンの違いを使って排出を調節する装置が蒸気トラップです。
温度差を使うバイメタル式では、伸び方が違う二種類の金属を貼り合わせます。温めると一方がより長くなろうとするため、全体が曲がります。その動きで弁を動かします。ベローズ式は蛇腹状の部品を使い、封入流体が温度で変化することで伸縮し、弁を動かします。両方とも、温度変化を部品の動きへ変換しています。
フロート式は、水がたまると浮きが上がることを利用します。これは浮力・密度差の系統です。ディスク式は、蒸気やドレンの流れによる圧力変化などを使って円板を動かします。オリフィス式は小さな穴を通る流れの違いを利用します。周囲が熱い装置だからといって、全部が温度差式になるわけではありません。
A9ではバイメタル・オリフィス・ディスクを選んでいました。温度差という分類に入るのはバイメタルとベローズです。名称を丸暗記する前に、温度で曲がる・伸び縮みするのか、水がたまって浮くのか、流れの圧力で動くのかを分けます。
第10章 弁の名前より、流路がどう曲がるかを見る
対象誤答:D7
主蒸気弁は、ボイラーから使用先へ蒸気を出す通り道を開閉する弁です。全開時の通り道がまっすぐなら、流れは曲がり角で勢いを失いにくく、抵抗が小さくなります。
仕切弁は、流路へ差し込む仕切りを引き上げて開ける姿です。全開にすれば、流体はほぼ直線的に通れます。D7の誤りは、この流れをY字形とした点です。玉形弁は弁座を通るため流路が曲がり、一般に仕切弁より抵抗が大きくなります。Y形弁は弁の軸を傾け、玉形弁より流路の曲がりを緩やかにした形式です。三つを名前の印象だけで混ぜません。
この問題であなたが選んだ沸水防止管は、蒸気取出し口の下の胴内に置く、気水分離器の一種です。蒸気に混ざる水滴を減らす装置で、「水を沸かさなくする管」という意味ではありません。水が少なければ給水する装置とも違います。だから、その設置場所の肢は正しいものでした。
第11章 安全弁のばね、漏れ、揚程式と全量式
対象誤答:B17、E5
穴の上にふたを載せ、そのふたをばねで押さえている姿を考えます。下からは蒸気圧がふたを持ち上げようとします。ふだんはばねが勝って閉じていますが、圧力が高くなればふたが持ち上がり、蒸気が逃げます。ふたに当たる動く部分が弁体、閉じたときに接触する受けが弁座です。
ばねが腐食して弱くなると、押さえつける力が減り、漏れやすくなります。ごみを挟む、当たり面が合わない、中心がずれる、といった場合も、閉じたつもりで隙間が残ります。一方、弁体と、その動きを案内するガイドが固着すれば、必要なときに動けない作動不良が問題になります。B17ではばねの弱化を漏れの原因でないと判断しましたが、押さえる力の減少は漏れに直結します。ガイド固着はこの設問では別の故障です。実機では固着位置による複合故障もあり、絶対に漏れないという一般法則ではありません。
弁体が持ち上がった距離をリフト、または揚程といいます。丸いふたを少し持ち上げると、ふたの周囲に細い隙間ができます。この隙間を円周に沿って広げた面積がカーテン面積です。開きが小さければ、蒸気はこの狭い隙間に流量を制限されます。揚程式は、その隙間の面積が吹出し面積を決める形式です。
全量式は、弁体を十分に持ち上げ、周囲の隙間を広くします。すると、隙間より下にあるノズルの最も狭い部分、のど部の方が流れの制限になります。細いペットボトルの口から注ぐとき、ふたを十分に離した後は、ふたとの隙間でなくボトルの口が量を制限するのと似ています。
E5では揚程式・全量式という分類自体を誤りにしましたが、その二形式は存在します。本当の誤りは、全量式の吹出し面積を弁座流路面積、つまりカーテン面積で決まるとした点です。「どこが一番狭く、流れを制限するか」で区別します。
第12章 水面計は外から中の水位を見る窓。つながりと見える範囲が大切
対象誤答:E6、D15、E15
金属のボイラーの中は外から見えません。そこで、外側にガラスの筒などを取り付け、上を蒸気側、下を水側につなぎます。同じ蒸気圧がかかり、水側も通じていれば、ガラス側の水位から本体の水位を読めます。途中の管が詰まったり弁が閉じたりすると、この前提が崩れます。表示があることと、正しい水位を示すことは同じではありません。
安全低水面は、これより下げると加熱面の冷却などに危険が生じる境界です。ガラスの見える最下部を、この境界より上へ置いたら、危険な境界へ達する前に水位が視界から消えてしまいます。したがって、可視範囲の最下部は安全低水面以下にします。E6の「上方」が誤りです。
反射式の平形水面計は、ガラスの溝と、その向こうが水か蒸気かによる光の反射の違いを利用します。蒸気部では光が観察者側へよく戻り、白く明るく見えます。水部では光が奥へ進むため暗く、黒く見えます。色を付けた水が入っているのではなく、戻ってくる光の違いです。あなたが選んだこの説明は正しいものでした。
水柱管は、水面計などを取り付けるために本体と連絡した容器です。その連絡管の止め弁は、通常、全開にして誤って閉じないようハンドルを取り外しておきます。表示器を本体から切り離さないためです。水側連絡管は本体から水柱管へ上がり勾配とし、下部の吹出しでスラッジを排出します。
ドレンコックは水を抜くためのコックです。この出題で扱う水面計のドレンコックは、開いたときハンドルが管軸に直角になります。一般のボール弁で見慣れた「管と平行なら開」を当てはめません。この向きは装置の構造上の指定であり、日常感覚だけからは導けません。D15・E15は同じ誤った平行方向の肢を見逃していました。
機能試験は、通路が詰まらず、蒸気・水が通じているかを確かめるものです。点火前に残圧がなければ、圧力を使った確認ができないので、たき始めて蒸気圧が上がり始めたときに行うというのがE15の正しい肢です。これは運転前の水位確認そのものを省く意味ではありません。遠方へ差圧で水位を伝える装置では、途中の漏れが測定圧力を変えるため、大きな誤差になります。
第13章 計器の赤い目印は、今の値と比べるための基準
対象誤答:A35、A38、C34、D34、D39
圧力計の針は、現在の圧力を示します。そこへ「これ以上にしてはいけない」という目印を付ければ、針が限度に近いかを見分けられます。この基準が最高使用圧力です。普段使っている常用圧力とは違います。A35・A38の誤りは、圧力の基準を常用に置き換えた点にあります。
目盛の一番端も別の値です。限度と目盛の端が同じだと余裕がなく、逆に目盛を大きく取りすぎると普段の変化を細かく読みづらい。規格では最大指度を最高使用圧力の1.5倍以上3倍以下にします。最高使用圧力1MPaなら、目盛の最大値は1.5~3MPaの範囲です。「1.5~3」という数値自体は指定値で、直感から導くものではありません。D39の1.2~2は、この指定と違いました。
水面計は、普段維持したい常用水位を目印として示し、今見えている現在水位と比較します。常用は目標、現在は実測、安全低水面は下げてはいけない境界です。C34は比較相手を最低水位とし、D34は表示すべき基準を安全低水位にしました。水位の三つの役割を分ければ、単語の入替えが見えます。
圧力計へ熱い蒸気を直接入れると計器が傷むので、サイホン管などにたまった水を介して圧力を伝えます。曲がった管は圧力を伝えないためではなく、熱い蒸気を直接入れないためです。圧力計や水高計は内部の凍結や80℃以上を防ぎ、振動による機能障害も防ぎます。D34で選んだ温度保護の説明は正しいものでした。
燃焼ガスに触れる給水管などは、外から加熱されすぎないよう耐熱材料で防護します。一方、返り管や逃がし管を保温するのは凍結を防ぐためです。「熱から守る」と「熱を逃がさない」は目的が逆なので、場所を確認します。A35では、返り管の凍結対策も正しい事項でした。
第14章 制御は、何を見て、何を動かすか
対象誤答:A10、B10、D10
風呂のお湯を一定温度にする場面です。冷めたら加熱し、熱くなったら加熱を止める。出力が入か切かの二択なのがオンオフ制御です。80℃で止め、75℃で入れるなら、間の5℃は動作すき間です。同じ温度で入り切りすると、わずかな揺れでスイッチが忙しく切り替わるため、幅を持たせています。数値は説明用です。
比例制御は、目標からのずれに応じて弁を少し開く、もっと開く、と連続的に加減します。その出力が変わる幅が比例帯です。A10とB10では、オンオフ式の設定項目に比例帯を加えた組合せを選んでいました。入り切りの幅と、連続的に加減する幅を同じものにしないことです。
液封式の温度調節器は、温度で中の液体が膨張し、蛇腹や膜を動かし、その動きで電気スイッチを切り替えます。感温体の液体にはトルエン、エーテル、アルコールなどが使われます。電気式でも、最初の温度検出まで全部電子回路とは限りません。感温体を保護管へ入れる場合のシリコングリスは、隙間の熱の伝わりをよくし、温度変化へ追随しやすくします。
水位制御も「見る量」と「動かす量」を分けます。水位が低ければ、給水弁を開けて入る水を増やします。単要素式は水位だけを見ます。二要素式は水位に加えて、出ていく蒸気の流量を見ます。三要素式はさらに入ってくる給水流量も見ます。
水位だけを見ると、実際に減ってから補うことになります。蒸気の持ち出し量も見れば、これから必要になる給水を判断しやすい。さらに給水流量を測れば、指示した量が本当に入ったかも反映できます。D10の二要素を水位と蒸気圧力とした文は、出入りの量の監視を別の量へ置き換えています。単要素で比例制御する方式があるという、あなたの選んだ肢は正しいものです。「要素数」は見る信号の数、「オンオフ・比例」は調節の仕方で、別の分類です。
第15章 水位検出器は、電気が通るか、浮きが上がるかを見る
対象誤答:C17
電極式は、水に触れる電極と電気回路で水の有無を調べます。普通のボイラー水には電気を運ぶイオンが含まれ、水が電極間の通り道になります。ところが、蒸気が検出筒内で凝縮した純度の高い水には、イオンが少ない。水があっても電気が通りにくくなり、検出が不安定になることがあります。
そのため検出筒をブローして水を入れ替えます。C17のAは、純度が低下して電気伝導率が上がるのを防ぐと書いていましたが、この問題で扱うのは逆です。純度が上がりすぎ、電気伝導率が下がるのを防ぎます。「きれいな水なら計器にも常によい」とは限りません。計器が何を利用しているかによります。
フロート式は浮きの上下をスイッチの動きに変えます。スイッチが開とは、電気の通り道が切れている状態です。通れないので抵抗は無限大。閉とは道がつながった状態で、抵抗はほぼゼロです。水の弁なら開で流れますが、電気の接点なら閉で流れるので、言葉だけで混ぜないようにします。
C17で選んだC・Dに加え、この接点の点検を述べたBも正しい事項でした。電極式は年1~2回程度の内部清掃で付着物、曲がりや損傷を確認し、フロート式は年1回以上フロート室を分解清掃します。電極の汚れや浮きの引っかかりは、水位が変化しても信号が正しく変化しない原因になります。
第16章 炎を見張る装置は「何の光・電気を見ているか」で分ける
対象誤答:C10
火が消えたのに燃料だけ出続けると、炉の中に未燃燃料がたまります。その後で火が付けば危険です。火炎検出器は、燃えているかを電気信号にして、失火時の燃料遮断につなげる装置です。目の代わりになる装置、と考えます。
ただ明るさを見ればよいわけではありません。炉壁が赤く熱くなっていても、燃料の炎は消えているかもしれません。どの炎が出す、どんな信号を見分けるかが必要です。
フォトダイオードセルは、光を電気信号へ変える光起電力効果を利用します。この出題の標準的な用途はガンタイプ油バーナです。整流式光電管は光電子放出を利用し、油炎の検出に用います。紫外線光電管は燃焼炎の紫外線を見て、赤熱した炉壁からの放射と区別しやすく、油・ガスなどの炎に使えます。
フレームロッドは、炎の中で電気が流れる性質と整流作用を利用する棒です。ロッド自体を炎に置くため耐熱上の制限があり、この問題では主として点火用ガスバーナに使う説明でした。
C10では紫外線光電管の説明を誤りとして選びましたが、本当の誤りはフォトダイオードセルをガス専焼バーナに多用とした点です。油炎とガス炎では検出しやすい信号が違います。これは試験の分類であり、名前の似た現代のセンサー全製品の用途を一律に限定する説明ではありません。
第17章 流量計は、カップを数えるか、圧力差を見るか
対象誤答:C6
1回で1L運ぶ計量カップを想像します。1分に10回なら10L、20回なら20Lです。容積式流量計の歯車は、この一定量を繰り返し運ぶ仕組みに相当します。回転が2倍なら流量も2倍であり、4倍ではありません。
差圧式は別です。管を途中で絞ると、流れが速くなり、その前後に圧力差が生じます。条件が同じなら、この差圧が流量の二乗に比例します。流量2倍で差圧4倍。逆に測った差圧が4倍なら、流量は2倍と読み戻します。C6のBは、容積式にこちらの二乗の関係を移していました。
面積式は、上へ行くほど広い縦管に浮きを入れ、下から流します。流量が増えると浮きが上がり、周囲の通り道が広くなります。その位置・流路面積から流量を読みます。管をテーパ管、浮きをフロートと呼びます。
U字管式通風計は、二つの圧力の差で左右の液面の高さがずれる仕組みです。炉内と外の圧力を比較できるので、炉内圧も測れます。C6ではA・B・Cを選びましたが、正しい組はA・C。Dの「炉内圧を測れない」も誤りです。何を数え、何の差を見ているかを先に決めれば、比例関係を別の機器へ移しにくくなります。
第18章 給水ポンプは、水をつかんで押す装置
対象誤答:A16、C7、C16
遠心ポンプは、羽根車を回して水を外側へ加速し、その運動を圧力へ変えます。羽根車の周りに流れを案内する羽根があるのがディフューザポンプ、ないのが渦巻ポンプです。段を重ねれば、一段で上げた圧力を次の段でさらに上げられます。
中が空気だらけでは、水を十分に押せません。そこで起動前に水で満たし、空気を抜きます。C16の「起動後に空気を抜く」が誤りです。まずポンプが水を扱える状態を作ってから回します。
対象のディフューザポンプは、吸込み弁を全開、吐出し弁を全閉として起動し、回転と水圧を確かめてから吐出し弁を徐々に開きます。水の入口は確保しつつ、起動直後から大量に送る負荷をかけないための順序です。両方を全開にして起動するA16の文は違います。これは対象ポンプの起動手順で、出口を閉じたまま長時間回す意味でも、あらゆる形式のポンプへ当てはまる意味でもありません。停止は吐出し弁を徐々に閉じてから電動機を止めます。
軸が外へ出るところには、水漏れを抑えるシールがあります。グランドパッキンは押し付ける詰め物で、摩擦による発熱を逃がすため少量の水が滴下する状態を許します。メカニカルシールは面同士を密着させる方式で、水漏れがないことを確認します。方式が違うので、どちらも正しい点検です。あなたはA16とC16で、それぞれ正しいシールの肢を誤りとしていました。
給水系統は、水の流れに沿って、ポンプ、逆止め弁、給水弁、ボイラーです。逆止め弁は一方向だけ通して逆流を防ぐ弁。給水弁は人などが閉じて隔離できる弁です。ボイラーに近い給水弁を閉めれば、その手前の逆止め弁側をボイラーから切り離せます。C7の「ボイラーに近いのは逆止め弁」が逆でした。
第19章 キャリオーバは、気体にしたい水が液体のまま出ること
対象誤答:A14、D13、E13
半分水の入ったやかんを想像します。下に液体の水、上に空間、上方に蒸気の出口があります。水が気体に変わって出るのと、熱湯が液体のまま跳ねて出るのは違います。水滴は小さくても液体です。気体の水蒸気は透明で、白く見える湯気は細かな水滴です。
蒸気ボイラーでも、取り出したいのは蒸気です。水滴や泡を伴ってボイラー水まで出る現象をキャリオーバと呼びます。水滴が巻き上げられて出るのがプライミング。水面に広がった泡が水を連れ出すのがホーミングです。
泡は、気体を薄い水の膜が包んだものです。泡が出口へ来れば、その膜の液体も来ます。したがって「泡が広がって、蒸気に水分が混ざる」は自然につながる説明です。D13とE13であなたは、この同じ正しい説明を誤りとして選んでいました。泡だから液体の水とは無関係、と考える必要はありません。
水位が高いと、水面と出口の間の空間が狭くなります。蒸気を急に大量に使うと、出口へ向かう流れが強くなります。水滴が下へ落ちて戻る前に出口へ運ばれやすくなるので、プライミングを起こしやすい。蒸気負荷が大きいとは、外で蒸気を多く要求されることです。D13の低水位、E13の蒸気負荷過小は、発生しやすい条件と逆でした。
ボイラー水が過度に濃縮したり油脂分を含んだりすると泡立ちが問題になります。泡を抑えるには水質・濃縮の管理も必要で、単に水位だけ下げれば何でも解決するわけではありません。
出た水滴には、ボイラー水中の成分も含まれます。蒸気の純度が落ち、水面が激しく揺れて水位も読みにくくなります。過熱器へ水滴が入ると、その水を蒸発させるために熱が使われるので、蒸気温度は低下する方向です。一方、運ばれた不純物が管に付着すれば熱が逃げにくくなり、金属自体の局所過熱が起こり得ます。蒸気の温度と管の温度を分けます。A14では蒸気温度上昇を原因とするCを含め、純度低下Aを落としていました。正しい組はA・Bです。
対処で主蒸気弁を急開すると、出口へ蒸気を一気に流して巻き込みを悪化させます。火を弱めるのは蒸気の発生を減らす操作なので、同じ圧力低下でも働きが違います。高水位なら適切に水位を調整し、濃縮なら吹出しと給水で水質を管理します。「弁を開ける」と「火を弱める」を、結果の圧力だけで一括りにしません。
第20章 低水位で危ないのは、金属を冷やす水がなくなること
対象誤答:A13、B15
水は蒸気の材料であると同時に、火で熱せられる金属から熱を受け取る冷却役です。水位が下がり、熱せられている部分が水から露出すると、その金属は急に熱くなり、強度が落ちます。
そこで「水が足りないなら、すぐ足す」と考えると危ない場合があります。既に過熱した金属へ水を入れると、急激な蒸発と温度差による損傷が起こり得るからです。B15では、水面が煙管より低下した炉筒煙管ボイラーへ、まず徐々に給水して冷やすという肢が誤りです。燃料を止めることを優先し、過熱が疑われる状態へ安易に給水しません。鋳鉄製の異常低水位時に給水しないという肢も、その設問の条件では正しいものでした。
低水位の原因を、水が出すぎる、入らない、実際の水位を把握できない、の三つに分けます。蒸気を大量に取り出す、吹出し弁が漏れる、給水が不足する、逆止め弁が働かず逆流する、などは前二つです。水面計の連絡管が詰まるのは三つ目です。詰まり自体が水を消さなくても、低下に気付かず必要な給水をしない原因になります。
沸水防止管は、蒸気出口付近で水滴を分離する側の装置です。その閉塞を、直接の水位異常低下の原因として扱ったA13の肢が不適切でした。水位を測る通路と、蒸気から水滴を分ける装置は役割が違います。低水位の実機対応は設備固有の停止・点検手順が必要で、この文章は試験肢の理由を説明するものです。
第21章 点火は「燃料をためない」「冷たい金属を急に伸ばさない」
対象誤答:A11、B11、C11、C12、E11
炉の中に未燃ガスがたまったまま火を付けると、一度に燃えて圧力が上がります。点火前の換気、プレパージは、この燃える混合気を追い出す操作です。煙道のダンパはガス通路の開きを調節する板で、換気時に十分開いていなければ流れを妨げます。
油だきの点火時に起こる炉口への吹返し・逆火の設問では、空気より先に油を入れる、着火が遅れて燃料がたまる、煙道ダンパの開度が足りない、といった条件が問題になります。A11で挙げられた煙道のすす・未燃ガスの滞留は、主として煙道爆発の原因という分類です。B11の噴霧蒸気・空気が強すぎる条件は、火を吹き消す側の原因です。同じ「火の異常」でも、たまって一気に燃えるのか、吹き消えるのか、煙道で燃えるのかを区別します。これは、ガス予混合バーナで火炎が管内へ戻る逆火とは、具体的な場面を分けて読みます。
点火前には水位を常用水位に合わせ、水位検出や給水ポンプが働くかも確認します。水が減った下限でポンプが起動し、水が増えた上限で止まります。C11のBは上限で起動としたため逆です。水部の験水コックは、水があることを出てくる水で確かめるものです。水が出ないことを確認するCも逆で、正しい組はA・Dです。
たき始めは、空気抜き弁を初めから開けて内部の空気を逃がし、蒸気が出るようになってから閉じます。圧力が上がり始めて初めて開くのではありません。また冷えたボイラーを強く焚くと、火に近い部分と遠い部分で伸び方が違い、接合部などに無理がかかります。整備直後こそ徐々に昇温します。C12の強く焚くCは誤りで、正しい組はA・Dでした。Dの圧力計交換は、下部コックで計器側を確実に隔離できることを前提とする試験上の説明です。
E11のガスバーナが上下二段ある場合は、下方から点火します。下段の点火に失敗して未燃ガスが出たとき、上に既に火がある配置を作らないという安全上の考え方です。ただし、隣のバーナや熱い炉壁を火種にしてよいという意味ではなく、各バーナは決められた点火用火種で点火します。ガス圧のある継手・コック・弁を検出器や検出液で漏れ点検する肢は正しく、火を近づけて漏れを調べる方法ではありません。
第22章 吹出しは、冷却水も一緒に減らす操作
対象誤答:D17
スラッジや濃縮した成分を外へ出すには、ボイラー水の一部を抜きます。ただし水は金属を冷やす役も担います。火力が大きく蒸気も大量に出ているところへ、さらに水を抜くと、水位や循環への負担が大きくなります。したがって、炉筒煙管ボイラーの吹出しは運転前、停止時、低負荷時などに行います。D17の最大負荷よりやや低いとき、という条件は低負荷とは違います。
二つの吹出し弁を直列に置く構成では、ボイラーに近い側が急開弁、下流側が漸開弁です。急開弁は開閉を受け持ち、漸開弁はゆっくり開けて流量を加減します。まず急開弁を全開にし、その後に漸開弁を徐々に開ければ、流れの絞りを下流の調節用の弁に受け持たせられます。
閉じるときは、漸開弁で先に流れを止め、最後に急開弁を閉じます。急開弁を先に半開状態で絞ると、汚れを含む高速の流れが弁の当たり面を傷めやすくなります。あなたが選んだ、漸開弁を先に閉じるという肢は正しい順序でした。
水冷壁の吹出しは運転中にしません。強く加熱されている管から冷却役の水を抜くことになるためです。吹出し中に他の仕事をしないのも、水位低下や弁の操作状態を見失わないためです。なお、スートブローは燃焼ガス側のすすを吹き落とす別作業です。「ブロー」という言葉だけで、水を抜く操作と混ぜません。
第23章 通常停止・排水・休止保存を、危険が消える順に並べる
対象誤答:A18、C18、E18
通常停止では、最初から水を抜きません。火と金属にまだ熱が残っているので、常用水位を保ちながら蒸気の送り出しを徐々に減らします。次に燃料を止め、炉内・煙道を十分換気してからファンを止めます。ファンを先に止め、燃料が残る状態を作ると、不完全燃焼や未燃燃料の滞留を招きます。A18のBはこの順序が逆でした。
E18の記号を言葉で並べると、Dの水位維持と負荷低下、Bの燃料停止と換気、Aの無圧確認と給水弁・蒸気弁の閉止、Eの空気抜弁からの空気導入、Cの90℃以下での排水、です。正しい順序はD→B→A→E→C。燃料を止めてから最初の負荷調整へ戻る、最後に無圧を確認する、という並びではありません。
冷えると内部の蒸気が液体へ戻り、占める体積が大きく減ります。密閉したままだと内部が負圧になり、外気に押しつぶされる向きの力がかかります。圧力がなくなる段階で空気を入れるのは、その負圧を防ぐためです。「少し真空にするため」ではありません。水を全部排出するのは十分冷えてからで、設問の基準は90℃以下です。
休止中のさびを防ぐには、乾かして水分をなくす方法と、薬剤を入れた水で満たして空気との接触を減らす方法があります。乾燥保存では、排水・乾燥後、シリカゲルや活性アルミナなどの吸湿剤を置き、密閉します。吸湿剤も水を吸えば能力を使い切るので、対象試験の目安は1~2週間ごとの点検・必要時交換です。C18の1か月ごとは長すぎるという判定でした。
満水保存は3か月程度までの休止の目安で、保存水の薬剤濃度を月1回以上確認します。凍結のおそれがあると、水が凍って膨張し損傷するので採用しません。「月1回」はこちらの濃度管理であり、乾燥保存の吸湿剤の周期へ移しません。シリカゲル・活性アルミナを挙げた、あなたの選んだ肢は正しいものでした。
第24章 内面清掃は水側。すすはガス側
対象誤答:D18
熱いガスと水は、金属の壁で隔てられています。水側には硬度成分からできたスケールや泥状のスラッジが付き、ガス側には燃焼由来のすすが付きます。両方とも熱を通しにくくしますが、発生する場所も掃除する場所も違います。
ボイラーの内面清掃は、ここでは水側の汚れを取り除く作業です。伝熱面の付着物だけでなく、水の循環路や、水面計・安全装置につながる穴や管の詰まりも対象になります。細い穴が詰まると、本体の水位や圧力が検出装置へ正しく伝わらなくなるためです。D18であなたが選んだ、安全装置や自動制御装置の機能障害を防ぐという目的は正しいものでした。
反対に、すすの付着を防ぐことを内面清掃の目的とした肢が誤りです。すすはガス側です。清掃時に、どこにどんな汚れが付いているかを見れば、それまでの水処理や腐食の状態も判断できます。単に見た目をきれいにするのではなく、熱と水の通り道、測定の通り道を回復する作業です。
第25章 水処理その1:硬度を入口で取る、漏れてきた分を泥にする
対象誤答:B20、D20、E20
硬度成分は、主に水に含まれるカルシウムやマグネシウムです。これらが加熱面へ硬く付くとスケールになります。熱が水へ逃げにくくなり、金属が過熱する原因です。まずボイラーの入口で、硬度成分を減らします。
軟化装置の中にはイオン交換樹脂があります。樹脂が持つナトリウムと、水中のカルシウム・マグネシウムを交換するので、出口の水の硬度が下がります。水のすべての成分をなくす純水装置ではありません。
処理する量が増えると、樹脂の交換能力を使っていきます。やがて出口へ硬度成分が漏れ始める境界が貫流点です。出口にどれだけ硬度が残っているかが残留硬度。横軸を処理水量、縦軸を残留硬度にすると、最初は低く、能力を使い切るにつれて上がるグラフになります。B20とD20は、この点を臨界点と呼んだ部分が違いました。臨界点は水と蒸気の状態などで使う別の言葉です。
使った樹脂は食塩水で再生します。大量のナトリウムを供給して、捕まえた硬度成分との交換状態を戻す操作です。また鉄分などで汚れていないか年1回程度調べ、洗浄や補充を行う説明も正しいものです。D20で選んだ保守の肢は、誤りではありませんでした。
入口で取りきれず缶内へ入った硬度成分には、清缶剤の軟化剤を働かせます。目的は水をただ透明にすることではありません。金属へ硬く貼り付く前に、排出しやすい泥状の粒、スラッジへ変えることです。不溶性とは水に溶けないという意味ですが、水に溶けない粒と、金属へ固く貼り付いた層は別です。粒を分散させ、成長・付着を抑えて、吹出しで水と一緒に排出します。作った泥を放置してよいわけではありません。
E20では、このスラッジに変える目的を誤りとして選びました。本当の誤りは、燃焼ガス側で硫酸などが凝縮する低温腐食を清缶剤で防ぐとした肢です。水に入れる薬が働く場所と、ガスから酸が付く場所を区別します。清缶剤には、適切なアルカリ性を保つ、泥の結晶成長を抑える、低圧でシリカを可溶性の形へ処理する、といった働きもあります。硬度成分の処理とシリカの処理を、どちらも全部溶かす・全部沈めると一律にしません。
第26章 水処理その2:酸素を抜くことと、アルカリ性を保つこと
対象誤答:A19、A20、E19
水には気体も溶けています。酸素や二酸化炭素は、水側の金属腐食に関係します。硬度を取る軟化処理をしても、酸素まで同時に取れたとはいえません。硬度成分と溶存気体は、別の問題です。
炭酸飲料のふたを開けると、圧力が下がって気体が抜けます。一般に気体は、その気体の分圧が高いほど水へ溶けやすく、温度が高いほど溶けにくくなります。加熱脱気は温めて溶けにくくする、真空脱気は圧力を下げて抜く、膜脱気は気体を通す膜を介して外へ移す方法です。A20では圧力が高いほど溶解度が減るというAを含めましたが、逆です。加熱して溶解度を上げるというCも逆で、正しい組はB・Dです。
薬品に酸素と反応してもらう方法が化学的脱酸素です。A19での正しい組は亜硫酸ナトリウムとタンニン。選んだ炭酸ナトリウムは、硬度処理やアルカリ調整の側で出てくる薬品です。薬品名の「ナトリウム」が共通だから同じ働き、とはしません。酸素を反応で消費する役と、硬度成分の形を変える役を区別します。
E19の腐食では、普通の低圧ボイラー水を適切なアルカリ性に管理するのが基本です。中性なら何に対しても穏やか、という日常感覚だけでは判断できません。鋼材表面の保護状態や水中成分によって、腐食しにくい範囲が変わるためです。ただしアルカリが強ければ強いほどよいわけでもありません。濃い水酸化ナトリウムが局所的に作用する腐食もあります。具体的な管理値は圧力・水処理方式などの条件で決めます。
溶接した場所には、加熱・冷却で伸縮した後も内部に力が残ることがあります。これが残留応力です。腐食環境と引張応力が組み合わさると、割れなどの損傷につながる場合があります。したがって、残留応力に関係する腐食があるという、あなたが選んだ肢は正しいものでした。点状に深く進むピッチング、溝状に進むグルービングも、腐食の形を表す言葉です。誤りは「中性に調整すればよい」とした肢でした。
第27章 燃料の基本:蒸発、引火、自着火、発熱量、分析は別の問い
対象誤答:A21、B21、C21、C22、D21、E21
燃料油を温めると、油の一部が気体になります。これが燃料の蒸気です。まだ燃やしていないので、この段階で二酸化炭素ができるという説明ではありません。液面上の燃料蒸気に小さな炎を近づけ、瞬間的に燃え始める最低の液温が引火点です。C22では発生するものを二酸化炭素、名称を着火温度としましたが、燃料蒸気と引火点が正しい組です。一般に灯油の引火点は重油より低くなります。
外から火を近づけず、加熱だけで自然に燃え始める最低温度が着火温度、発火温度です。小火炎を使ったかどうかで、引火点と分けます。燃料の酸化で熱が生じ、外へ逃げる熱より発生する熱が大きければ、内部に熱がたまり温度が上がります。B21が聞くのは、発熱と放熱の釣合い、平衡です。二つを足した合計ではありません。温度上昇を左右するのは、入る熱と出る熱の差だからです。
発熱量では、燃料を完全燃焼させて何の熱まで回収して数えるかを決めます。燃料中の水素が燃えると水ができます。もともと燃料に含まれた水分も水蒸気になります。この水蒸気が液体へ戻るときに放出する熱まで数えるのが高発熱量、数えないのが低発熱量です。高発熱量は総発熱量、低発熱量は真発熱量ともいいます。
両者の差は、水蒸気が液体へ戻る潜熱分です。温度を下げるだけの顕熱ではありません。そして水蒸気の量は、燃えて水になる水素の量と、初めからある水分の量で変わります。E21で選んだ「差は水素と水分の割合による」は正しい説明です。A21では、この正しいAと、液体燃料の発熱量をMJ/kgで示すBが正しい組でした。水分が多いことと燃料として優秀なことは別で、ここは発熱量の二つの定義の差を説明しています。
分析では、何を分けて測るかが違います。元素分析は、炭素・水素・酸素・窒素・硫黄など、材料を元素まで分けて割合を調べます。通常、固体・液体燃料の組成はこの形で扱います。気体燃料は、メタン、水素、一酸化炭素など、ガス成分ごとの割合で示します。D21とE21は、この分析法の割当てを入れ替えた肢が誤りです。
工業分析は、特に石炭などを実際に使う立場で、水分、灰分、揮発分を測り、残りを固定炭素とする方法です。100gを分類して、水分・灰分・揮発分を引いた残りを数えると想像します。固定炭素は、この測定上の残りの区分で、元素分析の炭素含有率と同じ定義ではありません。C21で必要だったのは工業分析・固定炭素の組合せです。
第28章 重油は温めればよいのではなく、流して霧にできる粘りにする
対象誤答:A22、B22、B24、C24、E24
冷えたはちみつと温かいはちみつを比べると、温かい方が流れやすくなります。重油の加熱も、基本は粘りを下げ、バーナで細かい霧にしやすくするためです。既に粘度の低い油を、必ず加熱するわけではありません。A重油や軽油は一般に加熱せず使用できます。C重油では通常80~105℃が対象問題の目安ですが、実際には油とバーナに合う粘度が目的です。
温度が低すぎれば粘く、細かな滴にしにくく、すすや不安定燃焼の原因になります。逆に高すぎると、油管内で油が気化して、液体を安定供給できなくなることがあります。これがベーパロックです。流れが乱れれば、炎も強くなったり弱くなったりする、いきづき燃焼になります。E24で選んだ「加熱しすぎるといきづき」は正しく、低粘度の重油を加熱するとした肢が誤りでした。B24も、A重油・軽油の必須予熱を含めた点が違い、正しい組はB・Cです。
油中の水分にも害があります。燃焼へ使いたい熱の一部が水の加熱・蒸発へ使われ、燃焼が脈動する原因にもなり、貯蔵中のスラッジ形成にも関係します。ただし、試験でのベーパロックは油の過熱・気化として整理します。B22の水分が多いからベーパロックという肢が不適切でした。水分によるいきづきは正しい説明です。
残留炭素分が多いと、ばいじんが増える傾向があります。灰分は燃え残る無機物で、伝熱面に付けば熱の通りを邪魔します。灰が付くほど伝熱がよくなるというA22のDは逆です。灰分中のバナジウムなどは、高温部の腐食にも関係します。
硫黄分が燃えてできる硫黄酸化物は、燃焼ガス側での硫酸による低温腐食につながります。金属表面が冷たくなり、酸が凝縮して付くことが問題です。高温腐食と入れ替えたC24のDは不適切です。C24の正しい組は、水分によるスラッジ形成Bと、残留炭素分によるばいじん増加Cです。
硫黄の数値は、重油の種類・等級の指定と一組で扱います。A22のC重油1号の問題では3.5%以下に対して5%以下とした点が違います。C24の質量10%前後も不適切です。これは燃料のどの用途にも一律の硫黄上限という意味ではなく、船舶燃料の別規制などとも混同しません。
第29章 燃料供給は、備蓄・安定供給・ごみ取り・粘度調整の分業
対象誤答:A25、B25、E25
貯蔵タンクは燃料の大きな倉庫です。一般に1週間から1か月程度使う分を蓄えます。サービスタンクは、そこから受け取ってバーナへ安定供給する中継地点です。試験の目安では2時間分程度。大きく蓄える役と、使用先へ安定して渡す役を分けます。
サービスタンクの油面が下がれば、貯蔵タンクから補います。そのため、油面計、温度計、自動油面調節装置を取り付けます。E25で選んだこの肢は正しいものでした。A25で一般的な自動油面調節装置の取り付け先を貯蔵タンクとした肢は、役割を取り違えています。
タンクの底には、水や沈殿物がたまりやすくなります。底そのものから吸い出せば、それまで吸い込みます。そこで油取出し口を底から20~30cm程度上げるという説明は正しいものです。給油口と取出し口も、入れる口と使う油を出す口として分けます。
ストレーナは、網などで固形のごみを捕まえる装置です。自動清掃できるオートクリーナでも、基本の仕事は固形物の除去です。油に混じった水分を除く装置というB25・E25の肢が誤りです。「クリーナ」という名前でも、あらゆる不純物を取るわけではありません。
油加熱器は粘度を下げる装置で、ごみ取りでも油面調節でもありません。B25で選んだ粘度調整の説明は正しいものでした。問題を読むときは、倉庫なのか中継なのか、ごみを取るのか温めるのか、一つずつ仕事を当てはめます。
第30章 油バーナは、何の力で油を細かくするか
対象誤答:A26、C27、D26、E26
大きな油の塊は、表面しか空気に接しません。細かな滴に分けると、同じ油の量でも全体の表面積が増え、温まり、蒸発し、空気と混ざる過程が進みやすくなります。液体を細かな滴にすることが霧化・微粒化です。
圧力噴霧式は、油そのものに圧力をかけ、ノズルから勢いよく噴き出させます。空気噴霧式や蒸気噴霧式は、別に送った高速の空気・蒸気を油へ作用させ、油を細かくします。この「油を細かくするために使う別の流体」が霧化媒体です。燃えるために酸素を供給する空気とは、役割を区別します。空気が要るバーナが全部、空気を霧化媒体として使うわけではありません。
回転式は、高速で回るカップの内面に油膜を作り、遠心力で外へ飛ばします。ガンタイプは、送風用のファンと圧力噴霧式バーナを組み合わせた小容量用に多い構成です。A26は圧力噴霧へ霧化媒体の混合を持ち込んだ肢が誤り、C27は圧力式と蒸気式の説明が入れ替わり、正しい組はB・Cでした。E26で霧化媒体を必要とするのは空気噴霧式です。
次に油量の調節です。最大に燃やせる量を、安定して燃やせる最小量で割った比がターンダウン比です。最大100、最小20なら5。最大100、最小10なら10で、後者の方が低負荷まで調節できます。数字は例です。
圧力噴霧の油量を変えるには、バーナ数を変える、ノズルを替える、戻り油式で供給油の一部を戻す、プランジャ式でノズルの流路を調節する、といった方法があります。プランジャは動く部品で流路の大きさなどを変える方式です。D26では、その正しい調節方法を選びましたが、本当の不適切な肢は油加熱器を用いることでした。油を適切な粘度にする仕事と、噴射量の調節範囲を広げる仕事は別です。
第31章 ガス燃焼は、燃料と空気を混ぜる場所で違いが出る
対象誤答:B27、E27、E23
火が燃え続けるには、燃料と酸素が一緒に必要です。予混合燃焼は、バーナの出口より手前で、ガスと空気をあらかじめ混ぜます。出口の手前にも燃える混合気があるので、条件によって火炎が上流へ伝わる道があります。流れる速さより火炎が伝わる速さが勝つと、火が戻る逆火が起こり得ます。
拡散燃焼は、ガスと空気を別々に送り、出口付近で混ざりながら燃やします。通常はガス側の管内に燃える空気との混合気がないため、予混合式と同じ火炎の戻り道がありません。流量や噴出の仕方を変えて、炎の長さや広がりを調節しやすい方式です。B27の調節が難しい、E27の逆火の危険性が高い、という肢が誤りでした。拡散式なら燃料漏れや炉内爆発を含む全事故が起こらない、という意味ではありません。
E23は、固体燃料と比べた気体燃料の特徴でした。石炭の灰などが高温で溶け、固まった塊をクリンカと呼びます。ガス燃料は一般に灰分が非常に少ないので、クリンカはほとんど発生しません。あなたが選んだこの文は正しいものです。
天然ガスの主成分であるメタンは、炭素だけでなく水素も多く含みます。水素が燃えても二酸化炭素は出ないため、同じ熱を得るとき、石炭よりCO₂の排出を少なくできます。ただし、少ないことと3分の1以下まで減ることは別です。代表的な比較では石炭に対して天然ガスはおおむね半分強であり、設問の3分の1以下は減らしすぎた説明です。具体比率は燃料組成や比較基準で変わります。
一方でガスは漏れると空気と混ざりやすく、可燃性混合気を作る危険があります。灰が少ない、燃やしやすい、爆発のおそれがある、は両立する特徴です。「きれいな燃料なら安全」という一つの評価にまとめません。
第32章 空気は、足りなくても、多すぎても困る
対象誤答:A23、B13、B23、B29
燃料が燃え切るために、化学式上必要な最低限の空気量が理論空気量です。実際の炉では、燃料のすべての場所へ酸素が完全に均等に届くわけではありません。そのため、一般には理論値より余裕を持たせた空気を送ります。
空気比は、実際空気量を理論空気量で割ります。必要最低限が10で実際に12送るなら1.2です。B23では分数が逆になった肢が誤りでした。A23では実際空気量の方が少ないとした肢が誤りです。空気が足りないと一酸化炭素やすすなどが増え、燃え残りの損失になります。
多すぎても、余分な空気を熱して煙突へ捨てることになります。適量を調べるため、排ガスのO₂、CO、CO₂などを測ります。B13で選んだ、この計測による判断は正しいものでした。試験での油炎の一般的な良好色は明るいオレンジ色で、輝白色を最適とした肢が不適切でした。ただし実機は色だけで管理するのではなく、計測値も使います。
一次空気・二次空気は、供給場所と仕事を分けた名前です。微粉炭なら、粉にした石炭を一次空気に乗せてバーナへ運び、二次空気で燃焼を補います。B29の二次空気が微粉炭と予混合して送られるという説明は、一次と入れ替わっています。
火格子は、固体燃料を載せるすのこ状の部分です。通常の上向き通風では、一次空気を下から燃料層へ通し、二次空気を上側の可燃性ガスの炎へ送ります。油・ガスでは、一次空気が初期燃焼を安定させ、二次空気が混合を進めて燃え切らせます。燃料形式が違えば、同じ一次・二次でも具体的な配置が違います。
排ガスには水蒸気もあります。燃料中の水素が酸素と反応して水になり、もともとの水分も蒸発するからです。A23で選んだH₂Oを含むという肢は正しい説明でした。
第33章 燃え切る時間と、NOxが増える時間を混ぜない
対象誤答:C8、C28、D28、E29
燃料を炉へ入れても、瞬間で全部燃え切るわけではありません。油滴が温まり、蒸発し、空気と混ざり、反応する時間が必要です。燃え切るのに仮に2秒かかる燃料を1秒で炉から出せば、未燃のまま出ます。E29の炉内滞留時間が燃焼完結時間より短いというDは誤りです。あなたのA・B・DからDを除いたA・Bが正しい組でした。
一方で、高温に長く置くと増える別の反応があります。空気中の窒素と酸素からサーマルNOxが生じる反応です。NOxは窒素酸化物の総称です。燃料中の窒素に由来するものはフューエルNOxと呼びます。燃え切る反応と、望まないNOxを作る反応は、同じ炉の中でも分けて考えます。
燃焼室全体では燃え切るだけの時間を確保しつつ、特に高温の領域に不必要に長く滞留させないようにします。「滞留時間は長い方がよい」「短い方がよい」と一語で決めず、どの場所で、どの反応を対象にしているかを見るのです。C28の高温域で長く滞留させる方法はNOx抑制に不適切、D28で選んだ短くする方法は抑制に適切です。
局所的な高温を避ける、燃焼域の酸素濃度を適切に抑える、排ガス再循環で温度を抑える、窒素分の少ない燃料を使う、排煙脱硝装置で発生後のNOxを除く、という対策があります。燃え残るほど空気を減らすという意味ではありません。発生させにくくする方法と、できたものを取り除く方法も分けます。
空気予熱器は、出ていく燃焼ガスの熱で、これから燃やすために入る空気を温めます。捨てる熱を回収できるので効率が上がり、燃焼もよくなります。しかし火炎温度が上がれば、NOxが増える場合があります。D28で不適切なのは、空気予熱で燃焼温度を上げる方法です。効率とNOxは、同じ評価軸ではありません。
熱交換式は、固定された金属壁の片側にガス、反対側に空気を流し、壁越しに熱を渡します。再生式は、蓄熱する部材がガス側で温まり、空気側へ移って熱を渡します。C8は、後者の動く部材の説明を熱交換式と呼んだ点が違います。
E29の火炎を伝熱面や炉壁へ直射してよいというCも不適切です。放射で熱を受けることと、火炎を直接衝突させることは違います。局所的な過熱や燃焼の悪化を避ける形にします。耐火材が長く使え、漏入・漏出と外へ逃げる放射熱損失が少ないというA・Bは、熱を炉内で有効に使うための条件です。
第34章 燃焼室熱負荷は、火力を部屋の容積で割ったもの
対象誤答:A28、A29、D29
同じ火力を、広い部屋で燃やす場合と狭い部屋で燃やす場合を比べます。狭い方が、部屋の大きさに対して強く燃やしていることになります。この燃焼の強さを容積当たりで表した量が、燃焼室熱負荷です。
分子は、燃料が単位時間に発生する熱量です。分母は燃焼室の容積です。火力1000kW、容積2m³なら500kW/m³。容積が半分なら熱負荷は2倍です。kWは単位時間当たりのエネルギー、m³は部屋の体積なので、単位そのものが意味を表しています。
あなたはA28とD29で、発生熱量ではなく吸収熱量を選んでいました。発生熱量は燃料が出した熱、吸収熱量は水などが受け取った熱です。すべての熱が水へ渡るわけではなく、排ガスや周囲へ逃げる分があります。燃焼室をどれだけ強く焚くかという量と、水へどれだけ回収できたかという量を分けます。
対象の試験上の目安では、油・ガスだき炉筒煙管ボイラーは400~1200kW/m³、水管ボイラーは200~1200kW/m³です。機種の違いを外して一つの普遍値にはしません。数値は設計上の目安として覚える部分で、定義の発生熱量・容積をまず押さえます。
A29では、一般に最大の熱損失として外壁からの放熱を選びました。しかし大きいのは、通常、排ガスが熱いまま煙突へ運び去る顕熱です。大量のガスが流れ続けるので、表面の一部から逃げる熱より大きくなりやすいのです。断熱だけでなく、排ガス温度・空気量の適正化や、節炭器・空気予熱器による回収が効率に関係する理由です。
第35章 通風は、入口で押すか、出口で吸うか
対象誤答:A30、B30、C30
燃えるためには空気を入れ、燃えた後のガスを出す必要があります。入口のファンで空気を押し込むのが押込通風、出口側のファンで燃焼ガスを吸い出すのが誘引通風です。両方を使い、炉内を大気圧よりわずかに低く調整するのが平衡通風です。A30のAは、その平衡通風の説明を誘引通風と呼んでいました。
押込だけなら炉内は外より高圧になりやすく、すき間からガスが外へ出る方向です。誘引なら炉内は外より低圧なので、すき間から外気が中へ入ります。掃除機のホースに穴があれば、そこから空気を吸う姿です。C30の外へ漏れるというCは逆でした。
自然通風は、煙突の中の熱く軽いガスと、外の冷たく重い空気の密度差を利用します。基本の通風力は、その密度差と煙突の高さに関係し、高いほど大きくなります。低いほどよいというC30のAは誤りです。差圧をPaで計算するときは重力加速度も含む関係になります。試験の言葉上の比較と、単位をそろえた計算式を混ぜません。
押込ファンは常温の空気を扱いますが、誘引ファンは熱く膨張して体積の大きなガスを扱うため、必要動力が大きくなりやすい。対象試験での標準比較は押込<平衡<誘引です。平衡は二つのファンが圧力上昇を分担するので、二台あるから必ず誘引だけより大きい、と単純には決まりません。実際の動力は設備設計にも依存します。
ファンの羽根も形式が違います。多翼形は前向きの羽根を多数付け、小型・軽量にしやすい一方、比較的効率が低い。後向き形は羽根を回転方向と逆向きに曲げ、高効率で高圧・大容量にも適します。ラジアル形は半径方向へ伸びる比較的少数の羽根で、形が簡単で交換しやすい。B30で選んだラジアル形の説明は正しく、多翼形を大形・重い・高効率とした肢が誤りでした。羽根が多いことと効率が高いことは同義ではありません。
第36章 法定伝熱面積は、熱を受ける物を全部足した面積ではない
対象誤答:A31、B31、C31
ここまでの伝熱面は、熱が渡る実物の面を指しました。法令の伝熱面積は、資格や設備区分などのため、どの部分をどう数えるかを定めた値です。熱を交換しているから全部入れる、とはしません。
まず三つの仕事を分けます。節炭器、別名エコノマイザは、これからボイラーへ入る給水を排ガスで温める装置です。本体の蒸発部は水を蒸気にします。過熱器は、できた蒸気をさらに熱して、飽和温度より高い蒸気にする装置です。入口の水の予熱、液体から蒸気への変化、できた蒸気の追加加熱、という違いがあります。
対象の法定伝熱面積では、節炭器・過熱器の面積は算入しません。水管ボイラーでガスに触れる水管や管寄せは算入します。管寄せは多数の水管をつなぐ水の集合部なので、名前に「管」があっても過熱器と同じ扱いではありません。B31は管寄せを除外してしまい、C31は過熱器を加えてしまいました。C31の正しい組は管寄せA・水管Bです。
煙管は中をガスが通るので内径側、水管は外をガスが通るので外径側の面積を基準にします。ただし、耐火れんがで覆われた水管は、その炉壁への投影面積で算定する規定があります。投影面積とは、その面を正面から見たときの面積という考え方です。A31の覆われた水管は算入しないという肢が誤りでした。覆いがあるからゼロ、と決めてはいけません。
貫流ボイラーでも過熱器の面積をそのまま含めません。電気ボイラーは火に触れる面で数える方法が使えないので、電力設備容量60kWを1m²に換算します。これは制度上の換算であり、実際に1m²の板があると述べているのではありません。
第37章 検査は「何が起きたから、何を確かめるか」で分ける
対象誤答:A32、A36、B32、B36、B37、C36、C37、D36、E37
製造時、設置時、使い続ける時、変更した時では、確かめたいことが違います。検査という一語でまとめず、出来事へ名前を結び付けます。ここでは対象の公表問題の条件に沿って説明します。
製造の段階では、溶接部が適切につながっているかを確かめる溶接検査と、できたボイラーの構造を確認する構造検査を分けます。対象となる溶接ボイラーは、溶接検査に合格した後に構造検査です。B32で選んだ使用→構造という順序とは違います。
輸入したボイラーや、廃止したものを再設置する場合などは、使用検査の対象です。D36の輸入なら構造検査という肢が誤りです。A32の廃止後の再設置は、使用検査、設置届、落成検査の順です。本体を使えるか確認することと、その場所へ設置した状態を確認することを分けます。落成検査に合格した、またはその検査が不要と認められたボイラーについて、検査証が交付されます。
使い続けるための検査証更新は性能検査です。期限は原則1年ですが、検査結果により1年未満、または1年を超え2年以内を定めて更新できる規定があります。原則1年と、結果によって変えられることは両立します。A36で選んだ期間の肢は正しいものでした。検査に立ち会い、原則としてボイラー・燃焼室・煙道を冷却・清掃し、見える・調べられる状態を準備します。C36で選んだ準備の肢も正しいものです。
変更検査は、指定された部分・設備を変更した場合です。胴、ドーム、炉筒、火室、鏡板、天井板、管板、管寄せ、ステー、附属設備、燃焼装置、据付基礎という対象があります。対象問題では過熱器やステーの変更は該当し、主蒸気管・煙管・給水装置・空気予熱器を変更したというだけの選択肢とは区別します。E37は煙管を選びましたが、答えはステーです。煙管と管板も別物です。前者はガスを通す筒、後者は管の端を取り付ける板です。
ここは「重要そうな部品だから検査が要る」と推測すると間違えます。原理は理解の助けになりますが、法令が列挙した範囲が判定基準です。B36で選んだ廃止後の再設置は使用検査の話で、過熱器の変更が変更検査です。D36でも過熱器の変更は正しい肢でした。
法令上の休止を経て再び使うときは使用再開検査です。保存が良好だったというだけで検査の一部を省略できる、としたC36の肢は規定にありません。なお、単に毎日の運転を止めて翌日再起動することと、この法定の休止を同一に扱いません。
最後に、設備と紙の問題を分けます。検査証を破損・紛失したなら再交付。設置する事業者が変わったなら書替えで、変更後10日以内です。B37の30日以内は違います。C37では伝熱面積変更を選びましたが、再交付が必要なのは証書の損傷でした。廃止したら検査証を返還します。物が変わる、使う人が変わる、紙が壊れる、を別の出来事として扱います。
第38章 ボイラー室の数字は、どこからどこまでの距離かを先に決める
対象誤答:A33、B33、C32、E32
大きな熱源を建物に置くときは、周りの物を熱や火から守り、点検・掃除する空間も必要です。ボイラー室の距離は、その場所ごとに決められています。同じ数字を、上にも横にも当てはめません。
原則として伝熱面積3m²を超える対象ボイラーは、専用の建物、または建物内を障壁で区画した場所に設置します。A33の密閉された室という説明は違います。燃焼には空気が必要で、区画することと密閉して空気を断つことは同義ではありません。C32の5m²の蒸気ボイラーは3m²を超えるので対象です。屋外式・移動式・小型等の除外条件は問題文に従います。
上は、ボイラー最上部から天井などまで原則1.2m以上。横は、立てボイラーまたは本体を被覆していないボイラーの外側から、壁や側方の構造物まで原則0.45m以上です。E32は、横の隙間を問う文に、上の天井・1.2mの組合せを入れたため誤りでした。数値の大きさより先に、測る向きを決めます。
ただし小寸法なら横の距離に例外があり、胴内径500mm以下かつ長さ1000mm以下では0.30m以上です。B33はちょうど500mm・1000mmで、以下に含まれます。二つの条件を両方満たすので、答えは0.30mでした。E32は内径500mmを超えると明記され、この例外へ入りません。
室内に置く燃料は、原則としてボイラー外側から2m以上、固体燃料なら1.2m以上です。これは天井との距離ではなく、燃料を熱源から離す距離です。排ガスを直接観測できなければ、それに代わる観測の措置を設けます。作業主任者を複数置けば観測設備の代わりになる、というC32のCは誤りです。正しい組はA・B・Dでした。
1.2、0.45、0.30、2という数値は、空間の安全という目的から大まかな意味は分かっても、厳密値を推論だけで導けません。上方、通常の側方、小寸法の側方、燃料という位置に貼り付けて読む部分です。
第39章 過熱器の安全弁は、出口から蒸気を逃がす
対象誤答:A39、B39
過熱器は、できた蒸気を熱いガスでさらに加熱する管です。中を流れる蒸気は、熱をもらうと同時に、管の金属から熱を持ち去っています。ガス側から熱が来続けるのに蒸気の流れがなくなると、管の金属が過熱しやすくなります。
そこで過熱器の出口付近の安全弁が開けば、蒸気は過熱器を通って出口から逃げます。入口で抜いてしまう場合と違い、管の中へ流れを確保して冷却に役立てられます。規格の過熱器安全弁は、過熱器の温度を設計温度以下に保つという目的も持ちます。
貫流ボイラーでは、最大蒸発量以上を吹き出せる安全弁を、過熱器の出口付近へ取り付けられます。A39・B39は、両方とも入口へ置き換えた肢が誤りでした。「本体から離れた場所なら何でもよい」ではなく、過熱器を通過した後に逃がす位置がポイントです。
過熱器にも、停止中などに蒸気が凝縮したドレンがたまるので、ドレン抜きが必要です。B39で選んだこの説明は正しいものでした。給水内管は取り外せる構造とする説明も正しく、A39の選択肢5は誤りではありません。
貫流式は、多量の水をドラムにためて循環させる形式と異なり、管を通る間に水を蒸気へ変えます。そのため、給水逆止め弁や吹出し管を省略できる規定があります。一方、水が不足したまま燃やすと管がすぐ過熱しやすいので、起動・運転時の水不足で燃料を自動遮断する装置などが必要です。「付属品が少ないから安全装置も不要」とはなりません。
第40章 定期自主検査は、頻度と装置の所属を分ける
対象誤答:B35、C35
日常の見回りと、法令で定めた定期自主検査は別です。定期自主検査は、原則として1か月以内ごとに1回。結果は3年間保存します。1か月を超えて使用しない期間の扱いには例外がありますが、再び使う前の検査が必要です。C35で選んだ月1回の肢は正しいものでした。
検査表では、装置を本体、燃焼装置、自動制御装置、附属装置・附属品などに分けます。ここは見た目の印象だけで所属を決めません。炉壁は建物の壁に見えても、検査表では燃焼装置側です。煙道も、燃焼したガスを通す系統として燃焼装置に入ります。
B35では、炉壁を本体としたAを含めましたが、誤りです。火炎検出装置は自動制御装置B、燃料のストレーナは燃焼装置Cで、正しい組はB・C。煙道を附属品としたDも違います。バーナタイル・炉壁、ストーカ・火格子、油加熱器・燃料供給装置などを、燃料を燃やしガスを通す仕事として束ねます。
C35の漏れ・損傷・通風圧の異常という点検項目は、煙道についての組合せです。それをスートブロワへ付け替えた肢が不適切でした。スートブロワはすすを吹き落とす装置、煙道は燃焼ガスの通り道です。自動制御装置の電気配線で端子の異常を調べることは、信号や電源が確実につながるかを見る点検です。
頻度の数字を知っていても、装置と点検項目の組合せが違えば誤りになります。「何日に1回か」と「何の異常をどの装置で見るか」を別々に確認します。
第41章 取扱資格は、種類を決めてから、その種類の上限を当てる
対象誤答:B34、D33
伝熱面積の数字だけを比べると、30m²の方が15m²より大きいので難しそうに見えます。しかし、蒸気・温水・貫流では、構造と危険の持ち方が違うため、技能講習で扱える小規模の範囲も別々に定められています。
対象問題の蒸気ボイラーでは、伝熱面積3m²以下、または胴内径750mm以下かつ長さ1300mm以下などの区分があります。温水ボイラーは14m²以下。貫流ボイラーは30m²以下で、気水分離器があれば内径400mm以下・内容積0.4m³以下等の条件が付きます。「以下」はその数値を含みます。
B34の温水19m²、D33の温水15m²は、どちらも14m²を超えるため、原則ボイラー技士でなければ扱えない側です。一方、蒸気3m²は境界に含まれ、条件を満たす貫流30m²も境界に含まれます。あなたはそれぞれ貫流30m²、蒸気3m²を選びましたが、まず種類ごとの枠へ分ける必要がありました。両設問とも木質バイオマス温水ボイラーの除外条件があります。
電気ボイラーは60kWを伝熱面積1m²として換算するので、設問の75kWは1.25m²です。75という数字を、面積の3や14と直接比べません。
小規模ボイラーと小型ボイラーは、同じ「小さい」という日常語でも法的に別の区分です。また、本人が取り扱える範囲と、複数台を含む設備で誰を作業主任者に選任するかも別の問いです。面積だけを拾う前に、何の資格条件を聞いているかを確定します。具体的な上限は制度の指定で、面積の大きさだけから推測できません。
第42章 給水設備をまとめられても、水位の調節まで一つにはできない
対象誤答:D40
二つの浴槽へ、一つの大きな給水源から水を送る場面を考えます。給水源は共通でも、一方は水が減り、もう一方は満杯かもしれません。一つの水位だけを見て両方へ同じように給水すれば、足りない槽とあふれる槽ができます。
ボイラーも同様に、給水装置の能力を考えることと、各ボイラーの水位に応じて給水を調節することは別です。近接した複数の蒸気ボイラーを結合して使う場合、規定の給水装置の要件について一つとみなす扱いがあります。D40で選んだこの説明は正しいものでした。
しかし、自動給水調整装置を2基に共通のものにできる、という肢は不適切です。各ボイラーの状態に応じて水位を保つ必要があります。「設備を一つとみなす」という特定の規定を、すべての制御へ広げないことです。
給水能力は、蒸気として出ていく最大量を補えることが必要です。給水弁は止める、逆止め弁は逆流を防ぐ、調整装置は必要量を加減する、と役割を分けます。共通の配管があっても、それぞれの役割は消えません。
付録 全誤答116件の対応表
番号は当時の選択番号です。「誤っているもの」を選ぶ問題では、正答番号が指す文自体は誤った文です。正答番号と正しい内容を混同しないでください。
A1 令和8年4月公表 問1 (ボイラーの構造に関する知識 問1)
あなたの選択:3/正答:2
判定の分かれ目:大気圧の説明は正しい。換算蒸発量へ掛けるのは標準の蒸発熱であり、発生蒸気の比エンタルピーではない。
説明:第02章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/93031?lk=#explst
A4 令和8年4月公表 問4 (ボイラーの構造に関する知識 問4)
あなたの選択:2/正答:4
判定の分かれ目:保有水量が大きいので圧力変動が小さいという説明は正しい。ブリージングスペースを設けるのは鏡板。
説明:第06章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/93034?lk=#explst
A7 令和8年4月公表 問7 (ボイラーの構造に関する知識 問7)
あなたの選択:1/正答:4
判定の分かれ目:人が入るマンホールの寸法は正しい。一般に円形なのは検査穴で、だ円形とした肢が違う。
説明:第07章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/93037?lk=#explst
A8 令和8年4月公表 問8 (ボイラーの構造に関する知識 問8)
あなたの選択:1/正答:3
判定の分かれ目:水高計は圧力を測る。逃がし管をつなぐ先を密閉形膨張タンクとした部分が誤り。
説明:第08章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/93038?lk=#explst
A9 令和8年4月公表 問9 (ボイラーの構造に関する知識 問9)
あなたの選択:3/正答:1
判定の分かれ目:温度差を使うのはAバイメタル・Bベローズ。選んだCオリフィス・Dディスクは別の作動原理。
説明:第09章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/93039?lk=#explst
A10 令和8年4月公表 問10 (ボイラーの構造に関する知識 問10)
あなたの選択:3/正答:1
判定の分かれ目:A・Bは正しいがDの比例帯を加えた点が違う。オンオフ式で設定する幅は動作すき間。
説明:第14章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/93040?lk=#explst
A11 令和8年4月公表 問11 (ボイラーの取扱いに関する知識 問1)
あなたの選択:1/正答:4
判定の分かれ目:ダンパ開度不足は点火時の逆火原因になり得る。煙道内のすすや未燃ガスの滞留は煙道爆発側の原因。
説明:第21章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/93041?lk=#explst
A13 令和8年4月公表 問13 (ボイラーの取扱いに関する知識 問3)
あなたの選択:5/正答:3
判定の分かれ目:水面測定通路の閉塞は低水位を見逃す原因になる。沸水防止管は水滴分離側の装置。
説明:第20章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/93043?lk=#explst
A14 令和8年4月公表 問14 (ボイラーの取扱いに関する知識 問4)
あなたの選択:4/正答:1
判定の分かれ目:正しい組はA純度低下・B水面揺動。選んだCの蒸気温度上昇は、水滴が熱を奪って蒸発する働きと逆。
説明:第19章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/93044?lk=#explst
A16 令和8年4月公表 問16 (ボイラーの取扱いに関する知識 問6)
あなたの選択:1/正答:3
判定の分かれ目:グランドパッキンの少量滴下は正しい。起動時は吸込み全開・吐出し全閉であり、両方全開ではない。
説明:第18章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/93046?lk=#explst
A18 令和8年4月公表 問18 (ボイラーの取扱いに関する知識 問8)
あなたの選択:2/正答:3
判定の分かれ目:A・Dは正しい。選んだBはファン停止と燃料停止が逆。Cの真空にする説明も不適切。
説明:第23章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/93048?lk=#explst
A19 令和8年4月公表 問19 (ボイラーの取扱いに関する知識 問9)
あなたの選択:3/正答:4
判定の分かれ目:亜硫酸ナトリウムとタンニンが脱酸素剤の組。選んだ炭酸ナトリウムは硬度処理・アルカリ調整側。
説明:第26章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/93049?lk=#explst
A20 令和8年4月公表 問20 (ボイラーの取扱いに関する知識 問10)
あなたの選択:2/正答:4
判定の分かれ目:選んだAの圧力上昇で溶解度低下は逆。Cの加熱で溶解度上昇も逆。B・Dが正しい。
説明:第26章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/93050?lk=#explst
A21 令和8年4月公表 問21 (燃料及び燃焼に関する知識 問1)
あなたの選択:5/正答:1
判定の分かれ目:Aの水素・水分による発熱量差、BのMJ/kgが正しい。選んだCは潜熱を顕熱に、Dは着火温度を引火点に取り違えている。
説明:第27章
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A22 令和8年4月公表 問22 (燃料及び燃焼に関する知識 問2)
あなたの選択:1/正答:4
判定の分かれ目:B水分によるスラッジ・C残留炭素とばいじんが正しい。選んだAの硫黄上限5%は対象等級の値と違う。
説明:第28章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/93052?lk=#explst
A23 令和8年4月公表 問23 (燃料及び燃焼に関する知識 問3)
あなたの選択:5/正答:3
判定の分かれ目:水素の燃焼や燃料中の水分により排ガスにH₂Oがあるのは正しい。実際空気量は一般に理論量より多い。
説明:第32章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/93053?lk=#explst
A25 令和8年4月公表 問25 (燃料及び燃焼に関する知識 問5)
あなたの選択:2/正答:1
判定の分かれ目:取出し口を底から20~30cm上げる説明は正しい。一般的な自動油面調節はサービス・タンク側。
説明:第29章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/93055?lk=#explst
A26 令和8年4月公表 問26 (燃料及び燃焼に関する知識 問6)
あなたの選択:4/正答:2
判定の分かれ目:蒸気を霧化媒体にする説明は正しい。油自身の圧力で噴く方式に、別媒体を混ぜる説明を付けた肢が違う。
説明:第30章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/93056?lk=#explst
A28 令和8年4月公表 問28 (燃料及び燃焼に関する知識 問8)
あなたの選択:2/正答:1
判定の分かれ目:容積は合っていたが、吸収熱量ではなく発生熱量。400~1200の対象は炉筒煙管ボイラー。
説明:第34章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/93058?lk=#explst
A29 令和8年4月公表 問29 (燃料及び燃焼に関する知識 問9)
あなたの選択:5/正答:4
判定の分かれ目:一般に最大なのは、周壁からの放熱より、熱い排ガスが運び去る損失。
説明:第34章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/93059?lk=#explst
A30 令和8年4月公表 問30 (燃料及び燃焼に関する知識 問10)
あなたの選択:1/正答:4
判定の分かれ目:B・C・Dが正しい。選んだAは平衡通風の説明を誘引通風としたもの。
説明:第35章
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A31 令和8年4月公表 問31 (関係法令 問1)
あなたの選択:1/正答:5
判定の分かれ目:エコノマイザを算入しないのは正しい。れんがで覆った水管は投影面積で数え、ゼロにはしない。
説明:第36章
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A32 令和8年4月公表 問32 (関係法令 問2)
あなたの選択:1/正答:5
判定の分かれ目:廃止後の再設置では、使用検査を先に行い、設置届、落成検査へ進む。
説明:第37章
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A33 令和8年4月公表 問33 (関係法令 問3)
あなたの選択:3/正答:1
判定の分かれ目:面積3m²超・障壁は合っていた。密閉された室ではなく、専用建物または障壁で区画された場所。
説明:第38章
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A35 令和8年4月公表 問35 (関係法令 問5)
あなたの選択:2/正答:5
判定の分かれ目:C耐熱防護・D凍結対策が正しい。選んだAは圧力計の基準を常用圧力にした点が違う。
説明:第13章
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A36 令和8年4月公表 問36 (関係法令 問6)
あなたの選択:4/正答:5
判定の分かれ目:性能検査結果によって検査証期間を変えられる説明は正しい。主蒸気管変更を変更検査対象とした肢が不適切。
説明:第37章
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A38 令和8年4月公表 問38 (関係法令 問8)
あなたの選択:2/正答:3
判定の分かれ目:A開閉状態の確認・D読める目盛盤が正しい。選んだCは最大指度の基準を最高使用圧力ではなく常用圧力にしている。
説明:第13章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/93068?lk=#explst
A39 令和8年4月公表 問39 (関係法令 問9)
あなたの選択:5/正答:2
判定の分かれ目:給水内管を取り外せる構造にする説明は正しい。安全弁を置くのは過熱器の入口ではなく出口付近。
説明:第39章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/93069?lk=#explst
A40 令和8年4月公表 問40 (関係法令 問10)
あなたの選択:1/正答:3
判定の分かれ目:返り管への取付けが指定されるのはB鋳鉄製。選んだA炉筒煙管・C熱媒まで広げない。
説明:第08章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/93070?lk=#explst
B1 令和7年10月公表 問1 (ボイラーの構造に関する知識 問1)
あなたの選択:5/正答:2
判定の分かれ目:Pa・MPaの定義は正しい。℃への換算はKから273.15を引く。
説明:第02章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88464?lk=#explst
B4 令和7年10月公表 問4 (ボイラーの構造に関する知識 問4)
あなたの選択:2/正答:4
判定の分かれ目:A4と同じ。水量による圧力変動の小ささは正しく、変形の余地を残す場所は鏡板。
説明:第06章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88467?lk=#explst
B8 令和7年10月公表 問8 (ボイラーの構造に関する知識 問8)
あなたの選択:4/正答:3
判定の分かれ目:設定圧力で水を逃がす弁の説明は正しい。逃がし管の接続先を密閉形とした点が違う。
説明:第08章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88471?lk=#explst
B10 令和7年10月公表 問10 (ボイラーの構造に関する知識 問10)
あなたの選択:3/正答:1
判定の分かれ目:A10と同じ組合せの誤答。比例帯Dを外すとA・Bが残る。
説明:第14章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88473?lk=#explst
B11 令和7年10月公表 問11 (ボイラーの取扱いに関する知識 問1)
あなたの選択:2/正答:1
判定の分かれ目:ダンパの開度不足は逆火原因になり得る。噴霧蒸気・空気の強すぎる圧力は吹き消え側の原因。
説明:第21章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88474?lk=#explst
B13 令和7年10月公表 問13 (ボイラーの取扱いに関する知識 問3)
あなたの選択:4/正答:5
判定の分かれ目:CO₂・CO・O₂の計測で判断する肢は正しい。良好な油炎の色を輝白色とした肢が不適切。
説明:第32章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88476?lk=#explst
B15 令和7年10月公表 問15 (ボイラーの取扱いに関する知識 問5)
あなたの選択:2/正答:1
判定の分かれ目:異常低水位で鋳鉄製へ給水しないという肢は正しい。露出・過熱した煙管をまず給水で冷やすという肢が危険。
説明:第20章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88478?lk=#explst
B17 令和7年10月公表 問17 (ボイラーの取扱いに関する知識 問7)
あなたの選択:4/正答:5
判定の分かれ目:ばねの腐食で押さえる力が弱まれば漏れやすい。ガイド部との固着は、この問題では動作不良の原因。
説明:第11章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88480?lk=#explst
B20 令和7年10月公表 問20 (ボイラーの取扱いに関する知識 問10)
あなたの選択:1/正答:2
判定の分かれ目:横軸処理水量・縦軸残留硬度は合っていた。漏れ始めの点は臨界点ではなく貫流点。
説明:第25章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88483?lk=#explst
B21 令和7年10月公表 問21 (燃料及び燃焼に関する知識 問1)
あなたの選択:1/正答:2
判定の分かれ目:着火温度・酸化は合っていた。発生熱と放散熱は合計ではなく平衡・収支で考える。
説明:第27章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88484?lk=#explst
B22 令和7年10月公表 問22 (燃料及び燃焼に関する知識 問2)
あなたの選択:2/正答:3
判定の分かれ目:水分によるいきづき燃焼は正しい。ベーパロックは油の過熱・気化として区別する。
説明:第28章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88485?lk=#explst
B23 令和7年10月公表 問23 (燃料及び燃焼に関する知識 問3)
あなたの選択:2/正答:3
判定の分かれ目:通常の燃焼で適切な高温を保つのは正しい。空気比の分子は実際、分母は理論。
説明:第32章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88486?lk=#explst
B24 令和7年10月公表 問24 (燃料及び燃焼に関する知識 問4)
あなたの選択:2/正答:4
判定の分かれ目:Cは合っていた。A重油・軽油に必ず50~60℃予熱するAを外し、加熱過剰によるいきづきBを入れる。
説明:第28章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88487?lk=#explst
B25 令和7年10月公表 問25 (燃料及び燃焼に関する知識 問5)
あなたの選択:4/正答:5
判定の分かれ目:油加熱器で粘度を調整する説明は正しい。ストレーナの対象は固形物で、水分除去ではない。
説明:第29章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88488?lk=#explst
B27 令和7年10月公表 問27 (燃料及び燃焼に関する知識 問7)
あなたの選択:5/正答:3
判定の分かれ目:対象の分類で予混合は気体燃料の方式という肢は正しい。拡散式は火炎形状・長さを調節しやすい。
説明:第31章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88490?lk=#explst
B29 令和7年10月公表 問29 (燃料及び燃焼に関する知識 問9)
あなたの選択:5/正答:3
判定の分かれ目:火格子の上から二次空気を送る説明は正しい。微粉炭を運ぶのは一次空気。
説明:第32章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88492?lk=#explst
B30 令和7年10月公表 問30 (燃料及び燃焼に関する知識 問10)
あなたの選択:5/正答:2
判定の分かれ目:ラジアル形の簡単な構造・交換容易は正しい。多翼形を大形・重い・高効率とした点が違う。
説明:第35章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88493?lk=#explst
B31 令和7年10月公表 問31 (関係法令 問1)
あなたの選択:1/正答:5
判定の分かれ目:管寄せは算入する。法定伝熱面積へ算入しない選択肢は過熱器管。
説明:第36章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88494?lk=#explst
B32 令和7年10月公表 問32 (関係法令 問2)
あなたの選択:3/正答:2
判定の分かれ目:対象の溶接ボイラーは溶接検査に合格してから構造検査。使用検査が先ではない。
説明:第37章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88495?lk=#explst
B33 令和7年10月公表 問33 (関係法令 問3)
あなたの選択:3/正答:2
判定の分かれ目:胴内径500mm以下かつ長さ1000mm以下の例外に該当するので、側方の最小距離は0.30m。
説明:第38章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88496?lk=#explst
B34 令和7年10月公表 問34 (関係法令 問4)
あなたの選択:3/正答:1
判定の分かれ目:条件を満たす貫流30m²は小規模の範囲内。温水19m²が14m²を超える。
説明:第41章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88497?lk=#explst
B35 令和7年10月公表 問35 (関係法令 問5)
あなたの選択:2/正答:4
判定の分かれ目:B・Cは合っていたがAの炉壁の所属が違う。炉壁・煙道は燃焼装置側。
説明:第40章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88498?lk=#explst
B36 令和7年10月公表 問36 (関係法令 問6)
あなたの選択:4/正答:3
判定の分かれ目:廃止後の再設置は使用検査の話。変更検査が必要なのは、選択肢中では過熱器の変更。
説明:第37章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88499?lk=#explst
B37 令和7年10月公表 問37 (関係法令 問7)
あなたの選択:1/正答:5
判定の分かれ目:落成検査合格などによる検査証交付は正しい。事業者変更の書替えは30日でなく10日以内。
説明:第37章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88500?lk=#explst
B38 令和7年10月公表 問38 (関係法令 問8)
あなたの選択:2/正答:1
判定の分かれ目:鋳鉄製温水ボイラーで必要なのは温度計。蒸気用のガラス水面計を選ばない。
説明:第08章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88501?lk=#explst
B39 令和7年10月公表 問39 (関係法令 問9)
あなたの選択:1/正答:2
判定の分かれ目:過熱器のドレン抜きは必要。安全弁は過熱器の出口付近で、入口ではない。
説明:第39章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/88502?lk=#explst
C1 令和7年4月公表 問1 (ボイラーの構造に関する知識 問1)
あなたの選択:2/正答:3
判定の分かれ目:沸騰まで温めた飽和水の持ち分が顕熱。その上に蒸発熱を加えて乾き飽和蒸気になる。
説明:第02章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84056?lk=#explst
C5 令和7年4月公表 問5 (ボイラーの構造に関する知識 問5)
あなたの選択:2/正答:4
判定の分かれ目:火炎に触れるねじ込み管ステー端の縁曲げは正しい。鏡板へのガセット取付けは完全溶込み。
説明:第06章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84060?lk=#explst
C6 令和7年4月公表 問6 (ボイラーの構造に関する知識 問6)
あなたの選択:1/正答:2
判定の分かれ目:A・Cは合っていたがBを余計に含めた。容積式は回転数に比例し、二乗は差圧式の差圧との関係。
説明:第17章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84061?lk=#explst
C7 令和7年4月公表 問7 (ボイラーの構造に関する知識 問7)
あなたの選択:4/正答:5
判定の分かれ目:給水弁・逆止め弁を入口近くに置くのは正しい。本体に近いのは給水弁。
説明:第18章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84062?lk=#explst
C8 令和7年4月公表 問8 (ボイラーの構造に関する知識 問8)
あなたの選択:5/正答:2
判定の分かれ目:空気予熱でNOxが増える場合があるのは正しい。熱を持つ部材が移動するのは再生式。
説明:第33章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84063?lk=#explst
C10 令和7年4月公表 問10 (ボイラーの構造に関する知識 問10)
あなたの選択:4/正答:2
判定の分かれ目:紫外線光電管の説明は正しい。対象試験でフォトダイオードセルの主用途をガス専焼とした肢が違う。
説明:第16章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84065?lk=#explst
C11 令和7年4月公表 問11 (ボイラーの取扱いに関する知識 問1)
あなたの選択:1/正答:4
判定の分かれ目:A・Dは合っていた。Bは給水ポンプの起動水位が逆で、上限でなく下限。
説明:第21章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84066?lk=#explst
C12 令和7年4月公表 問12 (ボイラーの取扱いに関する知識 問2)
あなたの選択:2/正答:3
判定の分かれ目:Aは合っていたがCの強い焚き始めは違う。正しい組はA・Dで、隔離した計器側の交換がDの前提。
説明:第21章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84067?lk=#explst
C16 令和7年4月公表 問16 (ボイラーの取扱いに関する知識 問6)
あなたの選択:1/正答:4
判定の分かれ目:メカニカルシールは漏れがないことを確認する。空気抜きは起動後でなく起動前。
説明:第18章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84071?lk=#explst
C17 令和7年4月公表 問17 (ボイラーの取扱いに関する知識 問7)
あなたの選択:5/正答:4
判定の分かれ目:C・Dに加えてBも正しい。電気接点は開で道が切れ抵抗無限大、閉でつながりほぼゼロ。
説明:第15章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84072?lk=#explst
C18 令和7年4月公表 問18 (ボイラーの取扱いに関する知識 問8)
あなたの選択:5/正答:4
判定の分かれ目:シリカゲル・活性アルミナは適切な吸湿剤。乾燥保存の点検は対象試験では1~2週間ごと。
説明:第23章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84073?lk=#explst
C21 令和7年4月公表 問21 (燃料及び燃焼に関する知識 問1)
あなたの選択:2/正答:3
判定の分かれ目:水分・灰分・揮発分を測り残りを固定炭素とするのは工業分析。元素分析・硫黄分ではない。
説明:第27章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84076?lk=#explst
C22 令和7年4月公表 問22 (燃料及び燃焼に関する知識 問2)
あなたの選択:2/正答:5
判定の分かれ目:加熱で出るのは燃料蒸気。小火炎を使う最低温度は引火点で、灯油は重油より低い。
説明:第27章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84077?lk=#explst
C24 令和7年4月公表 問24 (燃料及び燃焼に関する知識 問4)
あなたの選択:1/正答:4
判定の分かれ目:B水分によるスラッジ・C残留炭素とばいじんが正しい。硫黄10%前後や硫黄による高温腐食は不適切。
説明:第28章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84079?lk=#explst
C27 令和7年4月公表 問27 (燃料及び燃焼に関する知識 問7)
あなたの選択:2/正答:3
判定の分かれ目:正しい組はBガンタイプ・C回転式。AとDは圧力噴霧・蒸気噴霧の説明が違う。
説明:第30章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84082?lk=#explst
C28 令和7年4月公表 問28 (燃料及び燃焼に関する知識 問8)
あなたの選択:2/正答:1
判定の分かれ目:適切に酸素濃度を抑える方法はNOx抑制に使える。高温域の滞留を長くする方法は逆効果。
説明:第33章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84083?lk=#explst
C30 令和7年4月公表 問30 (燃料及び燃焼に関する知識 問10)
あなたの選択:4/正答:5
判定の分かれ目:B・Dは合っていたがCを余計に含めた。誘引通風ではすき間から外気が中へ入る。
説明:第35章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84085?lk=#explst
C31 令和7年4月公表 問31 (関係法令 問1)
あなたの選択:2/正答:1
判定の分かれ目:A管寄せ・B水管が正しい。選んだD過熱器は算入しない。
説明:第36章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84086?lk=#explst
C32 令和7年4月公表 問32 (関係法令 問2)
あなたの選択:3/正答:2
判定の分かれ目:A・Dに加えBも正しい。5m²は3m²超なので原則ボイラー室の対象。
説明:第38章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84087?lk=#explst
C34 令和7年4月公表 問34 (関係法令 問4)
あなたの選択:2/正答:1
判定の分かれ目:表示する常用水位は合っていた。比較する相手は最低水位でなく現在水位。
説明:第13章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84089?lk=#explst
C35 令和7年4月公表 問35 (関係法令 問5)
あなたの選択:3/正答:2
判定の分かれ目:月1回の規定は正しい。煙道の点検項目をスートブロワへ割り当てた肢が違う。
説明:第40章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84090?lk=#explst
C36 令和7年4月公表 問36 (関係法令 問6)
あなたの選択:3/正答:4
判定の分かれ目:原則の冷却・清掃準備は正しい。休止中の良好管理だけで使用再開検査を一部省略できるという規定はない。
説明:第37章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84091?lk=#explst
C37 令和7年4月公表 問37 (関係法令 問7)
あなたの選択:4/正答:5
判定の分かれ目:再交付は紙の損傷・紛失への対処。伝熱面積の変更という設備側の変更と分ける。
説明:第37章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/84092?lk=#explst
D2 令和6年10月公表 問2 (ボイラーの構造に関する知識 問2)
あなたの選択:2/正答:4
判定の分かれ目:高圧で密度差が小さくなり自然循環が弱まるのは正しい。炉筒を中央に置くのがよいという肢が違う。
説明:第04章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/78426?lk=#explst
D5 令和6年10月公表 問5 (ボイラーの構造に関する知識 問5)
あなたの選択:1/正答:4
判定の分かれ目:管ステーの溶接・ねじ込みは正しい。ガセット板を胴へ付けるのは両側すみ肉で、片側ではない。
説明:第06章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/78429?lk=#explst
D7 令和6年10月公表 問7 (ボイラーの構造に関する知識 問7)
あなたの選択:3/正答:1
判定の分かれ目:沸水防止管の設置と分離機能は正しい。仕切弁は全開時ほぼ直線流路で、Y字形ではない。
説明:第10章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/78431?lk=#explst
D10 令和6年10月公表 問10 (ボイラーの構造に関する知識 問10)
あなたの選択:5/正答:3
判定の分かれ目:単要素で比例制御する方式はある。二要素で見るのは水位と蒸気流量で、蒸気圧力ではない。
説明:第14章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/78434?lk=#explst
D13 令和6年10月公表 問13 (ボイラーの取扱いに関する知識 問3)
あなたの選択:2/正答:4
判定の分かれ目:選んだ泡立ちの説明は正しい。プライミングは低水位でなく高水位などで起きやすい。
説明:第19章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/78437?lk=#explst
D15 令和6年10月公表 問15 (ボイラーの取扱いに関する知識 問5)
あなたの選択:1/正答:4
判定の分かれ目:連絡管の止め弁を全開・ハンドル取外しにするのは正しい。出題のドレンコックは開で管軸に直角。
説明:第12章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/78439?lk=#explst
D17 令和6年10月公表 問17 (ボイラーの取扱いに関する知識 問7)
あなたの選択:5/正答:1
判定の分かれ目:漸開弁を先に閉じる順序は正しい。吹出しを最大負荷に近い状態で行うという条件が不適切。
説明:第22章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/78441?lk=#explst
D18 令和6年10月公表 問18 (ボイラーの取扱いに関する知識 問8)
あなたの選択:4/正答:1
判定の分かれ目:詰まりによる計測・安全装置の障害を防ぐのは内面清掃の目的。すすはガス側。
説明:第24章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/78442?lk=#explst
D20 令和6年10月公表 問20 (ボイラーの取扱いに関する知識 問10)
あなたの選択:5/正答:3
判定の分かれ目:樹脂の年1回程度の汚染調査・洗浄補充は正しい。硬度漏れの境界の名称は貫流点。
説明:第25章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/78444?lk=#explst
D21 令和6年10月公表 問21 (燃料及び燃焼に関する知識 問1)
あなたの選択:2/正答:1
判定の分かれ目:他から点火しない最低温度を着火温度とするのは正しい。固体・液体の通常の組成表示は元素分析。
説明:第27章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/78445?lk=#explst
D26 令和6年10月公表 問26 (燃料及び燃焼に関する知識 問6)
あなたの選択:5/正答:3
判定の分かれ目:プランジャ式は油量調節の方法。油加熱器は粘度調整であり、油量調節範囲を広げる方法とは分ける。
説明:第30章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/78450?lk=#explst
D28 令和6年10月公表 問28 (燃料及び燃焼に関する知識 問8)
あなたの選択:3/正答:2
判定の分かれ目:高温域での滞留時間短縮はNOx抑制の方向。空気予熱で燃焼温度を上げる方法が不適切。
説明:第33章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/78452?lk=#explst
D29 令和6年10月公表 問29 (燃料及び燃焼に関する知識 問9)
あなたの選択:3/正答:1
判定の分かれ目:単位容積・200~1200は合っていた。熱負荷の分子は吸収熱量ではなく発生熱量。
説明:第34章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/78453?lk=#explst
D33 令和6年10月公表 問33 (関係法令 問3)
あなたの選択:4/正答:1
判定の分かれ目:蒸気3m²は境界を含む。温水15m²が14m²を超え、免許を要する側。
説明:第41章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/78457?lk=#explst
D34 令和6年10月公表 問34 (関係法令 問4)
あなたの選択:3/正答:2
判定の分かれ目:水高計内部を80℃以上にしない措置は正しい。表示する水位は常用水位。
説明:第13章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/78458?lk=#explst
D36 令和6年10月公表 問36 (関係法令 問6)
あなたの選択:4/正答:5
判定の分かれ目:過熱器変更の変更検査は正しい。輸入ボイラーは原則使用検査で、構造検査ではない。
説明:第37章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/78460?lk=#explst
D39 令和6年10月公表 問39 (関係法令 問9)
あなたの選択:1/正答:3
判定の分かれ目:最高使用圧力という基準は合っていた。最大指度はその1.5~3倍で、1.2~2倍ではない。
説明:第13章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/78463?lk=#explst
D40 令和6年10月公表 問40 (関係法令 問10)
あなたの選択:2/正答:3
判定の分かれ目:結合設備を給水能力の要件で一つとみなす扱いは正しい。自動給水調整まで2基共通にはしない。
説明:第42章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/78464?lk=#explst
E1 令和6年4月公表 問1 (ボイラーの構造に関する知識 問1)
あなたの選択:1/正答:2
判定の分かれ目:三つの伝熱作用という分類は正しい。物体内部を伝わる現象の名前は熱伝導。
説明:第03章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/75666?lk=#explst
E2 令和6年4月公表 問2 (ボイラーの構造に関する知識 問2)
あなたの選択:4/正答:1
判定の分かれ目:壁の水管で放射熱を多く受ければ、蒸発部の接触伝熱面は少なくできる。誤りは高圧で自然循環が強くなるという肢。
説明:第03章、第04章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/75667?lk=#explst
E4 令和6年4月公表 問4 (ボイラーの構造に関する知識 問4)
あなたの選択:2/正答:5
判定の分かれ目:薄肉円筒の周方向の引張応力が軸方向の2倍という肢は正しい。加熱された炉筒の拘束による応力は圧縮。
説明:第05章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/75669?lk=#explst
E5 令和6年4月公表 問5 (ボイラーの構造に関する知識 問5)
あなたの選択:1/正答:5
判定の分かれ目:揚程式・全量式という分類は正しい。全量式の吹出し面積をカーテン面積で決めるとした点が違う。
説明:第11章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/75670?lk=#explst
E6 令和6年4月公表 問6 (ボイラーの構造に関する知識 問6)
あなたの選択:5/正答:2
判定の分かれ目:反射式で水部が黒く蒸気部が白いのは正しい。見える最下部は安全低水面以下で、上方ではない。
説明:第12章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/75671?lk=#explst
E11 令和6年4月公表 問11 (ボイラーの取扱いに関する知識 問1)
あなたの選択:2/正答:1
判定の分かれ目:検出器・検出液でガス漏れを調べる説明は正しい。上下のバーナは下方から点火する。
説明:第21章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/75676?lk=#explst
E13 令和6年4月公表 問13 (ボイラーの取扱いに関する知識 問3)
あなたの選択:2/正答:3
判定の分かれ目:D13と同じホーミングの説明は正しい。プライミングを蒸気負荷過小の条件にした点が違う。
説明:第19章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/75678?lk=#explst
E15 令和6年4月公表 問15 (ボイラーの取扱いに関する知識 問5)
あなたの選択:1/正答:5
判定の分かれ目:残圧がなければ昇圧開始時に水面計機能試験をする説明は正しい。ドレンコックの開方向を平行にした肢が違う。
説明:第12章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/75680?lk=#explst
E18 令和6年4月公表 問18 (ボイラーの取扱いに関する知識 問8)
あなたの選択:2/正答:3
判定の分かれ目:水位維持・負荷低下D、燃料停止と換気B、無圧確認・弁閉止A、空気導入E、冷却後排水Cの順。
説明:第23章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/75683?lk=#explst
E19 令和6年4月公表 問19 (ボイラーの取扱いに関する知識 問9)
あなたの選択:2/正答:5
判定の分かれ目:残留応力に関係する腐食はある。通常のボイラー水を中性へ調整すればよいという肢が不適切。
説明:第26章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/75684?lk=#explst
E20 令和6年4月公表 問20 (ボイラーの取扱いに関する知識 問10)
あなたの選択:4/正答:2
判定の分かれ目:硬度成分を排出しやすいスラッジへ変える目的は正しい。燃焼ガス側の低温腐食は清缶剤の使用目的と違う。
説明:第25章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/75685?lk=#explst
E21 令和6年4月公表 問21 (燃料及び燃焼に関する知識 問1)
あなたの選択:5/正答:1
判定の分かれ目:高低発熱量の差に水素・水分が関係するのは正しい。固体・液体と気体の分析法の割当てを逆にした肢が違う。
説明:第27章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/75686?lk=#explst
E23 令和6年4月公表 問23 (燃料及び燃焼に関する知識 問3)
あなたの選択:4/正答:2
判定の分かれ目:灰分が少ない気体燃料ではクリンカがほとんどないのは正しい。CO₂を石炭の3分の1以下とした減少幅が不適切。
説明:第31章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/75688?lk=#explst
E24 令和6年4月公表 問24 (燃料及び燃焼に関する知識 問4)
あなたの選択:3/正答:1
判定の分かれ目:過剰加熱によるいきづき燃焼は起こり得る。加熱する目的は高い粘度を下げることで、低粘度油へ一律に必要ではない。
説明:第28章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/75689?lk=#explst
E25 令和6年4月公表 問25 (燃料及び燃焼に関する知識 問5)
あなたの選択:3/正答:5
判定の分かれ目:サービスタンクの油面・温度・自動油面調節は正しい。ストレーナを水分除去装置とした肢が違う。
説明:第29章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/75690?lk=#explst
E26 令和6年4月公表 問26 (燃料及び燃焼に関する知識 問6)
あなたの選択:2/正答:1
判定の分かれ目:プランジャ式は油の圧力を利用する側。別の霧化媒体を使う選択肢は空気噴霧式。
説明:第30章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/75691?lk=#explst
E27 令和6年4月公表 問27 (燃料及び燃焼に関する知識 問7)
あなたの選択:2/正答:1
判定の分かれ目:拡散燃焼は火炎の形や長さを調節しやすい。バーナ内に可燃性予混合気を作る方式と逆火の特徴を入れ替えない。
説明:第31章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/75692?lk=#explst
E29 令和6年4月公表 問29 (燃料及び燃焼に関する知識 問9)
あなたの選択:2/正答:1
判定の分かれ目:A・Bは合っていた。選んだDは燃え切る前に炉から出る時間関係なので不適切。
説明:第33章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/75694?lk=#explst
E32 令和6年4月公表 問32 (関係法令 問2)
あなたの選択:5/正答:2
判定の分かれ目:問われているのは側方の壁との距離0.45m。選んだ天井・上部・1.2mは別の測定箇所。
説明:第38章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/75697?lk=#explst
E37 令和6年4月公表 問37 (関係法令 問7)
あなたの選択:1/正答:2
判定の分かれ目:変更検査の対象として選ぶのはステー。煙管と、列挙されている管板・管寄せを区別する。
説明:第37章
問題・解説:https://boiler2.kakomonn.com/questions/75702?lk=#explst
参照先と検証範囲
個人の選択・正答は、取得済みの過去問ドットコムの5回分の履歴によります。個々の問題のURLは付録に記載しました。本文は独自の説明として書き直し、問題文・選択肢の全文転載ではありません。
法令の指定事項:厚生労働省「ボイラー及び圧力容器安全規則」(伝熱面積、設置、管理、検査等)
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=74013000
安全衛生情報センター「ボイラー構造規格・附属品」(安全弁、圧力計、水面計、給水装置等)
https://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-10/hor1-10-1-1h4-0.htm
厚生労働省「労働安全衛生法施行令」(取扱い資格の区分)
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=74002000&dataType=0&pageNo=1
伝熱の仕組み:TLV「伝熱 前編(平板の場合)」
https://www.tlv.com/ja-jp/steam-info/steam-theory/steam-basis/0810dennetu-2nd
温度差式トラップ:TLV「サーモスタティック・スチームトラップ(バイメタル式)」
https://www.tlv.com/ja-jp/steam-info/steam-theory/steamtrap-basis/1908bymetal
硬度除去とスケール:三浦工業「硬度指示薬はなぜ必要ですか?」
https://www.miuraz.co.jp/product/water/qa/01.html
水処理用語:三浦工業「用語集」
https://www.miuraz.co.jp/product/water/word.html
ボイラー水の腐食:栗田工業「ボイラで発生する『腐食障害』とは」
https://kcr.kurita.co.jp/solutions/water-school/074.html
重油の性質・規格:ENEOS「石油便覧 第2編第1章第6節 重油」
https://www.eneos.co.jp/binran/part02/chapter01/section06.html
安全弁の揚程式と全量式:ヨシタケ「よくある質問」
https://www.yoshitake.co.jp/support/sup02_list.php?id=3
空気による油の霧化:TOHIN「オイルバーナー」
https://www.tohin.co.jp/products/burner/oil-burner/
予混合・逆火:日本機械学会 機械工学事典
https://www.jsme.or.jp/jsme-medwiki/doku.php?id=10%3A1013140
https://www.jsme.or.jp/jsme-medwiki/doku.php?id=10%3A1002762
NOxの温度・酸素濃度・高温域滞留時間:環境省「窒素酸化物排出削減対策技術のガイドライン」
https://www.env.go.jp/air/tech/ine/asia/china/files/guide/guideline-fixed%20sources-jp.pdf
燃料のCO₂比較:経済産業省「ガス事業の現状」
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/kihon_seisaku/gas_system/pdf/01_05_00.pdf
各社資料は機構を確認するために使用し、個別製品の条件を全ボイラーへ一般化していません。保存周期、検出器の用途分類、燃焼室熱負荷の範囲などは対象公表問題の標準的な整理として本文に区別しています。
収録確認:履歴200問/初回答の誤答116件/本文への未対応0件/付録の欠落0件。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。



