出世占い。ジャニーズ事務所の秘密みたいな映像を見て、組織の原理を感じた。

組織の中でキャリアを歩む際、見切りの付け方ってすげー悩むと思う。でも、それがジャニーズから占えるとしたら??

・・・・・・・。

ジャニーズってすごい。なんか、昔からフツーに好き。っていうか、国民的な存在だからね。大体の日本人は、親近感というか好意というか、そういうものを感じているはず、と思う。

追っかけ、っていうレベルではないけれど、フツーにファンと言えるレベルで特定のグループを好きになったことがある。いち日本人として、私の心にもしっかり、ジャニーズは根付いている。

で、さっき、ジャニーズ事務所の秘密、みたいな映像を見てたんだけれど、いろいろ思うことがあった。TOKIOの国分さんがジュニアの練習風景に潜入していくのね。そして、

「すげー、俺らの頃はこの歳でこんな踊れなかったよー」

って言ってた。ジャニーズって、結構上が詰まってて、デビューするグループの高年齢化が進んでいる気がする。インタビュー映像を見ていると、20代半ばのジュニアがゾロゾロ出てくる(今、スターとして活躍しているジャニーズの先輩たちって、若くしてデビューしているの多くないか?)。

たぶん、昔の基準で言えば、ソレ、結構高年齢だと思うんだよ。先輩たちは、その年代でスターになっている人たくさんいた。たぶん、そう。その年代でスターになってた人たちが、上の世代にはゴロゴロおると思うんだ(昔と違って、最近はLDHとかK-pop勢の存在感もあるから、絶対、今のジュニア組って厳しい環境にいる)。

高齢化社会の影響かどうかは知らないけれど、成熟した組織においては後発であればあるほど、日の目を見るのが遅くなるというのはここでも不変の原理だな、と思った。それは、その本人たちの実力・人気云々もそうだし、組織の都合もあると思うけれど(また、後発であればあるほど新参者に求められるレベルは高くなる)。一般サラリーマンも、超でかい完成されたとこに行けば20代のうちは新人扱いはザラだけど、小規模のベンチャーなら話は別だったりするよね。フツーにトップ層張れたり。若くして活躍したければ、未成熟、未開拓、未完成、新しいところ・・・・に行け、は不変の法則と思う。なんか、そんなことを映像を見てて思った。

で、もう1個思ったこと。なんか、ジャニーズの年末のカウントダウンライブとか、そうだけれどかなり上の世代の人がパフォーマンスするよね。下の世代が、花を持たしてくれる形で。相当上の世代になると、バリバリの現役としての露出は減る。もしかしたらプレーヤーとしての人気も落ちるのかもしれない。でも、やはり、過去の貢献が大きいから重役ポジションみたいになる。これはどこの組織も同じかなーって。どんな組織でもそうだけど、あんまりガリガリ動いてなさそうに見える上の年代の人って、過去の貢献が大きいんだよね。過去、その人がまるで一人で組織の命運を背負うぐらいの勢いで、めちゃくちゃ稼ぎ頭として貢献してた・・・・なんて過去があったりするんだよ。組織内でよく、「働いてないオヤジ」とか、「仕事しない上司」・・・とか言うけど、昔相当仕事してるからね。

それから。ジャニーズの「期待の新人」として、いくつかのグループが紹介されていたけれど、多分、その「期待の新人」扱いされている人たちって、今の上の世代で活躍している人たちが彼らと同年代だった頃の社会的影響力と比較したらどうなのかな、って。嵐とかKAT-TUNとかタッキーとかって、昔、相当やばかったんじゃないの。

なんか、「期待の新人」として扱われて「なんでデビューしないの??なんで彼らをデビューさせないの??」扱いされている人たちって、いるよね。一般の会社でも、「若いうちからこれだけやっているのに、なんで!!!」ってあると思う、優秀な若い世代は。でも、やっぱり、そういうケースにおいて、組織が引き上げてくれないのには理由があるんだなって。本当にやばすぎる新人、やばすぎる若い世代、化け物、規格外ってのは組織が引き立てざるを得ないと思うんだよね。放っておけないと言うか。

そういう意味で、若い世代というのは、組織から「期待の新人」扱いされていたとしても、自分自身「期待のホープ」という自覚があったとしても、割り引いて見る目は必要だと思う。なんやかんや、やっぱり、新人の頃のポテンシャルのスケール感って、その後も続く。若手の頃の器が、ずっと続くと思うんだ、基本は。20代で人生が決まるとか言うのも、そういうアレだと思う。

思った。

組織に入った時、上の世代から「期待の新人」扱いとかされてても、真に受けない方が良い。たぶん、本当にやばい新人って、なんていうか、世間がほっとかないというか、組織が引き立てざるを得ないと言うか、若いうち・スターターの時期から「ドカーン!!」って感じなんだよね。爆発力がある。初期の頃から違う。でも、初期の頃にそれほど爆発力無いけど期待の新人扱いされてる場合って、中堅クラスになってもおそらく、劇的な変化・進化はしない。組織の中で活躍できる人って、入った段階からたぶん、異質で「違う」と思う。スタートから違う。もちろん、時代情勢とか、組織構造の事情なども絡むと思うけれどね。会社組織とかで、重役とか張ってる人の新人時代なんて、相当やばいもんだよ。すげーおじさんって若い頃からすごいから。伝説あったりするから。若い世代はそういうのわからんものだけど(すごい人ほど謙虚だから、昔話とか武勇伝を語らないけど)、だいたいそういう上の世代のすげー人って若い段階から違うからね。入口の段階から違うから。スタートの段階からズバ抜けてるもんだよね。

わかりやすい例で言うと、嵐、KAT-TUNなんかは20代の人にもデビュー当時の記憶が残ってると思うけど、彼ら、ヤバかったでしょう。やっぱ、スタートから違うんだって。

で、個人的にはKAT-TUNとかすごい好きだったんだ。すげー人気だった。そして彼ら、組織の中の人間としては、ちょっと厄介者集団というか、異質というか、暴れん坊集団だった。協調性無さそうというか、問題児そうというか。でも、それを可能にする人気が半端なくあった。他のジャニーズの証言によると、最盛期は、ジャニーズ組織の中でもかなり尖った態度をしてて、周りが扱いにくいと感じていたらしい。でも、スターだったから、それで通ってたんだよね、きっと。でも、あれだけ人気があった人たちも、結局、空中分解していった。思った。組織の中で活動するのなら、たとえどれだけ対外的に人気があろうと、異例の存在であろうと、伝統と規則を守り、上を立て、他の人員と仲良くしない限り、うまく組織にフィットしない限り、長い目で見れば空中分解する。初期からやばい人気だったということで似ている嵐と比較するとわかりやすいけれど、嵐の場合、人気ありすぎて、他のジャニーズから嫉妬されたり憧れられたりしてるけど、でもうまくフィットした。あの人たちはみんな良い子な感じでしょう。しかも、やる気ない風っていったら失礼だけれど、自然体というか、脱力しているでしょう。だから、あんまり目の敵にされづらいタイプだったと思うんだよね。

うわー。出世のルールが見えるわぁ。男の嫉妬も大変だからねぇ。どこの組織も同じだよう、きっと。

ジャニーズってみんなが知っているわかりやすい事例だから、それを通して、組織の中における出世っていうものが学べると思う。

ジャニーズから、組織内における振る舞いについて、学べることがたくさんあった。

以下、胸に刻んでおく。

  • たぶん、大方の人はさっさとレースを降りた方が良い。降りる心づもりでいた方が良い。
  • 新入社員・若者世代の時、「いつか俺も役員まで・・・」と胸をときめかせていても、スタート段階の「感じ」がそのまま続く。だいたいそう。つまり、よほどのことがない限り大した未来は待ってない。
  • 「君には期待しているよ」「君には将来こういうポストを」「君は将来会社の命運を背負う・・・」とかは大体嘘。本当にそうなら、もう扱いが変わってるはず。
  • 組織の中で、「俺の人生もしかしたらこのまま・・・」と感じているなら、たぶん、その予感はほとんどその通りになる、もしくはそれ以下の未来が待っている。
  • 組織でトップに登りつめる人は最初の段階、スタートの段階から違う。
  • 組織の事情に圧殺されないためには「爆発力ある対外的な人気、支持」が必要。相当なレベルのものが。
  • めちゃめちゃ実力・人気があり、成果を挙げていて、周りから認められていても、人間的な面でうまく周りや先輩とフィットしないと厳しい。
  • 嵐は絶望的にやる気無かったけどスター。
  • でも、どれだけ爆発力ある対外的な人気、支持があっても、どれだけ期待されていても、組織と協調しないと長い目で見れば空中分解する、出ていく羽目になる。
  • 成熟した組織では日の目を浴びるのが遅れる。
  • 成熟した組織では新人段階から求められるもののハードルが高い。
  • ほとんどの場合、組織に向かうキャリアを歩む際、「自分は組織内の王道・華型で大成功しない」「上に登り詰められない」「いずれ組織を去ることになる」を前提として覚悟しておかなければならない。

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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。