価格と数がキホン

基本的には、ビジネスは価格と数です。売り上げは価格と数で成り立っています。そして、世の中のビジネスには、大方、どちらかに傾いているというタイプが存在します。フェラーリは価格に傾いているビジネスモデルだし、ビジネス書は数に傾いているモデルです。 価格に傾いているビジネスモデルで数を追求すると、根本からブランド価値にヒビが入ってしまうことがあります。数に傾いているビジネスもこれは同様です。そもそも、ビジネスの至上命題は長期利益の確保であり、売上や利益については便宜上、スパンで区切られて計算されているわけですが、続かなければ意味がありません。ビジネスモデルが死に絶えるまでに稼ぎ続ける総額を考えないといけない。なので、むやみやたら売上の伸張を狙えば良いというものでもありません。そもそも、下手に売上を拡大すると、競合の参入を招いたり実質の税負担割合を増やしてしまったり、オペレーションの部分で多忙にな

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