マニアが語る、金持ち父さん貧乏父さん&ロバートキヨサキの要約

私の人生を変えた書籍No.1はこれです。多読家の私は、これまで購入所有している冊数だけで万を超え、読んだ本になると凄まじい数になりますが、人生に与えたインパクトでこれを超える本をありません。

ONEPIECEの100倍面白いです。

基本的に、読書というものはつまらないです。なぜなら、人生に与えるインパクトが小さいから。しかし、ロバートキヨサキの金持ち父さん・貧乏父さんは良い意味でも悪い意味でも人生へのインパクト大です。

劇薬です。

 

 マルチ商法の勧誘の手口でよく使われる道具に、ロバート・キヨサキ著『金持ち父さん貧乏父さん』(筑摩書房)と『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』(筑摩書房)という本があります。実はこの本、私も拙書『金持ちになるための濃ゆい理論』(扶桑社)の中でお勧めしているんで大変複雑な心境です。

別に書いてあることはまともなんですよ。金持ちになるためにはなるべく負債を買わずに資産を買うべきだ。資産はキャッシュを生むもの、負債はキャッシュを食うもの。これってごくごく当たり前のことで間違っていないんです。

ー経済評論家 上念司

 

今でも忘れられない「金持ち父さん貧乏父さん」の冒頭の一文

 

今でも忘れられません。

 

私には2人の父がいる。金持ちの父と貧乏な父だ。一方の父は高い教育を受け知的な人だった。4年生大学を2年で卒業し、博士号取得、その後さらに高度な教育を受けるためにスタンフォード、シカゴ、ノースウエスタンと3つの大学をはしごした。どの学校でも成績優秀だったため授業料はすべて奨学金で賄うことができたそうだ。一方、もう1人の父はハイスクールすら卒業していない。2人の父はどちらも生涯を通じてよく働いた。2人とも仕事はうまくいっていて収入は結構あった。それなのに一方の父は死ぬまでお金に苦労した。そしてもう一方の父はハワイで最も裕福な人間の1人になった。一方の父は家族への遺産だけでなく慈善事業や教会の活動にも何千万ドルと言う金を遺した。一方の父が残したのは未払いの請求書だけだった。

 

常識的に考えると、有名大学を出て、博士号を持っているような教育水準が高い人が、高校すら出ていない人に劣る、ということはあり得ません。

しかも両者ともよく働いたのに、どうして、前者の方がお金に苦労したのか。

 

 

お金とはFAKE

 

ロバートキヨサキはよく、「お金には価値がない」と言います。そして、世の中で出回っているお金はフェイクマネーであると。彼はこの主張をもう、あちこちでずっと繰り返しています。

要は逆転の発想です。大衆は、「本当は価値がないもの」であるお金を追いかけ回して人生を使う。他方、金持ちはお金に本当は価値がないことを見抜いているのです。

 

「大金持ちの陰謀」では、アメリカのお金に関する歴史について触れられています。リチャードニクソンが米国大統領だった1970年代、米国は債務を補填するために米国ドルを大量に刷りました。その結果、米ドルで支払いを受けた国々が懐疑的になり、ドルとゴールドを交換し始めたため、米国の金準備高が急減・枯渇したのです。それまで、米国ドルは米国がゴールドと交換してくれることを理由にその価値が保たれていました。米国は輸入超過にあり、費用のかかるベトナム戦争のせいで金庫は空っぽ。経済成長を続ける中で石油の輸入量が増えていたこともあります。アメリカは破産に向かっていました。収入を上回る支出を繰り返していたのです。そこで米国は、「ドルとゴールド」を切り離しました。金本位制をやめたのです。ここから、米国のドルはフェイクマネーになってしまった。それ以降、米国は好景気になりました。偽金を受け入れる間は継続し、その裏付けは米国の納税者が米国の債務を支払い続けるという単なる約束でしかなかった。政府は裏付けのない紙幣で債務を誤魔化しつつ、国民から税を吸い上げ債務負担を押し付けていく。インフレ(金の価値の低下)が始まり、相対的に物価と資産価格は上昇。

お金は、マネーではなく、カレンシーになった。貯金に意味がなくなった。

さらに、2000年代のアメリカは「借金」で経済を駆動します。これで多くの人々が借金で住宅を買うなどして景気が喚起された。当然インフレも関係しています。

やがて米国は、「偽金」マーケットを拡大していく。金融の世界におけるデリバティブはその極みです。そしてこのマーケットに世界を巻き込んでいく。現在、日本ではidecoだのnisaだのが国を挙げて換起されていますが、米国ではこれは1970年代あたりから始まっています。そうやって米国経済は、米国株は支えられてきた。この過程で儲けた金融界隈の連中であったり、その構造を利用して産まれた新興IT産業や起業家が席巻しているのが今、でしょう。

 

この点で孫正義は実に正しい。

資本市場を利用するプロだから。

 

 

要は、お金とは嘘なのです。

フィクションなのです。

価値があるように見せかけた紙屑なのです。

 

このお金というものを利用して、いかに、「本当に価値があるものを構築できるか」が大事なのです。

 

これがこの世界のゲームの全体像です。

 

 

ロバートキヨサキの「セカンドチャンス」にはこのような記述があります。

クリスマーテンソンは著書クラッシュコースの中で富には第一の富、第二の富、第三の富の3種類があると説明している。高い給与の仕事につき豪邸に住み銀行預金があり株式を保有している人々は第3の富を所有していることになる。クリスによれば第3の富、投資による豊かな紙の資産を持っている人が次の暴落で最も痛手を負うと言う。1954年以来、株式投資は極めて安全だった。株式市場は1954年からずっと安定した上昇基調にあったからだ。急な下落や上昇、暴落はあったが市場はいつも回復したし長期投資をする株主は通常うまくいっていた。多くの人がすごい利益を上げていた。1929年史上最高値の 381ドルをつけた後に大暴落があり世界大恐慌が起こった。その後再び381ドルに戻すまで25年かかった。市場はそれから60年にわたり上昇し続け数百万人が財産を築いた。1954年以来人々が株で財産を築き株式市場に投資し続けていた理由がわかると思う。これが多くの人がいまだに古典的なアドバイス、「長期投資をせよ」を信じている理由だ。政府が支払いのために紙幣を印刷し働かない人々の援助を続けて株式市場を作為的に持ち上げている限り問題は大きくなるだろう。私は手を出したことがない。貯金はほとんどないし、株式も債券も投資信託も他の紙の資産も持っていない。財産のほとんどは第一の富、第二の富だ

 

 

仕事彼女に不満が無い奴は読むな!

 

結論、「金持ち父さん貧乏父さん」は、

  • 22歳までに「働きたくない」「仕事したくない」「やりたい仕事がわからない」などと思ったことが一度もない
  • 生まれ育った環境、両親に不満を抱いたことが一度もない
  • 「彼女」や「結婚」に疑問を抱いたことがない
  • 「先輩」「上司」のライフスタイル、ワークスタイルを見て疑問を抱いたことがない
  • 働くという経験を通して、社会や労働に疑問を持ったことが一度もない

という人は読まない方が良い!

 

個人的な意見ですが。

 

今の人生をなんとかしたい、人生つまらない、仕事に不満がある、などの事情が無い限り読まない方が良いと思います、人生壊れます、インパクトデカすぎるので。

 特に男性に言えることですが、

  1. この人のために頑張りたいと思えるパートナーがいる
  2. パートナーとのリレーションシップに概ね満足している
  3. 結婚して子供を産み育てるのが至高の幸せ

と思っている人は絶対に、ロバートキヨサキ本や金持ち父さんシリーズに手を出さない方が良いです。というのは、平均的男性の人生の本質というのはメスのため、子供のために、「働き蜂、奴隷になること」であり、これは自然界を見ていてもわかることですが、人間社会の場合においてはこれに加えて、会社・資本家・国家の奴隷になることも意味しているからです。

平均的男性とは、

  • アイドルあがりの変な国会議員の文書交通費(月100万)やJRタダ券、議員歳費のために働く
  • 公務員組織の裏金のために働く
  • パート妻、専業主婦のために働く (統計上、”正社員”男女共働き世代はここ数十年でも増えてません)
  • 戦争が起これば率先して死にに行く
  • 会社のために働く

というのが人生の80%を占める生き物だからです。

 

 

人生とは何でしょうか。

 

実家からさっさと出る。

一人暮らしを始める。

好きな人と一緒に暮らす。

 

やがて結婚する。子供が産まれる。家庭を築く。

支払いに追われる。働く。

 

ただそれさえあれば良い、というのであれば、さっさと奴隷になった方が早い。

 

 

資本主義は恐怖欲望労働者をコントロールした上に資本家・特権階級が鎮座する現代の奴隷制

 

「お金」と「安全」を愚直に求めると以下のパターンにはまってしまう、と本書は言います。

 

平均的人生のパターン

 

  1. 朝起きる
  2. 仕事行く
  3. 請求書を支払う
  4. 朝起きる
  5. 仕事行く
  6. 請求書を支払う
  7. 朝起きる
  8. 仕事行く
  9. 請求書を支払う
  10. 朝起きる
  11. 仕事行く
  12. 請求書を支払う
  13. 朝起きる
  14. 仕事行く
  15. 請求書を支払う
  16. 朝起きる
  17. 仕事行く
  18. 請求書を支払う、、、、、、、

 

なぜ自分にはお金の悩みが尽きないのだろう?

お金がもっと手に入れば解決するのに、、、、

 

と人は考えてしまう。

 

根本的な問題は、別のところにあるのに。

 

 

奴隷しつけ方という本があります。

現代では、「マネジメント」という言い方に変えられ、奴隷が奴隷をしつけるという連鎖構造を生み出す形になっていますが、労働の実際というのは古代ローマから変わっていないことがわかります。

 

私の友人に奴隷を買うなら若い戦争捕虜と決めている男がいるが、これも理由は同じで教育しやすいからだ。

奴隷のしつけ方 第1章 奴隷の買い方

→ 新卒至上主義!

 

むしろ初めは好きなだけ食べさせてやったほうがいい結果がでる。また気前よく褒めてやること。特に仕事に欲を見せている奴隷は、褒められることでますますやる気を出す。

奴隷のしつけ方 第1章 奴隷の買い方

→ 社会人は大体3年目あたりから厳しくなる?

 

人は希望があればどんな苦しみにも絶えれれるが、絶望すれば自暴自棄になり、何をしでかすかわからない。

奴隷のしつけ方 第9章 奴隷の解放

→2008年あたりの秋葉原通り魔事件を契機に、非正規労働に対する扱いが少々変わった気がする

 

主人が許可した場合を除き、奴隷たちを領地の外に出さないこと。

奴隷のしつけ方 第2章 奴隷の活用法

→外出が許可制の職場はまだ存在する

 

(奴隷は)片手間で自分の商売をしないこと。それを許せば注意散漫になるだけだ。

奴隷のしつけ方 第2章 奴隷の活用法

→現在、民間企業の大半で副業が禁止されている

 

金持ち父さんのP170にはこうあります。

マネージメントに関してよく言われる言葉の中にはこのほかにもひどいものがある。それは「従業員はクビにならない程度に一生懸命働き経営者は従業員が辞めない程度に給料を与える」というものだ。どの会社の給与体系を見てもこの言葉に真実が含まれていることがわかるだろう。そんなことだから働いてる人の大部分が前に進むことができないでいるのだ。彼らは教えられてきた通りの事しかしない。つまり安定した仕事を見つけることだけを考える。大抵の人は給料と退職金や年金など会社から与えられるよう恩典のために働く。これは短期的に見れば有利かもしれないが長期的に見た場合は悲惨なことになりかねない。私は若者にアドバイスをする時いくら稼げるかではなく何を学べるかで仕事を探しなさいと言う。特定の専門を選ぶ前にまたラットレースにはまる前に、将来を見越しながら 自分はどんな技術を習得したいと思ってるかじっくり考えることが大事だ

 

会社で働くという行為は全否定されているわけではありません。会社で働くことは「お金がかからないビジネススクールのようなもの」というのがロバートキヨサキの考え方です。仕事は、お金のためではなく、学ぶために選ぶべきだということです。

 

学校は「お金のために」働く方法を学ぶところ

 

もし、人生のどこかの段階で、

  • 生きるための全てに金がかかる
  • 人生は金だ、世界は金が全てだ
  • 生活が苦しい
  • お金や仕事の奴隷のように感じる
  • 自由を感じない

と思ったことがあるのであれば、本書のメインメッセージは刺さることでしょう。

 

大抵の人は恐怖が原因でひとところで働き続けるってこと覚えておくんだ。月末に請求書の払いができないんじゃないか、クビになるんじゃないか、お金が足りなくなるんじゃないか、やり直したら失敗するんじゃないか、と思って怖いんだ。この恐怖は一生懸命勉強して会社に入りお金のために働くと言う道を選んだ場合に支払わなければならない代償のようなものだ。大抵の人はお金の奴隷になっている。そうなってから上司に向かって腹を立てるんだ

ーp45

 

学校はお金のために働く方法を学ぶところ・・・・・

 

学校はお金のために働く方法を学ぶところ・・・・・

 

学校はお金のために働く方法を学ぶところ・・・・・

 

学校はお金のために働く方法を学ぶところ・・・・・

 

学校はお金のために働く方法を学ぶところ・・・・・

 

学校はお金のために働く方法を学ぶところ・・・・・

 

 

 

僕は教育の定義というのは、子供を鋳型にはめて、社会の都合の良いように書き換えることだと思っています

岡田斗司夫

 

金持ち父さん貧乏父さんでは、今日の学校教育はいい成績を取って安定した仕事に就くための準備を若者にさせることに焦点が当てられており、結果的に、多くの人は他人のビジネスのために心を砕いてしまう人生を歩んでしまうことが指摘されております。本当は自分のビジネスを持たなければならない、と。

 

相反する考え

 

この書籍のメインメッセージは、「中流以下はお金のために働く、上流は自分のためにお金を働かせる」、です。

ポイントは、中流というものです。

具体的には、日本では、年収にして中央値400万・平均500万ゾーン以下は間違い無く中流以下のカテゴリになります。

年収600〜1500万ゾーンをどう扱うか

は難しいところですが、このゾーンの人たちが、自分より上を見て、下を見て、そして同レベルの周りを見て、どう思うか、でしょう。

 

  • 「一生懸命勉強しろ、いい会社に入れるから」 VS  「一生懸命勉強しろ、いい会社を買うことができるから」

  • 「弁護士、会計士、そのほか専門職、MBAを取れ」 VS 「お金のために働くな」

  • 「お金に関しては安全第一で」 VS 「お金に関してはリスクを取ることを学べ」

  • 「家は最大の投資であり資産だ」 VS 「家は負債だ」

 

 

https://twitter.com/zarakimerami/status/1458379472109928449?s=20&t=IGBDaQpQIFeUOz42FVZ_Ow

 

 

今日では医者も人並み以上の財政的苦労を抱えている立。派な教育を受けた何百万という人が職業上は一応の成功を収めているのに経済的な苦労していると言う事態はほとんどの人が金銭財政的技能を身に付けることなく学校卒業して仕事についていることから生じている。いくら一生懸命働いても彼らの生活は楽にならない。彼らの受けた教育に不足しているのはどうやってお金を稼ぐかではなくお金をどう管理するかだ。

-p84

 

税金の歴史

金持ち父さんの116ページにて、税金の歴史が語られています。元々、税金は金持ちから取り上げて貧乏人に配るというコンセプトで始まったと言います。そうでなければ大衆の支持を受けることはなかっただろう、と。

しかし政府がこれに味を占めてからは、やがて、一般層も課税対象になっていった、と。

 

なんだか、日本における「消費税の広がり」や「非正規雇用」の広がりの展開と似ています。政府というのは大衆が嫌がることを段階的に進めていくスタイルを多用します。

いくら政府が金持ちをいじめても、金持ちは政府を出し抜く術を見つける。結果的に政府は中流以下ばかりを狙う。結局、政府は仕事を「お金持ちの会社」に発注することになるため、税金というのは政府を通して金持ちの元に還流しているということです。

 

社会に出て働かないとわからないことはたくさんあります。

金持ち父さんが言っていたことの意味がよくわかってきたのは20代半ばになってからのことだった。その頃私は海兵隊を招待しゼロックスで働き始めた。給料はかなり良かったが給与明細書を見るたびに私はがっかりしていた。給与からの控除がひどく多かったからだ。そして働けば働くほどその額は大きくなる仕組みになっていた。仕事がもっとできるになると上司が昇進と昇給の話を持ちかけてきた。自分の能力が認められてうれしかった。だが私には金持ち父さんが耳元で囁く声が聞こえた。その声は「誰のために働いてるんだ」「誰をお金持ちにしてるんだ」と私に聞いてきた

– 「金持ち父さん 貧乏父さん」 p123

 

 

この世の闇

 

権力を握るものたちが学校教育をコントロールし、人々の知識を制限する。今日、ファイナンシャルリテラシーは銃やムチ、奴隷の足枷などよりもずっと有効。ファイナンシャル教育をしないことで、世界中の人々を奴隷化できる。

現在、ムチや足枷や銃の代わりに使われているものは、「貨幣制度」である。

人々はお金のせいで奴隷になっている。

 

貨幣制度は人々を貧乏にしておくように作られている。決して金持ちにはしない。人々がお金のためによく働くように作られている。ファイナンシャル教育がないと給料のために働く奴隷になる。お金は知識のない人々を奴隷にする。

 

  1. 労働は税金として搾取される
  2. 政府はお金を刷って借金をチャラにしたがる
  3. 金融は借金を活用できない、馬鹿正直に預金をする人間とそうじゃない人間との間に格差を作りながら搾取する

 

1970年、ニクソンが金本位制を廃止した時、貧困層は敗者となった。彼らが働いていた金がどんどん価値を失っていったからだ。多くの金を稼いでも高額の税金を支払わなければならなかった。稼いだお金が価値を失っていく一方で物価上がり続けた。必死で働けば働くほど貧困層はますます落ちぶれていった。2014年現在世界中のワーキングプア層が生活できるだけの賃金を要求している。不幸なことに最低賃金が上昇しても貧困層は貧困層であり続けるであろう。なぜなら彼らもはやお金ではなくなってしまったものを得るために働いているからだ。2007年中流層は最大の資産だった持ち家を失った。長年にわたって中流層はクレジットカードのおかげで良い生活を送ってきた。持ち家の価値が上がると彼らはホームエクイティローンを組んでカードの借金を支払った。2014年住宅価格が低いままにとどまり住宅ローンやクレジットカードの借金額代は厄介な荷物としてのしかかっている。強奪は住宅の価値の下落と言う形で行われたのだ。もし予言が現実になれば資産を株式投資に回せる金持ちは一掃されるだろう。彼らの資産は次の株式市場大暴落によってまんまと盗まれるのだ

 

 

 

ソリューション : 「金持ちは資産を手に入れる。中流以下は資産のように見える負債を手に入れる」

 

金持ちと中流以下を分けるもの。

その主要なキーワードとしてこの本で挙げられているものは、「資産」です。

 

金持ちになるための方法は、

  • 資産が何かを知る
  • その資産を手に入れる

というシンプルなものだと語ります。

中流以下は、資産のように見える負債を手に入れることに人生を投じてしまうため貧乏になってしまうのです。

 

そして、資産と負債の定義は、

  • 資産はポケットにお金を入れていく
  • 負債はポケットからお金を取っていく

とされています。

 

 

ここが一番大事ですが、

 

本書ではP83にて、

 

  1. 貧乏 (収入に対して支出が多い、収入が少ない)
  2. 中流 (収入が負債に流れていく)
  3. 金持ち (資産から収入が発生する)

の金の流れを三つに区分しています。

 

富を築くための第一歩として次の3つのことをしっかりと心に刻んでおこう。

金持ちは資産を買う

貧乏人の家計は支出ばかり

中流の人間は資産と思って負債を買う

p102

 

https://youtu.be/tYhvfcv9LWI

 

金持ちは資産を手に入れる、中流以下は資産のように見える負債を買い集める・・・・・

 

 

 

金持ちは資産を手に入れる、中流以下は資産のように見える負債を買い集める・・・・・

 

 

 

金持ちは資産を手に入れる、中流以下は資産のように見える負債を買い集める・・・・・

 

貧乏人が貧乏人である4大理由

  1. 税金
  2. 借金
  3. インフレ
  4. 年金プラン

 

 

ファイナンシャルリテラシーの重要性

 

ロバートキヨサキは、大事なのはお金ではなく、お金を扱う知識だと言います。

例えば具体例として彼がよく出すのが、「空売り」の概念です。

 

値が下がるであろうものを、どこかから調達してきて売る。この返済を値が下がった後に安く買い戻したもので返す。こういった知識です。

例えば実際、日本政府はこういう「アコギ」なことをやっていると言えるでしょう。国債という形で資金を調達しながら、その返済は実質価値が下がった後の経済において同じ額面で行われます。

 

このようにファイナンスに強い人間は、市場と、時間と、お金のダイナミクスを理解した上でいくらでもお金を生み出せるということです。

 

コールオプション、プットオプションの概念もそうです。将来的に価値が上がっていきそう、展望がありそうなものに、プレミアムを支払って、その権利行使を行うかどうかは後に自由に決める。先物取引の概念も重要で、これは将来に実取引するものの価格を現在時点で固定する、あるいはその逆。

 

あらゆる知識を活用し、勝ち組は「第一の富」「第二の富」を築いていく。それは資源と生産の富。勝ち組は本当に価値があるものを築いていく一方で、負け組は「本当は価値がないもの」を追いかけ続ける。そう、それは「お金」という名のゴミである。金持ちと中流以下ではKGI・KPIが違うのである。

「不動産の価値」というものもこれと関連して考える必要があります。自動車産業が没落するとデトロイトの価値は落ちました。今、デトロイトの空き家が取り壊されている。家は資産だという考えは改めるべきです。大切なのは不動産は近くに雇用がある場合のみ価値があるのです。金融サービス業が没落したら、ニューヨークやロンドン、上海、そして東京の不動産市場はダメージを受けることになります。

 

 

米国の最大の輸出は、負債

 

米国の最大の輸出品は、負債です。世界が米国の負債を買い支えてくれている代わり、狂気のメリーゴーランドは回り続ける。一方でこれが崩れたときには?一体どうなるのでしょうか・・・・。

前回の大恐慌(第二次世界大戦前)より大変なことになるでしょう。

 

 

「セカンドチャンス」にはキャリートレードについても解説があります。

大規模な投資の世界ではキャリートレードと言う言葉がしばしば使われる。超巨額の投資において負債からお金を生む手法である。2014年日本は限りなくゼロに近い金利を設定した。ヘッジファンドなどの巨大投資機関がすぐに動き、数十億円を借り入れてドルに替え利率の高い米国国債を買った。極めて単純化して言うと世界のどこかのヘッジファンドが10億米ドル相当の日本円を0%の金利で借りドルに交換し利率2%の米国国債を10億ドル分購入したとする。その結果ヘッジファンドは借金の10億ドルから20,000,000ドルを生み出すことができるのだ。円を借りて米国債購入をすると以下のことが起こる。

  • 人々が国債に投資するために米ドルを買うので米ドルが強くなる
  • 国債の価格が上がる
  • 利率は下がる
  • 米国の輸出品が値上がりし人々はより安価な日本製品を買うようになる
  •  米国内の失業率が上がる
  • 金銀の価格が下がる

この結果、世界中の中流層と貧困層の生活がより困難になる。日本が金利を引き上げたら世界は2007年のような大混乱に陥るのは明らかだ

これはアベノミクスの時に起こっていたことですね。

 

 

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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。