http://news.livedoor.com/article/detail/12015801/
厚生労働省の報告書、「働き方の未来2035」では、衝撃的な報告がなされています。将来の働き方は、仕事(=プロジェクト)があるときだけ企業に属して働き、それが終われば解散するというやり方が主流になるそうです。
2035年の企業は、極端にいえば、ミッションや目的が明確なプロジェクトの塊(かたまり)となり、多くの人は、プロジェクト期間内はその企業に所属するが、プロジェクトが終了するとともに、別の企業に所属するという形で、人が事業内容の変化に合わせて、柔軟に企業の内外を移動する形になっていく。その結果、企業組織の内と外との垣根は曖昧になり、企業組織が人を抱え込む「正社員」のようなスタイルは変化を迫られる。(略)企業に所属する期間の長短や雇用保障の有無等によって「正社員」や「非正規社員」と区分することは意味を持たなくなる (ー働き方の未来2035より)
2017年現在も、そのような働き方の兆候は見えています。
企業が、常駐で人員を雇わずに、ランサーズやクラウドワークスなどを介して、一つのプロジェクト単位で、人員を集め働かせています。期間限定的に人を集めて仕事をさせ、それが終われば契約は終了。
まさに、
- 案件別
- 成果別
- 成果報酬型
を徹底したやり方ですね。
将来的には正社員は消えると言われています。すると、安定的な雇用というのはなくなり(一部の人間を除き)、極めて不安定で流動的な雇用スタイルが一般化するでしょう。
人口減少と少子高齢化による市場縮小、グローバル化、技術革新などによって、企業が余分に人員を抱える余裕が無くなるのです。正社員を抱えている余裕が無くなる。
ただ、これを不安定と見るのは典型的社畜パラダイムに染まっている人だけであって、フリーランスをしている人、独立をしている人、起業している人などにとっては当たり前の感覚です。
フリーターをしている人に対して、
「早く就職して、正社員になり、安定しなさい」
なんてことを言う人がいますが、これは「正社員というポジションが安定をもたらす」という発想に基づくものです。世の中のフリーター、派遣社員の中には、「正社員と同じようなレベルで仕事をしているのに、なぜこんなに待遇格差があるのだろう?」と疑問を抱いている人もいると思います。
そういう身分格差というのは今後、消え去るでしょう。
職能やスキル、成果にのみ値段がつく時代で、まさに「全国民フリーランサー時代」的な潮流がやってきます。
とはいえ、人工知能の登場、グローバル化、技術革新などがありますから、高度な知的生産プロフェッショナル、高度なスキルを持つ人間以外は仕事が得られず、生活も安定しないでしょう。
正社員という安定的な身分の価値も消え失せると思われます。
資本主義というのは生産性の革命的進歩、技術革新に伴って定期的に大量失業者を生んできてますが、その度に何かしらの社会保障・補填か、新たな産業による雇用が生まれてきました。
しかし、今後は全体的に「人間がいらなくなる」というのが決定的です。
となると、多くの人が失業して職にあぶれるので、大幅なカバーが必要になってきます。ですので、ベーシックインカムなどの導入はほぼ決定的と思われます。
働かないで食える時代です。
「働かないでも最低限の生活ができる大多数の人たち」と、一部の「人工知能・ロボットと共生できる、働く高所得者たち」という二極化です。
その時代に移行していく過渡期の世代、具体的には今の20〜40代は結構苦労すると思われます。
大きな時代変革の節目で痛みを負う世代です。
正社員だから住宅ローンが組めるとか、そういう「社会的な信用」みたいなものも、これはその経済力や担保性に注目した過去のパラダイムに沿ったものです。もし時代が変われば、これからは金融機関などが個人の信用力を査定するときに、「正社員」という身分に注目しなくなります。
安定した雇用と社会的信用が正社員の魅力を支える重要な部分だったはずですが、これらが根っこから音を立てて崩れる。
社会保障・年金制度というネズミ講も極めて危ない状態ですよね。
こうなってくると、正社員としての魅力は失われます。
そもそも、安定なるものが「身分・ポジション」で約束されると考えていたやり方が、豊かで余裕があった時代の常識に害されたものです。
これから、職というのは極めて限られた人が就けるもので、しかも流動的で不安定なものというのが当たり前になります。
安定という概念について、捉え方を根本から変える必要があります。
例えば、ハリウッド界では、プロジェクト単位で人員を集めて仕事を動かしていくやり方が普通です。ですから、誰もが知っているハリウッドスターたちはそもそも安定的な雇用などありません。
しかし、ですよ。
ジョニーデップ、ジョージクルーニー、ウィルスミス、トムクルーズ、ブラッドピットといった人たちの生活が不安定かといえば、そうじゃないはずです。彼らの市場における価値、力というのは知れ渡っています。彼らには常に仕事があるはずです。つまり、彼らは安定しているはずです。
どこに安定があるかといえば、やはり、職能・人気、恒久的な需要、こういうものに根ざすものであって、寄らば大樹の陰的な発想に基づく安定は消え失せるでしょう。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。