【お金の秘密】簿記がわからない人のための簿記講座1(勃起するほどわかりやすい!)

どうもこんにちは、ベッドの上のゴルゴ13ことデューク西園寺です。先ほども、私の上に女が跨がって潮を吹きながら、「イクッ!イクッ!」と痙攣させてやっていました。

男性の皆さんは同意いただけると思いますが、いいセックスをすると、気持ちよく「ビュルルルルル」と白濁液が出て最高に眠くになりますよね。ええ、爆睡してしまっていました。

起きるとすこぶる調子が良いのです。

やはりセックスは最高だぁ。

頭のキレが良いので、今回はちょっと、簿記について話をしておきます。

 

 

日商簿記2級とかいらないぜ、ハッキリ言って

簿記に興味を持つ人は多いですね。

簿記に興味を持った人はとりあえず日商簿記2級とか取るんじゃ無いでしょうか。多分、全国の商業高校とかでもやらせますよね。日商簿記3級くらいは。一昔前は、日商簿記2級が潰しがきく資格として重宝されていたそうです。

・・・・今、ハッキリ言って要らないですよね。古いというか。

私の情報を取っている人はわかると思いますが、2013年あたりから散々警告されているように、経理、会計、帳簿、税務申告系、一般事務には未来が無いので辞めといた方が良いです。

ただまぁ、簿記会計の考え方を知ることは大事ですし、会計財務分野の知識はビジネスパーソンとしては必須といえば必須です。

 

 

Book keeping 家計簿と何が違うのか?

簿記は英語でBook keepingと言い、その名の通り、記帳技術のことです。数字の記録をつけることですね。だから家計簿のようなものです。企業版家計簿です。

じゃあ、ただの家計簿と何が違うのかという話になりますが、専門的には、

  • 単式簿記
  • 複式簿記

かという違いになり、家計簿の類は「単式簿記」にカテゴライズされます。一般に、「簿記簿記」言われてるのは「複式簿記」のことを指しています。

要するに、簿記=複式簿記のことです。

 

まとめるとこうです。

  1. 単式簿記 → 家計簿など、「お金の入りと出しか記録しないスタイル」がこれ
  2. 複式簿記 → 俗にいう「簿記」はこれのこと

 

単式というのは、家計簿のように入りと出しか書かないスタイルです。小学生や中学生が、お金の管理をしようとした時に、お金の入りと出しか記録帳に書かないと思います(パソコンに打ち込むスタイルでもなんでもいいのですが)。同じく、家計簿を管理する主婦も入りと出しか書かないと思います。

この「入出金しか記帳しない」原始的なスタイルを単式簿記と言うわけです。

そういう意味では、銀行通帳も単式簿記です。

 

でも、複式簿記は違います。

 

 

資産・負債・純資産(資本)という概念

私は日頃から、日本各地をプラプラして暮らす流浪の民なのですが、なんでこんなことができるのかというと、「労働者じゃ無い」からです。

官僚だろうと、商社マン・広告代理店マンであろうと、飲食店の正社員であろうと、「労働者」であることには変わり無いのですが、私は「資本家」というカテゴリーに属する人間です。

だから、プラプラできるわけです。

さて。

実はこの「資本家」という概念は、簿記や会計を理解することですんなり腑落ちしてきます。

(そして、貧乏な人が貧乏な理由は、簿記や会計がわからないからです。)

私は、若い頃から簿記や会計を学んでいました。

 

本来、簿記や会計というのは「ビジネスをする人の記帳管理技術、経営管理技術」だったわけでビジネスと紐づいていました。

実際にビジネスをやる人間が、自分で学んで自分でやるものだったわけです。当たり前ですよね。自分のビジネスのお金の流れですから。

 

ですけれども、いつのまにかビジネスと切り離されて専門化されてしまい、そして「経理マン」とか「税理士・会計士」みたいな風にビジネスから切り離され分化されて、それ専門をやる人間を育てる社会構造が形成されてしまいました。そして、現代でも簿記や会計を学ぶ人にはそっち系のジャンルに行きたい人が多いはずです。

もちろん、CFOとか、経理・会計・財務分野の知識を「ビジネスの経営」と接続するポジションに行く場合もありますけれども。

銀行員・証券マンとかになっても簿記は必ず学ばされると思いますが、銀行が相手するビジネスはそれなりにスケールしたビジネスであり、また日常の業務とか上の思惑に沿った仕事の中で、その視点でしか捉えないのでなかなか本質的理解に至ることは難しいと思います。

 

実際にビジネスをやって自分で記帳したりした経験があると、嫌でも理解できるようになります。

 

本題に入りますが、原始的なお金の記録では、

「入りと出」

しか記録しないのに対して、(複式)簿記では、この入りと出に加えて

  • 資産
  • 負債
  • 純資産(資本)

という概念を用いて計測・記録をしていきます。

「複式」とはそういうことなのです。

単式か複式か、というのは「そーゆーこと」です。複式の方が複式の名の通り、捉えて測定して記帳する事項が多くなります。複雑になります。

 

 

脱税ができない理由から見る複式簿記の秀逸さ

ここからは、経営経験に基づく、巷の簿記本が言っていない生々しいことについてお話をしましょう。

世の中の社長には、脱税をする人間がいます。そして、これでペナルティを食らったり、ひどい場合には逮捕される人、報道される人間がいます。

彼らはバレないと思ってやっているのですが、そのタイプの社長は「低学歴」「無教養」「勉強不足」の人が多いです。社会の仕組みがわかってないんですね。だからバレないと思ってるわけです。

まぁ、そういう人は結構いますね。

ご存知かと思いますが、「社長」は起業すれば誰でもなれるものであり、ある種、サラリーマンになれなかった人たちが逃げ込む仕事という側面もあります。当然、社長という人種には低学歴、勉強不足、無教養な人もたくさんいます。ですから、そういうのがトップにいて陣頭指揮を取っている場合だと、たまに脱税とかそういうことが起こりかねないわけですね。

 

西園寺さんは脱税しませんが、「もし、するとしたらどうなるだろうか?どういう手があるのだろうか・・・?」と妄想することがあるのですが、世の中はよくできたもので、綺麗にルートが塞がれています。

そしてそのルートを塞いでいる根本的な理由が、簿記にあるのです。

複式簿記を本当に理解している人は、脱税は無理だとわかっています。

税務署や銀行員が、世の中で商売・ビジネスをやっている人間に提出しろと要求するのは、「複式簿記で作成された会計資料」です。なぜか?

これは嘘がつきにくいからなのです。

そして、これが簿記の大事な理由でもあります。

結局、簿記で作成された書類は、最終的には「財務諸表」という形になって、これが債権者だとか投資家にレポートされる仕組みになっており、上場企業などの場合、ここに虚飾があると粉飾決算ということで大変なニュースになります。

 

簿記の秘密は、二面性にあります。

そしてその二面性とは、

  1. 入出金
  2. 資産・負債・純資産(資本)

という二つの視点です。

例を出しましょう。

 

例えば、大学生の皆さんは、一定の年齢になると、友人がマルチにハマって、その友人に勧誘されたことがあるはずです。あるいは、友人がマルチの人を連れてきて勧誘されたことがあるはずです。

(最初に言っておきますが、私は別にマルチでもなんでもやりたい人はやればというスタンスであり、全否定はしてません。)

お友達が急に、ブランドバッグで武装を始めたり、ブランド物の服で武装するようになり、「このまえどこどこでパーティーが・・・」「すごい人と・・・・」「年商●億・・・・」みたいなとにかく、言葉と数字がビュンビュン飛んでくる場面に出くわしたことがありませんか。

そして、なぜかめちゃめちゃリッチなはずのマルチ会員に勧誘された場所はファミレスで、しかも1000円単位でワリカンさせられたり、なんやかんや言って実家暮らししてるマルチ会員を見たことがありませんか。

まぁ別にファミレスは悪くないです。日本一稼ぐキャバ嬢こと、名古屋のエンリケさんはサイゼリヤをヘビロテしてるそうですが、私もそうです。

まぁ、例は最適かどうかはわかりませんが。

 

人は人の裕福さを、

  • 持っているブランドバッグ
  • つけているアクセサリー類
  • 着ている服
  • 乗っている車

などで判断する傾向があります。

だからこそ、マルチ会員はそこを突こうとしているわけですけれども、それらはいわば彼らが「消費したお金」としての結果の物品であり、それが著名ブランドのもので高額であればあるほど「オーー!すげーー!!」と普通の人は思っちゃうわけです。

いわば、それだけの支出ができるのであれば、それができるだけの収入があるだろう、ということですね。

特にこれに一番弱いのが日本の一般女子です。

 

しかし、西園寺さんのような簿記・会計がわかる人間は、「お金の入りと出」だけではなくて、

  • 資産
  • 負債
  • 純資産(資本)

という面から物事を捉えます。

これは専門用語で「ファイナンスの視点」とも呼ぶことができます。

ですから、例えばそういうマルチ会員の人間を見ると、ファイナンスはどうなってる?というのが私の視点なわけです。具体的に言うと、「それって借金じゃないの?」って思うわけです。

 

事実、私の友人・知人にはそっち系に走った人たちもいますので、彼らが何をやっているのかよくわかるのですが、めちゃめちゃローンを組んでブランド武装をしていたりするわけですね。

あるいは、マルチのようなビジネスは「人と徒党を組んで活動」しますので、親分みたいな人たちから、そういったものを営業ツールとして物品貸与されていたり、あるいは投資されていたりします(その代わりに稼ぎを上に吸い上げられるわけです)。

 

別の例を出します。

世の中には結婚した後に、結婚相手について後悔する女たちが腐るほどいます。

「思っていた結婚生活ではなかった・・・」とかいうアレですね。

彼女たちは、彼氏と付き合っている段階で、彼氏がブランド品などを持っていて、おまけに車は「若いのにBMW、ベンツ」とか乗っていて、助手席に乗せられ、いい感じのレストランに連れて行かれて「素敵・・・・♡」となり、結婚してしまうわけですけれど、蓋を開けて見ると

旦那の借金が発覚、一緒に結婚生活をすると火の車

みたいな感じで夜な夜な頭を抱えている人たちがいます。

まぁ、アホはアホと結婚するので仕方ないんですけれど、簡単にいうと、簿記とか会計というのはそういうことなのです。

 

ちなみに、一昔前に、「●●●族」みたいなのが一世を風靡しましたけれども、日商簿記1級レベルの知識がある方はわかるでしょうがあれらは「リース資産」です。だから、彼らのビジネスは2年〜3年くらいで終わり、しかも税務署に突かれて死ぬわけですね。

でも、信者はバカなので、「税務署から突かれて死んだところから復活したストーリー」とかに、これまた感激して、「さすがです!!」とかになっちゃうわけです。

別にあのような怪しい界隈に限らず、ヒルズ族と呼ばれた「某著名人」の中には、その当時イケイケだったビジネスがかなり、異常な財テクによって膨らませたものであって、ビジネスとしては健全な成長をしていないのにも関わらず、社会を賑わせたその「知名度」を生涯の財産として使い続けてご飯を食べている人たちがいます。

有名ですごい人のはずなのにビジネス書の中では大したことを言っていない人

とかってこの世界には結構いますけれども、時代のムーブメントに乗れば、銀行とか証券会社、外資系金融とかに乗せられてブワーッと持ち上げられた人たちって結構いるんですよね。

 

脱税をできない理由についてですが、例えば税務署が、

こいつは売り上げも少ないはずなのになんでこんなにやたらロールスロイスに乗っていたり、大量の札束を持っているんだ?

と疑問を持った場合、

  1. お金の入出金
  2. 資産・負債・純資産(資本)

の2点から調査をかけていくのですが、もし、「お金の入りが少ないのに、借金もなく、かと言って投資を受けているわけでも元から自己資本があったわけでもない」ということが発覚すると、お金の入りをごまかして申告している可能性を疑います。

そしてそれは、世間的には立派な脱税になります。

こうやって、摘発されていくわけです。

しかも、世の中のお金の流れというのは自己完結的なものではなく、必ず他者との繋がりの元で実現しているので、周辺を調査していけばすぐにつじつまが合わないことは発覚します。

 

これが、脱税が絶対にバレる理由です。

 

 

「年商●●億!」「年収●●円のなんちゃら・・・」

テレビもそうですし、youtubeもそうですし、SNSもそうですが、常に人は「話題」というものを求めています。ですから、周りが持ち上げるのもあるのですが、羽振りが良さそうな話題とか、羽振りが良さそうな人とかが出てきます。

しかしそれは、関連の制作会社とかがプロモーション費用を出して作り上げたフェイクである場合もあります。

2019年5月、「逃げ恥」などを制作したイメージフィールドという会社の倒産のニュースが流れ込んできました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00010002-teikokudb-ind

イメージフィールド(株)(TDB企業コード:989481088、資本金1000万円、東京都新宿区新宿1-2-9、代表阿久根裕行氏)は、5月15日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。

当社は、2002年(平成14年)5月に設立。テレビドラマや映画、CM制作のほか、ロケーションコーディネートやイベント企画のプロデュースなど映像制作全般に係る事業を展開し、テレビドラマでは『逃げるは恥だが役に立つ』(主演:新垣結衣)、『コウノドリ』(主演:綾野剛)など、映画では『植物図鑑』(主演:岩田剛典・高畑充希)、『響-HIBIKI-』(主演:平手友梨奈)など知名度の高い作品を数多く手がけ、映像制作業界では高い知名度を誇っていた。特に、これまでロシア、モンゴル、韓国、フィリピン、中国など様々な国で撮影を行っており、海外に関する撮影、サポート関連に強みを有し、2019年3月期には年収入高約25億1200万円を計上していた。

2019年3月期に25億の売り上げを建てていた会社が、同年5月に倒産するカラクリを多くの人は理解できないことでしょう。

しかし、会計がわかる人はすぐにわかります。

  • 資金繰りに詰まった
  • 銀行に手のひら返された
  • 先行投資するキャッシュがない

などなど、多角的な視点で捉えることができるわけです。

 

 

資産・負債・純資産(資本)とは何か?

資産、負債、純資産(資本)とはそれぞれ何かと言うと、

  • 資産 → 将来、お金の入りを生み出すもの
  • 負債 → 将来、支払うべきことが確定しているもの
  • 純資産(資本) → 資産から負債を差し引いた分=オーナーの拠出分≒そのビジネスの本質的な現状の価値

という感じになります。

単式簿記が「入出金しか記録しない」というある種の「過去」を示すのに対して、資産、負債、純資産(資本)の項目は「現状〜未来」を示す項目でもあります。

前者をフローと良い、後者をストックと呼ぶことができます。

 

貧乏な人や会計オンチには、「フロー」の視点しかありませんが、サラリーマンが貧乏なのも「フロー」の視点しか無いからです。そして、彼らにはフローのお金の流れというか経済価値しかありません。

ですから、私たちのような資本家階級の人間からすると、

年収いくらいくら・・・・

で躍起になっている人たちを見ると、可愛く思えて仕方がないわけです。

 

当然ですが、私は「労働者ではない、資本家である」と言いましたので、私には資産・資本があるということになります。

負債は、実は「良くも悪くもないフラットな存在」であり、最適なルートで、最適なやり方で最適な量を調達し、そして最適なお金の使い方をする分にはかなりプラスになります。というか、「金を借りる」というのは非常に重要なツールです。先ほど、私の話の中では借金が悪いようなものに聞こえたかもしれませんが、借金は悪くありません。借金を「何の形に変えてholdしているのか」が大事で良し悪しはそれで変わります。

 

難しい話になりますが、資産は「減価償却」されていきます。

つまり、価値が目減りしていきます。

サラリーマンの問題点は、自分の肉体と時間を使ってお金を稼ぎ出していることです。肉体は減価償却されていきます。これで、いくらお金を稼いで自慢しようと、ハッキリ言って無意味です。商社勤めとか、広告代理店勤務とか、そんなことはどうでも良いことです。

残存価値は?耐用年数は?償却率は?どれを考えてもナンセンス。

24時間365日しかなく、私たちは東京にいるときは大阪にいれないのです。つまり物理的な限界というものが存在します。つまり、道を選び間違えた時点で、人生はrichから遠くなり、poorが確定することになります。

 

さすがに、最近のビジネスパーソンは賢いので、会計の基本をわかっている人間も増えてきて、

  • 俺はサラリーマンをやりながらどこどこのサイトに寄稿して知名度を上げて無形資産を作ってる!
  • 俺は人脈という無形資産を形成している!
  • 俺はyoutubeチャンネルを開けている!
  • 俺はブログをやっている!
  • 俺は株式に長期投資している!

などと言っている人は増えてきました。もちろん、素晴らしいことです。何もしないよりは。

 

ただまぁ、一つ言えることは、

「richはストックに目を向け、そしてストックの内実が他とは違う」

ということです。

 

試験実施される簿記、教科書に載っている簿記というのは、そのルールの大元を決めている機関や団体があります。

  • 何が資産か?
  • 何が負債か?
  • 何が費用か?
  • 何が収益か?

ということを、毎年のように議論して決めているよなところがあって、それに関しては国際機関も存在するぐらいです。

私たちが簿記の勉強をするときには、そういった団体が策定したものに基づいて、そのルール・プロトコルを学んでいかないといけません。簿記に関する高度な資格を持っている人や、税理士・会計士などの職業会計人、証券・銀行マンらは、その辺りについて詳しい人たちです。私も一通り勉強しました。

簿記3級とか簿記2級の勉強をしようとしている人たちにはハードだと思いますが、例えば私が学生時代に読んでいたこういう書籍を読むと、

簿記の検定試験や教科書などで決められている「正解・不正解」について、上の方であれこれ議論していたり諸説あることがわかるでしょう。

法律の勉強にしても何にしてもそうですが、私たちはそのルールを学びますけれども、上の方では「改正した方がいいのでは?」「これでいいのか?修正案は?」とか色々やっているわけです。

余談ですが、私の学生時代の勉強経験から言わせると、世の中には様々な専門分野が存在し、例えば「検定試験」などは、5級、4級、3級、2級、1級という形でグレードをつけていたり、あるいは「初級編」「中級編」「上級編」という形で分化させていたりします。学校教育自体も、小学校・中学・高校・大学で一貫して同じジャンル・テーマについて扱っていますが、年代別にグレードをつけて、かいつまむ形にしていることが多いでしょう。

高校までと、大学以上の違いの世界というのは、大学は「研究機関」も兼ねているということです。つまり、高校より下で教えていることはある程度、固まった内容とも言えますが、大学ではフロンティアについて、あるいはこれまでの常識を根本から覆すようなテーマについて扱っていたり、「そもそも何が正しいのか?」みたいなことをやっていたりします。以上の理由から、例えば高校より下では「これを覚えろ!」という話が多いのですが、大学では「制度趣旨」「なぜそうなるか?」みたいな話を扱うことが多いですし、これは学校に限らず何に関しても言えると思います。何のためにやるのか、みたいなことがわかりやすいのは、実は上の方です。詳細にやりますし(そのぶん負担が重いのですけど)。学ぶということの面白さであったり、真の理解は「上の世界にある」「後の世界にある」と言われるゆえんです。高校までは勉強ではない、と言う人もいます

個人的な見解から言わせてもらうと、何をやるにしても、「一番上から攻めた方がわかりやすい」というのが私の学生時代のスタンスです。

 

会計にしても、法律にしても、所詮、現実を後追いしているに過ぎません。

そして、その「現実を創っている人間たち」や、「現実世界で強い変化を起こしている人たち」が存在します。そしてそれは、特定少数の力というより、時代の流れです。社会の流れです。

社会は、

  • 農業社会
  • 工業社会
  • 情報社会

とシフトしてきましたけれども、情報社会については孫正義の言うとおり、まだ入口の段階であって、簿記や会計のように歴史が古いものは、工業時代のパラダイムに根付いているところがどうしてもあります。

だからこそ、

簿記会計の資格は要らないけれども、簿記会計の視点は重要

ということであって、私自身も昔からそう考えて生きてきたわけです。

 

簿記は英語でBook keepingです。その名の通り、記帳技術です。

そして最終的には、会計報告を目指しています。会計は英語でaccountと言います。

そして、説明責任は英語で、「accountability」と言います。

 

基本的には、

  1. 記録して
  2. 資料作って
  3. 自分に、誰かに報告する・説明する

というのが簿記・会計の世界です。

そして、その背景には、「お金の動きについて、こうやって捉えると良いのではないか?」という先人たちの知恵というか、発想が詰まっています。

私が、「脱税が難しい」と話をしたのは、すなわち、複式簿記というシステムはより経済実態を正確に捕捉できるということなのです。

換言するならば、

経済(金)について優れた視点を提供する

ということでもありましょう。

 

世界最大の資産家であるアマゾンの創業者、ジェフベゾスは元銀行業界の人間であり、そしてアマゾンは創業当初から赤字体質で、利益を出さない経営を続けていたことで有名です。

目先の収支はどうでも良いと思っているわけですね。

 

これがなぜなのか?も、会計を理解すると見えてきます。

 

そもそもジェフベゾスの会社からもらっている給料は年収は939万円です。

世の中で本当にお金を持っている人たちは、年収は600万とか700万とかになっていることが多いのですよ。なぜなら資産家・資本家にとって大事なのは年収じゃないからです。

年収1000万目指す、1500万目指す、と頑張ってるのはリーマンだけ、年収2000万円の人と結婚するとか言っているのは東京カレンダーに触発された地方出身のブサイク高卒意識高い系婚活OL(港区の豚小屋在住)だけです。

 

要するに、頭が家計簿レベルでは意味がないのです。

 

では、次回はもう少し、簿記の世界を掘り下げてみましょう。

 

 

簿記や会計がわかると、5年、10年、20年以上・・・、と、プラプラと過ごして暮らせるようになるかもしれませんよ?

 

 

合言葉は〜〜〜〜?

簿記で勃起!!!

 

 


===

西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。