こんにちは！
八木仁平が自己理解にかけた金額の軽く見積もって10倍以上は自己理解に金をかけている男、西園寺です！
今回は、八木仁平のやっていることは、宗教であることを証明します。
まず、ここで私が考える宗教の定義ですが、
宗教＝あなたはそのままでいい
とするものです。ここから発展して、
- 信じれば救われる
- 願えば叶う
みたいなものにつながってきます。
もっというと、現世利益が薄く、「来世利益」を訴え出したらより宗教味があります。
「神を信じれば徳がたまってあの世で報われるよ！」
というのと、
「好きなことをやってればお金とかどうでもいいじゃん、だって好きなんだから！後からお金ついてくるよ！」
というのは大体同じですね。
一方で、私が考える教育の定義は、
教育＝教育を受けた人を変えるもの
であって、ここには
- 強制
- 矯正
のニュアンスがあります。その意味で私は体罰や暴力も教育だと思います。人を捻じ曲げる力があるからです。
「是非」「当否」は問題になると思いますが。
以上を踏まえると、
- キリスト教
- イスラム教
などはTHE宗教という感じですが、
- ユダヤ教
- 仏教
なんかは、宗教に教義的な要素が入っていて、教育的な側面が多分にあります。
さて、
教育を施さず、
あなたはあなたのままで良い
というのは、
それが「正しいのか」「間違ってるのか」はさておき、
- 占い
- スピリチュアル
- カウンセリング
- ヒーリング
の類と変わりません。
少なくとも、教育ではありません。
コンサルティング、コーチングの場合は、
「現状」「できること」などを踏まえて、
「どこに向かいたいか」などを掘り当てて、
じゃあこれしないといけないよね？
みたいなことを提案するものです。
これにおいて、ゴール探しに偏重しているのがコーチングで、
「現状に対する厳しいツッコミ」「すべきこと」などに力点を置いているのがコンサルティングです。
私が言いたいのは、
氏がやっている自己理解プログラムというのは、
その名前からして最もらしい風に見えますが、
その本質＝ファンクションを見ると
x:相談者 → f(x) → y:そのまま・ありのままでいい
ということであり、概ね、「自己理解」「自分探し」をネタにした雑談みたいなもので、自殺したい人が命の電話みたいなのに電話して相談をするのとも大差ありません。
良い悪いの話ではなく、
構造がほとんど「占い」とかと一緒なのです。
- 価値観を探す
- 好きなことを探す
- 得意なことを探す
みたいな最もらしいメソッドが並べられていますが、それはあくまで
「とってつけたようなもの」
であって、レベル的にはその辺の大学生が新卒就活する際の自己分析の劣化版くらいのレベルです。
本人が新卒就活したことないので、そのレベルにあることもあまりわかってないのです。
元々この人物は、ブロガー出身で、
イケダハヤトとかが流行ってた時の、
ブロガーブームの時に出てきた
あの界隈の人間でした。
ブロガーでした。
彼が早稲田を出て「就活しない！」と表明した時、SNSでもそこそこ炎上していました。
この若者大丈夫か？
みたいな感じで叩かれていました。
そこからうまく商売替えした印象です。
企業で働いたことすらない（新卒就職経験なし・サラリーマン経験なし）・バイトすらまともにできなかったという元ブロガー界隈の、世間知らずのアラサーに、ちゃんと企業で働いてきた人たち、場合によっては40代の人たちが泣きながら駆け込んで相談している構図です。
結構やばいと思います。
リハック出演界では、高橋Pがかなり軽蔑的な表情をしてましたね。
結論を言うと
実は自分探しというのは
「構造的に限界」
があります。
これは、
- 数学
- 論理学
が分かればわかるのですが、
自分探し
というのが本来、そもそも、「構造的に」限界があるのです。
例えば、数学の世界では、
数学は数学自身を正当化できるか？
みたいなものがあるのですが、これは数学的に「無理」であることが証明されています。
自己を自己で言及するということは、無理ゲーなのです。
自己言及パラドックスと言います。
そもそも、人間を定義する
- 学歴
- 出身地
- 職歴
- 好きなもの
などは全部、外部との関係でしかありません。
本気で内部を掘りたかったら、結局、
遺伝子診断
みたいなのをするのがベストです。
自分探しの行き着く先は、フィジカル系や遺伝子調査系になる。
ある程度、タイプを類別して、そこに当てはめて、「あなたはこっち系の仕事をしましょうね」とか、MBTI診断みたいなものならわかりますが、
あなたの唯一無二性を、あなた自身を掘り下げることで見つけましょう！
なんてものは、大体、眉唾です。
マーケターとして断言しますが、人間は、
意思決定や行動などは外部からかなり影響を受けますし、
「やりたかったこと」
「したかったこと」
などもハッキリしたものがあるかどうか、それに自覚的かどうか、それすらクリアにあるものではありません。
さらに、本人が
これが欲しい
というものに応えたところで満足しない・・・・みたいなことがザラにあります。
自分探しトレンドは1960年代のアメリカのヒッピートレンドに端を発するもので、
歴史的にも
新しい宗教
と言われています。
元々、宗教があった世界では、人々は宗教的なイデオロギーで結束できました。
また、資本主義でわかりやすく経済が伸びていく社会では、エコノミックアニマルになって、企業の経済原理に従っていれば、給料増えるわ、老後安泰だわ、家族養えるわで幸せだったのです。
- 宗教もない
- 会社も信じられない
- 古い常識が通じない
となって、スキル主義やエンプロイアビリティ主義が出てきて、
さらにそれにも疲れて、食傷気味になり、
加えて甘え切った現代人に刺さるように台頭してきたのが
自分を探そうぜ
的なノリです。
まあ、消費者も悪いですねかお
冒頭、演繹的な定義から見て、自分探し系は宗教だと言いましたが、
歴史の流れで見ても宗教なのです。
良い悪いじゃなくて、
細木数子とかその娘に相談しにいくのと変わりませんよ
ってことです。
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(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう！西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である！平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである！「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった１つだけ！そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。