北陸3県（石川・福井・富山）在住者に告ぐ。ﾏｲﾎｰﾑ、二世帯住宅、地元進学地元就職の世界から飛び出さないか？

外資系ECLMシリーズか何かで触れたかと思うけれど北陸には決定的な特徴がある。統計的に確認できることだ。

それは、マイホーム所有率が圧倒的に高いこと。これは全国トップクラス。

つまり、北陸にいながらマイホームが無いというのはかなり惨めな思いをすることになる。少数派だ。実際、あちこちに立派な邸宅が並ぶ。

それには、ご想像の通り地価が安い田舎である、やることがないから家建てるしか無い、という事情もある。

それに加えて、

地元進学
地元就職

の割合も高いし、二世帯住宅率も高い。つまり、無駄がない。サザエさんモデルを延々とやっている。

北陸に生まれ育つとナチュラルに洗脳される。これが嫌で飛び出した人を何名か知っている。

ということは当然、その世界に生きていて、ちょっとでも変わった生き方や思想に憧れているとだいぶ窮屈な思いをすることになる。実際、北陸では地方公務員になるのが素晴らしい、みたいな考え方がされていたりする側面もある。

具体的な数字を出そう。北陸ではマイホーム保有率は8〜9割に達する。凄まじい数字である。対して東京なんかは5割を切る。エリアによってだいぶ世界観は異なるのである。

北陸勢として有名なアパグループは、会長社長が

家は早く買え！

と言っている。これは北陸の気風もあるだろう。家を買うと人生にハリが出るから、だそうだ。たしかにそれはそうかもしれないが、関東水準の値段になってくると、また話は別だろう。

北陸や北海道なら、『さっさと家買え理論』はあてはまるだろう。東京で豚小屋しか買えない値段で豪邸を建てられるから。

ある会社は、幹部候補として採用した総合職は、東京、大阪、名古屋に加え、別の地方まで経験させるという。地域柄の特色というのがある。そういうものを知らないまま、25歳、30歳を超えてはいけない。どんどん外に出ていかなければならない。