- 実は、バフェットのパフォーマンスは既に世界一ではない
- バフェット流の集中投資は小規模資産だと吹っ飛ぶ可能性がある
- 1970年代と比較して現在はPBR1割れに投資すると「割安に見えるが死に体」というケースが多い
- バフェットが資産を増やしたタイミングは、アメリカ株の最悪の時代(1930年)から、である。世界恐慌である。
- 世界恐慌は25年株価が戻らず、この時代の大人は株の恐怖を知って多くの人が手を出さなかった。そうやってタッチされなかった時代に、怖さを知らないバフェット少年は人生をスタートした。以後、アメリカの黄金期の株価上昇の追い風に乗ってきた。
- 1960〜1970年代は現代のように情報が瞬時に行き渡ることはなく、当時のバフェットは情報格差を片手に取り、ヒアリングやコネなどを使い、情報を愚直に集める手法で成果を出していたところもある
- 1970年代、80年代、90年代というのは、アメリカの金融業が肥大し、さらに株価が上がりまくるフェーズで、バフェットに限らず、多くの投資界スターが生まれている。ソロス、ロジャース、リンチ、タートルズなどもそうである。
- バフェットは保険会社を抱えており、プールされた資金を使える立場にある。
- バフェットといえばロング&ホールドと思われているが、実際のところは、買った株は大体、短期で手放している。長く持ってるものは、結果的に長く持ってるだけである。
- バフェット銘柄は持ち上げられているが、バフェット自体、銘柄選択で半数以上外している。そして、銘柄を持ち替えたり、リバランスしている。
- バフェットの父親は政治家で、さらに証券業をやっていて、幼少期のバフェットは特殊な環境で生まれ育っている。野球選手名鑑を見る代わりに、企業の業績ばかりを見ていたという変わっているタイプであった。かなり特殊な環境で生まれ育ち、早い段階からスタートしている
- バフェットは駆け出しの頃、1000万円以上の資金を知り合いから集めて運用するビジネスからスタートしていることを多くの人が知らない
- バフェットはCDSなどの金融商品取引も行なっている
- バフェットが1950〜60年代に運用したバフェットパートナーシップでは、利益からパーセンテージで成功報酬をしながら、自身の損失は無しという有利な報酬体系でプレイしていた
- バークシャーは持株会社で、小会社からの配当は非課税になる仕組みを使い、これを再投資するというスキームを使っている
- P&Gのようなグローバルに強い消費財メーカーが日本には存在しない。自国のビジネスを調べていれば、世界を支配する会社を見つけやすいというアドバンテージ。結局、日本のビジネスで強いのは産業系である
- バフェットは経営に干渉できる
- 2020年1~3月期の米株式相場の急落を受け、34歳のころから積み上げてきた株式含み益の47%を吐き出すことになった
- シーゲルが示したように、株価の伸びと、GDPの実質成長率の伸びには関係がない可能性があり、アメリカの株主優遇路線や、企業の資本政策の巧拙に目をつけている(ガバナンス重視)
- つまり、手元の金を効率よく増やせるマシーン探し
簡単に言えば 「アメリカは株主優遇だから株価が伸びやすい」 という話に繋がる。
もう少し整理すると、シーゲルの指摘は以下のようになる:
1. GDPが伸びても、株価が伸びるとは限らない
- GDPは「国全体の成長」 を示す指標であり、株価は「株主の利益」 を示す指標。
- 国の成長が必ずしも企業利益につながるわけではない(例:成長の恩恵が労働者や政府に回れば、株主の取り分は増えない)。
- だから「中国やインドはGDPが高成長だから株も儲かる」というのは間違い。
2. アメリカの株が伸びる理由 → 株主優遇
- アメリカでは 企業が株主を優遇する文化 が強い(配当、自社株買い、利益成長)。
- 株主が儲かる仕組みができているため、GDP成長率が低くても株価は伸びやすい。
- 例えば、アメリカのGDP成長率は長期的に年2〜3%程度だが、S&P500は年間7〜10%のリターンを出している。
3. 新興国(GDP成長率が高い国)で株が伸びない理由
- 政府や労働者に利益が回る割合が大きい → 株主の取り分が少ない
- 国の規制や不透明性が強い → 企業が自由に利益を株主に還元できない
- 例えば、中国のGDP成長率は高かったが、政府の介入が強く、株主リターンは低かった
結論
- GDP成長率が高くても、株価が伸びるとは限らない
- 株価が伸びるのは、企業が株主に利益を還元する国(アメリカ型)
- アメリカ株はGDP成長率が低くても、株主還元のおかげで伸びやすい
つまり、GDP成長率と株価の関係よりも、株主還元の仕組みがあるかどうか が重要ってこと。
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(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。