「埼玉・千葉ミッドナイト」 第1話:興奮する香り

  • 埼玉・千葉ミッドナイト(AROUND TOKYO MIDNIGHT)
  • 原作:西園寺
  • 脚本:西園寺 ※実話
  • 登場人物:全て実在の人物

 

「AROUND TOKYO」という言葉がこの世には存在する。

・・・・・・まぁ、俺が今考えたんだけれど。

 

東京という街には、「感傷」という言葉がよく似合う。

神奈川という街には、「犯罪」という言葉がよく似合う。

北関東三県には、「要領」という言葉がよく似合う。

 

もちろん勝手なイメージだ。

そしてこのイメージが適当なのも自分でわかっている。

単なる自分の中での遊びだけれど。

 

じゃあ、千葉や埼玉には・・・・?

個人的には、こう思う。

 

・・・・親愛なる愛を込めて。親しみと懐かしさを込めて。

 

「DQN」

 

 

超美人な、中卒Fカップ風俗嬢と笑顔とオッパイに包まれて、圧倒的な癒しを感じたあの日が蘇る。

彼女の首元には龍が登っていた。

 

やっぱり俺は日本人なのかな?

外国人のタトゥーは当たり前で、何も感じない。

 

いくらペイントされた裸を見てもファッション性しか感じないのだけれど、

日本人の場合だと、ちと違う。

 

やっぱり背中一面、ペイントがあると「ひゅっ」っとペニスが縮んでしまう。

でも、ワンポイント程度なら免疫がある。なんたって元彼女にそういう奴がいたからね。

 

「ヤンキーってみんな一途なのよねぇ・・・。私の中学の同級生達も、みんな『まだ別れないの?』ってぐらい一途なんだよね・・・・。みんな何やかんやいい子たち・・・・・。」

 

元ヤンの精神が根付いている女には、

ヤンキー界隈やスクールカースト上位文化圏の精神性や

その香りをわかっている人間にしか「イカせられない」と思う。

 

感性が断絶しているからね。

 

真面目風な西園寺に、たくさん「女にさせられた」彼女は、ピロートークでこう言った。

 

「西園寺くんって、真面目で賢い感じ、悪く言えばちょっとガリ勉寄りの人だと思ってたけど、なんかやっぱりちょっと違うわ」

 

なんとなく言いたいことはわかる。

血統書付きの犬と思ってたけど、雑種だったってことやろ。

 

 

ある日のこと。

とある人のツイッターを見ていた。

 

埼玉・大宮出身で、元ヤンキーのリッチ系インフルエンサー、Yさんの発言。

スマホをいじりながら、千葉某所を練り歩いていた。

画面をヤフーのトップに戻すと、ZOZO社長のニュースが目に飛び込んできた。

 

色々批判的な事を言われている。

この反発には、一体、どの程度の割合で「論理的な反発」「人種的な反発」があるのだろう。

 

誰かがこんな事を言っていたのを思い出す。

ヤンキー性とアカデミズム性(高学歴性)を兼ね備えた人間が勝つ。

すごくわかる気がする。

この世界には、家柄や教育水準、文化圏で断絶があるから。

 

 

 

マスコミの新興メディアに対する相対的な凋落の原因について、賢い人間が色々言ってたりするけれど、その理由はどれも的を得ていないと思う。

元来、マスコミ側って、上層で、大衆感覚と乖離してるんだ。

大衆感覚と強い人間が、開かれたメディアでインフルエンスを発揮できるようになった。そして、コミュニケーション文脈において人と人とが繋がれるかは「匂い」による。

 

タバコを吸う人の車や家には、ヤニが染み付く。

同じように、人間も習慣や文化圏で色が染み付く。

 

動物や人間は、その色を嗅ぎ分けて同族と群れたがる。

 

俺には、ZOZOの人が千葉を愛している理由がわかる。そして、この人のビジネスがウケた理由も感覚的にわかってしまう。どんな層が買っているのかも。

千葉愛・幕張愛。なんとなくわかるぜ。

 

元SMAP・中居氏は藤沢だけれど、彼の根底にあるスピリッツも、なんとなくそういう香りがして。

だからこそ大衆コミュニケーターとして大成しているのではないかと思う。少なくともテレビという大衆メディアでは、「慶応幼稚舎上がり」って毛色よりは、「地元の友達とバカやって・・・」みたいなことが語れる人間の方が母数を多くとれる。

 

芸能人自身も、家柄が悪いのは多い。

その家柄が悪い人間を「ビジネスとして仕立てる」取り巻きは良家のエリートという構図になってるのがマスコミの面白いところ。

「風俗発言」でお馴染みの某中卒作家は、編集者という高学歴人材との間にある感性の断絶について、語っていたなぁ。

 

あまりにもリッチすぎて経済大国・TOKYOの中央ですら揺さぶられてるから意外と見落としがちなんだけれど、話題の彼の精神性や行動パターンの根底には、いわゆる「マイルドヤンキー臭」が感じられるんだ。

そして俺は、それをどこか懐かしく感じてしまう。

 

IWGPや木更津キャッツアイから何処と無く漂ってくる香り。GTOの香り。

そして、レペゼン地球の香り。

こういうのは、少なくとも、世間のビジネス書が漂わせている香りよりは社会の大多数にとって「懐かしく」「親しみがあり」「何処と無く共感できる」ものである。

そして、そんな彼らが「もっとピュアだった」頃の感性にダイレクトに訴えられるスタジオジブリ作品だとか、中高の青春を描いた作品が例えば映画市場で共感を呼ぶのもわかるし、あるいは全く持って創作であるアニメの世界で、例えば「安室の女」のような人間を量産してしまう原理も少しわかる。

 

 

 

「嫌いな男のタイプは、ブス」

「好きな男のタイプは、イケメン」

「キスが上手いイケメンが好きなの」

「両親が離婚しちゃって、関東に引っ越してきたの」

 

いい感じの、少し寂れたBAR。

BARといっても、カフェと兼務している感じで、なおかつ閉鎖的ではない。

賑やかな大通りから路地裏に少し入ったところにある、不思議な静けさを漂わせているそのお店は、外の席が広々としたスペースを確保していて、その雰囲気のおかげで俺は、たまたま居合わせた女の子と仲良くなった。

 

女の子:「いくつに見える?」

西園寺:「うーん・・・・・」

 

女の子:「・・・・・」

西園寺:「24」

 

女の子:「残念、18」

西園寺:「ええ!!10代!?見えない!」

 

女の子:「よく言われるーー。」

西園寺:「若けぇぇ・・・・・いいなぁ!」

 

 

(続く)

 

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マイルドヤンキーでもなく、意識高い系でもなく、「ハードニート」@西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)@僻地で生きる





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お仕事は、無職です。
「0」は無限だと信じたい。賽は投げられたのだから。


Lose Yourself , Change Yourself.
(我を忘れろ、クソな自尊心を手放せ、お前の全てを何かに捧げろ。そして己を変えろ。)





「遊び心」「粋」「真面目に不真面目」

(組織と他人に縛られるのが大嫌いな人)


"強くなくては生きていけない。優しくなければ生きている資格がない。"

"世界は変えられなくても、人生ぐらいは変えられる。"

"悪貨が良貨を駆逐する中、悪貨に転じないことが「恥」や「損」であるならば、清濁併せ吞み、仮面を被った「良貨」であり続けるのみ。"

説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-20、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。