アフィリエイトが簡単じゃない理由

英語も資格もそうだけど、それ、あなた、やる必要ある?って突っ込みたくなる人がやるよね。アフィリエイトとかネットビジネスもそう。で、なんで世の中の人はそーゆーことをするんだろう、って思った。

そしたらやっぱり、もう、八方塞がりだからなんだと思う。

唯一の希望みたいな。

仮に、目先にあるものに真面目に打ち込んだとしても、自分には未来が無い。選択肢が無い。そういう人が、必死に何かを求めて光明を探し当てる。もともとどこか、何かで負けてきた人たち。逃げてきた人たち。

そして何かにしがみつく。仕方ない。本来、人生なんてほとんどの人は負けて然るべきもの。

 

俺はいつか役員になれる。

俺はあと一浪すればこの大学に受かる。

俺はあと1年引きこもってこの資格の勉強をすれば、起業の勉強をすれば、何とかなる。

俺はいつかB’zみたいな歌手になれる。

俺の書いた小説が芥川賞にノミネートされる。

俺はこの会社を踏み台に偉大なビジネスパーソンになる。

…….。

 

そもそも絶望なんかするのは、自分を過大評価しているから。期待しすぎているから。プライドが高いから。

あと、何がしたいのか決めてないから。

漠然と、なんとなく、すごくなりたい、出世したい、お金欲しい、ちやほやされたい、そーゆーふわふわした感じで、自分の目的が定まってない。ゴールが決まってない。だから、なんとなく何かを始めて、なんとなく何かを得て、それでも満足せず、出口の無い暗闇を彷徨い続ける。

 

何がしたいのかすら決まってない、わかってないからね。

 

大方の人の人生には、『敗北』の2文字、『諦観』の2文字、『劣等感』の3文字がつきまとい続ける。これが現実。

歳を重ねて、終わりなき戦いに疲弊し、もう、自分はキャリアでの成功や躍進は無理だ、とどこかで人は悟る。というか、意味や意義が見出せなくなる。給料が上がって、地位が上がることもどうでも良くなる人だっているだろう。

『で、それで何?もう、この生活、この先の未来、うんざりだ!』

ってなってくる人も多いと思う。目先のハシゴを登ることが精一杯で、そんなに先のことなんて考えてられないわけだけれど、相当な時間を費やして加齢して、これで良かったのか、なんて思い始める。

必死に与えられたハシゴを登り続けてる人たちもそれはそれで病んでる。

 

『あぁ、若い頃に真面目に勉強して、良い大学に行き、良い会社に入って、エリートとしてのキャリアを積めば良かった』

なんてことを考える、後悔くんは、きっと時計の針を戻してもらえても同じことをする。

そもそも、そのキャリアを歩んでる当事者がどんな苦労をしてるか知らないからね。上の世界には上の世界特有の苦労がつきまとい続けてる。●●しとけば良かった、とか人は言うけど、そもそも●●できた器だったのか、それをやってたとして何か成せた器だったのか、っていうね。

上の世界は上の世界なりにハード。

輝かしく見える生き方をしてる人たちも、出口が無くて困ってるってことに気づいておいた方が良い。

隣の芝が青く見え続けるのは、もしかしたら変な万能感が理由なのかもしれないけれど、たぶん、人ができることって限られてる。一人の人ができることなんて限られてる。

仮に今、キラキラしている人がいたとしても。そのキラキラが失われるときが来るだろう。飽き、負け、風化、劣化、時代の変化、必ずあるから。

勝ち続ける人生は無理。

 

あぁ、そうだ、アフィリエイトの話をしよう。

アフィリエイトが簡単じゃない理由は、実はアフィリエイトビジネスに参入してる人が究極的な勘違いをしてるから。

常識的に考えてみて。これまで月収20万円、みたいな人がアフィリエイトはじめて月収100万円っておかしいと思わない?明らかに身分不相応なカネを得てると思わない?

答えから言うと、アフィリエイトをはじめとするwebビジネスでは、自力で営業する力が求められる。そのことを知らずに参加したプレーヤーはどうなるのかというと、

(1)既存のネットワークに乗っかる → 稼げる

(2)既存のネットワークに乗っからない → 実力不足、認識不足(甘い)で稼げない

のパターンかな。

で、既存のネットワークに乗っかるやり方は、ハッキリ言って、キャリアに終止符を打つ生き方だと申し上げても過言では無い。

人生に疲れた。社畜に疲れた。普通の生き方をしたくない。ええ、大いに結構。しかし、そーやって足を突っ込むと待っているのは何か?

ある意味、延命措置をひたすら繰り返す世界かもね。もちろん、それで良い、って思って率先し、ネットでお小遣い稼ぎをしようとしてる人、増えてる。

まぁ、どのみち、キャリア自体、あって無いような人たち、ほぼ死んでる人たち、選択肢がない人たちの単なる金策としては十分すぎる世界だとは思うよ。

希望を持って目を輝かせながら、オンラインでのお小遣い稼ぎに興味を持ってるエリートの人もいるし、半ば人生全般に絶望してやる気を失い、ほぼ投げやり気味にネットでのお小遣い稼ぎに興味を持ってる人もいる。

もし、本屋とかですごいエリートの成功伝みたいなものを読み、まだまだ燃える気持ちを感じるのなら、まだ砕け散ってないのだと思う。

人は、何かにとことん打ち込み、そして、とことん砕け散ってはじめて諦めがつくもの。そのとことんの境地にいかないと次に行けないんだよね。

中途半端な夢にはけじめをつける。

そのためには、とことんやる必要がある。

 

株やMLMの経歴、いわゆるネットビジネス、それで稼いだカネは実社会では評価されない。しかし、ちゃんとしたアフィリエイトやネットビジネスで稼いだ経歴は評価されるかもしれない。下請け社長や単なるフランチャイズオーナーに再起の力が無いのも似たような理由。

簡単な話、本当にコピーライティング能力が高いのなら健康食品の会社でコピーライターできるってことね。でも、エセコピーライターじゃ、無理。

 

コカコーラっていう世界に名だたるブランドがあるけれど、あれの組織構造知ってる?自社自体はマーケティング機能だけ保有して、あとは現地でボトラーを募ってるんだぜ。つまり、アフィリエイター募ってるみたいなやり方。

別にネットワーク作りが悪いって言ってるわけではない。基本的に、世の中のビジネスはなんらかのネットワークを作ろうとしてる側面、常にあると思う。そもそも資本主義自体がそーゆー性質、あるからね。

この劇的な組織構築術がコカコーラに革命を起こしたとも言われている。流通チャネルってすごい大事なんだけれど、MLMとかはそーゆーネットワーク作りが上手。そして、世の中のメーカーもそのネットワークに乗る、利用するのが上手。アムウェイとかってiphoneの販売にかなり力を貸したんじゃない?実は、みんなが馬鹿にするマルチのネットワークはみんなが尊敬する何かのディストリビューションに貢献してたりするからね。

あっ、何が言いたいのか。

アフィリエイトで、とか、コピーライティングで、とかみたいな話は溢れているけれど、その背後にあるのは流通システム、ネットワーク。結局、その組織構築に優れた人が大量に販売成功しているだけ。だから、実は、インターネットビジネスはコネの世界なんだよ。意外や意外、究極の人脈世界。

拡散の仕組み作りがうまかった人間が儲けてるだけ。なんで、ネットで面白そうな生き方をしてる人がパーティ三昧、仲良しこよしして、みんなで群れてるのかよーく考えた方が良い。

そして、その仕組みの中に取り込まれてる人間たちは自分のことを起業家とか勘違いしておる。おぉ、くわばら、くわばら。

 

インターネット上に、集客力、販売力を持ってる人間なんてほぼほぼ皆無であって、稀にいるのはちょっとした芸能人タイプ。それはもう、ほぼ、芸人に近いといっても良いと思う。

要するに博打打ちです。

観光都市と呼ばれてるところでは、『その世界のことを知った気になれる』表向きの旅行コースが存在する。そして、そのコースを回ればその土地を知った気になれる。ところが、現実はそこに住み続けてないと絶対にわからない。見えてこない。

旅行で訪れる世界と、住む世界は違う。

そして、旅行好きには良く言えば好奇心旺盛、悪く言えば軽薄で浮気性、うつろいの激しいタイプが多い。

旅行が好き、勉強が好き、趣味が多彩、…………

でも、よくよく見ていくと何もモノになってない。何かを手をつけ、知った気になり、飽き、そして次に移ろっていく。ずっと根をはれない。腹をくくれない。そーゆー人は多い。地に足がついてない時期は誰にもあるけれど、そーゆー時期に人間が何をやってるか、よく見ると良い。特に大学生とか。

ほら。

旅行、資格。

ほら、ほら。

スキルアップに関してもそう。軽いノリでスタートする気持ちは大事だけど、みんな、それらがファッション感覚で終わってしまう。英語も、プログラミングも、資格も、コピーライティングも、使えるレベルにならないまま退出する。みんな、うわべだけをなぞってやめていく。腹を括って居座る覚悟が無い。あれ、世の中ってそんな簡単に何かできる世界だっけ。あれ、仕事ってそんなもんだっけ。世の中ってそんな軽いノリで何かをこなせる世界だっけ?

 

チープな金策でも良い。ダサくても良い。笑われてもけなされても良い。かっこ悪くても良い。ただ、市場からお金を引っ張ってこれればそれで良い。ほーゆースタンスも全然アリだと思う。

たぶん、一度、仕事なるものを経験した大人の方が、そーゆー冷めたスタンスを持ってることが多いと思う。

仕事は、株みたいなゼロサムゲームを除いて、基本的には他者に何かを与え、尽くし、対価をもらう世界。だから、楽して稼げれば良いや、っていう楽の部分が、悪い楽になるとうまくいかなくなってくるのはあると思う。でも、程よく割り切って冷めたスタンスでいるのも全然悪くない。

自分にとって楽なやり方で稼げる方法はあるはず。だから、とりあえず金を稼ぐ。金策を得る。それで生活できれば良い。それでいいや、って考えも十分、アリ。

資格に希望なんて無いけど、少なくとも、オンラインマーケティングの世界に希望はあると思う。絶望に打ちひしがれた人間に光明を差す力は確実に存在してると思う。というか、絶望感でいっぱいの人が興味を持ってる世界だと思う。一般的な世界で、上から降ってくる、勉強がどう、とか、仕事がどう、とか、そーゆーものに、飽き飽きしてる人たちに光を与えてる。

もちろん、それをずっとやり続ける必要は無い。踏み台にして次のステージに行けば良い。どんな稼ぎ方、働き方も使いよう、やりようだよ。

 

全ての道に良い悪いは無い。正解があると思ってるのがいけないんだ、きっと。人それぞれ、状況は違うのだから、自分がこれは合ってるとか、これがやりたいとか、これをやって幸せだとか、そういうことを思えるのなら、やれば良い。一時的な金策かもしれないし、長期的な金策かもしれないけれど、最初から、30年、50年働くつもりで何かを選ぶなんて辛すぎるだろう。そんなものの見方、無理でしょ。笑


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。