世の中にはやっても無駄なことってのがある。 ものすごい労力と時間をかけて、突き詰めていった先の終着点で「無駄だった」とわかることほど悲しいことはない。どっかで聞いた話だけど、大学時代に哲学にどっぷりハマってしまった人がいて、卒業後、哲学を極めるためにドイツかギリシャかあのあたりに飛んで、３０年という時間を費やした結果、哲学的にわかったことは「世の中は何もわからないってこと」っていう皮肉めいた話がある。 ああ、悲しい。 バフェットを題材にした本はめっちゃ売れているけど、あえて希望を潰して差し上げましょう。バフェット投資法なるものを学んで株式投資などはじめても全くの無駄です。労力・時間・お金を費やして、極めて高いレベルでバフェットを理解した時にそのことがようやくわかると思います。 しかも、会計学を深いレベルでわかることが前提。レベルで言ったら、会計士レベルのテキストが理解出来るぐらい。無駄な理