営業ができないからこそ、営業せずに食べていけるであろう高難易度資格を取る、っていう発想の人間は多い。そのため、司法書士、弁護士、会計士、税理士、土地家屋調査士、あたりの資格を取るような人間は「資格の権威」に惹かれ、泥臭い営業を嫌う。バッチが集客を保証すると思ってしまう。皮張りの高級椅子に座って豪華なオフィスでふんぞり返っていれば仕事が舞い込むだろうという甘美な幻想を抱いてその世界に入る。しかし、営業しないと食えない現実に気付く。肩書きだけ立派で年収は同年代のサラリーマンより普通に低い現実に気付く。焦って営業を始める。全然うまくいかない。営業から逃げたツケがまわってくる・・・・・。営業ができないから営業しなくてよさそうな「資格」に逃げる、というのは危ない。資格のみならず、圧倒的な技術力や素晴らしい商品を開発する力があったとしても、それを売り広める力、流通力がないとダメ。営業から逃げてはいけな