移民問題や人種差別について、アメリカ人に教えてもらっている。

誰の言葉だったかわからないけれど、「起こっていることはすべて正しい」という言葉がある。昔、インドのカースト制度を知ったとき、無知だった私は「うわぁ、なんて残酷なんだ、なんてかわいそうなんだ」とか思った。しかし、それから数年経ってわかったが、インドのように人口が膨大な国において、ある程度国民全体を食べさせていくためにはカースト制度がかなり貢献しているんだど。あそこの国みたいなところを日本やアメリカのような資本主義社会に安易に変更してしまうと、確実に超底辺層が生み出されて一揆的なことが起こり政情不安になるんだと。 人種差別はいけない、それはごもっともである。ただし、なぜ人種差別が起こるのか、そこの背景にあるものをしっかりと紐解いて見ていかないと、見えるものも見えてこない。 アメリカに限って言えば、KKKみたいなのはやりすぎだと思うけれども、ヒスパニックをめぐる差別問題なんかは、差別する側もされ

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