民法の難所:代理権問題

 

制度の区別

場面 制度 相手方の要件 効果
本人が代理権を与えたような表示をした 代理権授与表示の表見代理 善意無過失 本人に帰属
実際に基本代理権はあるが、その範囲を越えた 権限外の表見代理 善意無過失に相当する正当な理由 本人に帰属
以前は代理権があったが消滅した 代理権消滅後の表見代理 善意無過失 本人に帰属
代理権の範囲内だが、代理人が自己・第三者の利益を図った 代理権濫用 相手方が目的を知り、または知ることができた 無権代理とみなす
代理権がなく、表見代理も成立しない 無権代理 原則として本人に帰属しない

権限外の表見代理と代理権濫用

ここが最重要です。

  • 権限外の表見代理:代理権の範囲を越えている
  • 代理権濫用:代理権の範囲内だが、目的が不正

例1:AはBに土地を賃貸する権限だけを与えたが、BがCへ売却した。

  • 売却は代理権の範囲外
  • 原則として無権代理
  • CがBに売却権限があると善意無過失で信じたなら、権限外の表見代理
  • 成立すれば売買の効果はAに帰属

例2:AはBに土地の売却権限を与えたが、Bは売却代金を自分の借金返済に使う目的でCへ売った。

  • 売却自体は代理権の範囲内
  • 問題は代理権濫用
  • CがBの不正目的を知り、または知ることができたなら、無権代理とみなす
  • Cが善意無過失なら、通常どおりAに帰属

表見代理が成立しない場合

本人が追認すれば、原則として代理行為時に遡って本人に帰属します。

本人が追認しなければ、本人には帰属しません。その場合に相手方を保護するのが、次の制度です。

相手方の手段 内容
本人への催告 追認するか回答を求める。期間内に回答がなければ追認拒絶とみなす
取消し 本人が追認する前なら、善意の相手方は取引を取り消せる
無権代理人責任 無権代理人に履行または損害賠償を請求する

無権代理人責任

原則として、無権代理人は相手方の選択に従い、

  • 契約を履行する
  • 損害を賠償する

という責任を負います。

ただし、次の場合は責任を負いません。

  • 相手方が代理権不存在を知っていた
  • 相手方が過失によって代理権不存在を知らなかった
    ただし、無権代理人自身が代理権不存在を知っていた場合は、相手方に過失があっても責任を負う
  • 無権代理人が制限行為能力者だった

 

よくある誤答はここです。

「相手方が代理権不存在を知っていた」
→ 自分で無権代理の危険を承知して取引している
→ 無権代理人責任による保護を受けない

 

催告の効果も区別してください。

催告の場面 無回答の効果
無権代理の相手方が本人に催告 追認拒絶とみなす
行為能力者になった本人・法定代理人等に催告 原則として追認とみなす
被保佐人・被補助人本人に追認を得るよう催告 取消しとみなす

最後に、虚偽登記問題は代理とは別です。

  • 所有者が虚偽の外観を作った:通謀虚偽表示の類推、第三者は原則として善意
  • 外観が本人の想定以上に拡張された:通謀虚偽表示と権限外表見代理の考え方を重ねて類推し、善意無過失を要求する場合がある
  • これは本当の代理行為ではなく、外観法理の組合せ

確認用の最小セット

  1. 代理権の範囲内だが目的が不正
    → 代理権濫用
  2. 基本代理権はあるが行為が範囲外
    → 権限外の表見代理
  3. 表見代理成立
    → 本人に帰属
  4. 表見代理不成立・追認なし
    → 本人に帰属しない
  5. 相手方が代理権不存在を知っていた
    → 無権代理人に履行・損害賠償を請求できない

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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




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SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

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Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。