Business講座

SAP AribaとCoupaは何が違う?――大企業の購買システムは結局どちらを選ぶのか

SAP AribaとCoupaは何が違う?――大企業の購買システムは結局どちらを選ぶのか 大企業の購買・調達システムを調べると、かなり高い確率で「SAP Ariba」と「Coupa」という名前が出てきます。 どちらも、社員が商品を購入するところから、サプライヤー管理、見積、契約、発注、請求、支払いまでを管理する巨大な企業向けプラットフォームです。 そのため、 「SAP AribaとCoupaは何が (さらに…)

帝国データバンクの倒産予測値とは?――G1〜G10の意味、評点との違い、何グレードから危険なのか

帝国データバンクの倒産予測値とは?――G1〜G10の意味、評点との違い、何グレードから危険なのか 帝国データバンクの企業情報を調べていると、「評点」とは別に「倒産予測値」という数字が出てくることがあります。 さらに「G1」「G5」「G8」「G10」といったグレードまで存在します。 評点が高ければ安全なのだから、それだけ見ればいいのではないか。倒産予測値は何%なら危険なのか。G8やG10とはどの程度 (さらに…)

VALUXは終了する?――SMBCの新規受付終了、AnserDATAPORTとの違いと法人振込の今後

「VALUXが終了するらしい」 そんな話を聞いて調べている企業の経理・財務担当者もいるかもしれません。 実際、三井住友銀行は2026年8月4日、「SMBCパソコンバンクサービスVALUX接続用ソフト」の新規申込受付を終了しました。 しかし、ここはかなり誤解しやすいところです。 結論から言えば、VALUXというサービスそのものが2026年8月に終了したわけではありません。 終了したのは、三井住友銀行 (さらに…)

モノタロウ PunchOutとは?――大企業がモノタロウで「直接買わせない」理由

モノタロウ PunchOutとは?――大企業がモノタロウで「直接買わせない」理由 モノタロウでボールペンを買う。 個人事業主や小さな会社なら、普通にサイトへアクセスして商品を選び、注文すれば終わりです。 ところが会社が大きくなると、こんな簡単な買い物すら簡単にはできなくなります。 会社のパソコンからモノタロウを開いて商品を選び、そのまま自分の判断で会社の金を使って購入する。 大企業では、こんな買い (さらに…)

東京商工リサーチ(TSR)の評点は何点なら高い?――50点・60点・80点の意味と帝国データバンクとの違い

東京商工リサーチの企業情報を見ると、 「評点 48点」 「評点 60点」 「評点 72点」 などという数字が出てきます。 100点満点なので、 「60点なら普通くらい?」 と思ってしまいそうですが、学校のテストと同じ感覚では読めません。 さらにややこしいのが、帝国データバンクにも100点満点の「評点」が存在することです。 帝国データバンクの60点。 東京商工リサーチの60点。 数字だけ見ると同じで (さらに…)

帝国データバンクの評点は何点なら高い?――40点・50点・60点・70点の企業は何が違うのか

帝国データバンクの信用調査報告書を見ると、 「評点 48点」 「評点 57点」 「評点 68点」 などと書かれています。 100点満点だと聞くと、 「60点なら学校のテストでは普通くらいか」 と思うかもしれません。 しかし、この感覚で帝国データバンクの評点を見るとかなり間違えます。 帝国データバンクの評点は、学校のテストの100点満点とは分布が全く違うからです。 帝国データバンク自身、「40点台の (さらに…)

同じ場所から抜け出せない理由と、経営経済系の有象無象

たとえばP\L責任を追ったとして、腎臓を痛めながら、購入に繋がらない無意味無益どころか有害なKPIが溢れかえる中を泳ぐ日常業務、その泥沼で泳ぐスキルというのは、経済経営系の職種に必須であり、経済経営系学部かそれ系統の書籍の有象無象に溺れる段階から訓練は始まっており、本質は学習内容では無いのである。 そして最適化の果てに、局所最適に陥る罠が潜んでおり、自らの編み出した『ハズレを引かないルール』を更新 (さらに…)

プラットフォームエフェクトという高次数作用を停滞、崩壊させる作用を見落とすウーバーイーツ

Screenshot   まずフードデリバリーは配達員がスケーラビリティのボトルネック。そして、スケールした理由を逆回転させるとしんどいのがウーバーなんだが、高い、まずい、少ないに対して、ロケットナウが追い上げ。そもそも、同じモデル乱立。シェア奪われながら価格競争と言う寝技に持ち込まれた。Uber Eatsは初期の開拓費用だけ負担したことになって、後は全部後発のジェネリックフードデリバリ (さらに…)

なぜ、人口が増えているはずなのに、東京は廃れたと感じるのか ー「大量集客の消滅」としての集客分布のバーベル化ー

昔: 大衆 ████████████████████ みんな同じテレビ みんな同じ街 みんな同じ百貨店 みんな同じ会社 みんな同じ流行 現在: 巨大ヒット ██████████ TDL / USJ 巨大ライブ 超人気店 Netflix大作 巨大SNS  無数のニッチ ██ ██ █ ██ █ █ 推し活 小コミュニティ 専門店 Creator 趣味 真ん中が薄くなる。 これはメディアだけではありま (さらに…)

なぜPALTACは消費者にほぼ無名なのに売上1兆円を超えるのか――ドラッグストア5万店を支える「卸」の本当の仕事

マツモトキヨシへ行く。 シャンプー、洗剤、歯磨き粉、化粧品、風邪薬、ティッシュ、マスクが並んでいる。 花王、ライオン、ユニ・チャーム、資生堂、小林製薬、ロート製薬。 メーカーの名前は知っている。 マツキヨ、ウエルシア、ツルハ、スギ薬局。 小売の名前も知っている。 しかし、その真ん中に巨大企業がいることは、一般消費者にはほとんど知られていません。 PALTAC。 2026年3月期の売上高は1兆2,3 (さらに…)