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あれから、俺は、 何かを信じてこれたかなぁ・・・ ー夜空の向こうには、明日がもう待っていたー 嘘ついた。 「ごめん、今日は、先輩に呼ばれてるから。」 ポケットにケータイ突っ込む。 ほとんど間髪入れず、バイブが鳴った。 太ももの振動に、・・・・・気づかないフリ。 罪悪感。 でも、そんなことより、モヤモヤしてた。 ヒステリックに「なるであろう」女の相手するほど、今は余裕がない。 バイブが止んだ後、当時「マイルドセブン」だったタバコを取り出し、 Zippoで火をつけた。 Zippoのオイル臭い匂い。 夜空。 そして、夜空に白い煙が浮かんでいく景色。 あの頃は、それが好きだった。 ・・・・・好きだったっていうより、落ち着けた。 &n