新聞配達

新聞配達をしていたと言うと驚かれる。世間でイメージされている僕と新聞配達という仕事はもっとも遠いところにあるのかもしれない。もちろん僕だって好きでやっていたわけではない。雨の日も雪の日も毎朝5時に起きて自転車に跨り、100軒以上に配達するのは辛い作業だった。家計を助けようとか、将来のために貯金をしようという美しい話でもない。新しいパソコンのためだった。NECの「PC-88SR」。友達の家やベスト電器の店頭で幾度となく触っていて、我が家にもこれさえあればと恋い焦がれていた。しかし高い。高すぎた。(中略)「お金を貸してやるから、新聞配達のバイトで返せ」なるほど、その手があったのか。正直、新聞配達は嫌だったのだが、田舎の中学生に許されたアルバイトは新聞配達しかない。背に腹は代えられないのである。僕はほどなくして憧れの「PC-88FR」を手に入れた。この経験から僕は一つのことを学ぶ。借金をすることは決して悪いことではない。むしろいい借金は進んでするべきだという考えを得たのだ。お金を借りることができれば、明日にでも新しいパソコンが手に入る。「PC-88FR」を必要としているのは今の僕だ。1年かけて自分のお金が貯まるのを待つよりも、すぐに買える方法があるのであれば、そっちを選んだ方が合理的。1年早くパソコンを使えることになる。どちらにせよ新聞配達はしなくてはならないのだし。

中学生の段階で、働くということをやっている。

さぁ。どれだけの日本人が中学生の段階で、自分が欲しいもののために新聞配達をしているかな。朝早起きして100軒回るってことをやってるかな。しかも洋服とかのためじゃないぜ。プログラミングをするために。

退屈な田舎、退屈な環境から抜け出したいという気持ち。刺激をくれるパソコンの世界。自分が欲しいもののために自主的に行動を起こす。親を説得する。借金して働く。中学生の段階で、「借金をして先行投資をする」ことの重要性を体感的に習得している。すごいと思う。

泥臭く働く・動くということを、若くしてやっているということ。

20代で頭角を現すような人間は10代の頃にそれなりに苦労してるに決まっているじゃん。

俺も10代の時に死ぬほど働いてたから色々悟った。


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。