潰しが効かない職業なんて無い。潰しが効かない人間がいるだけ。

有名大学を出て、メガバンとかに就職した人が、「銀行員って潰しが効かないんだよね・・・」とか言っているのを見ると、「おいおい、何言ってんだよ・・・、こちとらFランどころかEラン大学出のアングラ経由、エセ起業家ですぜ・・・」とツッコミたくなります。

ありがたいことに、そんな私は、人生の中であちこちからお誘いの声を頂いて参りました。

思うに、潰しが効かない職業なんて無いですよね。この前、どこかで見かけたんですが将棋界のレジェンド、「ひふみん」がAKBの女の子と踊っている場面を見かけたんですが、あれなんかまさに好例でしょう。まぁ、ちょっと極端かもしれませんが、業界・業種・業態で「潰しが効く、効かない」の議論ができたのは昔の話じゃ無いですか?

今、うまく言っている産業を見ると、業界・業種・業態の垣根が無いというかミックスされているような感じがしますし、イノベーティブな取り組みをしているところは、多様なバックグラウンドの人間を受け入れようとしている気がします。

 

マーケターの視点から言わせると、業界・業種・業態なんてのはビジネスマンが便宜上に設定した区分であって、いくつかに収斂される人間の「基本的な数少ないニーズ」に対して、多様なアプローチでサーバントしている仕事が多数あるに過ぎません。人間の本来の素朴な暮らしから考えれば、世の中の様々な職業のほとんどは、無駄な職業です。

どんな仕事をしていても、注意深く何かを学んでいた人、感受性が良かった人、真剣に取り組んだ人、成果を出した人、そして適応力や素直さ、コミュニケーション能力、考える力がある人には必ず次の道が拓けるはずです。使ってくれる人がいるはず。前の経験が活きる場所があるはず。

スティーブ・ジョブズは、カリグラフィーをリード大学で学んでいた時、「一体それが何の役に立つのかわからなかった」と言っています。しかし、それがあとあと実を結んだと言っていました。

 

点と点とを繋げられるかどうかは、まさにその人次第でしょう。そして、それこそがその人の器が計られるシーンだと思うのです。潰しの効かない職業なんて無い。潰しの効かない業界なんてものはない。潰しの効かない人間がいるだけ、というのが真理では無いでしょうか。

業界別の栄枯盛衰なんてのは移り変わるものです。例えば、今の時代では金融セクターがめちゃくちゃ儲かっている、外資系戦略コンサル業界がめちゃくちゃ儲かっている、高給取りのように思えるかもしれませんが、あれらの産業におけるパイオニアの人たちがやってきたこと、業界が行ってきた振興策などの歴史を紐解いていくと、また、ものの見方は変わるはずです。ああいう産業はそこまで歴史はありません。今の地位を築いてきた濃厚なストーリーがあって、そこからはアントレプレナーシップが学べます。

金融業なんて、昔は儲からない業界だったのですから。

 

昔は、「とりあえず日商簿記2級とっとけよ」とか「そろばんやっとけよ」とか言われていたものでしょう。そのメッセージの背後には、それらの能力は「潰しが効く」というメッセージが含意されていたのではないでしょうか。しかし、どうでしょう。経理ソフトが進化し、経理のクラウドサービスが進展し、会計・税務申告職が近いうちに消えてなくなるとあちこちで言われているのが今の時代です。

 

潰しが効く、なんてものがあるとしたら、強いて言えば「若さ」と「コミュニケーション能力」ぐらいじゃないでしょうかね。本当の意味で潰しが効く人たちって、カネ、コネ、若さ、適応力、柔軟性がある人たち、創造的で自分の道を作っていける人たちのように思います。

 

あの業界は儲かる、あのスキルは潰しが効く、あそこに行けば何とかなる、、、、みたいなものはありがちな発想ですが、結局、そんなことをやってそこで平均以上になれなければ、何の意味もありません。ありふれたコモディティになってしまいます。

環境が人をつくるのは間違いないし、良い大学を出ればチャンスが増えるのは間違いないし、需要があるスキルの習得や、ブランド力がある会社で働いていれば確かに運は上向くかもしれません。しかし、あくまで自分次第であるということ、機会や確率が上がるというだけのことでしょう。


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。