【西園寺童話】三匹の愚かな世代

むかしむかしあるところに、三人の愚か者がいました

 

1人の愚か者は働き者で、

熱心に農作業をしていましたが、

気候が変動してる事に気づかないまま、

それでも働きまくり、

やがて吹雪がふぶいて農作物と共に凍って死にました

 

氷河期がやってきたのです

 

それを安全な家の中から見ていたゆとりある愚か者は言いました

 

 

かわいそうに、時代が読めずに一生懸命努力したって無駄だぜ

 

 

努力なんて無駄

大事なのは心のゆとり。

 

 

二匹目の愚か者は、

 

自分らしい生き方

新しい生き方

時代にあった生き方

 

に固執しました

 

 

家の中で、ホリエモン、箕輪厚介、与沢翼、イケダハヤト、ちきりん、落合陽一の本をたくさん読みながら、未来を考え、ゆとりある対策をしようとしました

 

 

すると、

あまりにもゆとりすぎて、

ただのニートになりました

 

 

いわゆる子供部屋おじさん、子供部屋おばさんです。

もうアラサーなのに、実家を出られません。

 

 

はあちゅうやちきりんのブログを読みすぎて

結婚しないことを正義と思ったり、

なんだかよくわからない幼いおばさんになりました

 

 

それでもゆとり続け、

家の中でまったりと嵐の活動停止ニュースやキンプリ解散のニュースを見て涙し、

ミニスカ履いて外に出て友達とスタバにいきます

 

 

もう30過ぎてるのに、、、、

 

 

会話の内容は

まあ別にそこまで無理して結婚したくないよね

という話です

 

 

 

それをうしろで、もう一匹の愚か者が眺めていました

 

 

したいしたくないではなくできないんだろ

あんな風になりたくねえ、人生はタイパだ!!

痛い本を読んで人生を無駄にしたくない

 

 

そこで、SNSを開いて、

おすすめ本

とかでバズってるやつだけをピックアップし、YouTubeを開いて書評要約を検索し、倍速再生。

 

 

ひゃっふー!賢い賢い!時間もお金も節約節約!

 

バイトするのは怠いので、Twitterでパパ活やえんの相手を探して効率よく稼ぎます

氷河期やゆとりのおじさんとデート、えっちしてお金を稼ぎ、本命とデート。

 

友達と待ち合わせをするときに

「今どこ?」

というやり取りをする時間も省略したいので位置情報共有アプリzenlyを入れます。普段から友達と位置情報を共有しているので、「パパ」とデート中に友達と会って気まずくなることも避けられます。zenly便利ー

 

Twitterを見ていると先輩たちの人生訓っぽいものも見つかるので、わざわざ歳上と対面で絡む必要もありません。電話したければ斉藤さんでもやれば良いのですから。

 

 

ゆとりババアみたいに男に何でもかんでも求めて売れ残りたくない!私は強く生きなきゃ!イケメン本命と財布おじは分ければいいの!

 

要領よく生きることを追求、

 

大学は行かなくても中田敦彦とひろゆきと青汁王子を観てれば十分

疲れたら目の保養でセブチ

 

一応就活したものの、タイパの悪さにイライラします

 

 

あー、飲み会だりー!いかねー!飲み会行かないと出世できない?

出世とかだりぃわ!タイパ悪いわ!

Adoの言う通りじゃん、まじうっせぇわ!

コムドットとかみゆうとかひめかとかヒカルとか探偵ちゃんとかなこなこカップルみたいに楽して遊んで一瞬でリッチなりてえわ!

あー!普通の稼ぎ方コスパわる!だる!

 

こうして王道から遠ざかっていく。

 

 

コスパとタイパを追求

だんだん、欲は止まらなくなり、

 

 

あー,もっと効率よく稼ぎてえー!あーもっとsnsで出てくる子みたいにかわいくなりてーー!!つうか整形と脱毛してえ

 

 

こうして、

ついに闇バイトに手を出します

 

ともだちのやりラフィが強盗するらしいのでドライバーバイトを手伝います

 

 

そしてある日、逮捕されます

 

 

罪を償い、保釈された後も、ヤリラフィとは縁が切れたものの、トー横、グリ下、ドン横、警固界隈と呼ばれる人たちとの縁が切れません。

 

あー、金欲しい!埋没してぇ!涙袋作りてぇ!

 

GUとメルカリとSHEINで服を漁りながら、スト缶飲みながらエイペックス。サウシー聴きながら「あー、しんど、吉沢亮と結婚したいんだけど」と呟きます。

 

 

「今度は、彼氏とポルノハーバーにでもなろうかな?それかTwitterでエロ投稿してフォロワー集めて、ファンティアに誘導して・・・・」

 

 

 

それを見ていたあの世からの一匹目はつぶやきました

 

俺たちより恵まれてるのに努力しなさすぎる

 

 

 

陰で二匹目は言いました

心にゆとりが足りないよ、近視眼すぎるよ

 

 

 

すると遠くから、また別の二匹の声が聞こえてきます。

 

 

まぁまぁ!それよりさぁ、俺たちが若い頃は、歌舞伎町からシーマ転がして、ザギンでシースーレッツラゴーのチョベリグ人生!!おったまげー!!諭吉ぶら下げてもタクシー止まらず、ジュリアナでお立ち台登るまで渋滞、でも肩パッド張ったワンレンボディコンの美女を見ると・・・

 

 

 

 

何を言ってるんだお前たちは!!!

私たちは、第二次愚か者戦争の後の焼け野原で必死に明日を信じて未来を夢見て頑張った!

お前らは全員甘い!何もわかっとらん!

昔はな、この国は貧しくてな・・・・・

やっとこうして、年金で昼間から酒飲んで旅行できるようになったんだ!おい!ちょっと!バイトのにいちゃん!君は大学生か?高校生か?ビールもう一杯、あと・・・・

 

 


===

西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。