我は今、最南端にやってきている。
いやあ、見事に決まった。
秋田から上京してる女の子。
先日東京でお知り合いになったのだけれど、連絡先を交換してやりとりしている。
男性なら、冷やっとする人もいるかもしれないけど
ねえねえ、もし女の子とデートするならどこに連れて行く?
というジャブを打たれた。
明らかに試されている。
デートコンペの始まりだ。
デートコースコンペティションの始まりだ。
それ以前に、彼女は
最近知り合った男とデートして楽しくなかったという感想を漏らした。
あんまり乗り気じゃないデートを、しつこく誘われたのでしぶしぶ行ってやった、しかしそんなに面白くなかった、、、、
という、よくいる『お前何様だ』スタイルである。
ここで、
そいつはダメな男だなぁ〜〜〜俺だったら….
みたいな下品なセールスはしない。
世の男性の女性に対するスタンスは極めて立派だと思うからだ。
男というのは、ピュアであればあるほど女の前で挙動不審で、下手だからだ。
私のファーストキスで相手の唇に歯をクリティカルヒットさせたことや、初セックスでちん●が勃たなかったことが昨日のことのように思い出される。
(挙動不審な時におおらかな愛で包んでくれる女性を見つけたら即結婚しましょう)
私はクソスタンスだからな。
さて。
そもそも、
デートするならどこに連れて行く?
というフリが来た時点で、百戦錬磨の西園寺レーダーが反応した。
・・・・・・・これは、フラグが立っている。
その前までの会話の運びがうまくいった証拠である。
女子というのは基本的に、最初は男子に冷たい。これは、あらゆる男子を受け入れまくっていたら大変なことになるという本能に根付くものだろう。
(詳しくは恋愛の本質仮説を参照されたし)
彼女は最初、非常に冷たかったのである。
アイスブレイクという言葉がある。まあ、飛び込み営業も接客も、電話ローラー作戦も社会人スキルとして経験済みの私にとって、冷たくされるのはまったくもって平気である。
今時の若者わぁ!女口説くのにネットやらケータイやらに頼りやがって!!女すら口説けん奴が物売れるかい!!(表現脚色)
と、バブル世代の先輩諸氏にご叱責を受けた後に素直に街に出てナンパに励んだのは遠い昔。
おかげさまで、今日、六本木をダサいジャージとサンダルで闊歩するメンタルは手に入っている。いや、そのメンタルしか残ってないと言った方が適切か。(もはや俺はエクセルの使い方も忘れてきたよorz)
アイスブレイクを経て、
私はホットボタンを押すことに成功した。
会話を盛り上げ、その子が大好きなネタを掘り当てたのである。
ここまではまだ、なんてことない流れだ。
下ネタをぶっこむ猿会話をしなければ造作無い。
問題はここからだ。
ある程度、好感触を得た上で、探りが入った。
それがこれだ。
デートするならどこに連れて行く?
男性諸氏。いかがだろうか。
これほど、重々しい一撃は無いのではないだろうか。
ここで下手な一手を打つと、
返事すら返ってこなくなる可能性さえある。
・・・・・西園寺は、神の一手を繰り出した。
神の一手。
その一手はあえてここで伏せておく。
この一手が繰り出された後、彼女はどのような反応をしたのだろうか??
、、、、
今度一緒に●●行こう
と向こうから強烈に誘われたのである。
正確には、神の一手を打ったあと、5ラリーぐらいした後に、相手からグイグイきた。
5ラリーのどっちに転ぶかわからない時間が流れた。
この5ラリーの間、
しまった、このコンペは負けたか?
と思ったものであるが、どうやらナイスショットを決め込んでいたらしい。
ねぇ、お願い、一緒に行こうよ!!
と懇願にすら変わった!
その瞬間、脳内でけたたましい音が鳴った!!
キュインキュイン!!!
https://youtu.be/f3gNd0pTm_o
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。