労働生産性は低いけれど、失業者は少ない国

マクロでデータを取ったらどうしても格差が反映されない。マクロでものを考えることの怖さがそこにはある。日本の労働生産性が低いというのはよく言われる話ではあるんだけれど、全体の数値を取っているからそうなる。海外で労働生産性が高いとされている世界は、上層の人たちの数値が高いのであって、下層の人たちはそもそも職につけていなかったりする。無職は労働生産性にカウントされないでしょ。

日本で会社員やっている人の50から60%は給料に見合うパフォーマンスを出せていないでしょう、きっと。もっとかな。日本の労働環境は厳しさがある反面、無能でも囲ってくれるという優しい側面がある。そもそも職や求人が多いからねぇ。

だから、年収500以下の水準で、会社に緩やかに規制しながら給料泥棒を続けると実においしいことになりやすい。長期的にはどうかは知りませんけど。

 

ちなみに、「成果」というのはすごい勘違いされています。営業マンが、「自分はこれだけ売ったのに給料が上がらない」とか言ってたりするあの愚痴はまぁ、嘘です。自分が上げたと思っている成果も本当はそうじゃないんだよね。実際は会社の看板や会社のバックアップの力が大きいわけであって、自分のものとして、あげた売上の額やもたらした利益額だけを前提に給与上昇を訴えても上層部は納得しないでしょう。そして、こういう人たちがいざ会社を飛び出して自営業をはじめてもまったくもって売れないということはよくあります。起業失敗談ストーリーによく載ってますね。会社辞めてからはじめて気づいたなんちゃら・・・みたいな。

本当に純粋に営業に応じた成果が欲しいのなら保険営業の世界とか行けばいい。本当に自身の営業成果に応じた報酬が欲しいのなら。そういう世界は実際にあるんだから。あるいは独立すりゃいいじゃん、って話であって。

また、組織で言われている成果というのは、会社に愚痴っている人間が考える成果とは次元が違う。正社員を1人抱え込むのには、payする給料の額面以上に相当なリスクがあるし、固定費を増やすことによる将来リスクの増加も考えられるわけだ。ってなったら、もっと経営的な視点から、どデカイインパクトを考えられないと給料なんて上がるわけがない。そして、そんなことができる人間が転職市場にいるわけがないって普通の経営者、人事担当者はわかってるって。

 

本当に成果出せる人間、需要あるスキルがある人間は、20代で年収5、600以上のオファーがきてヘッドハンティングされたり、引く手数多という状態は普通であって、会社を選べる状態にあるものです。

 

世の中にはマーケットという言葉があります。

恋愛マーケット、転職マーケット、消費マーケット、なんでも良いですけど、価値ある人材は需要が安定的に存在するので、そもそもいつも安定しています。どこで何をするにしても。職探しに悲壮感などありませんし、平気で休業期間をつくったり、自分で食い扶持をつくったりします。恋愛もそう、モテる人はどこでもモテる。売れる人はどこでも売れる。買われる。

 

しがみつく、とかいう発想がもうオワコンなのです。

そういう人はもう、一生懸命に目先のことに尽くして、心配りをして、周りに好かれるように努めなきゃいけないでしょう。

成果出せる上流レベルでもそういうことを意識している人はたくさんいるのですから。愛想とか笑顔とか心配りとか人間性とかね。

 

「フリーターなんかやってないで正社員やれよ」みたいな風に言われるけど、見方を変えればそれは、とりあえず正社員という立場になれれば美味しいことになるということです。そして、そういうお荷物正社員がたくさんいて、そういう人に限ってニートを糾弾するわけだけど、そういう層はニートが働きはじめると自分たちとパイの奪い合いになることに全く気づいていない。労働生産性が高い層は、働かない人間が増えても良いと思っている人が多い。その方が、きつい労働環境は無くなっていくし、働きたい人だけが働く世の中になるのをわかっている。面白い仕事しか残らなくなるのがわかってる。


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。