北進論と南進論、金融包囲網

戦後に竪誉褒瞳というより,偏に批判糾弾される悪役に明らかに成り下がってしまった 東條首相であるが,当時はその立場を,次の様な言葉に凝縮した.「海軍さんが反対すり や(開戦なんて)できません」.東條首相は,海軍がなんとか対米開戦を停止してくれないかと,本音は海軍の態度に最後の講和の望みを繋いでいた. 第3次近衛内閣は,ルーズヴェルト米大統領が仕掛けた「14特許銀行シリーズ」金融集中攻撃を浴びて,その凄まじい,日本にとって初経験の金融苦境に陥って倒壊した.金 融八方塞(ふさがり)になったのだからこそ,次に出馬する東條首相は,平和回復のチャ ンスを求めて,「親米派」の賀屋興宜を対米金融「講和交渉」準備中のアピール用に,蔵相に抜擢して入閣させて見た. 果して,対英・米戦争開戦「後」に,東條内閣は,「軍令」から排除されて制限された自分の職責内で,その国際戦略を,「アングロ連合」の「14特許銀行シリーズ」を打破 する目的に向かって只管突き進まなければ生き残れない,と突き進むのであった.英領ビ ルマ,米領フィリピンの2地域に,国立銀行を設立することが,東條首相にとってまず優 先し,ひいてはその国際金融政策の延長上に,東條首相は,自由インド仮政府国立銀行設 立をも画策した.

「3国同盟」という国際枠組みを用いて,ビルマ,フィリピン,インドの欧米「アング ロ連合」の植民地に完全国家独立を複数国家の承認(ヨーロッパの複数大国を含まなけれ ばならない)を取り付ける事に,東條首相は,今次の日本の戦争目的を絞ったのだった.

 

東條首相から「下駄を預けられ」た形の海軍軍令部は,永野「総長」,伊藤整一「次長」,福留繁「部長」の3人体制になった.しかしその内実は,「軍令部」は作戦最終決断を, 「連合艦隊(GF)」に丸投げにしていた.

山本五十六GF司令長官は,東條首相あるいは杉山参謀長から「勝てるか?」と問われ ると,「向後2年未満なら,西太平洋で大いに暴れて見せられます」と返答した.これは 有名な山本の最終回答である.

山本提督が2年未満に作戦有効期限を切ったのは,海軍燃料の残量を山本が勘案したか らであった.特別軍事予算の内容を後から点検し直すと,なる程山本の正確な見通し通りにそれは42年度を以ってちょうど尽きている. ここで特に注目を要する点だが,山本五十六は米国本土攻撃を1度も約束しなかった.

山本は東部太平洋への進出する意図すらなかった.そして日米海戦に臨んで,山本五十六 は2つ次の様な要求を統帥部に出したが,しかし2つの条件とも結果的にそれは破られた のであった.だから,日本はアメリカとの戦争に負けたのである.その山本の要求は,

(1)連合艦隊は保有燃料の観点から,2年未満しか稼動しない. (2)海戦の勝利を欲するなら,「集中索敵」しかやらない.「分散索敵」は採らない.

島田海相は御前会議に度々出席したが,その席上で,遂に36年「帝国国防方針」との 整合性の話を持ち出さなかった.そこには,「日本は対1国以外の戦争はしない」という 国策方針が明瞭に定められていたから,そもそも,対英・米「開戦」は,「帝国国防方針」 に違反するのであった.島田海相の「沈黙」と,永野軍令部総長の対GF「妥協」が,帝 国海軍に対英・米「開戦」に踏み切らせた,といえる.

https://core.ac.uk/download/pdf/80514981.pdf

 

当時のハワイはアメリカの出先植民地で、そこでの紛争に至っても宗主国同士の外交関係は遮断されないと考えて作戦立案したとか書いてあるけどなんじゃそれ

陸海軍同士の争いもひでぇ

 

今の北朝鮮は昔の日本に似てるね

 

学校の歴史の教科書ってこういうの載せてくれないと勉強する意味あんまり無いと思うんだけれど

 

#太平洋戦争 開戦

#真珠湾

#山本五十六

#日本が戦争に負けていなかったら

 


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




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(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。