農業社会、工業社会、情報社会・・・・・と世の中は変化してきました。それにつれ、情報の価値は上がってきています。また、価値ある情報には当たり前のように高額が支払われるようになってきています。また、そもそもホワイトカラーというのは肉体労働に情報的付加価値をつけた仕事です。現在、上流として高額な報酬を得ている仕事は、情報的付加価値の部分で高い報酬を得ています。
ドラッカーが予言した知識情報社会はこれから、です。
これから起業したい人は、「情報産業」で起業するか否かを考えておくべきです。そして、個人的には、情報産業としてのコンテンツビジネスを立ち上げることを推奨しています。
自分が好きな時に、自由に働ける
コンテンツビジネスの素晴らしいところは、情報を取り扱うという性質ゆえに、自分の肉体的労働と価値提供を切り離すことができる点です。今後、この働き方は一般的なものとなっていくでしょうが、先取りして行っていけば若くして自由なワークスタイルが手に入ることでしょう。
基本的には、パソコンとネット環境があれば問題はありませんから、いつでもどこでも、好きな時に仕事ができるようになります。これは、いつでもどこでも仕事の奴隷になるという可能性があることも否定できませんが、うまくやれば、出勤や満員電車とはオサラバです。
在宅勤務への憧れ
多くの人が、在宅勤務に憧れていることでしょう。
「あぁ、家で仕事ができたらどんなにいいことか・・・!」という風に。ところが、近年はそういう働き方をしている人がすごく増えてきています。そういう人たちはなかなかメディアに出てこない、目につかないだけで急速に増えてきています。平日のお昼間から、スターバックスでWordPressを開いているような人種はまさにそれでしょう。私は平日のお昼間からあちこちぷらぷらしているのでわかりますが、スタバで擬似在宅勤務をしている人を結構見かけます。ということは、さらに結構な数の人が、自宅でまったりと働くワークスタイルを採用しているはずです。
ココナラ、Udemy、note・・・大手も続々と参入
先駆けはAmazon Direct Publishingでしょうが、近年はココナラ、Udemy、noteなど、個人のコンテンツクリエイターに売買の場所を提供するプラットフォームが増えてきています。これは、集客力や販売力がないクリエイターに対して、そういう場と信用力を与える営みです。これはつまり、大手のビジネスも、「個人のクリエイター、セカンドクリエイターたちが生み出すコンテンツビジネスの勃興」に注目をしているということです。今、小資本の人間や零細・個人ビジネスが最も大きな成功を集めやすい場所は、「情報」を取り扱うビジネスです。これは広義の意味であり、youtuberなども広い意味での情報ビジネス・コンテンツビジネスの中に含まれるものと言えるでしょう。
最初の選択を間違えない
情報社会の中で、「情報ビジネスで起業をする」という選択は、最初の決断にして今後の成否を大きく分ける重要なポイントです。というのは、まだまだビジネスマンとして資本や経験値も稼げていない人間にとって大切なのは、「起業家としてのスタートを切る」ということだからです。情報ビジネスは、スタートにあたり、それほど大きな資本がいるとか、大きな借金を背負う必要があるとか、そういったことは無いので気軽に始めて練習を積んでいくことができます。また、現在大きなトレンドが来ていて、そこまで歴史も長くないビジネスというのは新参者にとって有利なフィールドです。歴史が長すぎるビジネスというのは、どうしても先行者に勝つのが難しくなってきます。先行者には長い経験と資本の蓄積があります。
コンテンツビジネスを職種・業態で区分してみる
コンテンツビジネスを業態で区分してみましょう。
まず、コンテンツビジネスの「MAKER(メーカー)」として活躍するのか、否かによって大きく区分することができるでしょう。
- コンテンツメーカー、ビルダー、ホルダー
- その他
「その他」に関しては、仲介としてのマッチングビジネスやプラットホームビジネス、小売としての営業代理ビジネス(主要なものとしてのアフィリエイト)などに区分することができるでしょうか。また、これらのコンテンツビジネスに対して、事業支援、営業支援、ツール支援などの形で関わるビジネスも存在します。
- コンテンツメーカー、ビルダー、ホルダー
- マッチングビジネス、プラットホームビジネス
- アフィリエイトビジネス
- 支援ビジネス、周辺ビジネス
例えば、youtuberなどは「コンテンツメーカー」に該当しますし、youtubeという媒体自体は「プラットホームビジネス」に該当します。youtuberに対してスクールなりノウハウなりを提供するビジネスは、「支援ビジネス・周辺ビジネス」でありながらも、「コンテンツホルダー」と言えるでしょう。
アフィリエイトビジネスの代表格は、ブロガー・アフィリエイターなどです。アフィリエイトに関しては、個人でも容易に参入することができ、質の悪いアフィサイトなども溢れかえっているためにイメージが悪いですが、会社組織としてアフィリエイトビジネスに取り組んでいる大手は存在しますし、アフィリエイトASPはyahooなどの大手ビジネス傘下に入っていたりします。最近は、youtuberを支援する事務所であるUUUMが上場を果たしましたね。
コンテンツビジネスは、参入障壁が低く、誰でもスタートができるために、質の悪いビジネスやビジネスプレーヤーが溢れています。そのため、どうしても誤解や偏見を招きがちではあるのですが、ちゃんとやっているところは存在しますし、トッププレーヤーは非常に大きな金額を稼ぎ出しているものです。
- youtuber
- コピーライター
- プロモーター
- アフィリエイター
- インフォプレナー
- webマーケター、ディレクター
- ブロガー
- コンサルタント
- コーチ
- webメディアオーナー
いろいろなコンテンツビジネスプレーヤーが、近年は続々と増えてきています。
情報ニーズの高まりと多様化
旧来の情報ビジネス、例えば出版業などと、昨今の情報ビジネスへのニーズの高まりは何が違うのか。これはひとえに、価値観の多様化とビジネスコストの低下という言葉で説明することができます。出版社などが書籍を企画する場合、ある程度の数をさばくことを前提に企画・製作するため、どうしてもターゲットを広くせざるを得ないわけです。ところが、最近の情報ニーズというのはすごく細分化されてきています。また、現代人の忙しさやわがままさは増しているので、「的確な情報をピンポイントで、心地よい順番で教えて欲しい」というニーズが高まっているのです。旧来の大手情報ビジネスがそれに答えようとした場合、どうしても収益採算が合わずに事業機会を放置したり、またビジネスコストの問題から需要を拾えなかったりします。
いわば、情報社会が加速するにつれて、大手のビジネスが拾いきれないニッチなニーズがあちこちに噴出するようになってきているのです。テレビメディアの方が圧倒的な動画クオリティ・予算を持っているのにも関わらず、現代人がyoutubeに流れてきている理由は、単にyoutuberたちがニッチな需要を拾うのがうまいのです。
また、小資本のビジネスで、かつ顧客とダイレクトにつながっているコンテンツメーカーの方が、お客さん・ユーザーからのレスポンスを受けて即座にビジネスに反映していくことができます。フットワークが軽いわけですね。
人々が情報に費やす時間とお金が大きくなるにつれて、人々のニーズはどんどん細分化され、またわがままになってきている。「わざわざ教室に出向きたくない」、「本屋に行きたくない」、「情報を探すことに時間をかけたくない」、「学ぶ順番を考えることが面倒臭い」、「整理されてない情報に触れたくない」・・・・いろんな細かいニーズが噴出してきています。従来の教育の形式、従来の情報提供の形式に、人々は満足しなくなってきているのです。
欲しい時に、欲しい知識だけにアクセスしたい、そしてそれをコントロールしたい。人々の情報に対するニーズは、見えない次元でどんどん変化をしています。これを敏感に察知した、マーケティングセンスのあるプレーヤーたちが、今、webから大きなマネーを掴んでいるというわけです。
大学、専門学校、職業訓練校、資格学校の陳腐化
また、これだけ世の中が急激に変わっていっている中で、大学や専門学校、職業訓練校や資格学校が、現代のトレンドに即した授業カリキュラム・教育カリキュラムを提供できていないというのも、昨今の情報トレンドを掴むためには大切な観点になってきます。多くの人々が、大学や専門学校、資格学校で学ぶことや学べることに関して興味・関心・情熱を失ってきています。それはやはり、産業モデルが大きく変わっていく中で、旧来の情報産業・教育産業の効果があまり見込めないとの認識が広がってきているからでしょう。
今、世の中の人は、大学や資格学校、従来のセミナーやスクール、書籍では学べない何かを欲してweb空間を彷徨っています。動き回っているのです。
情報への値付け感覚が変わってきた
これまでの世の中は、情報に対する価値認識が非常に低かったです。ゆえに、新聞産業やテレビ産業などは、情報を無料で配布し、そこに広告事業を並行させるという形でマネタイズを成功させるほかありませんでした。また、雑誌や書籍に関わるビジネスというのも、安価で情報を大量に売りさばくというモデルでなんとかマネタイズを成功させてきたのでした。これは、それまでの世の中で「情報」というものが軽んじられてきていた、ということでした。
しかし、世の中は変わりました。人々は、これまでの典型的な買い物、つまり形あるものに対していくらお金を使っても、それほどの満足感や人生の変化を実感できないことを学習してきたのです。これは、成熟経済下の国民ならではの感覚です。
今、人々は経験や情報に時間とお金を投じることが、非常に有意義であることに気付き始めています。また、それに呼応するように、素晴らしいコンテンツメーカーやコンテンツビジネスがポツポツと生まれるようになり、的確なニーズに対して的確なコンテンツを提供する事業者に対しては、プレミアムプライスで応えても良いと思うようになってきています。また、情報社会が加速して、情報流通量が増えるほど、人々は整理された情報や信頼できる情報に対するニーズを高めるようになりました。この需要に対して的確に応える事業者には、ブランド価値が認められ、プレミアムプライシングが受け入れるようになってきているのです。
これは、情報産業が変化してきたというよりも、情報に対する価値認識が「あるべき姿」へと変わってきたということです。そもそも、人間に対して物理的労働や時間消耗的労働だけを求めるのであれば、それこそ猿やゴリラでも代替可能、ロボットでも代替可能ということになります。人間が人間の労働に対して最も求めていること、価値を見出すことというのは、その人の知識・経験・情報力、アイデア力、インテリジェンスといったもののはずです。
経済の基本は分業と専門化
学問の世界にしろそうですし、物理的な労働の世界でもそうですが、経済が成熟するにつれて、領域はどんどん細分化されていく傾向にあります。そして、分業化と専門化が進むのです。これにより、世の中はどんどん進歩を遂げていくことになります。素晴らしいプロダクトやサービスが提供されていくようになります。
今、目の前にある情報需要トレンドを正確に掴めていない人は、総じて「ざっくり」と捉えすぎです。もっと、頭を突っ込んでください、五感を働かせて感じてください。つまり、もっとミクロな状況を見てください。
少し勉強したり、消費者としての経験を積めばわかるはずです。今、「ニッチな領域」がどんどん生まれて、そこに対する需要がどんどんと高まっているのです。そして、そのニッチな領域というのは大手に満たす力と動機がありません。ここを上手に拾えていければ、あなたの情報起業は間違いなく成功することでしょう。今、この瞬間も人々の情報需要は高まり続け、お金の行き場を探し求めては彷徨っているのです。
ニッチやサブニッチの領域には、情報も専門家も足りてません。まだまだ不足しています。
チャンスはどこにあるか?三大情報需要はこれ
今、人々が最も情報を求めている三大領域は以下です。
- 健康・フィットネス
- 人間関係・交際
- お金・ビジネス
- 趣味・情熱分野
そして、これらは、以下のように細分化することができます。
- 減量
- ストレス改善
- メンタルケア
- バストアップ
- 筋肉増量・肉体改造
- 健康的な食事
- 運動
- コンプレックス
- デート
- 交際
- 性生活
- 結婚
- 離婚
- 子育て
- ナンパ
- 不動産
- 外国為替
- 投資
- 投機
- 就職
- 資格
- プログラミング
- 英語
- 起業
- マーケティング
- 犬のしつけ
- ギター
- ゴルフ
- ポーカー
- パチンコ
- 競馬
- ダンス
- 片付け
- テニス
- 写真
- カラオケ上達
- 新しいライフスタイル
さらにさらに細分化していくこともできます。
こうやって、どんどん細分化をしていって、新しいカテゴリーやニッチカテゴリーを特定・創造し、的確なターゲットに対して的確な情報提供を行える人、またはそれを上手なマーケティングによって一つのビジネスとして完成させられる人から、どんどんウェブで金脈を掘り当て、生活を劇的に変えていっているのです。
「手順がわからない」、「時間がない」
人々は、
- 手順がわからない
- 時間がない
と思っています。そして、正確にガイドをして欲しいと思っています。また、業界やそのジャンルについてしっかりとした全体像の説明や概要解説を求めています。つまり、暗闇の中で手探りで歩いているような心境の人の視界を、「パッと」明るく照らして、希望への具体的な道筋を示してくれる人を求めているのです。
そして、できれば情報や知識の垂れ流しではなく、「具体特定的なニーズ」に対して、「具体特定的な解決策」をわかりやすく、実践可能な形で教えて欲しいと思っているのです。今、人々は膨大な情報を前にしてフリーズしてしまっています。ですから、具体的なハウツーやステップバイステップのガイドは非常に喜ばれます。
時代がマーケティングによる情報提供を求めている
今、人々は大量の情報を前に戸惑っています。また、やる気や希望をなくしている人も大勢いるのです。選択肢がありすぎるからこそ、人は絶望したり悲観したりしているのです。あなたに求められるのは、人間であるお客さんに対して、一人の人間として積極的に理解や共感、傾聴を示すことです。そして、お客さんの心に火をつけることなのです。
優れた情報を、素晴らしいマーケティングによって提供してくれる事業者の元には、情報需要が集まり群がり、膨れ上がるようになってきています。昨今、成功する情報提供というのは、その優れた質に加えて素晴らしいマーケティング・セールスにより下支えされるものです。つまり、お客さんは魅力的な情報を魅力的に売り込んで欲しい、紹介して欲しいと思っているのです。
そもそも、現代の経済を見てもらえればわかるように、ショッピングとはエンターテインメントでもあるはずなのです。旧来の情報提供サービスやビジネスには、エンタメ性が足りなさすぎたのです。物を売る商売、サービスを売る商売の人たちが一生懸命、エンタメ性を向上させる努力をしていたのに、これまでの情報ビジネスにはエンタメ性を向上させる努力が足りていなかった。強いていうなら、テレビ産業だけはそれをしっかりとやり続けていた、といえるでしょうか。ただしテレビは娯楽色が強すぎますが。
ブログ・・・メルマガ・・・自分のメディアを持とう!
情報ビジネス、コンテンツビジネスをスタートしたいのなら、まずは自分のメディアを持つことからスタートしましょう。自分自身の存在、自分自身の価値を積極的にアピールしないことには何も始まりません。また、オフラインの営業で仕事を取ってくるにしても、自分自身について紹介できる媒体を持っておくこと、これを人に紹介できることはとても大切なことと言えるでしょう。
自分のブログ・メルマガを立ち上げ、自分なりの情報発信を行なっていきましょう。その際、発信する情報分野の学習に加えて、
- Copywriting
- ダイレクト・レスポンスマーケティング
の技術も習得しておくと良いでしょう。なぜなら、すでに集客力やブランド力のあるプラットホーム上でコンテンツ提供を行わない限りは、自分で周知活動や営業活動を行なっていかなければなりません。そのためには、Copywriting・ダイレクトレスポンスマーケティングの知識・スキルが重要になってきます。今現在、ウェブでのコンテンツビジネスに成功している人たちは、そのほとんどが上記2項目について長けた見識・スキルを所有しています。
見込み客を集めて、リレーションシップをしよう
ビジネスは農業のようなものです。種まきから初めて、ゆっくりとビジネスを育てていかなければなりません。まずは、あなたの(今後腰をおろすことになる)独自分野・オリジナル分野を決めて、そのポジションから情報発信をすることをスタートしてください。これは、何も特定の情報だけを取り扱えと言っているのではなく、自分自身を差別化させ、目立たせ、またお客さんの情報需要に鋭く刺さるような位置どりを行いましょうということです。
情報発信を行なっていれば、自然と人が集まってきます。ピンポイントの需要に対して、優れた情報発信を行なっている人の元に人が集まってくるのは当然と言えるでしょう。そして、集まってきた、いわば「見込み客」と言えるような人たちとリレーションシップをしていきましょう。関係を深めていきましょう。もっと、自分と自分のビジネスのことについて知ってもらえるようにしましょう。将来、お客さんになってくれるかもしれない人との付き合いは、「長期投資」のつもりで捉えてみてください。
関係がしっかりとできている状態で、的確な需要に対して的確なオファーを投げれば、一定の割合でレスポンスしてくる人が出てきます。
また、あなたのビジネスが素晴らしいものであるならば、あなたのビジネスを熱心にフォローしてくれる「ファン客」が生まれてくるはずです。そのファン客との付き合いを大切にしながら、そのお客さんの生活や人生を良くするプロダクト・サービスの提供を継続的に行い、上がってきた収益をさらなる価値向上のために再投資し・・・・というサイクルを回していくこと。このサイクルが軌道に乗り、安定的な顧客基盤を得られるようになった時、あなたのビジネスは「ビジネス」として「成功した」と呼べる状態になります。
また、その成功したビジネスの各種オペレーションを、webに存在するテクノロジーを拝借して「自動化」していくことができれば、あなたは時間と場所と肉体労働から解放され、素晴らしいライフスタイルと素晴らしい顧客に恵まれた人生を送ることができるようになります。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。