羽生さんが1000手先を読むように、西園寺さんも100手先を読む。これが一流のマーケティング。

『導かれるようです』『選んでいるつもりが選ばされているようです』『巡り会うべくして巡り合ったんだな、と』『こんなに誰かにのめり込んだのははじめてです』 西園寺さんは、そういうことはよく言われる。   神のお導き、という言葉がある。ありゃ嘘だ。導かれる、という感覚は、受け手の心理変化を見越して打ち手を時系列的に並べておけば、意図的に与えることができる。無理やりねじ込むのではなく、あくまで受け手主体であることを絶対のルールとして守っておけば、受け手はマーケターに対し、ある種の神々しさを見出す。   結局ね、神とは自分の中にいるものなんだ。 God is in insideだよ。   マーケター、copywriterにとって、神とは客のことだ。だから、一流マーケター、copywriterは神をとことん尊重する。神を冒涜しない。神に逆らった者は、業火の炎で翼を焼き尽く

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