
不労所得とポートフォリオ所得の合計を、生活支出で割る。
これによってその人の裕福度が算出できる。
1.0以上だと、生活支出を不労所得・ポートフォリオ所得で賄えていることになる。
一方で、勤労所得(お給料)だと、いくらもらっていても、裕福度は上がらない。
なぜこの考え方が大事なのかというと、単純な話で、
- 勤労所得には賞味期限がある
- 勤労所得はある年齢を超えると下がり始める
- 稼げる勤労所得は、会社を辞めると再現性がない
- 勤労所得で稼ぐほど、老後をそこから賄わないといけない
からである。
つまり、人生の長い時間を勤労所得に割り振ることによって、別のタイプの所得に切り替えたり、それを学ぶ機会が失われる。
勤労所得で稼ぐほど、累進課税は上がるし、何よりサラリーマンで稼げる給与はサラリーマンを辞めると再現性がないことが多い。偉い高給取りの重役もやめればただのおじさんだ。
だから、稼げている現役時代に、老後対策もしないといけない。一生の住処も確保しないといけない。
そして、今の日本経済だと、現状で、
現役期間に平均して年収1000万円以上
稼げていないと、老後はおおむね回らない。
だから、平均的な人間、つまり年収400〜600くらいの人間は、まず老後も働くことになるだろう。
つまり、マクドナルドやモスバーガーで65歳を過ぎてから働く。
老後2000万円問題は、老後5000万円問題になっている。
勤労所得でも、
その時代の役員年収の平均ぐらいを稼げる人、そのくらいの地位に辿り着ける人
というのは、そのまま逃げ切って、老後もそこそこであることが多い。
しかし、大抵の人はそうじゃない。
そして多くの人は、自分が今、
「労働者として勤労所得を得られる残り時間を削りながらゲームをしている自覚」
というのがない。
出世にも、
独立にも、
活路が見えない。ただ日々を消化している。
勤労所得とは、人生の前半にしかピークが来ない。
30代前半〜40代前半にピークが来て、そこからは基本的に横ばい〜右肩下がり。
にもかかわらず、多くの人は、この“劣化していく資産”に全振りしている。
これは、耐久年数が短い設備に全資金をぶち込んで、更新費が払えなくなる構造と同じだ。
一方で、不労所得・ポートフォリオ所得は、時間を味方につける資産である。
“自分が衰えても成果が落ちない”どころか、
“自分が衰えても成果が伸びる”
絶対に勤労所得では実現できない性質を持つ。
だからこそ、裕福度の公式が重要なのだ。
裕福度 =(不労所得 + ポートフォリオ所得) ÷ 生活支出
これは、あなたがどれほど「時間を味方にした人生」に近づいているかを可視化する。
1.0を超えた瞬間、あなたの人生は逆転する。
勤労しながらリスクヘッジする必要がなくなり、
勤労所得は全部“余剰”になる。
ここから初めて、
・住む場所を選べて
・人間関係を選べて
・働く量を選べて
・やりたい勉強を選べて
・人生の意思決定が自由になる
つまり、人生が“防衛戦”ではなく“攻撃フェーズ”に入る。
だが、99%の人はこのフェーズに入れない。
なぜか?
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勤労所得が強いうちに、
資産所得にバトンパスする訓練をしないからだ。
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勤労所得の積み上げ方しか知らないまま40代に突入し、
「さて、そろそろ資産運用でもやるか」
と思ったときには、手元の資本規模も小さく、時間も残っておらず、リスク許容度も激減している。
40代以降の資産形成は、
・入金力がもう伸びない
・老後が近づいてリスクが取れない
・そもそも投資経験が浅くて怖くなる
という“三重苦”の中で戦うことになる。
だからこそ、重要なのは、若いうちに
勤労所得 → 資産所得へのトランジション(転換)
を始めることである。
しかし、とはいっても、
年収600〜800の人間が
シコシコNISA、インデックスをやっていても、
どうにもならないのだが。
普通の所得ゾーンの人間が、思考停止で資産運用をして、早期リタイヤできるのであれば、社会から労働力が枯渇していることだろう。
幸い、
10代の段階で、
ここまで視野に入っていると、
答えは30歳前後あたりまでに見つけ出せると思う。
以上のことは、頭の片隅に入っていればいい。
これは、10年スケール、20年スケール、30年スケールでどうすべきかを考えなければならないテーマだ。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。



