さすがにイジられ過ぎやろ〜
何かで当たるらしいよ💦 pic.twitter.com/3bXqit7MnW
— 松本人志 (@matsu_bouzu) July 4, 2022
松本人志の貯金について予想してみます。
1946年から2004年まで、この国には高額納税者開示制度というものがありました。
ダウンタウンが俳優・タレント部門で上位にランクインしてきたのは1992年からです。この当時、納税額で松本・浜田ともに6000万円ほど納めています。
税率50%程度で考えるなら1億ちょい、税率20%程度で考えるなら3億円あたりの所得が予想されます。
松本・浜田がNSC一期として入校したのが1982年。松本人志は1963年生まれですから当時19歳ぐらい。関西で活動した後、1988年に東京進出とされています。
あらゆるバラエティ番組で言われていますが、東京進出以前から関西では絶大な人気を誇っていたそうですから、東京進出時期である25歳前後では関西で確固たる地位を築いて東京進出したことがわかります。
最近、松本人志は、「25歳頃に金銭感覚が変わった」という発言をして話題になりました。
松本人志、金銭感覚に変化があったのは25歳頃 年収が「1本いったあたり」
▼記事詳細はこちらhttps://t.co/BVAHijVoHp#人志松本の酒のツマミになる話
— モデルプレス (@modelpress) June 18, 2022
「金銭感覚が変わった」と述懐する時期が25歳前後とされており、東京進出の時期と被ります。
そして、
一本いったあたり
と発言したことから、周囲がざわついて、
25歳で一億稼いでいたのか??
と勝手に推測して盛り上がる様子がテレビでも取り上げられています。
世間一般の言葉遣いから言って、通常、「一本」とは年収1000万円を意味しています。
昭和の頃なんかは、
「お前も30歳になったんだからそろそろ一本いかないとなぁ、家族もあるし」
みたいなことは割とあちこちで言われていたと思います。
松本人志の25歳段階での年収が、
- 1000万円なのか
- 1億なのか
を抑えることは正確な推測の基礎になります。
1992年、松本人志31歳頃で、高額納税者開示制度という客観的データに基づく年収での推測が1億〜3億です。
このちょうど4年前にあたる時期で、「一本」がどの程度の収入だったのでしょうか。
1993年から1995年にかけて週刊朝日に自身のエッセイを連載し、それが「遺書」「松本」として単行本化されましたが、それぞれ250万部、200万部を売り上げ、1995年の単行本年間売り上げで1位2位を独占しています。
本の単価を仮に2000円とし、印税を10%で計算すると、250万部、200万部の売上は億単位の印税になります。
吉本との配分はどうなっているかわかりませんが、本業ではない本の出版だけでそれぐらいのセールスをもたらす力が90年代の段階であったということです。
ダウンタウンが現在吉本で絶大な地位を築いているのは、「吉本興業」という会社にもたらした収益がとんでもないからだとされています。また、この原理と相まった部分もあるでしょうが現在の吉本役員・社長レベルがダウンタウンの元マネージャーという話もよくテレビでされています。ダウンタウンと共に出世したのでしょう。
松本人志は2020年のワイドなショーで、松本が手がけたDVDの印税が全然入らなかったというエピソードを明かしています。ダウンダウンの伝説の一つとして、ごっつええ感じ、ガキ使などの名物番組のDVDがミリオンセールスを達成したことが知られていますが、松本は、
「僕なんて1回、DVDの売上、めちゃくちゃ売れたんですよ。何百万本。たぶん累計何千万本。DVDが。一銭も払われてなくって。(吉本に)さすがに酷くないかって言ったら、チョロッとだけ払ってきやがったもんだから。結構ブチギレしたんですよ。何年も(支払われなかった)」
「すべらない話と、笑ってはいけないと、ごっつ。それが全部何百万枚売れてたから、(トータルで)何千万枚。一銭も入らなかった」
という話をしており、会社に文句を言った結果、まとまった印税が入った、という話をしています。
オリエンタルラジオの中田敦彦も、某登壇イベントで、PERFECT HUMANの印税がほとんど入らず、吉本に金が流れていたという話をしています。
テレビでよく見聞きするように、吉本の配分はなかなかエゲツないようです。
以上の情報を踏まえると、
- 書籍
- DVD
等々の印税収入は、吉本芸人の場合はダイレクトに懐に入っているわけではないと考えるのが妥当でしょう。
また、ダウンタウンが吉本に多大な収益をもたらしたごっつやガキ使などは1996年あたり(松本33歳あたり)から始まった企画です。
こう考えると、
流石に25歳段階で1億は無いのでは?
という気もしてきます。
平成で最も稼いだテレビタレントの一人であるとんねるずの石橋貴明は著書の中で、20代の若造でも月何百万円と稼げる夢のような世界が芸能界であると語っています。そして、自らの人生の変化、金銭感覚の変化について赤裸々に語っています。
彼らは吉本ではありません。初期の頃はオフィスAtoZという芸能事務所に所属していました。
2019年、松本人志は、ワイドナショーにおいて、かつてレギュラー出演していた笑っていいとも!のギャラを公開して話題になりました。松本によれば4年ほど出演してギャラは一律5万円だったとされています。お昼の1時間の生放送に加え、日曜日に放送される増刊号の収録も含めて5万円だったようです。そして当時のダウンタウンは東京に進出していた時期(関西で圧倒的な人気)。
ダウンタウンにしても、ナインティナインにしても、大阪時代はかなり安いギャラで吉本にこき使われていた時代があるのは有名な話です。
東京進出を果たし、笑っていいとも!レベルの番組で数時間で5万円。1時間あたり2.万円で計算し、1日8時間、月20日労働で計算しても軽く月数百万円はいくことになります。
以上を踏まえると、ダウンタウンの場合、
20代後半で何千万円〜億、
30代前半で億〜数億
のラインは固いでしょう。
高額納税者開示制度を見ると、
93年、94年、では松本人志は俳優・タレント部門で2位に、
そして95年には1位を獲得しています。
93年(30歳)は納税額だけで9918万円、94年(31歳)は1億6349万円、95年(32歳)は2億6340万円となっています。
そして96年の納税額2億6274万円をピークに、97年で1億8888万円、98年で1億8230万円、99年で9717万円、と緩やかに下降しています。
他の上位ランカーを見ても、97年あたりが納税額として最大値・天井を打っており、そこから緩やかに下降。
2000年あたりでちょっと戻すもそのあとは結局ゆるやかに下降。
日本の芸能界のピークが90年代後半だったことがわかります。
見事に日本経済全体のシュリンクと連動していることがわかるでしょう。いわゆるバブル崩壊が90年代前半です。企業の広告費は削減されていったことがわかると思います。
「フジテレビオワコン」などと言われ始めたのは2000年代後半からです。
2000年代以降は、CDも本もDVDも売れない時代へと変わっていきました。これは人口動態の変化(特に若者層が急激に減った)と、テクノロジーの変化が影響しています。日本で稼いだ音楽アーティストたちを見ても、ほとんどが80年代〜90年代に活躍した人たちばかりです。
よって、松本人志の年収ピークは、
90年代、推定5億〜10億
だと予想されます。
中田敦彦が、youtuberになってから、youtubeの中で、
今の芸能界で億稼げる人は本当に一握り
と語っており、
(いいともの最終回で結集したメンバーぐらいでしょうか?)
これを踏まえると松本人志はそのラインに達していて然るべき人物ですが、一方で芸能界や芸能タレントという存在が、現在はすこぶるバブリーな世界では無いのがわかります。
これは、最近だと、ウエンツ瑛士あたりがひろゆきと絡んだりする中で現代芸能人の懐事情を赤裸々に明かしていますから、わかると思います。
(実は芸能界というのは意外と稼げなくて、あの国民的人気グループの嵐でさえも、つい最近まで「年収2000万円台」という推測を立てている人たちはたくさんいました)
日本の芸能事務所で最も稼ぐのはエイベックス、次いでジャニーズ事務所あたりでありジャニーズは年商は1000億円程度、吉本は500億程度とされていますが、
上場しているためデータが豊富なエイベックスの成長の歴史を見ると、2000年代に向けて年商1000億ゾーンまで急成長しそこから踊り場に突入、2005年から2015年まで再度成長フェーズに突入し1600億程度で止まりました。
2018〜2019年ではDVDの売り上げの5〜7割が安室奈美恵によるもの、など、芸能ビジネスの特殊性が見えます(引退フィーバーでもあった)。
エイベは90年代はTRFや小室ファミリーで、2000年代は浜崎あゆみで、2010年代は安室奈美恵とJ soul brothersで稼いできたという歴史があります。
一方で、感覚的に、2010年代がたけし、タモリ、さんま、ダウンタウン、とんねるずが最も輝いていた・稼いでいた最盛期かと言われればそうでは無い、というのは多くの人が直感的にわかるはずです。
日本の芸能のピークが90年代だったとしても、事務所自体がタレントを抱えたり大きく成長することは2010年代くらいまでは可能だったと考えられ、もし、吉本興業がこのような形で大きくなっていたとしたら、吉本への過去の貢献が大きいダウンタウンらは、吉本が全体として稼ぐものから重点的に配分される立場になっていてもおかしくありません。
ただし一方で、高額納税者開示制度では90年代から2000年代にかけての落ち目を暗示している。
以上を踏まえると、ダウンタウンの松本人志は、
少なくとも30歳からは可処分所得から毎年5000万円ペースで貯蓄をすることは可能だったはずです。
今現在もおそらく億のラインはキープできているでしょうから、2022年で59歳になる松本人志は29年×5000万円で、14億・15億のお金を貯めることができていてもおかしくありません。
もし、倍のペースであったとしたら30億でしょうか。
コロナで芸人たちが苦境に立たされている、というとき、松本人志が「100万円を限度に無利子無担保で芸人に金を貸し付ける」と言って話題になりました。これについてたむらけんじが、
「松本さんが法律というか担当の税理士と凄い話をしてて。1000人位やろ?(全員が100万借りたとして)まあ10億やろ」
と何気に言ったことに仰天したというエピソードを披露していました。これについてトミーズ雅とたむらけんじは
松本人志は貯金100億ある
と予想したそうです。
しかし、おそらくこれは無いでしょう。
松本人志氏は、テレビで、
「これまで累計で後輩に1億以上は余裕で飯を奢っている」
というような話をしたりしていましたが、30年でそれをやってきたとすると年間あたり平気で300〜400万円以上です。驕り代だけでそれだけですから、自分の家賃、食費、生活費、そのほか諸々を考えると、莫大な所得から考えてみても貯金ペースには限界があります。
2000年代後半には結婚をして、家族も持っています。
税金、可処分所得、支出、貯蓄ペース、
これらを多角的に分析すると100億は考えにくい。
また、日本の上場企業の役員報酬ランキングを見ても、上場企業に限っても二桁億に達しているのはトップ10人もいません。そしてその企業はセブンアンドアイ、武田薬品工業、ソフトバンク、トヨタ、ソニー、というように吉本興業とは桁が違う売り上げレベルの企業、業界スケールが違う世界です。
以上を踏まえて、
松本人志の貯蓄額は、
15億〜30億あたりが実態に近いのではないか、と私は考えます。
PS
ただし、これだけの人物になると、
「1億円ぐらい預けて運用マネーから収入を得る」
ということも可能ではあります。
1億から毎年500万を、
2億から毎年1000万円を、
10億から毎年5000万円を、
不労所得として得ていてもおかしくありません。
もしこの運用を、35歳あたりから始めていたとすると、25年間で2億5000万円、5億、あたりの副収入を得ていてもおかしくありません。
ただ、これを考慮しても、
100億は流石に無いと考えられます。
25歳からすでに相当な高額所得者の生活を30年近く続けてきた彼は、
生活水準も年間の支出にして1500〜3000万あたりは落とせないでしょう。そうすれば最低、3000〜6000万円は稼がないといけません。
これらを考慮しても、彼の貯金ペースには限界があると考えられます。
PPS
彼の場合、育ちが貧乏ですから、
近親者にある程度、お金を渡す、ばら撒くこともしているはずです。
それも考慮すると、やっぱり貯蓄ペースには限界があるはずです。
===
"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。