ふと、思う。
何のために生きてるのか。何が面白いのか。喜びも感動も無い人生。一見、それなりに生きてるように見えても、そこに心の跳躍は無い。だから、例えば身近にいた彼女の笑顔が音のないテレビみたいに流れていく。
『聞いてるの?』
そんな言葉をかけられて、ハッと目覚める。
そうだ、たしかに聞いてない。
相手は相手でルンルンだ。やれ、デートだ。やれ、結婚だ。やれ、将来像だ。やれ、幸せな家庭生活だ。やれ、家具家電だ。でも、明らかにそこには心のすれ違いがあって。俺の人生、本当にこれでいいのかな、みたいな迷いがあって。
本当に楽しいのだろうか?
本当にワクワクするのだろうか?
本当にこれでいいのだろうか?
もはや加齢を告げる悲しみでしかなくなった誕生日が来るたびに、確実に『若いと言われてた自分』がどんどん遠くなって。いつのまにか、『●歳としてのふつう』とか『●歳としての当たり前』とかを押し付けられて。
ただ単に、日常の中で、喜怒哀楽があったら良いのに。心の底から幸せだと言えたら良いのに。そんなたしかな思い出が一つでもあれば、胸張って良い人生だった、って言えるのに。
そんなことを思いながら、一人で夜景を眺める。
俺はいつか死ぬ。いつか老いる。
だったら、もっと、自分の命を使って、美しい景色を見ることに命を使ってみたらどうだろう?
細かいことはどうでも良いんだ。結局、残るのはどんな景色を見れたのかじゃないのか?現に、胸騒ぎというか心の乾きを抑えられない俺は、一人で夜景を見に来てるじゃないか。
人生はつまらない。
人生はクソだ。
恋愛も仕事もとにかく何もかも、何かが違う。いや、本当はきっと素晴らしいものなのだろうけど、俺には血生臭い何かの中で、必死に生きる中で掴む感動とか喜びが無い。
夢中になれてない。
熱狂してない。
生きてるか!!!!
俺は、生きてるのか!!!!
こーゆー思いは、東京の夜空の前には、すごく届かないような気がして。なんかよくわからないけれど、夜のビル群は、俺のことなんて何も思ってないかのように立ち誇っていて。美しいマンション群が、俺を拒絶しているような気がして。
あまりにも悲しくて、俺の人生、こんなんでいいのかなって。
負けてる。
喜べない。
生きてる感じがしない。
どうしよう。
どうしよう。
・・・・・・・そうだ。
できることは、思いっきり生きることじゃ無いのか?
金がなんだ?安定がなんだ?キャリアがなんだ?
世の中に勝ち組がいるとして。負け組がいるとして。その違いがあるのはわかってる。でも、それ以上に、もっと俺が希求してるのは、生きてる実感なんだ。激しく、密度の濃い生を得てるという実感。喜びや感動の中で、感じる何か。飢えてる!!!
どーせ、人間なんて糞袋!!!
どーせ、俺なんて、恋愛とか、仕事のなんちゃらとか、同級生のなんちゃらとか、そーゆーもので何か満たされることなんて無いんだ!!
このままじゃ生ききれない!!!
こんなつまらない人生、送れない!!!
人生、一回しかない!!!
もう、答えは出てる!!!
心が、叫んでる!!!
・・・・・・・・・・そういう心の葛藤を乗り越えて、俺は、チャレンジしようと思ったんだと思う。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。