ファンタジースプリングスに3200億円の投資。
半端ないね。
USJのニンテンドーワールドが600億円、ハリポタが450億円だから比較にならない。まぁ、ディズニーとUSJ両方行ってる人は、直感的にわかると思うけど。やはりディズニーは規模感が違う。
オリエンタルランド(ディズニーリゾート)はマジですごいです。
日本の全企業の中でも非常に優秀。
今はPER100くらいに達している。
わかりますか?
株式市場が100年先の利益まで織り込んでいるということ。
100年先は言い過ぎかな?
50年先くらい先までは見込んでいる。
多分、東京都心集中傾向はこの先50年固いと思われているだろうね。
直近数十年間で株価が伸びた企業を分析すると、
その多くが特定の傾向を示すのだけれど、
オリエンタルランドだけがハズレ値、異常値なのです。
この会社がすごいのは、国内マーケットだけのビジネスなのに、株価上げてるってことね。まぁ、インバウンドもあるけど。
集客数も着実に伸ばしてきていて、今は3000万台。
オープンは80年代だけど、
これまでの40年間で、
国内のテーマパークはたくさん潰れてきた。
しかしディズニーは強い。
背後にあった、三菱と三井の誘致合戦
ディズニーランド誘致を巡って、三菱と三井が誘致合戦を広げたのは有名な話です。
戦後は三菱の後塵を拝した三井が一矢を報いたのが、「夢の国」の誘致だ。三井不動産は1960年に京成電鉄らとオリエンタルランドを設立し、千葉県浦安沖の埋立事業を経て、ディズニーランドを誘致した。同時期に三菱地所も富士山麓を候補地とし、両者は熾烈な誘致合戦を展開した。
「当初は富士山ブランドを武器にした三菱が有利とされたが、1974年にヘリで浦安上空を視察した米ディズニー視察団は、首都圏に近い立地の良さなどで浦安への進出を電撃的に決定しました。三井にとっては大逆転勝利でした」
細やかな営業施策と大胆な大型投資の両輪
オリエンタルランドのマーケティングにはスポットライトが当たっていませんが、実はかなりきめ細やかな施策が行われています。
- 集客するエリア
- ターゲット属性
をきめ細やかに分析して、それに合った施策をたくさんやっています。
- 年1回しか来ない首都圏のお客さんをどうやって2回、3回来てもらうか?
- 地方からやってくる人たちにはいかに滞在日数を増やしてもらうか?
- 今まできたことがない人にはどうやったら来てもらえるか?
こういうことを日々考えて、細やかな施策が行われている。
顧客分析の解像度が高い!
こうして、80年代には1000万人集客、2000年には2000万人集客だったのを、3000万人クラスまで持ってきている。
日本の人口は2009年あたりでピークアウトしているのだからすごいことです。
どうしてディズニーが国内最強テーマパークなのか!?
どうしてディズニーが国内最強テーマパークなのか。
それには理由があります。
ディズニーが最も強い主要顧客層は、
幼稚園ぐらいの子供を持ったファミリー
なのです。
カップルじゃない、
高校生じゃない、
大学生じゃないんです。
そして、子供を持ったファミリーが楽しめるような設計になっている。
冷静に考えて日本は中年が多いのだから、中年とその子供が一緒になってきてくれるようなテーマパークの方が集客数が多い。
富士急みたいなコンセプトだと、
- キッズ
- 年寄り
がやって来れないのです。
ディズニーの「網羅的」な集客戦略
ディズニー(オリエンタルランド)は、各客層に対して取りこぼしが無いように配慮しています。
- おじいちゃん、おばあちゃんも一緒に来園させる三世代旅行
- 子育てがひと段落したママ同士
などです。
また、ディズニーに足を運ぶ人たちはお分かりでしょうが、シーの方はお酒を飲みながら遊べることで、「大人のテーマパーク」という形で差別化もなされています。ムードのある大人な感じもあります。
継続的に減少する客層に手を打つ
継続的に減少しているターゲットは何らかの問題が起きている場合が多い。
そのため、理由を突き止める必要がある。
例えば、
「広島発のディズニー向けの旅行需要が減っている」
という場合に、それがなぜなのか?という分析を丁寧にやっている。
(旅行代理店などからデータを集めている)
広島発の旅行そのものは増えているのに、テーマパークへの旅行需要が減っていて、その理由は新幹線を使った関西方面への旅行キャンペーンをJR西日本が行っていた結果、ということまでディズニーは明確に掴んでいる。
当然ですが、他の集客施設とはキャンペーンの日時が重ならないような配慮もしていることでしょう。
ハピネスを売る仕事!
ディズニーランドなどのディズニーパークにおいて、従業員(キャストメンバーとも呼ばれます)に対して「ハピネスを売る仕事」という考え方や哲学を教えることは一般的です。これはディズニーのカスタマーサービス哲学の一部であり、以下の要点が含まれています:
- ゲストの幸福が最優先: ディズニーでは、ゲスト(パークを訪れるお客様)の幸福と満足度が最優先事項とされます。キャストメンバーは、ゲストの幸福を実現するために尽力する役割を担います。
- ポジティブな態度と笑顔: キャストメンバーは、ポジティブな態度を持ち、笑顔で接客することが奨励されます。ゲストに対して友好的で親切であることが大切です。
- エンターテイメント性: ディズニーパークは、エンターテイメントの場であるため、キャストメンバーはゲストに楽しい体験を提供することを重視します。ゲストを笑顔にし、楽しませる役割を果たします。
- 問題解決と柔軟性: ゲストが問題や懸念を抱えている場合、キャストメンバーは迅速かつ柔軟に対応し、問題を解決するための手助けをします。ゲストの期待を超えるサービスを提供します。
- 感謝の表現: ゲストに感謝の気持ちを表し、彼らがディズニーパークを選んで訪れてくれたことに感謝の意を示します。
このような哲学を教えることにより、ディズニーパークは特別な場所として知られ、多くの人々に愛されています。キャストメンバーは、ゲストに素晴らしい体験を提供し、その中で「ハピネス」を感じさせる使命を果たしています。
ハピネスは形がない、
ストックができない。
だからこそ、ハピネスを提供する「人」が大事。
オリエンタルランドとは
オリエンタルランドは、日本の千葉県浦安市にあるエンターテイメント企業で、東京ディズニーランド(TDL)および東京ディズニーシー(TDS)などのテーマパークを運営しています。以下に、オリエンタルランドとなぜビジネスが成功しているかについて詳しく説明します。
- ディズニーの魅力の活用: オリエンタルランドの最大の成功要因は、ウォルト・ディズニー・カンパニーと提携し、ディズニーブランドを日本に導入したことです。ディズニーは世界中で高い知名度と魅力を持ち、そのキャラクターやストーリーは幅広い年齢層に愛されています。
- 品質とサービスの徹底追求: TDLおよびTDSは、施設、アトラクション、エンターテイメント、食事、サービスなど、あらゆる面で高品質な体験を提供しています。ゲストに対するサービスが徹底的に訓練され、ゲストの満足度を高めています。
- エンターテイメントの多様性: ディズニーパークは、多彩なエンターテイメントを提供します。パレード、ショー、キャラクターグリーティング、季節限定イベントなどがあり、訪れるたびに新しい体験が楽しめます。
- 地理的利点: オリエンタルランドは、首都圏に位置しており、アクセスが便利です。多くの人々が日帰り旅行や週末のレジャーとして訪れやすいため、集客が容易です。
- 新しいアトラクションの導入: オリエンタルランドは、新しいアトラクションやエリアを定期的に導入し、ゲストに常に新しい魅力を提供しています。これによりリピーターが多く、集客が維持されています。
- パートナーシップと戦略的投資: オリエンタルランドは、ウォルト・ディズニー・カンパニーとの提携を強化し、ディズニーパークのブランド価値を最大限に活用しています。また、施設の維持・改善に戦略的に投資しています。
- 独自の文化と価値観: オリエンタルランドは、日本の文化や価値観を尊重し、日本のゲストに合った体験を提供しています。これにより、日本国内外から多くの人々が訪れる理由となっています。
オリエンタルランドは、ディズニーブランドの力、高品質のサービス、戦略的投資、地理的利点など、さまざまな要因が組み合わさって成功しています。そして、常に顧客の期待を超える体験を提供し続けることで、忠実な顧客層を獲得し、ビジネスを繁栄させています。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。