同じ場所に住み続けるって、本当にくだらない生き方だと思ってる

大学時代、鬼のように読み漁っていた憲法学の名著、「憲法」(そのままですね・・・。安倍総理が国会で質問された憲法クイズに出題されたあの学者さん、芦部さんの本です)の中に、 居住・移転の自由 について書かれたパートがあって、それを読んでいる時にこんなことを思いました。   日本国憲法では、精神的自由とか身体的自由とか、いろんなことが謳われていて、旧憲法下と現憲法下の世界を比較した時に、今の利点は「自由」というワードに集約されるんだな・・・・と。 居住移転の自由っていうのは、人が土地に縛られること、職業にしばられる結果土地に縛られること、日本という国に固執しなければいけないことからの「解放」です。 私はこういうのを読みながら、職業柄、土地に縛られているサラリーマンとか、ずっと同じ場所でしか働けない人とか、海外に移住できない人って現憲法の恩恵を受けられない人なんだなとしみじみ思いました。

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