森岡毅の確率思考の戦略論に騙される無知・無学・無教養な本邦の一般大衆たち(3)

スタンミにもボロクソ酷評されているジャングリア。びわ湖くんにも酷評され、これを懐柔しようと思ったのが、ジャングリア運営自身がこのインフルエンサーを呼び出した動画も炎上した。

 

本邦の一般大衆がアホすぎて、森岡毅を持ち上げすぎたのだ。愚将を持ち上げる大衆のアホさ加減は100年前から何も変わっていない。日本人はアホなのである。

まず、森岡は独立して以後、何もうまくいっていない。唯一うまくいっているように見える丸亀製麺案件は、依頼者そのものの努力によるものが大きく、また喧嘩別れしているという噂もある(西武園に関しても)。

彼の唯一の功績とされるUSJのV字回復も誤解である。ここでは、独自に算定することにより、USJの回復についての森岡の貢献分を考えてみる。

 

推定 森岡の年間来場者数への寄与 2010→2015観測増分574万人に対する比率 USJ固有上振れに対する比率
森岡に厳しい 約20万人 3.6% 6.1%
中央推定 約55万人 9.5% 13.5%
森岡にかなり有利 約93万人 16.2% 19.6%

結論から言うと、森岡に有利なケースで17%前後、不利なケースで3〜4%である。一般に、USJの業績はほぼ森岡毅によるもの、と誤解されているが、真実は1/3にすら及ばない。

1.USJのV字回復の約3〜4割は、震災反動、景気、インバウンド、観光政策などの外部・共通要因で説明可能。
2.残り約320万〜420万人はUSJ固有の上振れだが、その大部分はUniversalのIP、先行成功事例、既存案件、資本、経営陣、現場組織との共同成果。
3.森岡固有のシャプレー値は約20万〜100万人、中心約55万〜60万人。
したがって数字を一つに絞るなら、森岡毅のUSJへのシャプレー的寄与 ≒ 2015年の年間来場者数で55万人程度。USJのV字回復として観測された増分の約10%。 

その計算方法を説明する。

森岡に不利なケース

  • ワンダーランドはほぼ完全な入社前案件
  • ハリー・ポッターは森岡不在でも同時期に導入
  • イベント施策も既存組織で実行可能
  • 需要予測モデルの追加効果は小さい

森岡に有利なケース

  • 森岡不在ならHP投資が数年遅れた
  • 低予算施策、バックドロップ、ハロウィーン拡張の多くが実施されなかった
  • 顧客層の拡張と投資順序が経営再建に不可欠だった
  • 需要予測システムが失敗案件を大幅に減らした

さらに、ここで「森岡」としているのは、確率思考の戦略論の共著者である「今西聖貴」が含まれること、また森岡理論のように見せかけているが元ネタであるバイロンシャープ・エレンバーグの研究などは分離していないため、実質はもっと小さくなる可能性がある。

 

初心者でも手っ取り早く理解するための3つの要点は、

  1. 森岡毅の著書にあった、「USJ V字回復3段ロケット構想」のうち、3段目の沖縄プロジェクトはその具現であるジャングリアで現在失敗中、1段目のファミリーエリアの拡充は森岡の貢献不明、2段目のハリーポッターエリアは盛岡の業績ではないこと
  2. 森岡がUSJ入社した2010年前後は、マクロ環境によってあらゆる業種・業界でV字回復が起こっていたこと
  3. そもそも再建プロセスは、計画・資金面からゴールドマンサックスによるものが大きいこと

である。

USJの入場者数推移は以下である。森岡の入社は2010年であり、以後6年前後在籍した。

来場者数 前年増分
2009 800万人
2010 816万人 +16万人
2011 850万人 +34万人
2012 970万人 +120万人
2013 1010万人 +40万人
2014 1180万人 +170万人
2015 1390万人 +210万人

2010→2015の観測増分は、1390-816=574万人である。

ここで測定するのは、

「2015年の年間来場者数が、2010年水準より574万人多くなったこと」への森岡の寄与

である。

 

森岡は2010年に入社し、2012年からCMOになった。

ところが、来場者数を見ると、

2010→11:+34万人
2011→12:+120万人
2012→13:+40万人
2013→14:+170万人
2014→15:+210万人

である。

つまり、「森岡が入社した→マーケティング能力で毎年急増」という波形ではない。

急増は明らかに、

2012年:ユニバーサル・ワンダーランド
2014年:ハリー・ポッター

という大型供給イベントに同期している。実際、2012年のTEA/AECOMはUSJの14.1%増について「Universal Wonderland」を主要因として挙げている。2014年についてもAECOMはハリー・ポッター開業による大幅増とし、2015年の約18%増についても「Harry Potter attractionsの初の通年稼働」を主要因としている。

これだけでも、

森岡 → 574万人

ではなく、

外部環境+大型投資+IP+既存案件+組織+森岡 → 574万人

と考えなければならない。

 

さらにハリーポッターは森岡のアイデアではない。米Universal Orlandoでは、Wizarding World of Harry Potterが2010年6月18日にすでに開業している。しかもNBCUniversal自身が、開業後すぐ世界的なセンセーションになったと説明している。Universalの公式回顧では、その後日本やHollywoodなどへの展開につながったことも確認できる。

森岡がUSJに入社したのも2010年6月である。

したがって、

「Harry Potterをテーマパークにすれば巨大集客できる」

という発見自体を森岡の価値には絶対にできない。

むしろ米国では2010→2011にIslands of Adventureが約595万人から767万人へ約29%増えており、巨大な需要効果が既に観測されていた。森岡の可能な貢献はもっと狭い。

「USJでもやるべきだ」と選択したこと、2014年までに実行するよう優先順位を上げたこと、450億円投資を経営陣・株主に通したこと、日本市場での需要予測を行ったこと。

ここだけである。

森岡自身は2026年の文春への回答で、日本導入を自ら提案して意思決定を主導したと主張し、当時の上司だった村田篤平も「森岡のリーダーシップのもとで行った」と証言している。一方で、同じ報道では「USJ再建計画自体は入社前から存在していた」という元同僚側の異論も出ている。したがって、これは森岡側の証言によるかなり強いプラス証拠ではあるが、独立した取締役会議事録等による完全な検証ではない。

ここが後のシャプレー値を大きく下げるポイントになる。

 

2010年12月、USJはすでにランド・オブ・オズを閉鎖し、2012年春に「まったく新しいコンセプトのテーマエリア」を開設すると発表していた。

森岡入社は同年中なので、この発表だけでは「入社前に企画済み」か「入社後に決定」かは決着しない。2026年の論争でも、森岡側は「ワンダーランドの企画から導入意思決定は入社後」と主張しているのに対し、「再建計画・投資構想はそれ以前からあった」という異論が存在する。

したがって最も安全なのは、ワンダーランドそのものの価値を森岡に帰属させない。

森岡に認め得るのは、ファミリー層をどう位置づけたか、どの需要を狙ったか、どの順番で投資するか、ローンチ・マーケティングをどう設計したかという追加的価値だけである。これは非常に重要で、2012年だけで+120万人だから、ここを「森岡の成果」とするかどうかで評価が簡単に数十万人変わる。

しかし強烈な反論として、森岡入社前から、USJがファミリー層を集客できていないこと、その間口を突破する必要があることについて社内で議論されていた資料、当事者がリークされている。

 

さらに、ここが森岡英雄論で最も抜けやすい点だが、2009年のテーマパーク市場自体がリーマン後の景気後退とH1N1の影響を受けており、AECOMも主要テーマパークの多くが横ばいまたは減少したと報告している。つまり2009〜10年付近を底として取れば、何もしなくてもリバウンドが発生する環境だった。

さらに2011年には東日本大震災。

東京ディズニーリゾートの公式入園者数は、

2011年度 2534.7万人
2012年度 2750.3万人
2013年度 3129.8万人

と急回復する。2013年度には30周年というDisney固有要因があるので純粋な対照群ではないが、「2011以後の日本レジャー市場に大きな回復波が存在した」という証拠にはなる。ナガシマスパーランドでも2010年446.5万人から2011年582万人へ約30%増えている。こちらも施設固有要因があるので純粋なコントロールではないが、USJだけがV字を描いたわけではない。

さらに訪日客は、

2011年 622万人
2012年 836万人
2013年 1036万人
2014年 1341万人
2015年 1974万人

まで急増している。日銀も、2013年半ば以降は円安の訪日客押上げ効果が明確になり、ビザ緩和やLCC拡大も潜在需要を拡大したと分析している。
これはアベノミクスの時期とも重なる。橋下府政・市政、大阪の観光政策、関空・大阪の観光地化も同じ「外部環境」に含めるべきだが、公開データから「橋下効果だけでUSJ何万人」と分離することは不可能である。ここを恣意的に数値化しないことが重要になる。

つまり、

リーマン反動+震災反動+円安+アベノミクス期の景気+インバウンド+大阪観光

化をまず森岡から剥がす必要がある。

2010→2015を見ると、TDRは合計約2712万人から3020万人へ約11.4%増。USJが同じ11.4%だけ成長したなら、816万人 × 1.114 ≒ 909万人である。

つまりUSJの1390万人との差、約481万人がUSJ固有上振れになる。

一方ナガシマをベンチマークにすると、2010年446.5万人→2015年587万人、約31.5%増なので、816万人 × 1.315 ≒ 1073万人USJとの差は、約317万人になる。

したがって比較対象から得られる大雑把な帯は、

外部・共通成長:約90万〜260万人
USJ固有上振れ:約320万〜480万人

となる。

中央ケースとして、404万人を取る。

 

このうち、

  1. ワンダーランド貢献 約70万人
  2. ハリーポッター貢献 約270万人
  3. そのほか 約64万人

である。

 

プレイヤーを4つに絞る。

プレイヤー 内容
M 森岡毅固有の判断・分析・企画・説得
O CEO・経営陣・マーケティングチーム・現場・運営組織
C 株主・資本・投資承認・資金調達
A Universal/Warner/IP・既存施設・既存案件・海外成功事例・Creative能力

外部環境はプレイヤーにしない。すでに170万人として控除した。

 

シャプレー値の本質は、「その人がいない場合といる場合の限界貢献を、参加順序を変えながら平均する」こと。

今回のような案件なら、ある案件Vが4者すべてを必要とする共同成果なら、一人当たり基本的にはV/4になる。

しかしさらに重要なのが、

「そもそも森岡がいなくてもその案件は実行された可能性」

である。

そこでqを、森岡が存在することで、その案件の実行・時期・成果が追加的に生まれた割合とする。

すると森岡の期待シャプレー値は概念的に、

φ_M = Σ q_j × V_j / 必要プレイヤー数

となる。

 

以下のようなシャプレー値による算出である。

USJ固有成果 V_j 森岡が不可欠な確率p_j 不可欠プレイヤー数k_j 森岡配分
ワンダーランド等の初期回復 70〜80万人 15% 4 3万人
ハリー・ポッターの導入・タイミング 240〜270万人 50% 5 24万人
低予算イベント、バックドロップ、販促等 50〜64万人 80% 2 20万人
需要予測、価格、ターゲット・投資順位 30万人 70% 3 7万人
合計 400万人 54万人

このモデルでは、森岡の期待シャプレー値=約54万人となる。

観測増分574万人に対して、54/574=約9.4%、USJ固有上振れ400万人に対して、54/400=13.5%となる。これに調整をかけた。

 

結論としてはこうなる。

要因 中央推定 比率
景気・震災反動・インバウンド等 約170万人 約30%
既存案件・IP・資本・USJ組織等 約350万人 約61%
森岡毅の限界貢献 約55万人 約9.5%
574万人 100%

 

この算定は実はかなり森岡に好意的である。

今回、

  • Universal本体
  • Warner / Rowling側
  • IPそのもの
  • 海外で既に完成していたHPフォーマット
  • 既存USJ資産

を全部Aという一プレイヤーにまとめている。

これらを別々のプレイヤーに分ければ、Harry Potterの共同成果に参加するプレイヤー数が増えるので、シャプレー値としての森岡の取り分はさらに小さくなる。
またバックドロップ等の「その他」を中央ケースでは森岡+組織の2者だけで分けている。実際には経営陣、技術部門、運営、資本などを分離できるので、これも森岡にはやや有利。したがって55万人・約10%という中央値は、森岡を過小評価するように設計した数字ではない。むしろ少し好意的である。

なおここから、企業価値を「森岡●億円」などと換算するのはここから先はやめるべき。来場者一人の限界利益、価格改定、450億円投資、負債、買収倍率、Comcastの戦略的プレミアムが絡み、来場者シャプレー値をそのまま株主価値に掛けることはできない。

 

どちらかというと、JTCに殴り込んで、そのあと、

「アレオレ!」

を外部に強調しまくったアピール上手さ、というところであろうか。また、それを「会社の宣伝になるから」と納得させて、客寄せパンダ・広報として立ち回りながらもうまく成果を横取りした技術、いわゆる「新種のセルフブランディング」がうまかった人物として捉えるべきであろう。

 

 

PS.

wikipediaを簡単に信じちゃダメよ、ダメダメ❤︎

wikipedia公式からも「宣伝的」「大言壮語」って注意されてるやん

 

 


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。