でもおれたち、この一万人ぐらいの人間見てはじめて何かが来てるって感じた。おれたちのために、これだけの人間が来てる。これを肌で感じた。それまでは、マスコミを通してだけの感触だったからそれほどの実感はなかっただけど、その時おれたちひょっとしたらビッグになれるかも知れない。本能でそう感じた。
メディアを通して活動していると、意外と気づかないんだよな。お客さんとかファンが数多く存在していることに。うーん、なんか素晴らしいストーリー。金も名誉も無い人間が、運だけで動きだしたんだから、行けるところまで行ってみようぜっていうストーリー。
芸能界っていい所よ。そうやっておれたちの運がまわりだして、売れてくるといろんなことが言えるようになってくる。サラリーマンみたいに権力を手にするまで何十年もかかるということもないからね。売れればその日から言いたいことが通りだす。横はいり自由の世界なんだ。芸能界、売れなきゃボロクソ、売れりゃ大名だ。学生時代、ぜんぜんもてなかったおれたちが、街を歩けば「貴さんキャーッ」「憲さんこっち向いてぇー」だもの。これ最高の気分よ。
そう。サラリーマンには発言権が無い。サラリーマンは言いたいことすら言えない。昇りつめるまで何十年もかかる。というか、上に上がる人間はある程度、初期の段階で決まってるとすら言えるかもしれない。その点で言えば、芸能の世界は夢があると言える。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。