生き方がわからない貴方へ伝えたいこと

自分の生き方がわからない。

そう思う気持ち、よくわかります。

きっと、みんな、人生のどこかでそういうことを思っています。

そして悩んでいます。

 

私も悩みました。

 

私の体験談から、話せることをお話したいと思います。

 

まず、「生き方」について悩んでいる貴方に伝えたいことは、貴方が賢い人間だからこそ悩む、ということです。

基本的に、バカは悩みません。

本当に悩まない。そして、軽いノリで生き、毎日を楽しんでいたりします。

 

貴方が不安になる、悩むということは、貴方がそれだけ思慮深いという証でもあります。IQが高い人は悩みやすい、という話もありますから。

 

でも、たまに、あまり悩まず毎日を楽しく生きている人を見て、

「羨ましいなぁ」

とか思ったりしたことはあるのではないでしょうか?

 

実は、現実的な話をすると、

「思い悩んでも意味がない領域であれこれ思い悩むのをやめる」

というのは、一つの賢さでもあります。

 

人生を生きる上での、一つのコツです。

そしてそれは、強かさ・強さでもあります。

 

みんな、良いおじさん・おばさんになると、人目を気にしなくなったり、図々しくなっていたり、お気楽な感じになっていたりします。

若い世代は、そういう人たちを下から見上げて、怪訝な目を向けます。

 

先日、病院でこんな光景を見かけました。

結構なおじいちゃんが、若いナースに向けてあれこれ無茶を言っているのです。

話を盗み聞きする限り、「おいおい、なんじゃそりゃ」って感じの内容でした。

 

でも、ああいうのっておそらく、ボケてるとかそういうことじゃないんですよね。

長い人生を生き抜いた結果として、ああいうメンタルが身についている、逆に言えばああいう人だから長生きしている、と思いました。

 

私も昔、接客業などをしていて、おじさん・おばさん年代以降の人たちの態度や物言いにドン引きしたことは数知れず・・・です。

 

もちろん、人に迷惑をかけない、特に若い人たちに迷惑をかけない、というのは大事なことです。

しかしながら、人生をたくましく生きている人たちが、ある程度、図太かったり図々しかったりするのも事実です。

 

バカになる、というのは実は結構大事なことです。

少し開き直る、というのも実は結構大事なことなんですね。

 

それから。

 

今、貴方がもし、あれやこれやと思い悩んでいるのであれば、それはパソコンで言う所の「フリーズ」した状態です。

たくさんのウィンドウを開き、アプリを立ち上げた結果、何がなんだかわからない状態になっている。

重くなっている。

固まっている。

正常に機能しなくなっているのです。

 

こんな時にやることは何でしょうか?

 

ウィンドウを閉じる・ソフトを閉じるでしょう?

あるいはパソコンをシャットダウンさせたり再起動させたりするでしょう?

 

人間も同じです。

 

まずは、絞ってみてください。

優先順位をつけてみましょう。

 

捨てたり手放したりしてみてください。

休んだりしてみてください。

 

特に、現代人が割とおろそかにしがちなのは、

「毎日を生きる」

という感覚です。

 

その日暮らししてみてください。

「その日暮らし」という言葉には悪いイメージが付きまとっていますが、その日、その日を一生懸命に生きるというのは人生の基本ではないでしょうか?

生き方に悩んでいる・・・・という人ほど、毎日を疎かにしています。

1日を大事にしていません。

 

結局、毎日を大切にした人が、長い目で見た時、何かを形作るのです。

人生で何か事を成したり、方向性を見つけたりするのです。

 

それと、自分の中で、「My god」を見つけてみてはどうでしょうか。

 

人はやはり、誰かを見て、学んだり、真似たり、影響を受けたりする生き物です。

そして、世の中には必ず、素晴らしい人・すごい人がいて、自分の物の見方が変わったり気持ちが入れ替わったりすることがあるものです。

 

ちなみに、私にとってのMy godは、steve jobsです。

理由は簡単で、「明らかに天才」だからです。

世界中の人が賞賛しています。

私も個人的に大好きです。

 

神です。

 

彼が語る言葉、彼がやってきたこと、それらに触れる度に、彼には、「私」とは全く違うものが見えている・感じられていることが伝わってきます。

天才だなと思います。

神だなと思います。

そして、自分とのギャップを認識すると、気持ちが落ち着きます。

 

理由は、自分自身を相対化できるから。

客観的に見れるから。

「天才」はどう感じ、考えるかがわかるから。

 

さて。

 

生き方を変えるために具体的な話をしていきましょう。

 

私たちは、生まれた時は赤ちゃんです。

誰もが赤ちゃんでした。そして、誰かに面倒を見てもらっていたはずです。

それは、親であったり、親戚であったりしたはずです。

 

当然、人は生存戦略として、親や親戚などに可愛がられようとしていきます。

ある程度の年齢になると、それは友達や先生に対しても向けられます。

異性に対しても向けられます。

そして、自我も芽生えてきます。

 

すると、今度は親や親戚への顔向けと、自我や友達・異性に向ける顔向けとの間で対立が生じます。

そして、反抗期になったり、親とミスマッチが起こってきます。

このプロセスは、どんな場面でも起こることで、

  • 自分が選んで自分で決めた進路だったくせに、就職した後の不満を先生や予備校、資格産業に向けてdisりに興じる人
  • 自分で選んで自分で買ったくせに、大いに影響を受けた自己啓発本を後でこきおろす人
  • 別れた異性への文句をひたすら言う人

みたいなのは、よくあります。私もそういう事をしたことがあります。

 

大人になると、先輩、店長、上司、・・・・そういった人たちに嫌われないように、可愛がられるように意見したり、行動したりするようになります。

友人コミュニティからはぶかれないように意見したり、行動したりするようになります。

彼女から嫌われないように、好かれるように意見したり行動したりするようになります。

 

こういう状態になると、人は自分の生き方とはどんどん乖離していくのです。

そして、ふとした瞬間に気づきます。

 

自分の人生とは何だろうか。

生き方がわからない。

・・・・という風に。

 

この時はじめて、自分が他人の意見で生きてきたことに気づくわけです。

 

生きる以上は、自分が他人に影響を与えることも、他人から影響を与えられることも避けられません。

また、程よく他人に従ったり、同調したり、意見を受け入れたりすることも大切です。

他人と自分で、お互いに影響を及ぼし合いながら生きていくのが人生です。

 

でも、生き方がわからないという人は、自分の人生における主導権を失いすぎています。

自分を持っていないわけです。

ですから、少しだけ、人生の主導権を取り戻してみましょう。

自分の人生を、自分で舵取りするようにしてみてください。

 

では、どうやったら自分の人生の主導権を取り戻せるでしょうか。

 

まず考えてみて欲しいのは、人はそれぞれ違う、ということです。

日本人はこの、「Everyone is different」がわかっていない傾向にあります。

そういう社会風潮、国民性です。

日本の学校教育もロボットを生産するかのようなフシが大なり小なりあります。

 

あなたはあなたです。

あなたと他人が違っていて当然です。

 

そして、常に、自分の中に「内なるスコアボード」を持ちましょう。

自分のことは、自分で評価してください。

他人の評価も大切ですが、自分のことについて自分で評価する視点が皆無ではいけません。

そして、自分に対するスコアチェッキングをずっと続けていくのです。

いわゆる「内省」とか「内観」みたいなものを大切にしましょう。

 

自分の成長を自分で考えられる自分になってください。

自分への評価を他人からの評価だけに委ねない自分になってください。

自分の気持ちや感情とちゃんと向き合える自分になってください。

 

実は、学校の勉強をそれなりに頑張ってきた人ほど、こういうことがわかりません。

学校で評価されることに心血を注いできたからです。

学問という客観性ある世界や学問的お作法・パラダイムに心血を注いできたからです。

自分から乖離して、常に他人の視点・よその視点で考える癖がついてしまっている。

 

もっと自分の感性を大事にしましょう。

何が好きですか。何と接したら心が震えますか。最近、心を奪われる人はいましたか。最近、誰かに惚れてますか。感動しましたか。泣きましたか。笑いましたか。何にも染まっていない幼い頃は、何が好きでしたか。好きな芸能人は誰ですか。好きなブランドは何ですか。愛する人はいますか。愛する本はありますか。どんな景色が好きですか。どんな場所が好きですか。思い出に残っている出来事はありますか。

・・・・・・・・・・・。

 

では、もっと、あなた自身のことを掘り下げて生きましょうか。

 

私の人生経験から言えることですが、人は、「強烈に嫌なものと接してはじめて何かが見えてくる」というのはよくあります。

例えば、過去の恋愛で反省したり、すごい嫌な人と付き合った結果、自分の本当の気持ちや理想の人が浮き彫りになり、ベストパートナーがわかって結婚に至る人がいます。

あるいは、やりたくもない仕事に何となく身を投じ、そこでしたすごく嫌だった経験から、自分の行きたい方向性が見出せることだってあるのです。

 

自然発露的に、自分のやりたいことや「望む生き方」が見つけられる人は、このページなど読んでいないでしょう。

だから、私があなたに聞きたいのは、以下です。

 

  • 過去、すごい嫌だったことは何ですか?
  • 過去、すごい嫌いだった人はどんな人ですか?
  • 過去、すごい嫌いだったことはどんなことでしたか?
  • 過去、すごい嫌だった場所はどういう場所でしたか?
  • 過去、すごい反省をした出来事は何でしたか?
  • 過去、失敗したと思うことは何ですか?
  • 過去、何がうまくいきませんでしたか?
  • 過去、すごい辛かった時期はどんな時期でしたか?

思い出してみてください。

たくさん、炙り出してみましょう。

そして、そこから共通点を見出してみたり、あるいは「Why?→Why?→Why?・・・・」と掘り下げてみましょう。

 

多角的に、分析してみてください。

 

次。

 

あなたは、1年後死ぬとしたら、何がしたいですか。

あなたは、あと200年生きられるとしたら、何がしたいですか。

人は、常にある程度の時間軸を前提に考え・生きているので、その前提を動かしてみると何かが見つかる可能性があります。

 

スティーブ・ジョブズ(apple創業者)やジェフ・ベゾス(amazon創業者)の話を聞いていると、彼らも「時間軸」を動かして視野を広げていることがわかります。ジョブズは「もし近いうちに死ぬとしたら?」と考えることが判断に役に立ったと述べていますし、ジェフ・ベゾスも1回きりの人生なんだから、歳をとった時に自分の人生について「後悔しないか?」を基準にする、「後悔最小化理論」で物事を決めているそうです。

ちなみに、ですが、人間が後先短くなってきた時に一番思うことは、「もっとチャレンジしておけば良かった」だそうですよ。

 

さてさて。

重要なことは、先の質問とすり合わせて考えてみると、何か、コアの部分で重なるというか同一のものが見出せたりしないか?ということです。

 

どうでしょう。

まだ、何も見えませんか?

 

では、次です。

「私利私欲」を満たした後に、あなたはどんなことを感じ、思いますか。

人間は、欲が満たされていない段階では、その欲に思考がかき乱されて、それで頭がいっぱいになります。例えば、酸素が足りない状況では何も考えられず、酸素のことで頭がいっぱいになるはず。お腹が空いているときは、ご飯のことで頭がいっぱいになるはずです。

だから、「私利私欲が満たされたフレッシュな状態」で考えてみてください。

その時のことを思い出してみてください。

  • 気持ち良く射精した直後
  • 気持ち良いセックスの直後
  • 美味しいご飯を食べて満足した直後
  • 快眠から目覚めた時、早朝

その時に、何を思いましたか。あるいは、その時の状態で、自分は何をやりたい・どう生きたい・どうなりたいと思いますか。

もしくは、あまり私利私欲に急かされていなかった幼い頃、染まっていなかったピュアな頃は何が好きで、何になりたい、どうしたいと思っていましたか。

・・・・・・。

 

どうでしょうか。

 

ちなみに、上記述べてきたようなことは、世の中でよく見かけるような手垢のついた質問、テンプレ質問ではなくて、私が実際の人生体験の中から見出してきたものをベースに考えました。

私自身、すごい生き方とか考えたタイプで。

膨大な量の書物や情報にもあたってきましたから。

 

結局ね、生き方がわからない場合って、

  1. 外部基準で生きすぎていて自分の率直な感性を失っている(親、親戚、学校教育、教師、友達、恋人からの影響や評価だけに生きすぎ)。
  2. 人生の有限性への意識がゼロ(生きるということの対義語は死ぬということで、死を意識することが本当の意味の「生きる」が見いだせることは多いです)。
  3. 欲望や焦りに囚われて思考がそれでいっぱいになっている(余裕がない)。
  4. 外部との何かしらの強い接触や体験を通して、感じた反発や抵抗感、違和感などをきっかけに自分の内側にある本当の気持ちや願望に気づく経験がこれまでに皆無
  5. 自己否定、自己無能感、自信の喪失に苛まれている(自分の人生へのコントロール感を失ってしまい、何をやっても無駄、と思っている)。

って感じなんじゃないかな?って思います。

 

例えば、フツーにサラリーマンをやってきてそれなりに順調だけど、「これでええんか・・・・」って思っている人はたくさんいますが、こういうパターンは今まで外部基準に沿って生きすぎてきたパターンです。

ニート・無気力パターンは、外部との接触を通して反発的に何かに気づくという経験が無かった温室育ちパターンもいれば、社会で消耗しすぎて自己無能感や「やるだけ無駄」という気持ちに囚われているパターンだってあると思います。

わかりやすい欲望提示やギラギラした世界を見すぎて、それに釣られすぎてきてしまったせいで、自分を見失っている人だっているでしょう。酒、女、金といったものばかりに興奮してしまって、自分の内側の深い部分にあるものを見失ってしまった人もいるでしょう。

イチローとか本田圭佑とか宇佐美貴史みたいな才能に溢れた人間は、才能があるゆえにみんなに賞賛される中大きくなって生きますし、勝手に目の前に道ができていって、また自己有能感・自己肯定感、自信を持って道を切り拓いて生きます。しかし、大方の人は「才能」によって自分の道が勝手に開けるという経験をしてきておらず、また、それほど周りから賞賛されたり一目置かれた経験がないので、自信なり何なりを持たないまま大きくなってきているのではないでしょうか。

 

具体的なアドバイスとしては、

  • 東京から離れるなど、俗っぽいものが渦巻く世界と距離をとってみる
  • 海外に行くなど、違う外部基準が運用されている世界を体験してパラダイムシフトしてみる
  • 友達付き合い、他人との交際をシャットアウトしてみる、変えてみる
  • 恋愛をちょっとやめてみる、彼女を変えてみる
  • 自分の死を意識してみる
  • 親と距離をとってみる
  • 一人暮らしを始めてみる
  • とにかく何かをやってみて、自分の中に湧き上がる嫌な気持ちや嬉しい気持ちを自己観察してみる

などは良いかな〜と個人的には思います。

 

私は、

  1. とことん外部を遮断してみる
  2. とことん外部環境を変えてみる
  3. とことん落ちてみる
  4. とことん何もしないでみる
  5. とことん影響を受けてみる

とか、いろんなことをしてきてます。

 

その経験上、すっごい思うのは、人間は他人基準で生きているということです。

生まれた瞬間から、

  1. 親戚
  2. 学校の先生
  3. 学校教育パラダイム
  4. 友達
  5. 異性
  6. 部活の監督、コーチ
  7. バイト先の先輩、店長
  8. 就活の面接官
  9. 会社の上司

といったような人達からの「評価」で生きてきているわけですね、人間は。

自分なんて、見失って当然なわけです。

 

なので、人生のどこかで「自分基準」で生きるようになると、すっごい楽になります。

で、それに伴って、何が起こるかというと、

  1. 親との衝突、摩擦、離反
  2. 親戚からの怪訝の目
  3. 学校の先生からの罵倒、低評価
  4. 学校教育パラダイムでの落第の押印
  5. 友達との疎遠
  6. 彼女がフラれる、異性と疎遠になる
  7. 人に使ってもらえなくなる
  8. 就活に通らなくなる
  9. 給料がもらえなくなる
  10. 上司に嫌われる

ということは当然、起こりやすくなるわけです。

 

自分基準で生きると、当然楽ですが、我々は社会的な動物である以上は、

  • 学歴がないと厳しい
  • 親から支援してもらえないと厳しい
  • 友達がいないと生きづらい
  • 異性にモテないと楽しくない、悲しい
  • 人に使ってもらわないと居場所がない
  • 給料がないと生きられない
  • 上司に認められないと出世できない

などなど、いろんな問題が生じてくるわけですね。

 

ですから、ここら辺をどう折り合いつけるか・・・・・っていう問題にはなってくると思います。

ちなみに、世の中の人間が何でサラリーマン・公務員になりたがるのか・・・・ってのは、上記の項目を見てりゃわかりますよね。

 

ある意味、自分らしく生きること・自分を持って生きることは孤独になるということなのかもしれませんね。

自分を通そうと思えば思うほど、わがままになればなるほど、あまり他人とうまく交点を持てなかったり、万人受けしなくなっていったり、一般的な基準での高評価を得られなくなるのかもしれません。

 

サラリーマンや公務員という生き方はNHKにそっくりです。

NHKの番組は、すごく真っ当です。誰でも見れます。万人受けします。

でも、刺激はないし、セクシーではないし、色気も面白みもないし、縛りが多くてつまらないわけです。

その真逆にあるのは何ですか。

深夜番組とか、ロンハーみたいな番組ですかね。でも、ある程度の層からは毛嫌いされたりしますね。

それがどんどん行きすぎると、アングラ番組みたいになっていくわけです。

 

ただ、気をつけて欲しいのは、自分らしく生きることと、「ダークサイドに落ちる」「反社会的に生きる」というのは全く持って別問題だということです。開き直りの方向性を間違えてしまえば、社会落伍者になったり反社会的な人間になってしまうだけです。

そこは注意しましょう。

 

私の個人的な経験から言わせてもらうと、私の場合、「生き方がわからない」というよりは、若い頃から

「経済的奴隷」

みたいなものを感じることが多くて(若い頃から結構働いていたので)、そこから脱しなきゃしゃーないっていう考えが強かったがゆえに、割と結構「お金」というものを意識して行きてきました。

生き方、っていうよりお金のことを考えてきたのですね。

 

で、お金のことを解決していく中で、

「あれ?なんかお金あってもあんまり幸せちゃうやん?・・・」

みたいなこともぼちぼち感じることが増えたのでライフスタイルとどう共生させるか、どう人生を楽しむのかという方向にシフトしてきました。

 

自分の望む生き方を考えた上で、ビジネスはそのための手段として使う感じかなー。

 

若い頃は結構ひねくれていて、

「自分の生き方を探そう」とか

「自分らしさを探求しよう」系を見て、

 

へっ!フザケンナ!

 

ぐらいに思っていたフシがあって(笑)、人生の目的を見つけるというよりは、とりあえず経済的自由と時間的自由にフォーカスして、そのための手段である部分をガリガリ掘ってきたタイプです。で、その後、人生の目的を探求するような形にシフトしてきた。

人生の

  1. 目的
  2. 手段

ってあると思いますが、私の場合、目的の部分はそれほどガッツリ掘らずに、手段の部分の探求に時間とお金をかけてきた人生でした。

 

でも、人によっちゃ、目的を考えて、それにあったものを探していく・・・・という形で生き方を見つけるタイプもいると思います。

私は残念ながら、自分の天職というか「こういう仕事がしたい」だとか、こういう仕事が好きだとか、そういうのがあんまりなかった・わからなかったんですよね。

 

私はロバートキヨサキが言っていた、

  1. 従業員
  2. 独立事業者
  3. ビジネスオーナー
  4. 投資家

という区分と、「従業員・独立事業者として自分の好きなことや理想を探している限りは何も見つからず、ビジネスオーナーかビジネスに投資する側に回らない限りは人生は変わらない」という話に

「そうそう!俺もそう思う!」

って激しく共感して方向性を決めてきたタイプでした。

 

ただ、今、思うことがあります。

あの本に影響を受けた日本人はたくさんいるでしょうが、「ビジネスオーナーでは幸福を味わえないけど、従業員としてだったら幸福を味わえる」って人はたくさんいるってことです。

金がある・自由があることと、幸せであることは決してイコールではないですからね。何より、日本の場合は可愛い嫁さんでも見つけて、公務員でもやってりゃそこそこ幸せでしょうしね。

 

最後に。

 

「こんなレベルの人間と、自分は全然違う・・・」とシャットアウトする前に、その思いを一度脇に置いて、神レベルの人間の発言によく耳を傾けてみましょう。

神レベルとは言え、この人だって人間です。

I had no idea what I wanted to do with my life and no idea how college was going to help me figure it out.

大学の授業に興味を持てず、何をどうしていいのかわからないまま、自分が何をしたいのかわからないまま、大学を辞めた。ここら辺は、割と多くの若い世代と通ずる部分ではないですか?

 

And here I was spending all of the money my parents had saved their entire life. So I decided to drop out and trust that it would all work out OK.

フラフラしたまま、金のない親が生涯をかけて貯めた金を学費に投じるのは勿体無い、後ろめたいとジョブズは思ったのです。そして、彼は大学を辞めた時に、「trust that it would all work out OK.(これでいいんだ、これでうまくいくんだと信じた)」と言っているのです。

これは、ジョブズも多様なり不安や心配がある中、自分に言い聞かせたという心情が読み取れるものです。

往往にして天才は、外部から見た時にやたら持ち上げられます(逆に言えば、大衆は場合によってはやたら人をこき下ろします)。しかし、その渦中にいる天才は、当たり前ですが一人の人間なのです。感情も、思うこともあるはずです。

外部の話ではなくて、本人が当時どう思ったのかを語っているというところに注目してください。

そして、ちゃんと言葉に耳を傾けてください。

trust that it would all work out OK.

大きな決断をした時、「信じた・自分に言い聞かせた」部分があったという部分では、ジョブズ級の人間も、そこらへんの人間も同じだと思いませんか。

何の気苦労もなく、決断したわけではないですよ。

「特にこれといった気持ちがあるわけではないのに、親に学費を使わせて申し訳ない、自分も大学には興味を持てない、だからやめよう。これでいいんだ、これでうまくいくんだと信じよう。」っていう気持ちだったわけですよ、あのジョブズも。

実に人間的ではないですか?

 

It was pretty scary at the time, but looking back it was one of the best decisions I ever made. The minute I dropped out I could stop taking the required classes that didn’t interest me, and begin dropping in on the ones that looked interesting.

見てください。

「It was pretty scary at the time(その時はとても怖かった)」ですよ。

ジョブズが、その時はとても怖かった、と言っているのです。あのジョブズも怖かったんですよ、大学を辞めるのが。自分の直感に従うのが。

ジョブズは自分が興味が持てない授業を受けることを辞めて、自分が興味が持てそうな授業を受けたと言っています。ジョブズのサクセスストーリーを知らない人のために解説しますが、ジョブズは通っていた大学を辞めた後、大学の中で興味が持てそうな授業だけを「こっそり」と受講していたんですよね。

ここら辺から、凡人とジョブズが分かれてくる点です。

自分の直感を信じて、「大学という、一般的に『ちゃんと出た方が良いとされている道』を捨てた」「自分の直感・興味に従って自分で道を選んだ」という部分。言うならば、誰もが敷かれたレールの上を走っていますが、ジョブズは自分の手で操縦桿を握り、道を変えたのです。

私も、「日本の学生が一番はじめにやる、人生に対する意思決定」と言われる高校受験の時に、自分の意思でめちゃめちゃ頭の悪い高校に行きました。ある意味、アカデミックなキャリアというか、典型的ルートをドロップアウトしたのです。その時、当然ですが「怖かった」ですよ。

どうですか。

ここら辺は全然、普通の領域だと思いません?

まず一番はじめは、「怖いけど、一般的に良しとされているようなルートだったり、人から『えっ?』って思われるような道に、自分の意思で行くことを決める。そして恐怖に耐えながら決断を信じる。」というところからスタートなのです。些細と言えば些細、大きな違いと言えば大きな違いです。

そして、このレベルは誰でもできるでしょ。

でも、これで人生は決定的に分かれてきます。

 

どうですか?

 

注意が必要なのは、ジョブズは「何かやりたいことがあった」から大学を辞めたのではないですよ。

なんかこれって違うよね、って言って大学を辞めたのです。

そして、

and begin dropping in on the ones that looked interesting.

面白そうに見える、興味が持てそうだと思えることをスタートしたのです。注目すべき点は、面白そうに「見える」という点です。ジョブズが決断した時は、そういう、漠然とした感じだったのです。

実はここも、大方の凡人と何かをやる人の違いが生まれる点です。大方の人は、確信なり絶対的な道筋が見えるまで、決断しません。3つ先の信号まで青になることを待っている。でも、考えてみてください。言ってみれば、そういう思考だからこそ、敷かれたレールの上に乗ってボケーっとしてきたんだろうし、そういう思考だからこそ何も見つけきれてないのです。

天才ジョブズも、見切り発車しているのです。

 

はい。で、注目すべきはこの後!

この後、「ポンポンポン」と成功したら、トントン拍子でいったら、「あー、やっぱすごいですねー」で終わりですよね。

しかし、ジョブズはなんと言っていますか?

It wasn’t all romantic. I didn’t have a dorm room, so I slept on the floor in friends’ rooms, I returned Coke bottles for the 5¢ deposits to buy food with, and I would walk the 7 miles across town every Sunday night to get one good meal a week at the Hare Krishna temple. I loved it.

「良いことばかりじゃなかった」って言っているじゃないですか!ほら!

学生寮に部屋はなく、友達の部屋の床で寝かせてもらったと言っているのです。しかも、コカコーラの瓶を店に返して得たお金で飯にありついたと言っているのです。つまり、ホームレス風マネタイズです。しかも、ですよ。毎週日曜日に11km歩いて寺院に行き、良い食事にありついたと言っているのです。

11kmですよ!!!

 

11kmがわからない関東のみなさん、こちらをどうぞ。

これが渋谷駅から半径11kmの範囲です。

 

11kmがわからない関西のみなさん、こちらをどうぞ。

はい、これが大阪駅から半径11kmの範囲です。

 

繰り返します。

お腹をすかせた若き日のジョブズが、ご飯にありつくために毎週日曜日に歩いた距離がこれです。

 

 I decided to take a calligraphy class to learn how to do this. I learned about serif and sans serif typefaces, about varying the amount of space between different letter combinations, about what makes great typography great.

It was beautiful, historical, artistically subtle in a way that science can’t capture, and I found it fascinating.

None of this had even a hope of any practical application in my life. But 10 years later, when we were designing the first Macintosh computer, it all came back to me. And we designed it all into the Mac. It was the first computer with beautiful typography. If I had never dropped in on that single course in college, the Mac would have never had multiple typefaces or proportionally spaced fonts. And since Windows just copied the Mac, it’s likely that no personal computer would have them. If I had never dropped out, I would have never dropped in on this calligraphy class, and personal computers might not have the wonderful typography that they do. Of course it was impossible to connect the dots looking forward when I was in college. But it was very, very clear looking backward 10 years later.

 

自分の興味や直感に従って大学を辞め、フラフラしながら自分が面白そうと思うもの、面白そうに見えるものに時間を費やしていましたジョブズ。

そして彼は「カリグラフィー」に出会います。

彼はカリグラフィーの、「美しさ、歴史を有するところ、繊細さをもち芸術的だったところ」に惹かれた、「そこには科学(や論理・理屈)では捉えきれない何かがあった」と言っています。

そして、それに惹かれている間は、

None of this had even a hope of any practical application in my life.

「一体それが自分の人生に、どういう実用的な応用があるのかがわからなかった」と言っています。

言ってみればこれは、大学に普通に通っていた人が大学を辞めて、なんとなく美しい絵を見つけてその絵の描き方を勉強するようなものです。結構、リスクというかチャレンジングですよね。

 

あなたには、自分の興味や直感に従って、「一体それが、自分の人生にどういう実用的な応用ができるかわからないもの」に時間を投じる勇気がありますか?

ここら辺で、ジョブズクラスと凡人の差は別れます。

多くの人がこういう時に考えるのは、「金になるかどうか?」でしょう。金になりそうなことばかりを追いかけて、安直に何かを追ったり勉強します。そこにはある種の不安があるでしょうし、結局、本質的にはそれは、レールの上を走っている人生と同じです。結局また、別のレールに乗っただけです。

 

ジョブズ曰く、若い時に純粋な興味や直感に従って得たものは、10年後に役立ったと言っています。

そもそもジョブズがやったことというのは、大企業や一部のギークのものであったコンピュータを「パーソナルなもの」、つまり「パーソナルコンピュータ(パソコン)」にして、そこにユーザーフレンドリー性を出したということです。多くの人は今のパソコンしか見ていないので、原型がわからないと思いますが、本来のコンピュータというのは実に無味乾燥としたものです。

(GUIが無かった頃のコンピュータとか知ってますか?)

今のパソコンにユーザーフレンドリー性があったり、無味乾燥としたものではなくてアート性が感じられるのは、ジョブズの感性のおかげであり、そしてこれはジョブズが若い頃にフラついていたおかげなのです。フラついてアートの世界に傾倒していたおかげなのです。

(実は、ジョブズは若い頃にボブディランの音楽を大量に持ち歩いていたそうですが、その時の経験から後にipodが生み出されています。発売当時のキャッチフレーズは「1000曲をポケットに」です。)

 

Of course it was impossible to connect the dots looking forward when I was in college. But it was very, very clear looking backward 10 years later.

「もちろん、自分がやっていたことが将来どう役に立つのかなんてあらかじめ見通せていたわけではなかった」と言っています。しかし、後になって振り返ると、その繋がりは実に「鮮明」であると。

 

そして、ジョブズはこう結びます。

Again, you can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backward. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something — your gut, destiny, life, karma, whatever.

将来を見通して点と点を繋げることはできない。だから、あなたは点と点が「繋がる」ことを信じて生きなければならない。何かを信じて生きていく必要がある。

 

Because believing the dots will connect down the load, it gives you confidence to follow your heart.

なぜなら、点と点が繋がると「信じる」ことは、あなたに、自分の心に従う自信をもたらすから。

おおお!!!!!

これこそまさに、自分らしい人生、生き方を送るコツでしょ!!!!

 

even when it leads you off the well-worn path, and that will make all the difference.

たとえそれが、整備されたようなキラキラな道を外れてデコボコ道だったとしても、それが「違い」をつくる。そもそも、フツーの生き方・レールにハマっていたんじゃ「違い」は生まれないわけです。

 

ジョブズの話は、基本的に「人間万事塞翁が馬」です。

2番目の話も、1番目と同じくそういう感じです。

つまり、人生で起こることというのは、長い目で見ればどうなるのかわかんないよ、ってことです。だから、臆することなく自分の信念を持って生きろ、ってことです。必ず、点と点とが将来的に結ばれると信じろ、と言っています。

もちろん、その信念がグラつく時もあります。

Sometimes life hits you in the head with a brick. Don’t lose faith. I’m convinced that the only thing that kept me going was that I loved what I did. You’ve got to find what you love. And that is as true for your work as it is for your lovers. Your work is going to fill a large part of your life, and the only way to be truly satisfied is to do what you believe is great work. And the only way to do great work is to love what you do. If you haven’t found it yet, keep looking. Don’t settle. As with all matters of the heart, you’ll know when you find it. And, like any great relationship, it just gets better and better as the years roll on. So keep looking until you find it. Don’t settle.

 

人生では、時々、レンガで頭をガツーンと打たれるようなことが起こると。

そんな時、人は挫けたくなります。

でも、ジョブズはこう言っています。

 

「Don’t lose faith.(信念を見失うな)」

そして、自分が選んだ道を続けられた理由は、その道が好きだったから。ジョブズはそう言っています。

ジョブズは、若いうちから情熱を注ぎ込んできた、いわば自分の「子供」のような会社を30歳の時にクビにされています。さすがにその時は凹んだようで、数ヶ月の間は何をしていいのかわからなかった、と。また、映画でも再現されていましたが、周りの人と衝突したり、見放されたりしてもいます。本人が語るように、恥ずかしかったとも言っています。

わかりますか。

very publicly out、ですよ。有名人だったわけですから、みんなの前で「クビにされた」のがわかる状態だったわけです。ジョブズからしたら恥ずかしいことこの上ない。

I was a very public failure, and I even thought about running away from the valley.

あまりにも失敗者として知れ渡っていたので、シリコンバレーから逃げようかとも思ったと言っている。

ジョブズも、それぐらいの失敗をしているのです。

But something slowly began to dawn on me — I still loved what I did. The turn of events at Apple had not changed that one bit. I had been rejected, but I was still in love. And so I decided to start over.

しかし、大きな失敗や信念を見失いそうになることがあっても、ジョブズは自分の中で、自分のやっていることが好きだってことが「わかった」から、やり直そうと思えたわけです。注目して欲しいのは、ジョブズも「逃げ出そうと思った」んだけど、時間が経つにつれて、自分の選んだ道が好きだったことが「わかった」という点ですね。

逃げようかな、とも思ったけど、時間が経つにつれて、「やっぱり好きだな」ってのがわかった。

 

ジョブズは、各種インタビューで、「金のために仕事したことはない」「情熱の持てることをやれ」「金を追って成功した人間を見たことがない」ということは、一貫して語り続けています。そして、その理由は、

  • それが人生に満足する方法だから
  • 良い仕事をするための方法だから
  • 諦めずに続けられる方法だから

だそうです。

ジョブズの話を聞いていると、結構な苦労人であることがわかります。彼を天才どうのこうの言うまでに、彼がやっていることを注目すべきです。世の中の凡人は、凡人のくせに、「ご飯を食べるために毎週11km歩く」こともしてないでしょう。ね。

ジョブズは、山あり谷ありの人生を送ってきたからこそ、

  • 信念を持つことの重要性
  • 好きなこと、情熱が持てること、興味があることをやる重要性

を繰り返し語ります。彼自身、たくさん恥をかいたり、失敗したり、嫌な目にあったりしているのです。

 

ジョブズの話はリアルです。

現実的です。

 

人生甘くない、大変、辛いことも恥ずかしいこともある、だからこそ、信念や情熱を持たないとやっていけないだろ、って話をしているのです。

これは、子供に愛情がないと子育てなんて大変なことはできない、って話と非常に似ています。

この記事でも紹介しましたけど、ジョブズが信念や情熱を強調するのは、「人生が大変だから」なのです。非常に現実主義的です。リアルな体験に基づく教えなのですからね。

「好きなことやってお金稼ごうぜ〜」とかそういう軽いノリの話じゃないです。

人生は大変だ、だからこそ、興味や信念や情熱を持たないとやっていけないだろ、結果出せないだろ、続けられないだろ、恥ずかしい目にあった時や失敗を前にして逃げ出すだろ、人と違うのが怖くなったり、人目を気にして何もできなくなるだろ、って言っているのです。

 

わかりますかね。

 

 

 I’m convinced that the only thing that kept me going was that I loved what I did. You’ve got to find what you love. And that is as true for your work as it is for your lovers. Your work is going to fill a large part of your life, and the only way to be truly satisfied is to do what you believe is great work. And the only way to do great work is to love what you do. If you haven’t found it yet, keep looking. Don’t settle. As with all matters of the heart, you’ll know when you find it. And, like any great relationship, it just gets better and better as the years roll on. So keep looking until you find it. Don’t settle.

 

愛することだったから続けられた。だからあなたもそういうものを見つけてください(レンガで頭をガツーンとされるようなことがあっても、続けられるようなことを)。

ジョブズの話は、生き方全般の話です。

なので、

  • 人生に満足するためには自分が良いと思える道を行くこと
  • そして偉大なることを達成するためには自分の道を愛すること

というふうに解釈しても良いでしょう。

もしあなたが、今現在やっている仕事に関して、満足できていないとしても、愛するように意識すれば偉大なる働きができることは期待できるでしょうね、このジョブズの話に沿えば。

私も経験がありますが、「満足はできない仕事」であっても、仕事の中に愛ややりがいを見出して動けば、良い働きはできるものです。少なくともパフォーマンスは上がります。ただし、満足度が上がる保証はないですけど。笑

そして、ジョブズはこう言います。まだ見つけてないなら探し続けろと。

 

 

When I was 17, I read a quote that went something like: “If you live each day as if it was your last, someday you’ll most certainly be right.” It made an impression on me, and since then, for the past 33 years, I have looked in the mirror every morning and asked myself: “If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?” And whenever the answer has been “No” for too many days in a row, I know I need to change something.

Remembering that I’ll be dead soon is the most important tool I’ve ever encountered to help me make the big choices in life. Because almost everything — all external expectations, all pride, all fear of embarrassment or failure — these things just fall away in the face of death, leaving only what is truly important. Remembering that you are going to die is the best way I know to avoid the trap of thinking you have something to lose. You are already naked. There is no reason not to follow your heart.

 

毎朝、鏡で自分を見つめて、

「もし、今日が最後の日だったら、それでもあなたは今やっていることをやりたいですか?」

そして、これに対して「NO」が長い日数続くようであれば、何かを変える必要がある。

 

これは、大きな決断をする上で非常に使えるツールになる。

なぜなら、

  • 外部の期待
  • 誇り
  • 恥ずかしさ
  • 失敗への恐怖

など殆んどすべてのことは、「死」を前にすれば一瞬で崩れ去ると。

何かをやれば、「何かを失う」と思いがちですが、その思考の罠に陥ることを避ける方法は、死を意識すること。

 

ジョブズに、「You are already naked.(お前はすでに裸だろ)」って言われちゃー、ぐうの音も出ませんよね。笑

ジョブズより「失うものが大きい」ものを抱えている人間なんていないでしょ、っていう。笑

失うものを恐れてビビっている人は、恥ずかしくなりますよね。

 

死を前にすれば、本当に重要なものだけが残る。

 

これは、常に胸に留めておきましょう。

我々は、常に流されがちですからね。


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。