
一生懸命登った梯子に、先がない。
その上、梯子の下から火をつけられている。
それがサラリーマンだ。
学校でいい成績を取り、大学院に進み、40歳までに仕事である程度の成功を収めたが、やがて賞味期限が切れ、ずるずると落ちていった人がたくさんいる。
彼らは、彼らのやり方が通用しなくなっていった。
1番怖いのは、
- 銀行
- 証券会社
のような、給料が良い仕事だ。
入った時はウハウハだ。世間体も良い。
しかし、比較的早い段階で出世競争が決する。
その上、転職先が限られている。
会社を辞めたところで、会社で学んだことで独立も起業もできない。この点で、「ワープア」扱いされやすい飲食や美容師とは違うところだ。彼らは比較的、独立しやすいのだ。
梯子を登ることに人生を捧げているのに、
梯子の先がないと気づくこと以上に絶望はない。
行き止まりだ。
そして元にも戻れない。
やり方を変えられないまま、気づけば、自分の子供と同じ年齢の人たちと、限られた席を巡って競い合う。仕事を奪い合う。
結局は、サラリーマンレースは、
「出世の頂点まで上り詰めた」
人間か、
あるいは限界を感じて、
そこからの離脱を画策しつつ、
できるところまで会社にしがみついて会社の給料をうまく転用してキャリアチェンジしたものしか報われない、とも言える。
出世 or DIEは嘘じゃない。
35歳くらいまでは、
出世もそこそこに、
ダラダラ生きてる生き方が、コスパが良いように感じるかもしれない。
いや、会社によっては、45歳くらいまではそのスタンスでいられるかもしれない。
だが、後から気づくのである。
コスパ、タイパを追求し、
ダラダラやってきた、
半端な年老いたサラリーマンに、
後先がないことを。
これからどうしていいかわからない。
そして、それなりの学歴、それなりの経歴だった人が、
高校生と同じ職場でバイトをするようになる。
マクドナルドに落ちてくる・・・・。
修士号や、博士号を持っているのに、
なぜか劣悪な仕事に応募する・・・・
みたいな人がいる理由も、こんなところである。
会社というのは、
ざっくりいうと、
7割はソルジャーだ。
上位5%が、「会社のリソースを積極的に割り当てて育成する人たち」であり、実際このパーセンテージが将来の部長以上になる。
となると、
「ソルジャー以上、上位5%未満」みたいな人たちはというと、
課長、係長になれるかな・・・
みたいな人たちだ。
いい大学にいき、いい会社に入ると、会社に体力があるもんだから、
世間よりも高い給料水準で、
定年までしがみつけることがある。
たとえ、業務中にマインスーパをしていても。
無能でもクビにならない。
だから、平社員でも、課長でも、勤めきれば、それなりにそこそこの人生のケースがある。
一方で、地方の中小企業だと、部長職まで登って定年まで働いたとしてもその水準に満たないことがある。
ただ、今の時代、
日本を代表する会社ですら、
平気で傾く時代だ。
リストラもガンガン行われる。
だから、それなりに大きい会社に入ったとしても、安心できない。
正直、今の時代は、
会社に入ったこと自体がトップエリート扱い
されるような会社じゃないと、しがみつくのはきついかもしれない。
出世できない窓際でもそれなりの人生の人たちは、エントリー時点で頑張っていたり、そもそもハイクラス集団の中で溢れてるだけだったりする。
いってみれば、
受験勉強を頑張る、
いい大学に行くというのは、
そういうことを目指してる、とも言える。
良い大学を出ていると、選択肢がある。
それだけじゃなく、体力がある会社に入れることが多い。
だから、入って仕舞えば、
その先で落ちこぼれても、
ある程度は、保険になるかもしれない。
一方で、当然のことながら、
名だたる大学を出ても、
修士でも博士でも、
「マクドナルドコース」
「トラック運転手コース」
「タクシードライバーコース」
「介護コース」
になる人たちはたくさんいる。
当然だが、いわゆるサラリーマンレースに落ちこぼれると、転職する際、
人手不足業界
に行くしかない。
若者も行きたがらない上に、慢性的に人不足になっているような業界、世界だ。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。



