人生全般における真理じみた話ですね。 女を追うにしろ、仕事を追うにしろ、高嶺の花を追うのか否か、という話があります。   高嶺の花っていうのは素敵です。なぜなら、高みの美しさ・素晴らしさ・華やかさ・綺麗さを見せてくれる。そして、人はそれに憧れる。惹きつけられる。普段では味わえないような世界を見せてくれる。自分の気分と気持ちを高めてくれる。 何より、素敵な高嶺の花というのは、はるかに下に位置する人にも、まるで「近しい存在」かのように接してくれます。素晴らしい神対応をしてくれる。そこに、人は感動する。虜になる。   でも、高嶺の花にはライバルが群がります。「自分だけがこの子を見つけた」「自分だけがこの子の良さに気づいた」「この子は自分だけと仲良くしてくれてる」なんて、追いかけている側は思うわけですが、実際はそんなこと、ない。みんながこの子に目をつけているわけです。そして、無