【オレの広告論(5)】 現代サッカーと現代広告には、無駄がない
柏木陽介という元サッカー日本代表選手が 現代サッカーはつまらない と言って引退した。 中村俊輔と小野伸二も似たようなことを言っていた。 現代サッカーはフィジカルが要求され、昔のようにファンタジスタがおらず、中盤がタイトである。代表で言うと、中村俊輔政権から、本田圭佑・遠藤保仁政権に移った頃から変化したと言える。 昔の日本の広告を見ていると、サッカーと同じことが起こっている。 昔の日本の広告はファンタジーが溢れていた。 キラキラしていた。 広告に出る人も、芸能界も、広告代理店も、そして一般人もキラキラしていた。 おそらく、厳密な広告効果検証はされなかっただろう。そして、経済が豊かだから、広告をやればそれなりに伸びた。クライアントもガバガバだった。消費者もそうだ。大抵はブランドイメージ、ということで許容された。 しかし、時代が変わってしま (さらに…)