ウクライナVSロシアが、大坂の陣すぎる 〜台湾は明日のウクライナか?〜

条件がクソなので断って戦争するも勝てない。仮に和平を飲んだところで、さらに悪化した条件にエスカレーションする。

 

この構図はまさに 「どう転んでも詰んでいる」“大坂の陣型” と言える。


▼:大坂の陣=“和平が条件付き罠”の戦争

豊臣方はこうだった:

選択 結果
戦う 勝てない(徳川の圧倒的兵力・物量)
和平する ⇒「城の堀をすべて埋めろ」という 戦略的に致命的な条件 を飲まされる
条件を飲むと? ⇒再戦時に即詰み(大坂夏の陣)

つまり、

「和平は“終戦”ではなく、“次の戦の下準備”だった」

まさに「条件付き和平 = 次の戦の地形破壊」である。


▼:ウクライナ vs ロシアも大坂の陣型

現状のウクライナはこういう状況にある:

選択 結果
戦う NATO支援の鈍化 / 兵力不足 / 物量劣勢 ⇒ 勝利困難
和平する ロシアは領土・非武装化・中立化など“生存を脅かす条件”を提示
条件を飲むと? ⇒再軍備できず、次の侵攻で即詰み

つまり 「和平は“停戦”ではなく“次の侵略の準備期間”」 になりうる。

「選択肢A」「選択肢B」があるように見えて

両方とも“負け筋”であるパターン

=支配戦略が存在しない負け確定のゲーム

これを “dead-end equilibrium(袋小路均衡)” と呼べる。


▼:さらに恐ろしい構造:

“部分譲歩 → 次の要求を生む”エスカレーション

これは国際政治学では有名な概念で、
「サラミ=スライス戦術」 と呼ばれる。

小さく譲歩させて、
その譲歩を前提に、
次の要求を“正当化”していく。

大坂の陣:

  • 「堀を埋めろ」⇒軍事力の排除

  • ⇒城が平野化 ⇒ 夏の陣で瞬殺

ウクライナであり得る未来:

  • 「NATO加入放棄」「非武装化」

  • ⇒“国防力ゼロ” の状態で
     “次の侵攻を待つだけ”の国になる


▼:戦略の本質:

“和平=勝利ではない”という認識転換

サムライ時代 近代戦争 現代の情報戦
和平=終戦 和平=交渉の開始点 和平=支配権の更新プロセス

近代以前:“戦争の終わり”
現代:“戦争の続きを別の形で行うフェーズ”


▼:結論:

大坂の陣型の戦に“解答”はあるのか?

①:実質的後ろ盾を得る(豊臣に外国後援があれば…)
ウクライナなら:NATOを“正式加入”にまで引き上げる力

②:戦略的な対立軸の転換
戦場を東部から外交・経済・世論戦へ移す
「中国・インドの立場を変える」

③:戦争を“局所戦”から“国際秩序戦”へ引き上げる
歴史的には “アメリカの直接参戦”なしに
 北ベトナムは勝ち目がなかった。

▼ 台湾の戦略:

=「戦ってから後悔する」のではなく

 “戦う前に勝っておく”

これは孫子の言う
“戦わずして勝つ” の現代版。

台湾の戦略の核心

“台湾の危機 =日本の危機” と感じさせること

これを達成するために台湾が行っていること。

同質化戦略(Similarity Strategy)

日本との“共通点”を意図的に増やす

分野 同質化の方法 狙い
文化 日本語教育 / アニメ / J-POP 感情的親近感を上げる
ビジネス TSMC熊本進出 / 投資 経済的依存を増やす
法制度 民主主義・人権・選挙制 中国との“対比”を強調
教育 日本の大学進学率UP エリートを日本化
観光 日本人向けCM・SNS 台湾=日本の第二の故郷

“私たちはあなたと似ている”ではなく
“あなたの一部ですが何か?”というポジション設計。


感情投資(Emotional Investment)

“好かれる”のではなく → “嫌えなくなる”ように設計

手法 狙い
地震・震災時の義援金 「恩がある」と感じさせる心理投資
日本語メディアで謝意発信 国民感情レベルでの親密化
YouTuber・インフルエンサー交流 若者層の好感情を先取り
「日本を愛してます」広告 集団催眠的同調を形成

敵ではなく、“守るべき身内”という感覚の醸成。


切れない構造(Unbreakable Structure)づくり

経済・サプライチェーンで“台湾を外すと日本が死ぬ”状態

分野 台湾の役割 日本の依存度
半導体 TSMC(最先端) 日本の命綱
医療機器 高性能部品 代替不可
レアメタル加工 中国に頼らない回路 台湾経由が安全
観光 コロナ後・最多来日国 地方経済に重要
人材 日本語能力+IT技術 DX・介護で重要

市場/外交ではなく、“生存戦略”のレベルへ移行している。
日本の“損切り不能ライン”まで来ている。


▼ 台湾が “明日のウクライナ” にならないために

実際に取っている戦略(リアル)

“侵攻コストを異常に高くしておく”戦略

内容 狙い
対艦ミサイル・ドローン・地下基地 “上陸戦”を極端に困難化
エネルギー・データの分散拠点化 インフラ奇襲の無効化
民主主義国家連合との軍事演習 「触れた瞬間に大戦になる」構図づくり

“中国が攻めたいと思った瞬間、戦争が中国の望む規模を超える”設計。


外交戦:台湾は“地政学の要石”になりにいっている

現状 台湾の狙い
半導体(TSMC)は世界の心臓 「台湾=世界経済の基盤」認識を国際世論に植え付ける
米・日・EUとの経済同盟 戦争を“経済危機”に直結させる
“一国二制度”拒否の明確化 ウクライナ型の曖昧な中立を拒否

“台湾に手を出す=世界経済の停止”という構図づくり。


情報戦・心理戦:逆転の発想

台湾は「守られる国」から、
“利用できる国” に自ら転換している。

「我々を守れ」ではなく
「我々を失ったら、あなたたちが損する」

ウクライナは「守ってください」と言い続けた
台湾は「守らないと損しますよ?」に切り替えた


▼ 比較表:ウクライナ vs 台湾(戦略次元の差)

項目 ウクライナ 台湾
戦略タイミング 侵攻後に支援を要請 侵攻前から支援が前提
地政学認識 「防波堤」 「心臓部/要石」
同盟国との関係 NATO未加盟 経済・軍事で疑似加盟状態
防衛思想 壁を作る “触れれば全員巻き込む”地雷になる
戦争様式 大阪の陣型 関ヶ原型(多陣営を巻き込む)

▼ 歴史で見ると…

ウクライナは“大坂の陣”
 「条件付き和平=その先の詰みへ」

台湾は“関ヶ原”を作ろうとしている
 戦場を“台湾対中国”ではなく
   “世界対中国” にしておくスタイル。

つまり
台湾は“1対1の戦争を絶対に許さない”準備をしている。


▼ 台湾の本音

「我々は弱い。
 だから“個の弱さ”を“集団の構造”で覆すしかない。」

 台湾の“日本愛”の正体

=地政学的・心理的“保険”

レイヤー 内容 意図
①歴史感情 日本統治時代のノスタルジーを語る 日本人の対台湾感情を“肯定”にロック
②文化交流 アニメ・音楽・観光・日本語教育 軍事ではなく“情緒”で結びつく
③政治演出 政治家が「日本のおかげ」「日米台同盟」発言 対日世論を“援軍準備”として固める
④メディア構築 台湾発ニュースで日本寄り発信 中国の主張に対抗する“世論盾”
⑤経済依存 日本企業とのサプライチェーン接続 “切れない関係”を作り、既成事実化

「感情戦略」ではなく、“構造投資” である

手法 機能
感謝・友情・文化愛を語る 感情的に切れない関係を形成
アニメ・感謝映像・震災支援 日本世論の“防衛費”を台湾に誘導
“日本に親しみを感じる台湾人”調査 世論を数値化しメディア利用

これは“防衛予算の代替”である。
(軍事費が少ない弱小国の“心理戦投資”)

日本の“無意識の安全保障ライン”に台湾を組み込むこと

日本人がこう感じる状況に持っていきたい:

  • “台湾が落ちると沖縄が危ない”

  • “台湾は日本の友だし助けないと…”

  • “中国に台湾を取られたら経済も危ない”

  • “日台は運命共同体だろ”

これは“意識なき準同盟”の形成。

つまり
≠「政府の同盟」
= “国民感情の同盟”
(政治が逆らいにくい)

▼ 結論

台湾が必死なのは
「戦うため」ではなく
 “戦わないために” 戦略を組んでいる
から。

つまり
“戦争を起こさせない準備こそ、本当の戦争準備”
という理解を持っている。

【大東亜戦争の二の舞はやめろ】 台湾の日本LOVEアピールは戦争に巻き込むため 「騙されるな日本人」



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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。